夜更かしの皆さん、こんばんは。
木曜日担当のJUNICHI YANAIです。
さて、先日BEAMS PLUSディレクターでもある溝端(MZO)からもお知らせがありましたが、
今週末はコチラが控えています。
BEAMS PLUSにまつわるヒト・モノ・コトが発信される『プラジオ』。
2021秋冬シーズンのBEAMS PLUSから、今までBEAMS PLUSに関わってきた方々のお話。
恐らく・・・ここでしか聞けない内容が盛り沢山かと。
自分もどんな放送になるのか、楽しみで仕方がございません。
番組表を見るだけで・・・楽しみと何故だか緊張感も感じさせてくれる程のフルラインナップ。
お時間ある方は是非ご視聴下さいませ。
さてさて、本日ご紹介するのは
まさにシンプルに洒落たモノ。
ここ最近はずーっと柄物が気分でしたが、今日はソリッドなアイテムをご紹介させて頂きます。

KAPTAIN SUNSHINE / 和紙 ポロシャツ
カラー:ネイビー
サイズ:36、38、40
価格:¥27,500(税込)
商品番号:11-02-0459-086
KAPTAIN SUNSHINE
ここのブランドネームを聞くとやはりパッとイメージが湧くのが
ナチュラルなAラインのクラシックフィット、一目で分かる程の素材の魅力。
正に今回ご紹介するのはシルエットと素材が見事ツボに入ったアイテムです。

先ずはスタイリングからサイズ感を・・・
昨今のゆったりとしたサイズバランスが出るフィッティング。
程良くゆとりがある身幅に加え、袖丈の長さとドロップショルダーによるスリーブの長さ。
決して全体的に大きく作られている訳でもなく、
アームホールの太さや着丈の長さは至って自然なバランスです。
スタイリングではワイドな半端丈のパンツと合わせる事で
トップスがそこまでゆったりとした見え方になりません(個人的主観ですが・・・)。
この着丈でしたらジャストサイズのストレートなボトムスとも相性が取りやすそうで、
それらのパンツだとクラシックなゆったりとしたフィッティングに見えるはずです。

昔からゆったりとしたサイズの洋服を好んで着用していましたが、
ボトムス次第でトップスの"見た目のサイズ感"が変えられる洋服ってそんなにない印象です。
もちろん、ゆとりある身幅は"見た目"だけでなく
暑がりの自分にとっては風通しの良さ、肌との接触が極力避けれる等、
そういったメリットも感じています。
魅力的なポイントの一つとして
やはりボトムスを選ばない"クラシックフィット"。
好みによっては否定されてしまうかもしれませんが、
やはり自分が愛用しているボトムス群にはほぼほぼ相性が良さそうです。

そしてKAPTAIN SUNSHINEと言えば・・・
やはり生地。
BEAMS PLUSでも今ではスポーティーな鹿の子のポロシャツから
少し上品さを出してくれるニット生地のポロシャツ、
テクニカルなプリント技術を最大現に活かしたポリエステル素材のポロシャツ・・・
ここ数年でバリエーションがぐっと増えました。
今回紹介するKAPTAIN SUNSHINEのポロシャツは商品名にある通り『和紙100%』。
最近では稀に目にする事が増えてきた『和紙』を使用した衣類。
ただ目にするのは多くが綿などと混紡させて作られており、
和紙100%の生地はとても珍しいとの事。
色々調べていると和紙を生地にする段階で、一本一本紡ぎ合わせるのが非常に困難らしく・・・
その為、基本的には生地の経糸だけ、緯糸だけとい言ったように、
生地の価格を抑える為に混紡させている物が主流との事です。
それを吊り編みにて天竺生地として作られたのが今回の和紙100%の生地なんです。
とにかく触った感じはリネンやコットンの強撚糸の様なドライなタッチ感、
天然素材だからこそのナチュラルなシワ感が特徴的です。
そもそも和紙の特徴として・・・
生地の強靭性、吸湿性、薄くシワが入りやすい。
まさに夏の衣料には最適な生地なんです。
第一印象はヘビーリネンのあのハリコシはありつつ、それよりも圧倒的に薄い生地。です。

着用によるナチュラルなシワ感はやはり天然素材の魅力の一つ。
サイズ感や生地表情の見え方は見え面だけでなく、本当に涼しく着用頂けるはずです。
アイテム単体で見るととてもシンプルですが
KAPTAIN SUNSHINEだからこその素材使いとパターンの良さで魅了してくれるポロシャツです。
コーディネートはあくまでもシンプルに
是非、上質な天然素材の魅力と、コーディネートがし易いフィッティングを体感して頂きたい一枚です。
JUNICHI YANAI