スタッフ「山田 広志(兄)」の記事

ワタシの日常着

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

まだまだ暑い日が続いておりますが、秋冬の新作が続々と入荷してます。今からレギュラー候補間違い無しなこちらを。



BEAMS PLUS デニムペインターパンツ
カラー:USED,ONE WASH
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥17,600(税込)
商品番号:38-24-0073-791


“ペインターパンツ”

BEAMS PLUS としては、久し振りな登場ではないでしょうか。ワークパンツである事に間違いは無いんですが、私にとっては、50年代を代表するパンツとしてのムードを強く感じてしまう。50年代と聞けばロカビリー。当時の日常着としてはこぞってスラックスばかりと言ったらそうではないと思う。カタログとかを見ても、デニムに革靴が何となく目に付く事がどちらかと多い。車をいじるティーンネイジャーは白Tにデニムにローファー。そんなスタイルが頭に残っているからか、このご紹介するワークパンツはあくまでも私にとっては日常着としてのムードでご提案したい。

なので、コーディネートはやはりオープンカラーシャツが鉄板なのか。いや、そんな事はなく、ティーンネイジャーを連想させるボーダーなんかも今年の気分かなぁ。


ある日の。


ただ、やはり50年代好きとしてはダイヤ、もしくはアーガイルのソックスはちらっと仕込ませたい。足下事情はサドルシューズなんかも、50年代〜60年代なムードたっぷりな演出も出来ると思っている。


そんな個人的な見解はさておき…

今回ご用意しているのは。


全体的にフェード感のある色落ちの加工モノ


一度洗ってある濃い濃いなモノ


前者はオレンジステッチ、後者はホワイトステッチと同じパンツながら、それぞれ当時のムードを踏襲したステッチを使い分けている。通常なのかは分かり兼ねますが、俗に言うハンマーループは付かない仕様になった、良い意味、シンプルなディテールが私にとっては現代の日常着に於いて過剰なスペックは必要無く、心地良いつくり。そう言えば、ワタシの持ってるビンテージのパンツも同じ仕様だったなぁ。

生地は、ムラのある糸でデニムに織られており表情のある12オンスと比較的通年着用が可能なファブリックはBEAMS PLUS で加工を施したBEAMS PLUS デニム。 ”イナタイ”  と言うコトバが合ってるのか、良くも悪くも普通に見えるデニムと言うところが、ワークパンツに見合う道具として、一般大衆に好まれたと ”こじつけ”  しながらワードローブに入れたいと思います。

是非お試しいただけますと嬉しいです。

YAMA

気分晴れやか。

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

さて、こちらのインディアンジュエリーフェア、残すところ、この週末2日。実は、期間中行ける限りはビームス メン 渋谷へと出向しておりまして。顔馴染みの方々にもお越し頂き、あーでもない、こーでもないと洋服に合わせながら楽しんでいただき嬉しい限りです。最終日の日曜日もスタンバイしておりますので、お気軽にお越しいただければと思います。

前置きはこの辺りで。今日ご紹介するのはこちら。


BEAMS PLUS ネップボーダーTシャツ
カラー:WHITE,OLIVE,NAVY
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥7,480(税込)
商品番号:11-04-1049-156

BEAMS PLUS 、夏のど定番であるボーダー。ここ数年は、特にディレクターの嗜好が強く、年々ラインナップが増えているように感じる。それは、色から柄、素材から編み立てまで拘りぬいたオリジナルファブリックで BEAMS PLUS ボーダーとでも言いましょう。

そんな数あるラインナップの中から梅雨明けの天気の良い日に衝動買いしてしまったTシャツ。




こちらもどうやらスタッフ被りで、何だか盛り上がりそうな気配。アースカラーのそれは、土を連想させる色をベースに、赤いラインに白が効かせてある。まるで自然を感じさせるような配色にグッと食指が動いてしまい、インディアンジュエリーやレザーアクセサリーとも相性良さそうとくれば…いい意味その野暮ったいカラーリングがまたデニムやミリタリーパンツとの相性もいい訳で…

ある日の。

さらに素材感も肝で、ネップ糸を使用した特徴的なムラ感と毛玉のように見える表情のある生地は、あたかも長年着古したような風合い。柔らかい着心地も”ヨレっ”とした雰囲気が更に魅力を高めてくれているのではないでしょうか。一色ばかりおススメと言う訳ではありませんよ。

他2色のご用意。



ネイビーはオトナにタックインスタイルなんかも良さそうだし、イエローが効いたホワイトは、カットオフのショーツで、リラックスムードなんかもいい。ボーダーと聞くと、ティーンネイジャーが着るような何だか若々しいイメージ、それとはまた違うスタイリング表現を楽しめるのではないでしょうか。是非お試しいただければ嬉しいです。

YAMA

不甲斐ない…

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

さてさて、始まりました。インディアンジュエリーフェア。


ビームス メン渋谷にて16日からスタートしております。先週のプラジオでも少しこのチームであれこれと話しています。まだお聴きになられていない方はこちら。是非とも時間潰しにでもお聴きください。

本題に入ります。いつも通り横目で見守っていただけると幸いです。今日はこちら。


何やら、原宿で盛り上がっているシューズの一つ。それにはやはり理由もあったりなかったりする訳で…

軍の納入ファクトリーメーカーでも知られる老舗の名門で作られたBEAMS PLUSのワークシューズは、USPSに支給されていたモデルをベースに作り上げた拘りの逸品。


アッパーにはオイルが多分に入った牛革に、4本のステッチがワーク顔にぴったりの安心と耐久性を感じる作り。その武骨な表情と、ツマ先はボリュームがありながらややスウィングした木型がスマートさも兼ね備えている。故にアーチ部分のフィット感は高く、ツマ先はストレスなくゆとりある木型は見た目の期待をかなり裏切ってくれたのも、やみつきのポイントか。一旦足入れしたものなら、スニーカー感覚で履ける軽い着用感とレザーライニングによる快適さは、是非オススメしたい。勿論グッドイヤーウェルト製法で、ソールの交換も可能。それでいて、3万円台の素晴らしいコストパフォーマンス。さらに何とアメリカ製とくれば、いつまでご案内し続ける事が出来るのか…

アメリカ製と言うのもこのシューズの魅力の一つでしょうか。このフレーズは、BEAMS PLUS贔屓の方々にとっても嬉しいポイントかと。特段きめ細かさがある作りとは違い、そこはさすがにインチの世界。


ステッチ一つとってもいい意味、大らかさのある作りが惹かれるところなのでしょうか。アメリカ製が好きな方々はどういったところが魅力的なポイントなのか、是非聴いてみたいところです。

私が入社した当時から、BEAMS PLUS のシューズとしてラインナップされている、そんな名品シューズが再燃しています。お恥ずかしながら、所有した事がなく…今回購入に踏み切ったのは、ワークシャツの足元としてはやっぱりワークシューズ。今でこそ、あらゆるスタイルが行き来する現代に於いては、直球スタイルこそ、新鮮かなぁと。現代のムードは、取り入れながら改めて表現出来ればと勝手に思っている次第です。勿論自由にスタイリングすべきなんですがね…

もっと早く出会いたかった。

是非一度足入れしてみてください。

YAMA

オトナだからこそ

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

いつも通り横目で見守っていただけると幸いです。今日はこちら。


BEAMS PLUS インディゴボーダーポロ
カラー:BURGUNDY,GREEN
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥13,200(税込)
商品番号:11-02-0448-156

ここ最近、特にビームス プラス 有楽町を中心に盛り上がりを見せている、襟付きのスポーツシャツ。アメリカントラディショナルを提案するお店としては、当然といえば当然なんですが、襟があるとやっぱりきちんと見えるのは羨ましくもあり…。勿論、ビームス プラス 原宿もMunsingwear の別注リリースを切っ掛けに何だか気になるアイテムに急浮上なスポーツシャツ。お店のスタイルに落とし込むとなると、やはりスタッフのコーディネートはミリタリーパンツ選びがち。そんな私たち、原宿のスタイルに、ぴったりな要素を携えてやってきたのはインディゴ使いのボーダー。ボーダーと言うと、何だかティーンネイジャーのイメージ。さらにそれが、アイビーカラーを彷彿させるカラーリングとなると…ただ、細めのピッチ幅と、インディゴが際立つネイビー色がそれを解消してくれると思っている。



よく見るとネイビー部分はインディゴ糸のバーズアイ。異なる編み地を組み合わせてボーダーに編み立てた、ビームス プラス ファブリックは唯一無二でしょうか。私たちの言葉で言うと  ”変進開花”  を存分に楽しめる。襟付きできちんと見せつつ、武骨な要素を楽しめる。その相反する表現は至極私好み。さらにグリーン×ネイビーと言う、気分のカラーコンビネーションとくればワードローブに取り揃えるしかない訳で…

汎用性の高いスポーツシャツだと思います。是非おススメしたい。お試しいただければ嬉しいです。

YAMA

贈りもの。

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

さて、レギュラーメンバーからお知らせがあったように、先週末はラジオ放送。お楽しみいただけましたでしょうか?アーカイブをお聴きいただけますので、是非。スペシャルなゲストをお迎えした番組から、普段オモテには出てこない方々まで、様々なお話しが楽しめます。どちらかと言えばスタッフが前のめり笑

私も僭越ながら登場していますが、大先輩方をお迎えしてのトークはかなりの緊張。温かい目で見守っていただけますと幸いです。

さあ、父の日を迎える今週はやっぱりこちらの一択でした。


BEAMS PLUS コットンリネンオープンカラーシャツ
カラー:WHITE,NATURAL,BLACK
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥12,100(税込)
商品番号:11-01-1211-139

昨年もこの時期に話したと思いますが、私の親父は70も半ばながらいまだ仕事現役。口数少ない不器用な姿は、私達兄弟にはしっかり受け継がれてます…が、職人気質、背中で語る親父の姿に心配もありながらいつまでも元気で過ごしてもらいたい。

バブル全盛。レーヨンだか、化繊生地のドレープが強い柄か無地のシャツに肩にパッドがしっかり入ったダブルのジャケット、タック入りのトラウザーズが親父の定番スタイリングだった。シャツは開襟のトップボタンまでしっかり留めて、が基本スタイル。そんな親父に向けてまず頭に浮かんだのが白の開襟シャツ。昨年は柄ものにしたから今回は無地を。

こちらは、リネンコットンの混紡生地。素材の風合いが活かされた生地は、これからの時期に重宝しそう。この手の生地はインナーに着るのと、一枚で着る、両方のバランスが個人的には大事なポイント。一枚でも薄すぎず、光沢を抑えた生地、柔らかい着心地ながら適度な厚みで透け感は抑えている。その絶妙なバランスが、インナーに着てもゴワつき過ぎず軽快過ぎず快適。リネンの表情だけだと勿論清涼感もありいいんですけどね。




今回はその粗野な生地感が最大限に活かされた特殊な染色加工を施しナチュラルに加え、染色した  ”白”  と  ”黒”  をラインナップ。あまりBEAMS PLUS にはない  ”黒”  と言う選択はいささか新鮮かなぁ。  ”黒”  色は、何だかカッコいいキザな色だと勝手に思っているので、少し抵抗感がありながら、この素材感の  ”黒”  だとそんな心配は一切必要なし。この素朴な  ”黒”  だからこそ、BEAMS PLUS スタイルにはいいんだろう。



久しぶりにスタイリングでもと。開襟スタイルを活かし直球なワークデニムをコーディネート。やはり、  ”黒”  と言う色が、いつものスタイルを変えてくれると思いませんか。素材感が武骨なコーディネートを軽快に表現してくれる。


とは言え、やはり  ”白”  が好まれそうか…早く気軽に会える日が来るといいなぁ。

YAMA


いい塩梅

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

いつも通り横目で見守っていただけると幸いです。今日はこちら。




BEAMA PLUS カットオフ チノショーツ
カラー : CEMENT,PINK,YELLOW,SAGE,SAX
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥13,200(税込)
商品番号:11-25-1781-791

ごくごくベーシック?なチノショーツ。実は少し前くらいから夏のBEAMS PLUS の顔。チノトラウザーズと言うと、すっかり市民権を得たパンツの一つ。私達、BEAMS PLUSにとっても特段変わり無く、いくつものシルエットのものをご用意しています。が、ツイルのチノショーツとなると…そこまでのバリエーションはごく僅かか。

所謂、”IVY Shorts”的なラインナップがあるのは、BEAMS PLUS をご愛顧いただいている方はご存知かと。


BEAMS PLUS アイビーショーツチノ
カラー:WHITE,BEIGE,NAVY
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥11,000(税込)
商品番号:11-25-1547-578

この若干細身の作りとシルエットは、私のデイリーウェアにとっては少し好みが出てしまうところ…

そんな心配をよそに、今回ご紹介するショーツはよりカジュアルなスタイルでの表現が可能となったと言えば揃えるしかない訳で…

張りのあるツイル生地の割には、ワタリが太い事で風通りもいい。深い股下とゆったりとしたシルエットがクラシックな雰囲気を楽しめるのも嬉しい限り。ポイントとしては、カットオフ仕様、製品染めした少し着古したユーズド感。更には脇割の縫製仕様でいい子にも見えると、あくまでもトラウザーズベース。




これだけで、プレップ感を演出するには程良いディテールでしょうか。

ただのパンツをカットしただけでは産まれないショーツとしてのシルエットと裾にステッチを施す事により解れ続けないのは言わずもがな。

  ”普通なんだけど気が効く”   

そんな立ち位置のチノショーツは思い切って夏らしく色物を楽しむのもいい。是非お試しいただけると嬉しいです。

YAMA




オトナになりきれない…

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

いつも通り横目で見守っていただけると幸いです。今日はこちら。


BEAMS PLUS コンビネーションカラーシャツ
カラー:GREY,YELLOW,BLUE,PANEL
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥18,150-(税込)
商品番号:11-01-1213-139

またかと聞こえてきそうな声は右から左に。まさしく50年代ムード漂うシャツ。当時、アメリカでは、戦後の好景気もあり歴史の中でも特に元気があったとされる時代。各地では、若者による様々な文化、風俗が開花し、あらゆるファッションが生まれたのもこの頃。こちらのシャツはその一つを代表するディテールを兼ね備えている。襟、ポケット口、袖口と見頃とのコンビネーションが特徴のデザインは、やはり開襟スタイルが鉄板。

当時の若者の憧れ、ロックンロールのアイコンスターが加速させたと言っても過言ではないロカビリースタイルから、レジャーの一つとして流行したボーリングのユニフォームとしても定着したデザインは、現代に於いても色褪せない2トーンパターン。さらにそれが  ”end of the day”  をもよぎってしまう切り替えパターンもご用意となると如何にもアメリカらしさがより加わるわけで…そんなディテールデザインには小紋柄が良く似合う。その柄、よく見ると家紋のような…




当時のやや富裕層向けに作られたと推測する雑誌で、異文化のカルチャー紹介ページにて日本の家紋や浮世絵などが掲載されていた。そこからのインスピレーションを受け、今回は小紋→家紋とアレンジしたものをプリントし、生地から作成したBEAMS PLUS ファブリックとなっている。

”高島ちぢみ”

と称されたその凸凹感のある日本産地の生地は、シアサッカーのような清涼感溢れるファブリック。柄も相まって、日本らしさを融合させた生地に。そのシボのある表情ながらしっかりと張りのある触感が特徴で夏場では快適な着心地を期待出来そう。

しっかりと現代的解釈を加えたBEAMS PLUS らしい表現のあるシャツに仕上がってるのではないでしょうか。

いい加減オトナにならないとなぁ…

是非お試しいただければと思います。

YAMA



八方美人

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

いつも通り横目で見守っていただけると幸いです。今日はこちら。


BEAMS PLUS ジップストライプニット
カラー:GREY,BLACK,BROWN,SAX
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥14,300-(税込)
商品番号:11-02-0449-156

スポーツニットシャツとでも言いましょうか。ここ最近はデイリーシーンをイメージした定番品のご紹介が続いていましたので、この特徴のあるデザインはいささかベーシック?とは捉え辛くあるかもしれません。しかし、実はこのスタイルは2シーズン目のレギュラー候補。クラシカルな要素強めな、ショートスリーブニットは、さらにフルジップスタイルと何やら  ”こなし”  を楽しめそうな雰囲気。50年代〜60年代なムード漂うアクティブなニットは、フルボタンの襟付きやポケットが誂えられたスタイル等々あらゆるスタイルが詰め込まれ、当時のメーカーがこぞって量産していたのでしょうか。カラフルなモノが多く、ストライプといった柄使い、配色から素材までも多種多様なのは、アメリカが最も輝いていた古き良き時代を感じてしまう。カラーテレビの普及、カタログもモノクロからカラーへと移り変わり行く様も影響があったんだろう。その時代のエネルギッシュなゴールデンエイジ世代は特に好んだのか、大衆衣料へと広がりを見せたとイメージしたりなんかして。なので、その特徴あるスタイルも日常着の一つとして私は楽しもうかなぁとそんな次第です。

しかしここはいささか気候の問題。半袖スタイルのスエットシャツやニットがここ日本に於いて定着し辛かったのは湿気や気候の問題も大きかったんだろう。そこはご安心を。素材はリネン混紡のコットンリネンでサラッとした肌触り。クラシカルな見た目はそのままにサイズ感や素材で現代の日常着にマッチしたアップデートは私達の18番。襟は小襟。私達の提案するスポーツコートとの相性抜群なのは言わずもがな。スポーティーにショートレングスのブルゾンなんかが私は至極好みであり、当時のムード全開なコーディネートもおススメしたい。真面目にも不真面目にも、是非お試しいただければと思います。

YAMA

乗り”こなし”たい

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

さてさて、今回も温かく横目でご覧いただければ幸いです。今日はこちら。


BEAMS PLUS シャンブレーウエスタンシャツ
カラー:SAX,BLUE
サイズ:XS,S,M,L,XL
価格:¥16,500(税込)
商品番号:11-11-5997-791

BEAMS PLUS ウエスタン ヘリンボーンチェックシャツ
カラー:BLACK,NAVY
サイズ:XS,S,M,L,XL
価格:¥16,500(税込)
商品番号:11-11-6312-791

BEAMS PLUS通にはお馴染み?なこちらのカウボーイシャツ。BEAMS PLUS 有楽町スタッフからの発信でうまれた逸品は、ボタンダウン、開襟、ワークシャツに並びスタンダードになりつつあるアイテムの一つでしょうか。カウボーイと聞くと、アメリカでは憧れの  ”ロマン溢れる漢”  の肩書き。なのは、私達のアメリカに対するイメージなのか。スクリーンを飾る西部劇の彼らの姿に触発されたのは私達だけでは無いハズ。西部開拓時代やら大恐慌時代のデュードランチやら歴史云々はさておき、そんなシャツを何よりデイリーユースで着たい。装飾の華やかなモノだと私達が提案するスタイルには主張がすぎる。日常に溶け込む事を目指し、パターンに拘ったシャツは、イメージするそれとは違い、身幅も大きなつくりで肩肘はらず気の抜けたムードで着用出来る仕上がり。台襟や、襟のバランス、裾のラウンドは秀逸だなぁ。念のため。有楽町からうまれたアイテムだと言う事はスポーツコートやタイとの相性は言わずもがな。是非アメリカントラディショナルなスタイルに取り入れていただきたい思いで作られています。そんな事を言いながらも、何の気なしに頑張らなくても羽織れるところが個人的にはいい。

デイリーユースを求めたのは数あるストアブランドからのリリースを考えると当時のアメリカも…みたいな想像も楽しめる。それがシャンブレーとなると、私達にとっては尚都合よし。生地は、これまたBEAMS PLUSではお馴染み?MADE MILL 681作製のBEAMS PLUSファブリックは、ロープ染色したインディゴ糸のシャンブレーで育て甲斐あり。今シーズンはさらに嬉しい事に何とそれがオンブレパターンで出てくるとなると、私個人的には手に入れるしかないわけで。憧れも日常もどちらも担うチェック柄は実はヘリンボーン組織で、素材による膨らみ、立体感ある表情が特徴的。特にブラックなんてまぁ見事に好み。マジメに着用してもよし、何も考えなくてもよし、なデイリーウェアになってるかと思います。是非、 ”こなし”  をお楽しみいただきたいと思います。

YAMA

アメリカ顔

深夜1時。


“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”


兄弟、隔週でお届け。


こんばんは。

山田(兄)です。

先日のインディアンジュエリーフェアはお楽しみいただけましたでしょうか。Instagramでは初めてライブ配信する等、お見苦しいところもあったかと思いますが、今後共、温かく見守っていただければ有り難いです。

今日、話せれば〜と思っているのはこちら。



BEAMS PLUS コットンリネンオープンカラーシャツ
カラー:GREY,KHAKI,BLUE
サイズ:S,M,L,XL
価格:(税込)¥17,600-
商品番号:11-11-6305-139

開襟シャツ。アメリカの日常着を代表するといったら  ”これ”  、くらいのアイテムかと思います。年代に於いて多少の時代背景を感じる襟の大きさだとか、襟の縫製仕様、ループだったりだとか、カタチだったりとかは違いはありますが、パッと見た印象は変わらない。シャツが本来下着だった事、フォーマル用途からの派生を考えれば、アメリカに於いて大きく進化したと言ってもいい合理的な要素が含まれたスタイルにグッと男心をくすぐられる。トップボタンを開けると大きく開く襟、タプっとした身幅は、着る人を選ばない。少し新しくなるとオープンカラーなのにボタンダウン仕様になんかなったりして、優等生も着用してるシーンなんかもいい。そんな当時のアップデートの模様も想像したり…それくらい、日常に溶け込んだシャツは、今も変わらずBEAMS PLUS に於いては、オックスフォード生地のボタンダウンと同様、取り揃えておかないといけないアイテムの一つなんです。ミリタリーだとか、ワークだとか、スポーツだとか、アメリカントラディショナルだとか、〜スタイルの枠に当て込めるようなシャツでは無く、デイリーウェアと言うコトバがぴったりかと思っています。それもまたアメリカらしくていいかと…決して優等生的なシャツとはならないかもしれませんが、ロックのアイコンスター、みたいにBARACUTAのブルゾンなんかも合わせてみたい。いい子ぶりたいのか悪ぶりたいのか。その塩梅を楽しめるにはピッタリなアイテムかと思います。ご安心ください。勿論、 ”らしさ”  は残しながらの現代のフィッティングに違和感なくサイズ感はアレンジ。コットンリネンのBEAMS PLUS ファブリックは、ムラのある表情に見える独特な生地感が魅力。無地のような柄のような…難しいコーディネートは必要ありません。是非お試しいただきたいところです。

YAMA

もうひとつの顔

深夜1時。


“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”


兄弟、隔週でお届け。


こんばんは。

山田(兄)です。

早速ですが、只今開催中のインディアンジュエリーフェア。Instagramのライブ配信はご覧になられましたでしょうか。大先輩であり師匠のコヴァヤジーとの共演はいささか緊張。慣れない画面越しでの配信はお見苦しくもあるかと思いますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。

そんなこんなでビームス プラス 原宿 では盛り上がっているインディアンジュエリー。お店ではあれこれblogでスタッフの紹介が見られており、私も紹介したい気持ちをグッと抑えつつ、インディアンジュエリーとは真逆のこちらを。




  “ダブルブレストのブレザー”  


BEAMS PLUS 4ボタンダブルブレザー
カラー:NAVY
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥42,000+税
商品番号:11-16-1748-887


BEAMS PLUS をご愛顧いただいている方はご存知かと思いますが、ここ数年で定番のラインナップになりつつあるスポーツコートの一つ。3つボタンのスタイルだけでは無いんですよ。





裾フラップポケット、セミピークドラペルに絞りのない胴回りに加えサイドベンツは着丈も短くといったディテールは言わずもがな。4つボタン2つ掛けスタイルは、しっかりとした重厚感のあるスタイルを演出してくれます。あえて、コトバには出しませんが、和製英語の  ”アレ”  と言うイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。当時のスーツのスタイルに於いてはダブルブレストは6ボタンが主流。ただ当時のあるブランドのカタログ、広告から見るに、ブレザーには3つボタン、4つボタンと両立されていたようです。なので立ち位置としては?何て事を想像しながら、ブレザースタイルを提案しています。そんな事はさて置き、ボタンダウンシャツを纏う機会がほぼ無い私がアイビーを代表するアイテムについてアレコレ話す事はないんですが、以前のblogでもお話した通り、実はアイビーが私のルーツ。担当として初めて揃えたのはブレザーにチノトラウザーズ、ボタンダウンシャツにレジメのタイにローファーだったりします。今からは想像出来ないかもしれませんが、春夏、秋冬とそれぞれブレザーは3つボタン、4つボタン共にクローゼットには取り揃えているんですよ。その中でも、ここ数年はもっぱらのダブル派。なのは、ここ、ビームス プラス 原宿 のスタイルにもマッチする重厚感なんだろうか。怒られそうですが、決してボタンは留めないカーディガン感覚で羽織れる気軽さ。袖丈は長めに粗野感を演出し、アイビーリーガーが持つスマートさは匂わせない。ブレザーの出自を絡めたミリタリーパンツを合わせての表現や、50年代を代表する太幅インチのボーダーTシャツなんかをコーディネートし半ば強引なコジ付けの元、若々しさのある  ”ブレザー”  楽しんでいます。

何が言いたいかと。あるべきモノとして取り揃えておくのはこちらの都合だったりします。

お気軽に楽しんでくださいと言う事です。

YAMA

いい子ぶりたい。

深夜1時。


“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”


兄弟、隔週でお届け。


こんばんは。

山田(兄)です。

今週の水曜日深夜1時担当、佐久間ブログはご覧いただきましたでしょうか。その中で、私のスタイリングに於いてのある一文。

“根幹はアイビー好きですが、まんまは気恥ずかしい。”

まさに。前回の私のブログtitleも改めて見てみてください。そんな事で前置きしながら今日はこちらを。


BEAMS PLUS オープンカラー マドラスシャツ
カラー:ブラック、パープル
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥12,000+税
商品番号:11-11-6311-139

“インディアマドラス”

春夏の私達、BEAMS PLUS に於いては無くてはならないモノの一つでしょう。巷では、溢れてるこの手のチェック生地は、総称してマドラスチェックと呼ばれてる事も多いのですが、私達は、本場インドで織られた生地を使用しています。今で言う、チェンナイ地方で織り上げられ、仕上げされた生地は独特な軽いタッチと織りムラのある表情、カスレ感も全て良しとされる個性ある生地はコットン素材。今まで散々、ハイテクなモノをご紹介させていただいてますが、やはり源流の表現があってこその現代風なアップデートとして捉えていただければ幸いです。天然繊維の染めならではな風合い、色の組み合わせによる配色は現地の方々の感覚があってこそ産まれる柄。素朴な風合いに加え、何より発色、柄の良さが全てなような気がします。

さて、何故フォーカスしたかはお分かりのように。

その素朴な風合いを推しとして、欧米へと広がりを見せ、夏用の生地として注目を集めていった訳で。某メーカーが採用後は瞬く間に大衆衣料として、50年代には、よりカジュアルなアメリカンスタイルが流行する中、こぞってアイビーリーガーが楽しんだ生地だとされているのはご周知の通りかと。だからというのもあるんですが、私にとっては必然でありワードローブの一つという訳です。ただ、特筆すべくは、開襟シャツと言う所が個人的推しポイント。ボタンダウンだと、優等生的な、気恥ずかしさが残るのは冒頭でも申し上げた通り。

ある60年代を舞台にした映画の中での記憶が微かに残っている。不良グループのティーンネイジャーが、オンブレチェックを身に纏い、優等生グループはマドラスらしいチェックを。


有楽町では、限定の柄があるとかないとか。ボタンダウンは正志(弟)に任そうかと思います。


YAMA

悪ぶりたい。

深夜1時。


“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”


兄弟、隔週でお届け。


こんばんは。

山田(兄)です。

一気に春めいてきましたね。今年の春はどんな楽しみ方をしようかと日々、ワードローブと向かい合いながら春物を模索しています。欲しい理由を捻り出しつつ、じっくりあーだこーだと言いながら…

最近、至極好みなブルゾンが入荷しました。



BEAMS PLUS レーヨンジャカート フロントジップ
カラー:グレー、ブラウン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥34,000+税
商品番号:11-18-5723-139

レーヨン素材で独特なドレープ、ジャカートで織られた柄は同色の糸。この時代にイージーに洗えないと言うデメリットを、軽くカバー出来る存在感。アメリカを感じずにはいられないフロント二つポケット、袖口のイッテコイとカフスデザイン、野暮ったさのあるブルゾンは見た瞬間、食指が動きました。やっぱりこの手のショートブルゾンに惹かれてしまう。ゴージャスなカジュアルウェアと言うよりは日常着としてのアイテムには目が無く、大衆衣料の匂いがするところがいい。ワークウェアを日常で着るそれを、想像しながら、如何にいいとこ育ちかのようにコーディネートするか、が私のスタイリングポイントなのかと思っている。

このジップブルゾンは、まさにアメリカ黄金時代を代表するブルゾンの一つ。アメリカが産んだ数ある合理的なデザインは当時のメーカーの競争意識、工夫が見て取れるのは前回も書いたかと思う。BEAMS PLUS  のモノ作りはそこに現代の工夫を付け加える。それはサイズ感なのか、生地なのか、ディテールなのか。当時は必要とされていたディテールは実は、今の時代にはそぐわないモノだったり…何て事もしばしば。単なるリバイバルとはいかない、拘りなるモノを感じていただければ幸いです。

今回特筆すべくは、上記したように同色のジャカートに加え、何とボディカラーに対して柄は二種の拘り。



主張し過ぎない柄使いはオトナ感も演出。レーヨン独特の生地の落ち感はビンテージ感溢れる風合いで、BEAMS PLUS ファブリックの唯一無二。





さらに、小襟にアレンジした襟型はBEAMS PLUS のウェアとの相性を考えたバランス。サイドの脇に沿ったポケットは、アウターとしての機能を持たせつつ、シャツのような見え方にも気を遣いながら配置。内側は、そのポケットに干渉しないよう別ポケット。フラップポケットははためかない様スナップボタンで、現代的な街着としてアップデート。

 “こなし” はと言うと…



当時のムードを感じさせる太幅ピッチのストライプで悪ぶりたい雰囲気を出すのも良し、ニットポロでキチンと感を出しつつ、ミリタリーパンツに軽快なスニーカーで現代的な日常着として楽しむのも良し。

汎用性は言わずもがな。

BEAMS PLUS の現代的日常着を是非お試しください。

YAMA

一目惚れ。

深夜1時。


“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”


兄弟、隔週でお届け。


こんばんは。

山田(兄)です。

さてさて、先週、正志(弟)からパパになりましたといい知らせがありました。何か感慨深いものが…親になれるのか心配なのは兄弟が故。もう大人ですから暖かく見守っていきたいと思います。会えるのを楽しみに。

さあ、今週ですが、入荷後真っ先に購入してしまったこちらを。

BEAMS PLUS ハリントンジャケット
カラー:blackwatch
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥28,000+税
商品番号:11-18-5724-803

やっぱり好きなんですよ。ネイビーとグリーンが織り成すブラックウォッチ。更にスポーツブルゾンとくれば、買わない理由が見当たらないでしょう。


アメリカの大衆衣料を代表するブルゾンは、まさに日常着。良い意味で簡素な作りは、大量生産に向いたデザインなのか。私にとってはその簡素な作りがアメリカらしさを感じる点で、BEAMS PLUS にとっても無くてはならないラインナップの一つでしょう。ゴールデンエイジを感じるアイテムが大衆に受け入れられた要因は映画の影響もあるだろうか。かつてのスクリーンから流行に繋がるストーリーを感じつつ、当時の各メーカーが趣向を凝らしてリリースされたブルゾンをイメージし…特に胸ポケットデザインはそん事を想像してしまう。


そんなブルゾンは、実は新型。裏地なしの一枚仕立ては、春夏シーズンは必ずや活躍する逸品。


シルバーのzipperがくすぐられる。


前身頃のスラッシュポケットは実はzipper仕様。




アクションプリーツ、裾のサイドのシャーリングとスポーツブルゾンらしいシンプルなデザインながら、見返しを使った内ポケット仕様で機能面のアップデート。


ドッグイヤーはまさしくなディテール。


クラシカルなフィッティングのバランスで私はS- sizeを着用。


生地から作り込んだBEAMS PLUS ファブリックは、ナイロンコットン素材。コットン混紡を思わせない肌触りは薄手ながらかなりのハリ感ある生地。一般的にナイロン自体は染めや安定性を保つには難しいとされてるようですが、それを可能にしたファブリック。当時の化繊のイメージはそのままに、BEAMS PLUS が表現したハイテクなファブリックは現代の気候、洗えるイージーケア。ライフスタイルに根付いた現代的ブルゾンに仕上がっていると思います。


それがブラックウォッチとくれば、更に推しポイントなのは冒頭でも申し上げた通り。 ”黒い見張り番”  との異名を持ちミリタリーな要素のある柄は、優等生にも見える二面性のある伝統的なタータンチェック。かなりの種類があるようで山田家の家紋にしたいくらいにここ最近ずっとハマっています。何たってどんなスタイルも上品さを加えてくれる気がする。汎用性は言わずもがな。

是非お試しいただければと思います。


YAMA





実はこう見えて…

深夜1時。


“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”


兄弟、隔週でお届け。


こんばんは。

山田(兄)です。

今年も早々に1月が終わろうというところ。店内は徐々に春物へと移り変わる端境期。実は昨年の末あたりから春物が少しずつ入荷しています。私達は勿論、入荷前にはBEAMS PLUS の商品ラインナップは見てるわけで…その中でも、特に気になっていたアイテムが入荷しましたのでご紹介します。


BEAMS PLUS フーデッドコートチェック
カラー:バーガンディ、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥32,000+税
商品番号:11-19-1346-887

こういう柄に弱いんです。

私達が提案するアメリカントラディショナルには欠かせないのが春夏を代表するマドラスチェック。必ず売り場にご用意しているのはリスナーの方にはお馴染みですね。マドラスと言えば、インド綿で織られたナチュラルな節のある生地と素朴な風合いが魅力。現地の方が組んだ色のバランスは狙って出来るものでもなく…

そんなマドラスの、ダークトーン。所謂ダークマドラス。BEAMS PLUS で表現するとなると。



縦糸には天然調タッチを表現すべくタスラン糸と呼ばれる糸。さらにソロテックスというストレッチ素材を使用し、先染めでチェックをつくりました。先染めする事で、あの色のカスレ感(個人的には好きですが…)を極力抑えながら現代的な解釈を表現したBEAMS PLUS  ファブリック。ポリエステルならではの今の時代には必要不可欠なイージーケア。軽い着心地ながら綿にはない強度面もアップデートで言う事なし。

まさに  ”ハイテクマドラス”  。


そもそもマドラスに何で惹かれるのか。


優等生柄だから気になっているんだろうか。私は実はこう見えて、アイビーな匂いのする物から伝統的な柄、アイテムが大好物。ミリタリーだろうが、ワークだろうがアウトドアスポーツだろうが、服を着る時はどこかにそのニュアンスが感じられるようにミックスする事が多いかもしれません。何たって真面目に見える。それに尽きる笑

私達の勝手なイメージのルールに縛られないのも無頓着な感じがしていいかなぁとも最近は思う事が多くなりましたが、いかんせんここはBEAMS PLUS 。何かしらコーディネートする時にはスタイルを提案するにあたり理由が必要で毎日勉強です…

まぁ、話が逸れましたが、そんなハイテクなマドラスを、ミリタリースタイルに落とし込んだ訳です。



ユーロミリタリーのコートを踏襲した新型コートは首回りの見え方に加え、フードはジップにより取り外し出来る仕様にアレンジ。

ハンドウォーマーにパッチポケットの組み合わせは最早鉄板。ミリタリーとフィールドウェアの繋がりを感じるところにグッとくる。




安心感のあるデザインは、柄を活かしアイビー調なスポーツコートのオーバーコートとして、またフードを外したスタンドカラースタイルも楽しめる汎用性の高いコートになっているかと思います!


勿論、セットアップもご用意していますのでご安心を。



BEAMS PLUS 3つボタンダークチェックジャケット
カラー:バーガンディ、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥29,000+税
商品番号:11-16-1743-887

BEAMS PLUS 9分丈トラウザーズ
カラー:バーガンディ、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥18,000+税
商品番号:11-23-1596-887

先にこっちだろうと聞こえてきそうですが…笑


拘り抜いたBEAMS PLUS ファブリック。是非お試しいただければと思います。


YAMA

唯一無二。

深夜1時。


“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”


兄弟、隔週でお届け。


こんばんは。

山田(兄)です。

今日は、もう既に15日からスタートしています、こちらのイベントの事を。


2年前のイベントを記憶されている方もいらっしゃるかと思います。その時は嬉しい事に大盛況、完売でした。別注bagは瞬く間に店頭から姿を消してしまい、BEAMS PLUS をご愛顧されている方々には十分なご案内が出来なかった事を悔やんでいました。私達の幾度となる無茶なお願いを聞いていただき、今回はオーダーフェアというかたちにて開催が叶いました。前回は見る事さえ叶わなかった状況ではありましたので、しっかりご覧いただきご検討いただければ有難いです。

まずは、今更ながらですが、<LEATHER & SILVER MOTO(レザーアンドシルバー モト)>について。ブランド自体は、ご存知の通りかと思います。レザーアーティストである本池秀夫を父に持ち、本池兄弟を主軸としたブランド。伝統的なクラフトワークと革新的なアートワークとの融合をコンセプトにモノつくりをされています。

そんなMOTOも創業50周年。来たる今年の春には、本池美術館がオープンされます。

楽しみ過ぎる。早く気軽に旅行出来る日々が来るのを祈るばかりです。


気を取り直して、今回ご用意したレザーの事を。

先ずはこちらから。


<Horse Front Leather>


MOTO 別注 ホースフロントレザー キャリーオール large
カラー:BROWN,BLACK
価格:¥55,000+税
商品番号:11-62-0481-966

MOTO 別注 ホースフロントレザー キャリーオール small
カラー:BROWN,BLACK
価格:¥45,000+税
商品番号:11-62-0482-966

こちらは、歴史あるタンナーがひしめく地域、姫路のタンナーのひとつ。

ジャパンホースと名付けたレザーは、オイルドクラスト。言わば、素上げ(クラスト)の状態で、鞣しの段階では余計な手を加えないすっぴん状態。何となく透明感のあるツヤがいい。それがグッと上品さを引き立てる。エイジングは言わずもがな。楽しめる事は間違い無しか…軽さもひとつの魅力ではないでしょうか。そんな仕上げに対する拘りが存分に発揮されたブランドらしい仕上がりになっているかと思います。

色は2色。


個人的推しはブラック。

芯通しの黒なので、色が変わっていくと言うよりはツヤ感が増すような経年変化を期待出来る。

レザーのツヤ感が相まっていつものスタイリングが新鮮かつ上品にしてくれそう。


続きまして、こちら。


<Horse Butt Leather>


MOTO 別注 ホースバットレザー キャリーオール large
カラー:BROWN
価格:¥78,000+税
商品番号:11-62-0483-966

MOTO 別注 ホースバットレザー キャリーオール small
カラー:BROWN
価格:¥68,000+税
商品番号:11-62-0484-966

こちらは、イタリアンホース。ホースバットとは所謂、馬の腰からお尻にかけての革。しっかりと動かす部位ならではのムラのある表情が独特。繊維がしっかりと詰まったタフさを感じる重厚感がありながら触った感じのしなやかさは、写真とコトバでは中々お伝えが難しい…。

MOTORATORYの別注、L字ジップウォレット、ポケットウォレットで使用させていただいている革と同じ革になっています。詳しくはこちらを。


勿論スエードのご用意もしていますのであしからず。


<Horse Butt Suede Leather>


MOTO 別注 ホースバットスエードレザー キャリーオール large
カラー:BROWN
価格:¥68,000+税
商品番号:11-62-0485-966

MOTO 別注 ホースバットスエードレザー キャリーオール small
カラー:BROWN
価格:¥58,000+税
商品番号:11-62-0486-966

革のオモテである銀面を削いだ面を起毛させた、スエードの中では抜群な毛足の滑らかさ。上品かつ暖かみある表情が魅力的。


私達、BEAMS PLUS の足下の定番、モカシンとのコーディネーションもばっちり。


佐藤も同じ事を、考えていたようで…パチリと。


最後にこちら。



<Patchwork Brown Horse Front Leather>


はい、スペシャル仕様です。

ホースフロントのパッチワーク。ここんちの十八番と言っても過言ではないスペシャルメイク。何とレザーパーツはMOTO史上最も多く、それを職人さんが一つ一つミシンで手作業で繋いでいく。300枚を超えるパーツの繋ぎ合わせ。何ともまぁ、時間のかかる縫製には気が遠くなりそうな…一旦、生地のようにシート上に作る作業自体に1ヶ月半程の時間を要するみたいです。レザーパーツは同じ素材でも、使う場所によって一つ一つ表情が違う為、使い込んだ表情も濃淡が出来、唯一無二。いつもだと、一つ二つしか並ばないスペシャルな逸品も、今回は数量限定となりますが受注生産を承ります。


今回のこのスペシャルメイク。何と何と本池秀夫氏が手掛けてくれたようです。と言いますか、シート上にしたレザーパッチワークの生地をbagに出来る職人さんが唯一…。本池秀夫氏にしかカタチに出来ないスペシャルもスペシャルな内容となりました。氏本人の判断により、ハンドル部分のリベットとエンジニアブーツから着想を得たショルダーストラップのバックルMOTOオリジナルパーツ。全て925シルバーを使用したエクスクルーシブな仕様に。更に通常のストラップとは違い、外付けのオールレザー仕様に変更。ハンドル部分とストラップレザーは強度も考慮しイタリアンカウレザーを使用。ハンドル部分のパーツの縫製はミシンだと、パッチワークの縫製糸を切ってしまうそうで、手縫いではないと実現しない作りに。氏の技術が凝縮された仕様に感動。

色はブラウンのみ。ラージのみですがパッチワークの構造上、若干型が通常に比べ、正方形型になっており、仕様が異なります。

誠に勝手ながら店舗限定とさせていただいておりますのでご了承ください。※数量限定の為、上限に達しましたら受注終了となります。


今更ながらアウトドア感のある別注デザインは最早お馴染みかと思いますので割愛。

前回と何が違うの?レザーだけ?と言う声が聞こえてきそうですが、勿論アップデートは施していますよ。ご安心を。




今回はモノを入れていない時もしっかりと自立し、出し入れし易いようにと、取り外し可能な底材をご用意。しかもレザーで(アソートです)。まぁ贅沢。背負った時のクタッとした身体に沿うドレープも良いんですが、実用性を考えると出し入れし易くなり、しっかりかたちをキープしてくれる。パソコンや重いモノを入れるにはばっちり。荷物の量によって底材あり、なしを使い分けてもいいかもしれませんね。ショルダーストラップ仕様は健在。スタイリングのアクセントからワンショルダーとしても使い勝手抜群。


さて、ダラダラと書き連ねましたが、今回のイベントにあたり、店内ではいくつかレザージャケットやブーツ、グローブや財布といった革小物までご用意しています。






MOTOの世界観を存分に楽しんでいただけるイベントとなっています。お店では感染防止策を強化しての営業になりますので何卒ご理解の上、お越しくださいませ。

お待ちとしております。


YAMA