
深夜1時。
“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”
兄弟、隔週でお届け。
こんばんは。
山田(兄)です。
早速ですが、只今開催中のインディアンジュエリーフェア。Instagramのライブ配信はご覧になられましたでしょうか。大先輩であり師匠のコヴァヤジーとの共演はいささか緊張。慣れない画面越しでの配信はお見苦しくもあるかと思いますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。
そんなこんなでビームス プラス 原宿 では盛り上がっているインディアンジュエリー。お店ではあれこれblogでスタッフの紹介が見られており、私も紹介したい気持ちをグッと抑えつつ、インディアンジュエリーとは真逆のこちらを。
“ダブルブレストのブレザー”
BEAMS PLUS 4ボタンダブルブレザー
カラー:NAVY
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥42,000+税
商品番号:11-16-1748-887
BEAMS PLUS をご愛顧いただいている方はご存知かと思いますが、ここ数年で定番のラインナップになりつつあるスポーツコートの一つ。3つボタンのスタイルだけでは無いんですよ。
裾フラップポケット、セミピークドラペルに絞りのない胴回りに加えサイドベンツは着丈も短くといったディテールは言わずもがな。4つボタン2つ掛けスタイルは、しっかりとした重厚感のあるスタイルを演出してくれます。あえて、コトバには出しませんが、和製英語の ”アレ” と言うイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。当時のスーツのスタイルに於いてはダブルブレストは6ボタンが主流。ただ当時のあるブランドのカタログ、広告から見るに、ブレザーには3つボタン、4つボタンと両立されていたようです。なので立ち位置としては?何て事を想像しながら、ブレザースタイルを提案しています。そんな事はさて置き、ボタンダウンシャツを纏う機会がほぼ無い私がアイビーを代表するアイテムについてアレコレ話す事はないんですが、以前のblogでもお話した通り、実はアイビーが私のルーツ。担当として初めて揃えたのはブレザーにチノトラウザーズ、ボタンダウンシャツにレジメのタイにローファーだったりします。今からは想像出来ないかもしれませんが、春夏、秋冬とそれぞれブレザーは3つボタン、4つボタン共にクローゼットには取り揃えているんですよ。その中でも、ここ数年はもっぱらのダブル派。なのは、ここ、ビームス プラス 原宿 のスタイルにもマッチする重厚感なんだろうか。怒られそうですが、決してボタンは留めないカーディガン感覚で羽織れる気軽さ。袖丈は長めに粗野感を演出し、アイビーリーガーが持つスマートさは匂わせない。ブレザーの出自を絡めたミリタリーパンツを合わせての表現や、50年代を代表する太幅インチのボーダーTシャツなんかをコーディネートし半ば強引なコジ付けの元、若々しさのある ”ブレザー” 楽しんでいます。
何が言いたいかと。あるべきモノとして取り揃えておくのはこちらの都合だったりします。
お気軽に楽しんでくださいと言う事です。
YAMA