スタッフ「丹羽 望」の記事

おすすめのブレザーライトウェイト版。




皆様こんばんは。

4/12(水)深夜25時

オールナイト ビームス プラスの時間

です。


先日、連休を貰い福島県の太平洋側の

いわき市に行きました。一体何度目か?

もはや判らないいわき市の旅。今回も

定点観測的に2箇所の温泉施設と道の駅と

愛するブラッセリーに行きました。

今回はこれまでに比べて街中の往来が

増え、活気が戻った様な印象でした。

いつも平日の旅は歩行者は自分達だけで

ローカルな往来は殆ど無し...みたいな

感じでしたので、より賑やかで楽しい

休暇になりました。



さて今回はこちら。

ビームスプラスのブレザー。



BEAMS PLUS / メカニカル ホップサック 3ボタン コンフォート ジャケット
カラー:ブラック
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥37,400(税込)
商品番号:38-16-0089-887


ブレザーと云えば?

語源と言われる“blaze”(炎の如き赤)の

話はさておき、やはりネイビーブルーが

スタンダードです。が、このモデルは

珍しいブラック。




以前にお話ししたかもしれませんが

30年前、学生の頃...偶然見つけた古着の

ブレザーがブラックで、ブラック大好き

人間の私は思わず小躍りして買いました。

当時の古着ではネイビー以外ですと

キャメルやワインレッドはよく見かけ

ましたが、ブラックは珍しかったです。

あまりユニフォーム向きの色とは

見做されていなかったのかもしれません。

と横道に逸れそうでした。


このモデルはそのブラックを

新たに解釈したものです。

仕立ては裏地なしのシンプルさ。





軽快な着心地です。

生地も軽快なポリエステル。

組成を聞くとスポーツウェアばりな感じ。

ですが、天然素材を彷彿とさせる

タッチに仕上がっています。


往年のホップサック生地の

イメージですね。



そして個人的に最も嬉しいポイントは

シルバーボタンである事。


ブラック×ゴールドボタンはなかなか

スパルタンな印象になりそうですが

シルバーならシンプルに。




ミニマムでクールな黒いブレザー。

おすすめです。


そして

同生地のパンツもございます。



BEAMS PLUS / メカニカル ホップサック ドローストリングス トラウザーズ
カラー:ブラック
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-23-0154-887




シンプルなプレーンフロント&

ベルトレス仕様です。

ウエストベルトの持ち出し(=延長)が

クラシックな見た目です。が

実は内側にドローコードが通り

イージーパンツ的快適さです。



スポーティーなセットアップとしても

お楽しみ頂けます。スニーカーを

合わせると良さそうですね。



様々なスタイリングにマッチして

くれそうですね。是非ご検討ください。




私の

最近の...recently...


上述しました

いわき市勿来(なこそ)です。

MARK ROTHKOばりの水平線。



そして来る度に色褪せてきている

お気に入りの看板。



いわき市は海風が気持ちいい

エリアです。


最近の...recently...その②


amazon経由UKからの贈り物?


“DUB in Babylon” 

CHRISTOPHER PARTRIDGE

ジャマイカのレゲエから1970年代初頭に

派生したDUB(ダブ)というサブジャンル。

後々世界中の音楽家やエンジニアに

多大なる影響を及ぼしました。

(ちなみに私が敬愛する坂本龍一教授も

そのひとり。音楽史に残る問題いや

重要作を1980年に発表しました...)

こちらは英国ランカスター大学の教授が

ダブの歴史〜発展と英国での浸透に

ついて述べています。

好きな音楽家やエンジニアの名前が

ずらっと出てくるので興奮して英語でも

何とか読めてしまう...ファッション洋書

とも相通ずる感じですね。気合い意訳。




以上、今週もおつきあい頂き

誠にありがとうございました。

では、また来週。



ビームス プラス 原宿

丹羽 望





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柄を纏う楽しみ。


皆様こんばんは。

4/5(水)深夜25時

オールナイト ビームス プラスの時間

です。


ここのところ毎日の気温変化が大きく

ウェア選びに苦心しています。

私の場合、保温力が高いウェアは除外して

コットンやナイロンの物を重ね着して

過ごしています。巻物も徐々に薄いものに

変えていて、大好物のスクールマフラーは

すっかり遠く...懐かしい感じです。


さて

暖かくなってくると、これ迄とは違う

イメージのウェアが気になってきます。

カラーリングだったり、柄だったり。

という事で、今回はユニークな柄の

シャツを紹介させて頂きます。



BEAMS PLUS / レーヨン コットン バティックプリント ボタンダウンシャツ クラシックフィット
カラー:ホワイト、ブラウン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥24,200(税込)
商品番号:38-11-0032-139


ビームス プラスの新作です。

目を惹くプリント柄。

いわゆるバティックプリントと

呼ばれる種類の柄です。


ホワイト系



ブラウン系


何とも言えないエキゾチックな

雰囲気。何処かのリゾート地を

連想します。


昔からアメリカのスポーティーな

衣料の中にはこういったエキゾチックな

柄の物が存在しています。

アロハシャツもエキゾチックな物では

ありますが、バティックシャツは更に

抽象的で不思議な印象もあります。

リゾート地に対する漠然とした

憧れみたいな感覚が含まれていたの

かもしれません。


かく言う私も初めてバティック生地の

ウェアを手に入れた時、何だか新たな

冒険に向かう様な高揚感を得ました。

ちなみにVAN社製のスイングトップ

でした。そしてそれを着用して

“街のアイビーリーガーズ”に載る事が

出来ました。笑


と雑談を交えつつ一通り述べましたが

実は今回のモデル、かなりスペシャルな

生地。通常ならインド〜インドネシア

生産でコットンにプリントしたものが

代表的ですが、この生地はコットン×

レーヨンをミックスしたものに柄を

施しています。つまりはハイブリッドな

新解釈。





見た目は昔ながらのサラッとした

コットンにプリントされた感じですが

レーヨンが加わっている為、独特な

とろっとした感じに仕上がっています。

何とも言えない着心地です。







そして一番の肝は?

あくまでもオーセンティックな

ボタンダウンカラーシャツとの

組み合わせである事です。




ショートポイントでバックボタン付き

仕様です。


ボタンダウンカラーシャツは

良い意味で“艶っぽさ”が無いのが魅力

だと思います。エバーグリーンな感じ。

年齢問わずですね。

レーヨンミックスの生地だと

艶っぽい雰囲気になりそうですが

いざこのボタンダウンと組み合わさると

ちょっと行儀良い感じになります。

やはりアイビールック的な仕上がり。

今回のモデルはそんなミックス加減が

魅力の一着とも言えます。



という訳で、これまでずっと柄物を

敬遠されていた方におすすめです。

そして先に述べた私的昔話通り...

1980年代に、この様な雰囲気の

エスニックプリントに親しんだ方には

懐かしい感じかもしれません

私が学生だった頃はトラディショナルな

ブランドのみならず様々なデザイナーも

エスニックをキーワードの一つに挙げ

様々な柄物シャツが跋扈していました。

学食代を削って柄物シャツを買い集め

同級生にからかわれた充実の日々。


自分の昔の手口...

自称エスニックアイビースタイル

→何それ?でしたね。


色々な着方でお楽しみ頂ける一着。

是非ご検討ください。



私の

最近の...recently...


先日、神保町古書店パトロールの後

近くの千鳥ヶ淵に行きました。

様々な国の方たちがいらしていて

インターナショナルな花見時間に

なりました。






桜も良いですが、実は椿もきれいです。




以上、今週もおつきあい頂き

誠にありがとうございました。

では、また来週。



ビームス プラス 原宿

丹羽 望





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おすすめのショートブルゾンです。


皆様こんばんは。

3/29(水)深夜25時

オールナイト ビームス プラスの時間

です。



先日、連休をもらって静岡県の伊東に。

観光客が増え賑わっていた街中。

何度か行った事のある居酒屋さんには

ずらーり行列が...では、また今度!

やはり人出が多いと街に活気が出て

楽しい感じですね。


さて

今回はこちらです。



POST OVERALLS × BEAMS PLUS / 別注 Service Jacket
カラー:インディゴ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥46,200(税込)
商品番号:38-18-0441-082


既にご存知頂いている方も多いとは

思いますが、紹介させて頂きます。


で...

アイテム説明の前に先ず。

私自身のポストオーバーオールズとの

出会いについて少々お付き合いください。

確か1990年代前半。

当時の渋谷PARCOに小さな別館??

UPS4(アップスフォー)がありました。

そこにreminiscence(レミニッセンス)

というアメリカ由来のセレクト店があり

初めてポストの製品に出会いました。

それはライトオンスデニムを纏った

見た事のないデザインのブルゾン。

いわゆるGジャンとは異なったデザイン

&スカスカな着心地に惚れて衝動買い

しました。それがこちらです。


ブランドの情報もなく、ただ判るのは

米国製である事のみ...それが最初でした。

ちなみに私の“初号機”は昨年に再発売

され大いに盛り上がりました。



と...

ずいぶんと話が逸れました。いざ本題に。

今回のモチーフは米国の

デリバリードライバーが着ていた

ショート丈のジャケット。


運転&配送の仕事に特化した

機能的デザイン。正面から見て

不思議な位置に見えるポケットは

運転時に使い易いポジション。

小さめのフラップは開け易さを

考慮したデザインで、左側には

ペン挿しが付きます。


筆記用具の為のディテール。

実に良いですね。


フロントはファスナー仕様。

ファスナーは第二次世界大戦を経て

徐々に民間用に普及していった

ディテール。開閉が速やか、開ける

位置も細かく設定可能な事もあり

あっという間に定着しました。


ちなみにファスナーを上まで

閉めると左右の前立てがピッタリと

くっつきそうな仕様。ゆえにシンプルで

美しいです。





袖口はワークジャケット的な仕様。

シャツカフスよりも重厚な見た目で

新鮮。ショート丈とこのカフスの

組み合わせは一見アンバランスな

印象なのも面白いですね。



と、魅力的なディテール満載です。

ちなみにデザインソースになった当時の

サービスジャケットはヘリンボーンや

ツイルの物がスタンダードだったそうで

デニムは殆ど無かった様です。


そんなストーリーがありながらも

今回は敢えてライトオンスデニムで

表現しているのもポイントです。

アウターですが、シャツ感覚で

コーディネートをお楽しみ頂けます。



そして個人的に

最も心惹かれるディテールは...

絶妙な白糸ステッチづかい。一部分のみ

白糸ステッチ仕様という珍しさ。

ポケットとカフス部分にご注目。


それ以外の箇所は生地に似せた色の糸。

従来ならば全箇所白糸ステッチが走り

美しいパッカリングが見えるのが

定石...不思議な、否、絶妙な見え方。


残り僅かになりつつあります。

是非ご検討頂ければと思います。




さて

ここからは話題が変わりまして


私の

最近の...recently...


冒頭で述べた通り、伊東に行きました。




スィーツ佐久間のテリトリーである

伊東マリンタウンです。

クラフトビールレストランや

温浴施設があり愉しい場所です。




桜の幹に椿の花が咲いて

いました。



以上、今週もおつきあい頂き

誠にありがとうございました。

では、また来週。



ビームス プラス 原宿

丹羽 望





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メンズウェアのスタンダード



皆様こんばんは。

水曜日25時。

オールナイト ビームス プラスの時間です。

今回からビームス プラス 原宿の

丹羽(にわ)が担当させて頂きます。



先ずは自己紹介を少々。

ビームスに入社したのが2002年。

以来、ビームス プラス一筋です。

ビームス プラス 原宿を振り出しに

ビームス プラス 丸の内〜有楽町、そして

現在に至ります。長い様であっという間。

元々日本式アイビー〜トラディショナルな

服装が目覚め始めで、それを基準に自分の

興味の赴くままファッションを楽しんで

きました。そういう自分の嗜好/志向と

ビームス プラスは重なる部分が多く

好相性だと思っています。そんな自分です。

どうぞ宜しくお願いします。



さて、一回目は

バラクータG9を。




BARACUTA × BEAMS PLUS / 別注 G9 Classic Model
カラー:ストーン、ナチュラル、タン、オリーブ、ミッドナイト、ブラック
サイズ:34,36,38,40,42,44
価格:¥55,000(税込)
商品番号:38-18-0229-089


永遠の定番、不滅の名作、ブルゾンの

基準...等等、様々な枕詞が浮かびます。


私が

バラクータG9を初めて入手したのは

30年位前。価格は現在の半値位。

それでも当時はぶっちぎりな高額品。

当時所有していたブルゾン類全てが

激安に感じられる位でしたので、本当に

意を決して買いました。ブラックを。

やっちまった...と思いました。が!

今でも初号機は手元にあり、更には

どんどんバリエーションが増えました。


バリエーションの一例

キャプテン サンシャイン別注G9

(→現在は販売されていません。)




ここで話が変わりますが

定番モデルとは??

大きくは変わらないままで長続きする

物だと自分は思います。ずっと不変では

ありますが、時代、流行、手に取る人等が

どんどん変化しながら、その評価は幅広く

受け継がれ、いつしか揺るぎない物に。

そんなイメージです。



定番モデルと呼ばれ続けているG9。

これまで、様々な時代に様々な人々が

愛好しています。そしてそれを見た人々が

また影響を受けて...


そして

その円環の中に於いて似た/影響された

物も多数生まれてきたと思います。

それは悪い意味ではなく、ベーシックの

幅が広がる事だと解釈しています。


そんなG9ですが、いつしかフィット感が

変化/進化して、気が付いたら自分の

愛用していたフィットの物にめったに

出会えない状況になっていました。


唯一所有のスリムフィット型

(以前にビームス プラス 有楽町にて

オーダーした私物です。)


スリムなフィットは洗練された感じが

良いのですが、自分はやはり可動域の

かたまりみたいなフィットが好みです。


何年も前ですが

そんな想いを分かち合っていた

ビームス プラスのスタッフたちの

お気に入り私物をUKに送り、その熱意を

汲み取って頂いて...諸々のプロセスを

経てクラシックフィット誕生〜現在に

至ります。



という事で

現在のラインナップです。


手前から

ストーン、新色ナチュラル、タン、

オリーブ、ミッドナイト、ブラック


ちなみに

自分はブラックを所有しています。








あらゆる着方で楽しめている?と

自分では思っています。


実は昔からベーシックアイテムを

選ぶ時、ブラックを手に取る事が

多いです。何故か落ち着きます。

大学の時は古着の黒いブレザーに

奇跡的に出会い、ずっと愛用して

いました。話が逸れました。



今シーズンの新色として

ナチュラルが登場しました。



ストーンより白さが柔らかめで

タンよりもワントーン明るい

そんなイメージの新色です。

(真ん中です。)






ディテールをおさらいします。

ドッグイヤーと呼ばれる衿




寝かせるとビーグル犬の耳みたいです。

で、立てると印象が変わります。



背中のアンブレラヨーク


英国傘の様な優雅さ。

実はベンチレーションです。



フラップ付ポケット


一説によると、ゴルフボールを

詰め込んでも落ちない為の?

仕様と言われています。

そしてフロントファスナーは2wayに

変わり、開け具合で雰囲気が変化します。



リブ仕様の袖口とボトム


クラシックフィットだと

フンワリと膨らみます。

ウェア内部の温度を下げず

可動域も確保する工夫です。


そして

最も自慢...否、重要な

ポイントが裏地です。


バラクータの代名詞と言える

フレイザータータン。

本来は美しい赤ベースです。

タータンチェックの図録にも載る

由緒正しい柄です。

が、何度かの別注オーダーを重ねて

遂に柄の配色を変えて貰うという

勇気の要るオファーを出しました。

その結果がこのチェックです。

ブラックウォッチみたいな

ブルーとグリーンの配色です。

見え方が柔らかくなるかも

しれません。



と、長くなりましたが

こんな特徴を持つビームス プラス

別注バラクータG9。

是非、おすすめ致します。

最初の1着目としても最適です。

是非ご検討ください。



そして

ここからは話題が変わりまして


私の最近の...recently...

最近手に入れた物や面白かった事等を

ひとつ紹介させて頂きます。


音楽CD

DEREK BAILEY

“CONCERT IN Milwaukee”


英国のギタリストDEREK BAILEYが

1983年に米国ミルウォーキーにて

行ったライブ盤CDです。当時はかなり

プライベートプレス的にカセットにて

少数配布された音源の様です。CD化に

あたり、カセットをモチーフにした

デザインが素敵です。データ音源では

味わえない所有する喜びです。

DEREKは英国の即興演奏の大家です。

眼鏡をかけ学者の様な風貌で、実際に

著作もあり、そこでは自身の演奏に

関して学術的に論じています。

で、実際の演奏は本当にフリーな物。

再現性ゼロの自由な演奏で、自分でも

出来そうな錯覚を覚えたりもします。

このCDでは曲毎にアコースティックと

エレクトリックを使い分けていて

抽象的で美しいサウンドです。

それにしても...

ウィスコンシン州ミルウォーキーに

熱心なファンが存在。さすがUSAです。



以上

お付き合い頂きまして

誠にありがとうございました。

こんな感じで続けて行けたらと

思います。

また来週よろしくお願い致します。



ビームス プラス 原宿

丹羽 望





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