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守紅と紅型工房べにきち、藍染工房 亞人-OKINAWAN MARKET 2024-

明日まで開催の『OKINAWAN MARKET 2024』より、今回は<守紅>と<紅型工房べにきち>、<藍染工房 亞人>のご紹介です。


『OKINAWAN MARKET』でのご紹介もお馴染みとなり、楽しみにご来店くださるファンも多い<紅型工房べにきち>。兵庫県出身の吉田誠子さんは、沖縄県立芸術大学で染色を学ばれ、紅型工房での勤務を経て、瀬底島に<紅型工房べにきち>を構えられました。

瀬底島で目にしたもの、頭の中にある抽象的なイメージと、吉田さんの描く線で自然の命をいきいきと表現されています。

良質な麻生地に紅型を施して仕立てたパネルは、紅型をインテリアとして楽しんでいただきやすい人気のアイテム。


今回新たに製作されたのがヤンバルクイナと魚釣りの浮きが並んだパネルです。吉田さんならではの色彩バランスがまた素敵ですね。


<紅型工房べにきち>パネル
カラー:ムラサメモンガラ、ヤンバルクイナ、犬、魚釣り
価格:¥22,000(税込)
商品番号:56-73-0524-788


そして、鳥散歩風景とツバメとブーゲンビリアが描かれたパネルも。


<紅型工房べにきち>パネル
カラー:鳥散歩風景、ツバメとブーゲンビリア
価格:¥55,000(税込)
商品番号:56-73-7307-788


古典柄の要素を取り入れながらも、生き物の愛らしい捉え方が吉田さんならではの絵柄だと思います。


今年は初となる手ぬぐいもご用意できました。吉田さんによる南国の花模様と海模様を、注染の手ぬぐいでお楽しみいただけます。


<紅型工房べにきち>手ぬぐい
カラー:南国花模様、南国海模様
価格:¥2,750(税込)
商品番号:56-47-0140-788


表裏同じように染め上がるので、どちらから見てもきれいな色彩。対で掛けたらば暖簾のようですね。



続くご紹介は宮城守男さん主宰の<守紅>。

高校大学と染色を学ばれた後、<城間紅型工房>城間栄順さんに師事。

伝統的な技法である絞り袋を使った筒引両面染で紅型を作ることのできる数少ない作り手です。一昨年には琉球びんがた事業協同組合の理事長に就任され、一段と忙しくされているそう。

こちらは首里染織館suikaraに飾られた宮城さんの作品。


宮城さんによるダイナミックな紅型は、グラフィカルなアートのようでもありますね。

今回宮城さんデザインによる手ぬぐいやポストカードなどをご用意することができました。


<紅型工房守紅>手ぬぐい
カラー:守り神、紅型/やちむん祭り、藍型/やちむん祭り
価格:¥2,200(税込)
商品番号:56-47-0144-950


沖縄の守り神シーサーや、やちむん祭りの風景が手ぬぐいいっぱいに広がります。


沖縄の伝統的な焼き物や瓦屋根を歩く猫の足元にさり気なく入った“morio”の文字。


鮮やかな色遣いが目に楽しいです。

シーサーのデザインはポストカードとポチ袋も。様々な絵柄が色とりどり並びます。


<守紅>ポストカード
カラー:守り神、芭蕉シーサー、うちくい松竹梅、琉球ありんくりん、もちもちムーチー、ヤンバルクイナとみかん狩り
価格:¥220(税込)
商品番号:56-76-0194-950

<守紅>ポチ袋
カラー:ハブ&マングース、ブーゲンビリア、うちくい松竹梅、守り神
価格:¥550(税込)
商品番号:56-76-0193-950


fennica STUDIOのシンボルとして掲げたこちらの大きなうちくいは、宮城さんに特別に製作していただいたもの。


縁起の良い松竹梅の中央に、<fennica>ロゴにあるツバメをあしらっていただいています。お店のシンボルなので非売品なのですが、ぜひ店頭で宮城さんによる美しい仕事をご覧いただきたいです。


最後にご紹介するのが、<藍染工房 亞人>。2015年に、有機野菜と自然卵養鶏を生業としていた両親から今帰仁村にある畑を引き継ぎ、琉球藍の畑を始めた早瀬泉さんによる工房です。


生まれ育った土地で、無農薬・無化学肥料で琉球藍を栽培し、製藍から制作までも一貫して行うことで、その純度を保たれています。


“亞人”という名は画家であるお祖父様の名前が由来だそうで、亜細亜の人として、藍やその周りがボーダレスに様々な文化や人、時間を繋ぐものとなればと想いを込めていらっしゃいます。


<藍染工房 亞人>鳳凰 風呂敷
価格:¥24,200(税込)
商品番号:56-47-7040-551

<藍染工房 亞人>獅子 風呂敷
価格:¥20,900(税込)
商品番号:56-47-7039-551


こちらの風呂敷は、紅型のルーツにもなったと云われる中国更紗、印花布で、琉球藍で型染めされています。

縁起の良い模様が多く詰め込まれる印花布。中央には吉兆を表す鳳凰、周りには花や蝶が描かれます。


そして<藍染工房 亞人>の手仕事の中で印象的なタパ。工房近くで採取した梶の木を叩いて琉球藍で染め上げて作られるオブジェです。


自然の産物から生まれた、土の匂いを感じるような作品は、どこか神秘的で美しいです。


様々な造形が並びましたので、ぜひお気に入りを見つけにいらしてください。



『OKINAWAN MARKET 2024』
会期:2/16(金)-2/25(日)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

イベントに並ぶ商品は、会期中お取り置き・お取り寄せ・通販ともに不可とさせていただきます。お問い合わせは[☎︎03-5368-7304]へお電話ください。

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『OKINAWAN MARKET 2024』に並ぶ品々は店頭でのみご覧になれるものも多いため、画像リンク先でフォローしていただくと情報チェックが便利です!

▼<fennica>レーベルページ



Mori



ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

OKINAWAN MARKET2018、明日が最終日です。

こんにちは。とうとう明日が最終日です。沢山のお客様に足を運んで頂きましたが、在庫もまだございます。勿論、陶器だけでなく食品や雑貨、ガラス類も揃っておりますのでご心配なく。


今回はこちらの紹介を。守紅は、琉球紅型の名工・城間永順氏に師事し、2002年に独立。宮城守男さんの手による、沖縄の風景からインスピレーションを受けてデザインされる、愛らしい招き猫やブックカバー等の小物は鮮やかな色合いが特徴的です。




鮮やかな色合いと沖縄らしい柄が目を引く手拭い。



ブックカバーと琉球紅型守り。



エコバッグとファンの多い招き猫。陶器類と併せてご覧ください。




余談ではありますが、

今回のOKINAWAN MARKETでは、普段使いの器だけでなく、なかなか見られない大物も扱っています。



例えば傘立て。松田米司工房によるものです。こちらを見るだけでも是非!



“OKINAWAN MARKET2018”

会期:2018年3月2日(fri)~2018年3月11日(sun)

場所:原宿インターナショナルギャラリー ビームス2階 fennicaコーナー

”デザインとクラフトの橋渡し”をテーマに、世界の良品を紹介するfennica<フェニカ>では毎年恒例となった人気イベント「2018KINAWAN MARKET」を原宿のインターナショナルギャラリー ビームスにて開催致します。”オキナワン”とは”沖縄の”という造語。伝統的な沖縄陶器である”やちむん”を始め、アクセサリーや雑貨、籠、食品まで沖縄のクラフトを幅広く展開。本イベントに併せ<フェニカ>の別注アイテムもご用意しました。ぜひこの機会にお越しください。

【主なラインナップ】

・読谷山北窯/松田米司、健吾  ・読谷山北窯/松田米司、健吾  ・山田真萬  ・室生窯/谷口室生  ・陶器工房風香原/仲里香織  ・菅原謙 ・陶藝玉城/玉城望、若子  ・工房福田/福田健治  ・照屋窯/照屋佳信   ・茂生窯/上江洲茂生  ・横田屋窯/知花實  ・金細工またよし  ・守紅/宮城守男


会期は明日3/11(sun)までとなります。まだいらしていない方、気になるものがあるお客様、どうぞお立ち寄りください。今週末は天候は今ひとつのようですので足元にはくれぐれもご注意の上、お越しください。


International Gallery BEAMS 2F

Katagiri