貴方はハリケーンのよう<rockarchive>長いブログ

SHUN 新井 2022.12.24

ご機嫌いかがでしょうか、銀座店の新井です。



これからはしばらくこの感じでいくと思います、ブレザーにスウェットパンツスタイリング。

私の中で完全にゴールデンアイテムとなりました、この<INSCRIRE>ワイドストレートスウェットパンツ。こんな素敵な日本発のブランドがあったなんて。今年のこのブランドのラインナップはチルデンニットといい、トラックパンツといい、ラガーシャツといい、全部ツボです。

最高過ぎてまたいつもの悪い癖で色違いとシーズン違いで計4本も購入してしまいました。



INSCRIRE/スウェットパンツ
カラー:ホワイト、ネイビー
サイズ:M,L
価格:¥31,900(税込)
商品番号:11-24-3421-540



INSCRIRE/ワイドスウェットパンツ
カラー:オレンジ、パープル
サイズ:M,L
価格:¥31,900(税込)
商品番号:11-24-0149-540


今の所ルーティーンで週4で必ずブレザー合わせで活躍中。これも私の中ではれっきとしたトラディショナルアイテム。きっと来年は1日中ミシンを踏む事になればこのパンツがユニフォームの様に役に立つ事でしょう。座り作業での機動力は抜群。

こんなエレガントなシルエットを描くスウェットパンツ出会ったこと無いっす。女性デザイナーならではのユニセックス感とかも相まってヘビー過ぎないふんわりと柔らかなドレープ感とかも最高。トラッドの代表とも言えるブレザージャケットとベーシックスポーティアイテムの代表であるスウェットパンツの組み合わせがこれまた最高です。


昔観た映画とかドラマでの大学生が部活後にトレーニングウェアの上に無造作にブレザーを羽織るシーンが頭にやたら残ってて。それが本当に自然な感じだし、その頃からずっと憧れてた欧米のカレッジライフの象徴みたいな印象で。90年代のあの頃は大学とか高校を舞台にした青春ロードムービーがやたらと多かったんですが、飽きずに毎日毎日家でも映画館でも暇があれば観てましたから。そういえばその当時も学ランの黒スラックスにトラックジャージのジップブルゾンを合わせて着てましたよ。意外とこのスタイリングに歴史ありです笑。

正直四十路になるとスタイリングに細かいロジックとかルールとか最早そんなに重要じゃ無い。むしろ直感でシンプルに好きなものを着る位の勢いで良いんです。


そんな訳でとうとう今シーズンの担当レーベルのアイテム紹介を放棄しての他店他レーベル展開のアイテム購入と紹介という末期症状。正直ものなんでご勘弁下さい。

こんな困った時は好きなアーティスト絡みで何とかやり過ごしましょう。



rockarchive/NEIL YOUNG
価格:¥107,800(税込)
商品番号:23-83-0079-950


気が付いたら新しくまたバリエーションが増えてました<rockarchive>。90年代のアーティストがもっともっと増えて欲しいジェネレーションX世代。

まさかの出ました、グランジロックのカリスマからカントリーシンガーまでもが魅了されたであろうロックレジェンドのヤングおじさん。


知らない人から見ればビミョーなこのビジュアルかもしれません。その手に持たれるのは世界一美しいギター、ホワイトファルコン。彼の荒々しくも感じる容姿のビジュアルとその美しいギターとの対比も何だか不思議なギャップで魅せられます。

そして僕は人生の中で2回は彼の曲に絶望の淵から救われました。なんだか弱々しく感じる鼻声の繊細な歌声も、テクニカルな技術だけでは決して出来ない彼独特の時には歪んだギターソロプレイにも感情を揺さぶられた人は少なく無い筈。

世界的な純文学作家のおじさんもきんぴらごぼうを作ってる時には必ずヤングおじさんの曲を流すって言ったのはなんとなく分かる様な気がしますし。

でもこのフォトを額に入れて仰々しく部屋のおしゃれで飾る人はなかなかいないのか、まだソールドアウトにはなっていない模様。なかなか他アーティストとは違うこの独特なムード。痺れます。流石にヤング狂女子には出会った事ないなぁ〜笑



表題は彼の77年発表の若かりし頃の代表的ナンバー。このギターイントロで誰でも1発でハートを持って行かれてしまう程の破壊力。


貴方はまるで嵐のよう。

そして穏やかな瞳の中。

僕は吹き飛ばされてしまいそうだ。


でもむしろそんな歌詞以上に胸に情念深く突き刺さる彼の暴風雨の様に激しく鳴るギターの響き。ヤングおじさんの存在そのものをガツンとそのままぶつけられているかの様。


あるライブでも一緒にプレイした若手のカリスマアーティスト達がビビっておびえちゃう位にヤングおじさんが轟音ノイズギターを掻き鳴らしていた姿が印象的。

僕もそんな彼の様に限界まで前を走っていこうと思います。

まだだ、まだ終わらんよ。






それでは銀座でお会いしましょう



新井