チェック神本の要チェック PART 21

神本 直也 2024.03.26

皆さんこんにちは!!

BEAMS PLUS HARAJUKUのチェック神本です。

PART 19で友人の結婚式に参加するという内容を書かせて頂きましたが、今年25歳になる私、身近な友人達の怒涛の結婚ラッシュ、、、

20代後半になるとそういう時期が来るという話を聞いた事がありましたがまさにその通りでした、焦りを感じるわけではないですが素敵な出逢いがあればいいなと思っております(笑)


それでは今回ご紹介させて頂くアイテムはこちら!



REMI RELIEF パッチワーク ウエスタンシャツ
カラー:インディゴ
サイズ:S M L XL
価格:¥43,780(税込)
商品番号:38-11-0877-671

オーダーイベントから別注アイテムまでBEAMS PLUSと親交があるREMI RELIEF。

私自身入社してから過去のオーダーイベントは全てオーダーしているレミレリーフファンなのですが今回の別注、堪りませんよね。


BEAMS PLUS では毎シーズンお馴染みの柄使いとなっているパッチワーク。

ひとつひとつの柄を見てみるとどこか既視感のある物がいくつか、昨シーズン私が購入したインディゴチェックがこちら





今シーズンの別注はBEAMS PLUS が25周年という事もありスペシャルな1着をブランド様にお願いし、過去に使用したインディゴチェック生地の残反を全て使用しパッチワーク生地を作成して頂きました。

サスティナブルでありながら過去の別注シャツをご購入頂いたお客様もこの柄のシャツ持ってる!という視覚からも楽しめる1着となっております。

サイズフィッティングは前々回のオーダー会から新たに登場したクラシックフィットを採用しております。

以前までのフィッティングと大きく違う点は身幅と袖丈の長さ。



これまでのフィッティングはクラシックなウエスタンシャツを彷彿とさせる身幅の細さと長めに設定された袖丈、それに加工スペシャリスト後藤氏が手懸けるヴィンテージと見間違える加工技術が合まったレギュラーフィット。



クラシックフィットは現代にフォーカスしたフィッティングへと変更。加工技術は変わらず袖丈を短めに設定し自身に体型により合う長さに。身幅に少しゆとりを持たせる事で生地の表情はヴィンテージルックスでありながら、現代に生きる人にあう仕様になっています。

ウエスタンシャツと言えばのスナップボタンのディテール、当時は落馬した際に片手で簡単に脱げるようにと設計されたようです。


そしてワークシャツには欠かせないカラカン(空環)仕上げ、一般的に縫いのほつれを防ぐ為には「返し縫い」をしますが、返し縫い等をせず、空縫いしてその空環/カラカン部分を残すことで縫いのほつれを防止している仕様。

当時なりの大量生産の作業工程で生まれた生産効率を上げる為にひと手間省いた糸始末で、古き良きアメリカの匂いを残すディテールワーク。

ウエスタンシャツが着用されていた当時の雰囲気をディテールワークで表現しつつ、フィッティングやパッチワーク柄のデザインは現代ならではの仕様に、ブラントならではの魅力が詰まった至高の1着です。





パッチワークの仕様ですがアソートとなっている為、同じ柄使いの物はなく全て一点物となっております。

最後に私のスタイリングを、、、



ウエスタンブーツとウエスタンシャツを合わせてウエスタンムード全開と思いきやスラックスで程よいラギットさを表現しました。

着用サイズはMサイズ、デニムを合わせるのがセオリーかと思いますが私はカウボーイでもなく乗馬する事もない為、ファッションとしてのウエスタンムードを表現する事を意識しました。

それではまたの機会に、

神本