日替わりブログ【オーダーフェアでのオススメ生地】

髙橋 建哉 2022.03.07

こんにちは!


今週も始まりました日替わりブログ。


前回に引き続き、トップバッターを務めさせていただきます。


今週のテーマは「オーダーフェアでのオススメ生地」です!


現在開催中の〈Custom Tailor BEAMS〉オーダーフェアに因んだテーマとなっております!


それでは早速生地を選んでいきます。


まず、私が真っ先に手に取ったバンチブックがこちら。


 


やはり英国シリーズ。大好きです。



魅力的な生地達が連なっています。


生地選び諸々含めた完成までの過程もオーダーの醍醐味ですよね。


一つ一つ眺めて、触って、仕上がりをイメージして、妄想を膨らませていく作業。最高です。


そんな中、私が手を止めてニヤリとした生地がこちら。




英国<William Halstead>(ウィリアムハルステッド)のモヘアシリーズ。


ウール 70%、モヘア30%。


同ブランドが得意とするモヘアシリーズ。

やはりドライなタッチと上品な光沢、シワという概念を忘れさせる反発力抜群のハリ、コシ。たまりません。

さらに今回の生地、目付けは490gとヘビー級。


間違えなく仕立て映えのする生地ですね。




タテに色糸、ヨコに白糸を使った綾織の生地で、所謂デニム同様の構造。その為、表と裏で違った色合いになります。




裏地を一部省く半裏で仕立てた場合は、裏にこちらの白糸が多く見える面がみえるので、これもこの生地特有の洒落たオススメポイントです!




こんな感じです。これがいいんです。





中でも私のオススメはブラック。


冠婚葬祭や、夜のイメージがあるブラックですが、白糸が混じったデニムのようなこちらの生地は品良く柔らかな印象。

比較的幅広いスタイルを楽しめそうです。




クリーム色のクレリックシャツに、ブラックベースのペイズリータイで、モダンかつ柔らかなイメージで合わせてみました。


6ボタン、ダブルブレスト、パッチポケットの仕様で、タイドアップからカジュアルまで幅広く着こなしたい生地です。



いかがでしょうか!


〈Custom Tailor BEAMS〉オーダーフェアは、3月16日(水)まで開催中でございます!


是非店頭で生地を見たり触ったりしてみてください!頭の中でイメージするだけでも楽しいはずです、、!


そして、次回の担当はジャケットのベントがスルメイカのようなスタッフ伊井です!




まちがいなくイカした生地を紹介してくれるはずです!


それでは!


髙橋