チェック神本の要チェック PART 73


[チェック神本のAll Night BEAMS PLUS]




皆様こんばんは、いつもBEAMS PLUSのレーベルブログをご覧頂き誠に有難う御座います。

ビームス ライフ 横浜 のチェック神本です。


最近の私事情ですが、高校・大学と同じ学校、部活に所属していた友人と焼肉を食べに行く機会がありました。


自分たちではあまり意識していませんでしたがかれこれ10年の付き合いであると、喧嘩するほど仲がいいという言葉がありますが記憶辿ると喧嘩した思い出はないです。恐らく(笑)。


それは、一緒にいる時間が長いとお互いのされて嫌な言動を無意識的にしなくなっているからであると思います、彼は彼女と同棲をしていて幸せそうですがわたくしは、、、


それでは今回ご紹介させていただくアイテムはこちら!!




BEAMS PLUS MISH JC WOOL
カラー:グリーン ネイビー
サイズ:S M L XL
価格:¥38,500(税込)
商品番号:38-18-0834-791


昨秋冬シーズンのジャカード織りで迷彩柄が表現されていた同型が、国内外で人気を博し瞬く間に店頭から姿を消した思い出が今でも鮮明に覚えております。


BEAMS AMERICA にてBEAMS PLUS Limited Storeを行った際にアパレル関係者の目を惹きまくっていたという話も。

こちらはコットン×ポリエステル素材で作られており、少しシャリ感のようなパキッとした生地感であったと記憶しております。


今シーズンはウール100%での生地組成となっており、ウール特有の光沢感と艶っぽい表情が何処か品の良ささえ感じさせてくれます。




やや大きめな両胸のフラップポケット、ミリタリーシャツジャケットとその名の通りにUS ARMY Utility ShirtsのようでUS NAVY CPO Shirtsのようにも見えるディテールワークです。


Utility Shirtsは生地がコットン×サテンであったり、コットン×ポリエステルの物をよく目にしますがウール素材で作られているものもございます。

ネイビー色かつウール素材であるという点からCPO Shirtsとの共通点が多いと私には感じとれ、ヴィンテージから着想を得るBEAMS PLUSらしさを感じ取れます。


ですが、ヴィンテージをそのまま再現するだけではなく「アップデート」して現代に落とし込むのがBEAMS PLUS Style。







Utility Shirts CPO Shirts 調べてみるとどちらもウール素材を使用したモデルが存在し、年代も50年代から70年代のもの、CPO Shirts は10年代から70年代まで支給されていたそう。

共通点は多いですが大きく違う点が「ウール素材の質感」であります。


軍用として当時着用されていたものに使用されているウールは防縮加工が施されているものが多く、着用されていた背景を考えれば施されていて当然ですし納得がいくと思います。

生地表面にウール特有の光沢感が見られずマットな質感、粗野な雰囲気を感じます。


その質感に対してボタンに光沢感のある物が使用されている・組み合わさっている個体が殆どであります。




それに対してBEAMS PLUSは光沢感のあるウール素材でありますが、ミリタリーウェアらしいドーナツボタン、ボタンに光沢感はなくマットな表情で言ってしまえばヴィンテージのものと真逆な使い方をしております。




生地表面の見え方も異なり、綾織り(糸を交差して織る織り方)の編み模様の立ち上がり方が特徴的であり、品のあるウール素材の雰囲気と前述させていただきましたが、秋服もののジャケットやオーダーしたインポート生地のジャケットの綾織りと比較すると、少し近くに寄っただけで綾織りであると認識出来るぐらいに畝が立っておりもはや模様にすらみえてきます。


その点がどこかヘリンボーン柄を彷彿とさせミリタリーシャツらしさを感じさせてくれます。




インパクトのあるダブルポケットのディテールも、ポケットの底が斜めに切られておらず、角のある四角く切り取られておりどちらも内側だけがマチ付きとなっておりヴィンテージと大きく違う点であります。


片側だけマチが付いている仕様はわたくし的に新鮮であり、収納力を上げる為に踏襲されている事はマチガイナイですが、両側にマチを付けるとボリュームが出過ぎてしまうないしは物を入れた際に重量によってポケットが垂れてしまう事の防止策ではないかと考察します。




肩についているポケットは、9mm弾の弾薬の箱をイメージした大きめのホッチキスの替芯の箱が入ります(笑) 実用性を考えるとワイヤレスイヤホンなどが入るサイズです。




コーディネート提案は、ミリタリージャケットにタイドアップスタイル王道ではありますが、ウール素材のジャケットであれば秋冬の起毛感の強いウールトラウザーズで合わせても上下の生地感にギャップが生まれないだろうと思いこの組み合わせを。

オックスフォード生地のボタンダウン、キャンディストライプ柄と悩みましたが最近自身が購入した事とジャケットの生地感に合わせてシャツをブロードにネクタイはシルク素材に質感を統一させた点がポイントです。


私が狙っているのはグリーン。

前回ご紹介したワークシャツもグリーン。


それではまた来週、


グリーン神本

今週もREMI RELIEF!待望の"Zip" Parkaが入荷です!!

いつもご覧いただきありがとうございます。



時刻は深夜一時。



ALL NIGHT BEAMS PLUSの時間です。



今週はサイトウとジムへ。



運動から逃げ続けてきた人生の私ですが、

30歳を超えて食事制限だけでは体重が減らないことに気が付き、とうとうジムデビューしました。

続くか不安です。



さて、そんな今週は、毎シーズン好評いただいているREMI RELIEFのスウェットシリーズ。

9月にも、先に入荷したクルーネックをご紹介しました。(もう一ヶ月経っててビックリ)


長年着古したかのようなリアルな加工と、ゆる過ぎず小さすぎない絶妙なサイズバランスが人気の定番シリーズです。

そんな人気のシリーズに今シーズンはなんと、

"Zip Parka"が仲間入り。


コチラです。


【別注】REMI RELIEF / Sweat Zip Hoodie
カラー:スミクロ,OLIVE,PURPLE
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥20,350(税込)
商品番号:38-13-0247-671


【別注】REMI RELIEF / Sweat Zip Hoodie Heather Grey
カラー:Heather Grey
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥20,350(税込)
商品番号:38-13-0248-671


生地や加工は今までのスウェットシリーズと同じです。



が…、今までとの大きな違いがZIP部分。



ZIP付近の生地の凹凸が、クルーネックには無かった良い表情を生み出してくれています。



やはりパーツが増えるとその分だけ表情が豊かになります。


地球で最もREMI RELIEFの似合う男に着てもらいました。

コチラでMサイズ。

クルーネックに続き、Zip Parkaも大きすぎず小さすぎない絶妙なフィッティング。



アームの太いダボッとした洋服が増えていますが、これはアームが太すぎず、丈も短いため、ややスッキリとした印象に。



最後にスタイリングを。


まずは私。

カバーオールのインナーにシーズンカラーの"PURPLE"を着てみました。


フードもしっかり大きめで、頭をすっぽり覆える大きさです。

Purpleは差し色に使えて非常にオススメ。


続いてはこの方。

白Tシャツ×デニム。これぞヤッピスタイルです。

Heather GreyとOliveで悩んでいるそうです。

本当に似合います。私もシンプルなアイテムがしっかり似合う男になりたいです。



さて、いかがでしたでしょうか。

クルーネックの流行が続いているので、久しぶりにZip Parkaも着たいな〜って方も多いんじゃないでしょうか。

言わずもがなですが…

ジャケットやブルゾン、コートのインナーに最適なので、今時期〜春先まで長く活躍してくれることマチガイナイです。

たくさん着て洗濯して、春頃には色も落ちてもっと良い感じになってそうですね。


それではまた来週。

今週も最後までお付き合いいただきありがとうございました。



BEAMS PLUS ロードショー 第288夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第288回目はこちら


『ヘンリエッタに降る星』(1995)

監督:ジェームズ・キーチ

出演:ロバート・デュバル / エイダン・クイン / フランシス・フィッシャー / ブライアン・デネヒー / レクシー・ランドール / フランチェスカ・イーストウッド

あらすじ:

1930年代のテキサスのある田舎に猫を連れた一人の老人がやってくる。彼は石油の鉱脈を探して旅をしている山師のコックスという男で、ある農場の土地に目星をつけるが……

石油の採掘にかけている山師の老人とある一家の話です。

改めて「山師」を調べると「山を歩き廻り鉱脈を探す人」、「もしくは投機をする人」、「詐欺師」とあります。この映画に登場するコックスもヨレヨレの風体でどこか怪しい雰囲気はするものの、他人を騙すようには見えない老人です。

そしてそんな老人に触発されて一攫千金を夢見始めるデイ一家の交流?を描いていきます。

実際にこの時代にテキサスで大きな油田が見つかったことにより工業化が進むのらしいですが、当時ほとんどの人が油田採掘を夢見て破産していったのだと思います。確実に石油が出る保証はないですし初期投資にも金がかかって回収できるかどうか分からない賭けに出るのはそう簡単にはいきません。しかしこのコックスは様々な手を使ってどうにか資金を集めて、デイ一家の土地で採掘を始めます。

そしてその結果は……是非、ご覧になって確かめて下さい。

正直、「名作!」「必見の作品!」という訳ではないですが、面白く観れた作品でした。

それではいつも通り衣装を見ていきましょう。

時代設定は1930年代なのでほとんどの人がスーツを着ているか、ワークウェアを着ているなのですが、やはり目がいってしまうのは労働者の格好です。

チェックシャツやシャンブレーシャツを着てその上からオーバーオールやツナギを着ていて、そのツナギも襟とウエスト部分が色の違う2トーンのものだったり、カバーオールもホワイトのヘリンボーンだったりと気になるディティールのモノが多かったです。

もちろんファッション的な着方ではなく、当時の労働者が着ていたであろう着方をしているので普段のコーディネートに取り入れるのは厳しい部分もあるとは思いますが、見ているだけでも面白いと思います。是非、主人公以外の人達の格好にも注目してみてみると面白いのではないでしょうか。

それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / グリース ジャケット ブライトグリッド
カラー:ベージュ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥39,600(税込)
商品番号:38-18-0836-874

やっと気温が下がり始めていて、シャツだけではなくブルゾンも気になる季節になってきたので、今回はこの新作のジャケットを紹介したいと思います。

デザインのベースは1960年代のショートブルゾンを基にデザインをしたGrease Jacketです。ゆとりのあるボックスシルエットが特徴でカットソー以外にもシャツやスウェットの重ね着もしやすいバランスです。その際にアレンジのしやすい様にフロントはダブルジップだったり内側の両サイドにもポケットを付けたりと機能面もしっかりとアップデートさせています。

使用している生地は尾州地域で生産されているウールとポリエステルの混紡素材で縦糸にポリエステル、横糸にウールを使用し、織りによってアイテム名にもなっているグリッド(格子柄)を表現しており、柄部分によって異素材が表れるこだわりの詰まった生地です。

写真でも分かるようにかなり光沢があり、柄の雰囲気と袖口がリブになっているのも含めて、自分は1950年代の雰囲気も感じております。

そしてアイテム名の「Grease グリース」とは生地の光沢感と整髪料としてのグリースを付けた艶を表現しているのではと勝手に想像しています。

最初にこのアイテムを見て浮かんだイメージが1950年代のアメリカの整備工をやっている若者が土曜日の夜に遊びに行くときにパンツはボロボロのジーンズ、シャツは開襟シャツで髪はGreaseを付けてポンパドールにリーゼント、そして一張羅のこのジャケットを着ていくという姿でした。(自分の妄想です。)しかしそんな妄想がパッと思い浮かぶくらいの存在感のあるジャケットは中々ないと思います。

これから気温も下がり、ブルゾンが欲しくなる季節にこんな存在感のあるジャケットはいかがでしょうか?

こちらのアイテムも既に店頭に入荷していますので、気になる方は是非、問い合わせて頂ければと思います。

それでは『ヘンリエッタに降る星』お楽しみ下さい。

コヴ

春夏に続いて、、、

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。こんばんは。(弟)正志です。



ようやく秋?そろそろ薄手の長袖が活躍?

そんな時期ですが、もう10月2週目の週末前。


本日はこちらをご紹介。

今回も、画像はちらりとみせてく方針です。



改めて調べてみると、ヘルスニットは、アメリカの西部開拓時代が終焉を迎えた1900年。ヘルスニットは、エドワード・J・マクミランによりテネシー州で創業している。

ブランドタグに控えめなバランスで

「No fit like」とメッセージ。

ヘルスニットほどフィットするものは他に無いーとゆう強気でいて、なんとも刺されるワードセンス。コンセプトを掲げた製品は、言葉通りの着心地の良さが評判を呼び、すぐにアメリカを代表するカットソーブランドへと成長していく。誕生から120 年以上が経ち、ヘルスニットは過去から現在に至るまで、変わることのない3つのポリシーを貫いているようだ。


・QUALITY 高い品質
・STYLES 洗練されたスタイル
・COMFORT 快適な着心地

選び抜かれた素材で、快適な、長持ちする
製品をつくることをモットーに
脈々と受け継がれてきたHealthknit の使命であり、根幹となる部分であるようです。



【別注】Healthknit / Honeycomb Thermal Henry Neck Long Sleeve T-shirt Horizontal Stripe

カラーOATMEAL*FADE SAX、H.CHARCOAL*OATMEAL

サイズ:S、M、L、XL

価格:¥10,450(税込)

商品番号:38-14-0086-875


【別注】Healthknit / Honeycomb Thermal Henry Neck Long Sleeve T-shirt

カラーOATMEAL 、H.CHARCOAL 

サイズ:S、M、L、XL

価格:¥10,450(税込)

商品番号:38-14-0084-875


色は4色展開と充実したボリューム。




こちらの編み地構造は、秀逸でありクラシックな雰囲気。

ハニカムサーマルは、「蜂の巣のような立体的な編み目を持つ、保温性の高い生地」のことです。もともとは、軍隊やアウトドア用の防寒肌着として使われていた、機能的な生地です。名前の通り、直球な名称が使用されている。


BEAMS PLUSでは、こちらの生地(空紡糸で編み上げた)でハニカム仕様を

リクエストしている....


空紡糸(くうぼうし)は、別名「オープンエンド糸(Open End Yarn)」とも呼ばれ、Tシャツやスウェットなどのカジュアルウェアによく使用される糸を使っている。

空紡糸は、そもそも空気の力を利用して繊維を撚り合わせる(紡ぐ)方法で作られます。この製法により、糸の外側は強く撚られ、内側は撚りが甘いという独特な構造になります。

糸の内側に空気が多く含まれるため、見た目よりも軽い着心地になる点と内部に熱が溜まるので暖かい。着用していて癖になる部分である。




フラットシームもブランドアイコン?

アイデンティティ?





ぜひ、こ試着をしてください。

春夏に続き、リピートは個人的にも確定である。

では、次は10/24()深夜1時にお会いしましょう。
p.s. 兄(広志)は、無地のチャコール
  弟(正志)は、無地のオートミール

YAMADA brothers



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〜Beer Jacket〜10/11は原宿へ!

時刻は深夜1時。



こんばんは。 佐久間です。


今夜はこちら。



【別注】JOHN GLUCKOW / BEER JACKET
カラー:ナチュラル
サイズ:38,40,42,44
価格:¥46,750(税込)
商品番号:38-18-0978-386

10月11日(土)リリースのJOHN GLUCKOWに初めて別注したアイテムが登場。



ジョン・グラッコーとは?聞き馴染みがない方もいるかと思いますので、ご説明させていただきます。

1968年アメリカ生まれの57歳。 アイビー・リーグと呼ばれる大学の一つであるプリンストン大学卒業後、 FIT(ニューヨーク州立ファッション工科大学)在学中に POLO社のメンズデザイン部門に入社し。その後ヴィンテージディーラーとして独立。

まさに文武両道。バイブルと言われるような映画や本で見ていたような方のイメージです。さらに、英語がほとんどわからない自分にも伝わるビンテージウェア、いや洋服好き。

いつも来日する際に、毎回荷物が多すぎて重量オーバーしているらしいです。僕らも出張に行く際に、毎日違うコーディネートを見せたいので、洋服だけでキャリーケースがパンパンになっているので、すごく共感しました。笑

すみません。脱線しました。

そしてこのJOHN GLUCKOWを手掛けるのが、僕らもおなじみのWAREHOUSEです。ジョン氏が所有しているビンテージウェアを、当時の製法そのままに製造を行うコラボレーションブランドでございます。BEAMS PLUSでは、2023年にファーストコレクションをポップアップストアのイベントでリリース。


そして今年は、待望の別注アイテムが登場。

我らがチーフバイヤーのサミュエル金子仕込みです。

アイテムがこちら。名はビアジャケット。



ルーツは高価なスーツを汚さないように1番上に汚れても良いジャケットを着るというのが起源の一つと言われているとか。

生成りのコットン素材は、デニムより安価で、身なりも気にしての素材セレクトとのこと。


詳しい背景やデザインソースの詳細は、是非ウエアハウス広報の藤木氏のブログをチェックしてみてください。

僕も藤木氏のブログを見るためだけにTumblrを登録してます。

https://www.tumblr.com/warehouse-fujiki/?fbclid=PAQ0xDSwNTvDFleHRuA2FlbQIxMQABpz8CKknrEDUWljgjg0DtRfzFU2jHol9ahPdWa9b4P8vWeY8nJtE5ynCOG506_aem_Rv6dWu6_Fd8Q1BlXg3mOPQ



背中のステンシルプリントは、ビンテージをベースにオリジナルで作成。

一見わかりにくいですが、ブランドネームや年号も入ってます。



ゴワッとした手触りのコットン素材。

ワンウォッシュはしていますが、着込み甲斐があります。

同色のステッチ、カンヌキ、フロント3パッチポケット&左胸裏にもポケットつき。

胸元の開き具合が良く、Vゾーンの演出が楽しめそうです。

ボタンはチェンジボタン、袖口はアジャスターボタンなども付かず、シンプルな印象です。



気になるサイズ感は

まずは42



身幅には余裕があり、着用には全く問題なし。個人的には着丈がもう少しあっても良いかなと思います。


と言うことでサイズ44



インナーのシャツよりも着丈が長くなり、今はこちらの方が気分かなと。



膨張色かつ生地にハリがあるので大きくは見えます。けれども着込んだ雰囲気をイメージすると個人的には44に軍配が上がりました。



いかがでしたか。

他にもオリジナルプリントのTシャツもご用意し、この週末のみのスペシャルイベントも開催します。

こちらのニュースページ後方部分にイベント詳細もございますので、チェックお願いいたします。

https://www.beams.co.jp/news/4595/


前回もでしたが、実際にジョン・グラッコー氏は来日。本人によるステンシルプリントをその場で入れられるのはうれしいし、何より愛着のわく1枚になるかと。

是非、ご来店お待ちしております。



では今週のワンショット。



イベントに先立って決起会を開催。

来日2日目で時差ボケもピークだと思いますが、微塵も感じさせない素敵な笑顔でパワーをいただきました。






では今夜もありがとうございました。







『BEAMS PLUSは眠らない』







明日もお楽しみに!







佐久間でした!

アートな秋の新作です。


10/8(水)深夜25時。

オールナイト ビームス プラスの時間です。


先日、いつもの御茶ノ水エリアにて。

ものすごく情熱のこもった労作に

出会いました。少し怖い位の熱さ...




さて、今回はこちら。



sage de cret / マルチファブリック パッチワーク テーラード ジャケット
カラー:ネイビー系
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥68,200(税込)
商品番号:38-16-0761-411


ビームス プラス別注でもお馴染み

デザイナー千田 仁寿氏のブランド

サージュデクレの新作。


パッチワーク生地のジャケットです。



パッチワークを構成する生地達が

全てネイビー系カラーです。

生地ひとつひとつを眺めたくなります。





敢えて風合いの異なる生地を

組み合わせ、良い意味で不揃いな

表情を生み出しています。

抽象画的な感じでしょうか。


芯やパッドは無く、着心地は柔らかめ。


サイジングはややオーバーサイズ気味で

普段よりもワンサイズ下げても良いです。

画像はMサイズです。



ジャケットのディテールとしては

遠景にアメリカントラディショナルが

見え隠れしている様な?


パッチ&フラップポケット




ラペル周り等のミシンステッチ




3ボタン仕様


そしてボタンは金属製です。

まさにネイビーブレザー的。


ですが

paint it black仕上げです。


ステルス仕様のブレザーかもしれません。



ちなみに

裏はwhite light/white heat仕様です。


クラシックな白スレーキづかいです。



アメトラ×パッチワーク×ステルス...

私好みな三題噺...


ネイビーブレザーを既に複数お持ちの方に

ついついおすすめしたくなる1着。

ブレザーの新たなる解釈。


次の一手として

是非ご検討ください。







私の

最近の...recently...

御茶ノ水で見つけた労作とは?


それは来日したアーティストに関する

チラシ類を集めた1冊のジン。


“メモラビリアの世界”

コンサートのチラシは実に様々な

品質の物があり、かなり粗い品質の

ものも含め、ひたすら丹念に集めた

作者の熱意がすごいです。

そんなフライヤー類が渾然と並ぶ

素晴らしき1冊。



偶然UKパンクの祖ストラングラーズと

ボブ マーリーが並ぶ面白さ。

ストラングラーズはベース音が独特で...

以下略。




私の

最近の...recently...その②

先日、新宿エリアに用事があり

東口方面に。幾つかの建物か一気に

変わっていて、記憶中枢が混乱しました。

そして何故なのか?インバウンドも含め

皆さん凄い勢いで歌舞伎町方面にガーッと

流れていて、進むのも一苦労でした。

用事を済ませて、ニュートラルになれる

定点観測的スポットに。


ジャズの店DUGさん。


L字カウンター角“ビクター”席に

初めて座る事が出来ました。

アイリッシュウイスキーで酩酊。






さて、暑さはさほど変わらないまま

あっという間に10月になりました。

あと数ヶ月で年末を意識しそうな...

ですが、今年は例年よりも暑いです。

時折秋を感じさせる虫の鳴き声が聞こえる

ものの空気は未だ夏を引きずっている...

妙な気候です。皆様、引き続き体調管理を

万全になさってお過ごしください。


では、また来週!!

ビームス プラス 丸の内

丹羽 望







↑Instagramも定期的に更新しております。ここでしか見られない投稿も盛り沢山。よかったら、ご覧下さいませ。



チェック神本の要チェック PART 72

[チェック神本のAll Night BEAMS PLUS]



皆様こんばんは、いつもBEAMS PLUSのレーベルブログをご覧頂き誠に有難う御座います。

ビームス ライフ 横浜 のチェック神本です。

突然ですが、「秋の夜風」っていいですよね、昨年に引き続き秋を感じずにすぐに冬になってしまうのかなと思っておりましたが今まさに秋を感じる事が出来ております。

私の好きな季節は秋、洋服屋らしい理由で言えば気温の低下が緩やかで重ね着が出来てコーディネートを組むのが楽しいから、ロマンチスト的なことを言うと草木が散りゆくその様が儚くて感慨深く好きなのです(笑)

BEAMS PLUSは毎週金曜日にローンチされるアイテムの数々、購入してすぐに着用できる気温になってきたので何から購入しようか悩ましいですが、、、

本日ご紹介させていただくアイテムはこちら!!




BEAMS PLUS Work light TWL Shirts
カラー:RED GREEN BLUE
サイズ:S M L XL
価格:¥30,800(税込)
商品番号:38-11-1662-139

自身のクローゼットを見返すとこれまであまり手にした事がなかったワークシャツ、自分でも無意識のうちにボタンダウンシャツやオープンカラーシャツに惹かれる事が多くタイドアップするスタイルやスカーフを巻くスタイルが日常的であったからでしょうか。

苦手意識があったわけではなく着用するシーンがプライベートを含め少なかった私ですが、このアイテムにはビビッと・ああこれカッコいいな購入しようと思ったワークシャツです。



RED



GREEN



BLUE 


その理由はこの独特な3色のカラーリング。

ワークシャツというと誰しもがイメージするカラーとして「インディゴ」が挙げられるでしょう。

作業着として着用されていた当時は生成り(無染色)の色で着用されていたようですが、天然のインディゴ染料は草木・植物から抽出された染料でありその中にピレスロイドという成分が含まれており虫よけ成分が含まれています。

今日の私たちにも馴染み深い殺虫剤にも使われている成分が天然のインディゴ染料にはある為、ワークシャツやデニムに使用された事が始まりという一説があります。



サンフェードしたかのような、古着のような、着古された哀愁漂うこの雰囲気に一目惚れした私でありまして、こちらはインディゴ染めではなく「顔料コーティング」という手法でこのカラーリングが表現されております。

さて、私自身もあまり聞き馴染みのない顔料コーティングとはですが、〜染めは皆様もご存じの通りに「藍染め」や「インディゴ染め」など無数に存在するかと思いますが、染料に浸すないしは生地や糸の繊維の中まで色を入れる・染み込ませることで色を入れる染色方法が〜染め。



顔料コーティングとは生地・糸の中まで染料を染み込ませるのではなく表面に塗布する、コーティングして色をつける方法です。

恐らく比率的に男性の方がこのブログを読んで下さっていると思いますので、少しイメージが湧きづらいかと思いますが、爪に塗るマニキュア(私も小学生の時、母と一緒に付けてました笑)と同じ原理、爪の内部までは色は入っておらず表面にだけ色が付く非常に近しい染色方法です。



そしてこの顔料コーティングの上から「ボールバイオ加工」を施しております。

またまた珍しいワードが登場しましたが、「バイオ加工」これは以前の私のブログ、PART 56にてご紹介したバイオウォッシュと同義であり、コットンの生地表面を酵素が分解し柔らかく古着のような風合いをだしてくれる加工。

それに加えて「ボール」と一緒に生地を洗うことで生地に物理的ダメージや摩擦を与えて、白く・白化した表情を出すことが出来ます。

顔料コーティングとボールバイオ加工をする事でこのヴィンテージと一見見間違える生地の表情と雰囲気が既製服・吊るしで購入出来るというBEAMS PLUSの魅力が詰まっております。

私はグリーンのLサイズを購入します!!!

ハードな洗いの加工をかけている兼ね合いからか、この定番のWORK SHIRTS 型よりも袖丈が短くなっていると私は感じましたので、購入される際は袖丈に要チェック。

最後にコーディネート提案を、



このコーディネートを組んだ際に「神本やん!」とツッコまれてしまいましたが、ワークシャツをワークシャツらしく合わせるか、正反対の属性のアイテムで合わせるか悩みましたが自身のワードローブとの相性と着慣れていないのでまずは正統派な合わせで。

シャツの生地はコットンツイルであり見た目がデニムに似ておりますが、経糸にインディゴ染めされた糸を使用していない為、パンツにデニム生地を合わせてもいなたくなりすぎないと思い加工感のあるミルトラウザーズをチョイス。

カナダ軍のディテール踏襲したミリタリーレザージャケットで男らしくこってりした合わせかなと思ってます(笑)

首元のドット柄のバンダナもなくてはなりません。

見た目以上に生地ウェイトも軽く気温が安定しない今時期に第一線で活躍してること間違いなし。

それではまた来週、

チェック神本

REMI RELIEF 2nd type Jacket。今年も入荷してきました〜!



みなさんこんばんは。



時刻は深夜一時。



ALL NIGHT BEAMS PLUSの時間です!!




今週はNEIGHBORHOOD®の30th Anniversary Exhibitionへ。



学生時代に好きだったブランドのイベントということで、学生時代の友人と行ってきました。



30周年を記念して発売された「THE TOKYO HUNDREDS 2 原宿の肖像」という写真集の展示は圧巻でした。

10年前にも同じタイトルの写真集が出ており、その写真集には載っていなかった人も載っていて時代の流れを感じました。


さて、そんな今週はコチラ。


REMI RELIEF / Denim Jacket 2nd
カラー:Indigo,Black
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥34,980(税込)
商品番号:38-18-0874-671


ここ数シーズン定番で展開しているREMI RELIEFの2nd type Denim Jacket。


今シーズンもとうとう入荷してきました。


ハードな色落ちやダメージはなく、全体的に褪せてきたな〜くらいの控えめな加工。

ヴィンテージのような実際に作業着として使われたハードダメージではなく、現代的で自然な色落ちです。

実際にタウンユースとして着ていったとしたら…的な経年変化なのでしょうか。

個人的にはこの方が普段使いしやすく、カジュアルから綺麗めなスタイルまで幅広く合わせられるなーと感じます。


しかし、そこはREMI RELIEF。

現代的な色落ちでも、加工自体は細部まで抜かりなく仕上がっています。


ブランド独自の加工技術により、自然に着古したような風合いと絶妙な"やれ"感。

着古され、長い時間が経過したような自然な経年変化を加工によって表現。

ボタンに至るまで、徹底してこだわって製作されています。



程よく綺麗に、けれど本格的なデニムの加工感も楽しめる。

そんなREMI RELIEFならではの大人のデニムジャケットに仕上がっています。


最後にスタイリングを。

私はニットベストと合わせました。

加工が控えめな分こういった綺麗めな雰囲気のアイテムとも相性良く着ていただけます。

タイドアップしても綺麗にキマります。

続いてはサイトウ。

彼らしく男臭いアイテムチョイスですが、ブラックカラーがクールな印象です。

REMI RELIEFのヘンリーネック、ジップパーカー、デニムジャケットと、REMI RELIEF三重奏で最高の組み合わせ。


これこそ辻堂スタイル。




さて、いかがでしたでしょうか。

朝晩肌寒いこの時期はTシャツの上から、

もう少し寒くなったらスウェットの上から、

そして冬には上からダウンベスト。

本当に長く使える便利なアイテム。それがDenim Jacketです。


今流行りのハードなヤツではなく…

REMI RELIEFでは大人のデニムジャケットスタイルを楽しんでいただければと思います。


それではまた来週。

今週も最後までお付き合いいただきありがとうございます。

BEAMS PLUS ロードショー 第287夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第287回目はこちら


『オール・ザ・キングスメン』(1949)

監督:ロバート・ロッセン

出演:プロデリック・クロフォード / ジョン・アイアランド / ジョーン・ドルー / ジョン・デレク / マーセデス・マッケンブリッジ / シェパード・ストラドウィック

あらすじ:

カノマ市の実直な下級役人だったウイリーは地元政治家の腐敗を正すべく財務官に立候補していたが落選してしまう。しかし彼は民衆に腐敗の実態を伝え続け、徐々に人気を得ていく。そんな時に彼を州知事選の「スポイラー候補」として擁立する動きが出てきて……

映画のタイトルの「オール・ザ・キングスメン」とは英語の動揺のハンプティ・ダンプティの詩の一部で、直訳すると「全ての王の家来たち」という意味ですが、この言葉自体に由来や意味がある言葉だそうで、「どんな権力や力があっても一度壊れたものは元に戻せない」という意味なのだそうです。

この映画自体は実直だった役人が権力を持つことによって自らも腐敗、堕落していく話なのですが、タイトルの意味を考えると二度と元に戻せない物とは何だったのかを考えさせられる映画でした。

このウイリーは自分に有利になるような裏工作をしたり、自身の保身や自身の賄賂の為に様々な手を尽くします。その反面、公約としてあげていた道路や学校の整備したり、高度な医療体制の病院を作り医療費を無償にしようとしたりと住民の為にも動くので、住民からの人気は相当高い知事です。

どちらの面もこのウイリーという人物を表しており、清濁併せ吞む人物として描かれます。そして民衆を扇動する事にも長けております。この映画を観ていてある政治家を思い出しました。その方も毀誉褒貶の激しい方だったそうです。

そしてこの映画の中で行われている民衆に対する扇動を観ていると現在に通じるところがあり正直怖くなりまし、そんなところも含めて今のタイミングで観て色々と考えさせられる作品だと感じました。

それではいつも通り衣装を見ていきましょう。

今作は白黒作品で色が分からないのですが主人公であるジョン・アイアランド扮するジャック・バーデンが着ているたぶんハリスツイードのジャケットや後半で着ているトレンチコートは相当格好良くて、着こなしのお手本になると思いました。

時代設定は1940年代なのでスーツのラペルの幅が大きく、それに伴いネクタイの大剣もかなり幅が広く短くなっているのもこの時代の特徴だと思います。

余談ですが、この白黒作品を観ていつも思うのはカラーだったらもっと洋服の細かいディティールまで分かっていいだろうなという事です。最近だとAIで色を付ける事も出来そうですが、それはそれで信用が出来ないので(勝手な思い込みですが)もっと早くカラーになっていればと思う事が多いです。

ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / ワーク ライトツイル ピグメント コーティング
カラー:レッド、グリーン、ブルー
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥30,800(税込)
商品番号:38-11-1662-139

こちらは昨日発売となった新アイテムです。

ベースは1950年代のアメリカのストアブランドのワークシャツで、脇のガゼットやメインの縫製は三本針の巻縫いと本格的なディティールが特徴です。

まずライトウエイトのツイルに顔料でコーティングしその生地を使ってシャツを作り、そのうえで顔料のコーティングを落とすような、剥がしていくような強めのハードウォッシュをかけてこの表情を出しています。

ですので着古した雰囲気はあるものの色の鮮やかさは残っているので、暗くなりがちな秋冬のコーディネートのワンポイントとしてかなり重宝しそうです。1枚で着て主役になるシャツではありますが、もっと寒くなってくればデニムジャケットやチョアジャケット等のワークアイテムとの相性は抜群ですし、敢えてカウチンセーターやフィッシャーマンセーターのインナーとしてもカラーがポイントになって良いと思います。

生地自体が薄手なのでインナーで着ていただいてもモコモコにならずにすっきり着ていただけます。

正直、どのカラーも在庫は少なめなので、気になる方は早めに問い合わせていただければと思います。

それでは『オール・ザ・キングスメン』お楽しみ下さい。

コヴ

違和感のある貴方

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

シーズンは残り6試合。我が推しは、残留へ少しでも勝点を積み上げていかないといけない。アウェイ3連戦をどう締め括れるかにかかっている。明日は対する柏だ。


先週は、ガンバ相手に先制するまでは良く、結果、敗戦。アウェイの敗戦はメンタルに響く…


ライトアップされているのになんだか…

続くFC東京は、後半にキャプテンの魂こもった先制弾を皮切りにその後も夏に加入した選手の追加点と、安堵しながら後半終了間際に1点差まで詰め寄られる。何とか勝ちきったものの、締め方に不安が残るが、明日はやり切るしかない。しっかりと後押ししたいと思います。

では今週はこちら。


BEAMS PLUS MIL Open Collar Mini Plaid Laundry Wool
カラー:FLAMINGO×SAX、BLUE×BLACK
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥38,500-(税込)
商品番号:38-11-1657-139


FLAMINGO×SAX

BLUE×BLACK

如何にもな、50年代ムード漂う柄。

ギンガムと言うと白と他の一色を組み合わせている為、正確な表現とは違うかもしれませんが、カラーギンガムとでも言いましょうか。

そんなムード良い柄が落とし込まれているのは、通常取り扱いしている開襟シャツ型じゃないと言うから、先ずは違和感を覚える。

モデルはミリタリー、海軍スタイルの開襟型。




襟にはループが無く、トップボタンを留めると襟周りの見え方が格段に違ってくる。


参考までにループ付き開襟型



ポケットはBEAMS PLUS基準の柄合わせでボタンが覗く。




カラーマッチングによってのボタンも用意するといった拘りも健在である。


フロントはタテ穴なのも印象をかえる



何故にミリタリースタイルに落とし込まれているのか。


背中ヨークのない柄を存分に楽しめるのもそうだ。襟周りの見え方もそう。


当時のフィッシングベストといったアウトドアウェア、その裏側に当て布?保温?として張られているのを古着で見かけたりする。そのアクティブなムード、ミリタリーのサプライヤーをこなすアウトドアメーカー、そんな流れを無理やりこじ付けてみると、何だか納得する。

勝手に解釈しながら、そんな事はどうでも良く、この柄のシャツを存分に楽しんで欲しい。

素材感もミソだ。




やや温もりのある柔らかい表情の生地は、ウール100%である。しかも洗えるとくれば、嬉しい他ない。

厚過ぎず、薄過ぎずの程良い生地の厚みながら、モチッとするような弾力?と重みが、これからの季節を楽しみにさせる。

サイズ感は、今シーズン新たに、ゆとりあるリラックスムードは、タックインも、羽織りもサマになる。コーディネートの幅は拡がりそうです。

是非、お試しくださいますと嬉しいです。

YAMA

Japanese Indigo....

皆様こんばんは。

木曜深夜1時を迎えました。

あれっ?と感じてくださっている方もいらっしゃるかと思いますが、本ブログをもちまして新たに木曜深夜チームに加入いたしました『﨑野 文太』こと『文ちゃん』と申します。

9/16よりBEAMS PLUSの内勤チームに異動し、BUYERチームに所属しております。

店舗スタッフ時代にもブログ製作はしておりましたが、改めて自己紹介をさせていただきます。
2021年秋に学生アルバイトとして『ビームス プラス 原宿』に入社し、そこから丸4年間在籍しました。
現在25歳で今年26歳になるのですが、所属部署の中で最も年齢の近いスタッフである『カリスマJay.Yanai』とも10個近く離れている圧倒的後輩ということで、何とか物怖じせずにガツガツやっていこうと思っております。
プライベートでは、昨年結婚し先日結婚式を執り行わさせていただき、BEAMS PLUSメンバーも大勢駆けつけてくれました。

最近のマイブームは、ひたすらアメリカ映画とロンドンやパリが舞台となっている映画を見まくる事でございまして、古い作品から新しい作品まで幅広く見ているのですが、傾向としてはロマンス系が多いかと思います。

後は、『NATURAL LAWSON』から展開しております、『沖縄黒糖を使ったアーモンド&クルミ』と『GABAが摂れる ハニーバターミックスナッツ』を仕事合間に食べています。
ヘルシーな気もするので見かけた際は、お手に取ってみてください!

前置きが長くなってしまいましたが、ブログを通じて皆様に沢山の情報をお届けできることに感謝し、楽しんでいただけるコンテンツ作りをして参りますので何卒よろしくお願いいたします!


さてそれでは本題へ。

9/30~10/1の2日間で岡山県児島市、広島県福山市を訪れておりました。

何故かといいますと、こちらではBEAMS PLUSのプロダクトを製作していただいている工場様がございまして、そちらを訪問させていただきました。


その中でも、製品の染色や加工を行っている工程にフォーカスを当ててご紹介いたします。


こちらは『ヒゲ板』と言いその名の通り、デニムにヒゲを付ける為の型紙です。

こちらは、各メーカーの要望に合わせたものをオーダー後に作成をする場合もあります。

その上に置かれておりますのが紙やすりとなっており、一つ一つ手作業で職人の方々が作業しております。

やすり自体にも番手があり、目の細かさ、粗さにより風合いが異なります。

粗ければくっきりとし、細かければナチュラルな淡いヒゲを表現することが出来ます。

洗いと染色の工程を行うこちらのマシンは、様々な形・サイズや技法の違いがございます。

最大で、一度に100〜120本ほど釜に入るものもあり、量産するには必要不可欠な設備です。

また、ストーンウォッシュ、バイオウォッシュ、ブリーチ等に対応する為に、使い分けています。

また、上記で言及しておりますヒゲですが、全て生デニムの状態で行っており、その後洗いを施すことで、シェービングした部分が浮き出てくるような仕組みとなっております。


こちらは脱水機でございます。

洗いが終わったものを脱水させ、その後タンブラー乾燥機や天日干しの工程を踏んでいきます。


こちらは工場内で天日干しをしている画。

ヴィンテージデニムのような加工感には、洗いざらしで、柔らかく皺が入っていたり、自然な風合いを生み出すことが出来る天日干しの相性が良く、希望されるメーカーも多くございます。


こちらはレーザー加工で、ヒゲやダメージを表現出来るハイテクマシンとなっております。

プログラミングされたデータを元に、照射するのですが、その強弱により加工の濃淡を付けることが出来る優れ者です。


画像はデニムではございませんが、意図的にダメージを施す機械となっております。

デザイナーによるイメージや、サンプルを元に、一つ一つ手作業で繊細なダメージを加えていくのですが、膨大な数を全て人の手で行っている姿にとても感銘を受けました。

極めて丁寧なダメージというのがファッション的に素敵だなと思いました。


番外編ですが、こちらは加工デザインのサンプルとなっており、職人の方が様々な方法と工夫を凝らして、創意工夫に励まれております。

数多あるブランドのデニムを手掛けることが出来る技術力と、その要求された物を更に良い物として実現させたいという想いに心打たれ、感動しました。


5 Pocket Wide Selvege Denim Used
カラー:USED
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥33,000(税込)
商品番号:38-21-0074-791

今シーズン、児島にて製作しているアイテムだと、こちらが代表作として挙げられます。


全体に加工と洗いを施した後に、裾周りにダメージを加えているのですが、パッカリングが生じた後に入れることにより、自然に履き込んで生まれたアタリを表現しているという圧巻の拘りです。

最後に、オーバーダイと呼ばれる既に染められている物の上から染色を行う技法も用いられています。

こちらはベージュ系の染料を乗せており、着古したような土っぽい質感を表現しています。


いかがでしたでしょうか。

モノづくりの温もりを存分に感じられました。

単純に作るだけでなく、それぞれに想いと拘りがこれでもかというほど詰まっているという事実を微力ながら伝えていきたいと思います。

是非。


文ちゃん

おすすめの黒いジャケットです。


10/1(水)深夜25時。

オールナイト ビームス プラスの時間です。



先日、ビームス プラス 原宿の岩折から

連絡があり、私の好きそうな商品を

見つけたとの事。それは??




さて、今回はこちら。

ケネスフィールドの新商品です。



KENNETH FIELD / WESTERN JACKET SATEEN
カラー:ブラック
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥57,200(税込)
商品番号:38-18-0902-066



いわゆるロデオをモチーフにした型。

過去には別の生地で発表されていましたが

今年はグッとミニマムな雰囲気に。




黒いサテンを纏った仕様に生まれ変わり

ました。実に美しい光沢感です。







衿やカフスのコーデュロイも合わせて

黒に。“いなたい”感じはゼロになりました。





ロデオジャケットvs3本ステッチという

強めなディテールも黒に隠れ控えめに。




左サイドにはペンポケットが

ひっそりと。これは好みです。


良い意味でニュートラルな雰囲気なので

異なるカテゴリーのウェアとも合わせ

易くなったと思います。


勿論、色落ちしたデニムやロデオシャツと

組み合わせると、本来のキャラクターが

浮上してくると思います。



皆様それぞれのお好みに合わせて

幅広い解釈でコーディネートをお楽しみ

頂ける1着です。


次の一手として、是非おすすめします。






私の

最近の...recently...

冒頭の続きです。岩折のレコメンドとは?


それは何と!!私が敬愛している音楽家

リー ペリーのフォトTシャツ。



【別注】Dennis Morris / Lee Perry T-shirt①
カラー:ホワイト
サイズ:M,L,XL,XXL
価格:¥7,480(税込)
商品番号:75-08-1435-391



UKジャマイカンの写真家である

デニス モリスが撮影したショットを

用いたシリーズのひとつ...

実は遡る事2016年...当時ビームスTに

在籍していたスタッフと私のコラボ?で

奇しくも今回同様、デニス モリス撮影の

リー ペリーTシャツを企画した事が

あります。何枚かの写真を2人で見て

確か2パターン商品化しました。

巡りに巡って...不思議な感じです。笑





私の

最近の...recently...その②

リー ペリー続き。

まさに最近リリースされた強力な

コンピレーション。


リー ペリーが自らのスタジオで

日本やアメリカ製の録音機材をまるで

楽器演奏者の如く限界まで使い倒した

時期〜その奇跡的な名曲達が揃った

コンピレーション盤です。


(当時のドキュメンタリー映画にて

ペリーが踊りながらスタジオ機器を

操りレコーディングする様子を

確認する事が出来ます。)

ちなみにこちらの写真も

デニス モリス撮影です。


まるで私が自分勝手に選曲したみたいな

感じです。冒険的な音響がお好きな方に

次の一手として。







さて、やっと本当に秋らしさを感じる

季節になってまいりました。店舗には

秋の商品が揃っております。皆様の

ご来店を心よりお待ち致しております。


では、また来週!!

ビームス プラス 丸の内

丹羽 望







↑Instagramも定期的に更新しております。ここでしか見られない投稿も盛り沢山。よかったら、ご覧下さいませ。







古着に見えるけど古着じゃない!?チャーリー脇山のこれ着ようじゃあーりませんか?vol.6

どうも、チャーリー脇山です。

ブログをご覧いただきありがとうございます。




個人的なご報告ですが、私9月16日付でBEAMS天王寺からBEAMS神戸に異動になりました。


こちらのブログも、天王寺の店舗で撮影を行い、持ち越して神戸で執筆を行ってます。


人生の節目に立ち、なおかつシーズンの変わり目にお勧めのアイテムをご紹介します。


それがこちら。




BEAMS PLUS / WORK 8oz Denim
カラー: USED ONE WASH
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥30,800(税込)
商品番号:38-11-1658-791


1950年代のアメリカのストアブランド・ワークシャツをベースに仕立てた〈BEAMS PLUS〉のワークシャツ。




脇にはガゼットを配し、縫製は三本針の巻き縫いという本格的なディテールが魅力です。



生地には、40年代のユニオンワーク古着をイメージしたライトオンスのデニムを使用。ワークカジュアルな表情を持ちながらも、上品さを感じられる仕上がりになっています。




シルエットはクラシックフィットを採用しているので、程よくゆとりがあり、リラックス感のある着こなしが楽しめます。カットソーの上にさらりと羽織るのはもちろん、ポロシャツやシャツとのレイヤードにも最適。軽めのアウターとして活躍してくれる一枚です。




USED加工 ONE WASHの2パターンのご用意です、、



特にUSED加工のアイテムに関してお決まりのフレーズは


『長年愛用したヴィンテージデニムのような風合い』


となり、この様に




ラフで抜け感を演出できるTシャツとのコーディネートも合うのですが、




自身の感覚になるのですが、リアルなヴィンテージと比べると、


着古した味わいを残しつつ、古着には無いどこか漂う清潔感』


がこの一枚の魅力です。

若かりし頃の自身が見たイタリアのデニムに近い色合いも好印象です。


オックスフォードのボタンダウンシャツやシャンブレーシャツの代わりに、カジュアルながらもタイドアップスタイルに取り入れるのもおすすめです。


さて、そろそろ締めに入りますが、ビームス 天王寺では、レディーススタッフご紹介してきましたが、神戸では神戸ランチ事情をご紹介していきたいと思います。記念すべき1回目はこちら



【かつ丼 吉兵衛】

神戸ランチの人気店。地元はもちろん出張に来たスタッフにも人気のお店。




行列できるお店ですが、食券を購入して並ぶスタイルですが、回転が早いのでお昼休憩の強い味方です。


リーズナブルですが、味は確か!神戸に来られた際は御賞味あれ。


ワキヤマ

チェック神本の要チェック PART 71

[チェック神本のAll Night BEAMS PLUS]




皆様こんばんは、いつもBEAMS PLUSのレーベルブログをご覧頂き誠に有難う御座います。

ビームス ライフ 横浜 のチェック神本です。


ご存知の方も多いかと思いますがBEAMS PLUSのラジオ局 「プラジオ」を聴いてくださっておりますでしょうか。


私、チェック神本久方ぶりに復帰致しましてプラジオリスナーの皆様ド待望??の収録だったかと思いますが(笑) 勿論聴いてくださいましたよね?

いらっしゃらないかと思いますがまだの方はぜひお時間ある際に1.2 1.5倍ぐらいでのご視聴をお勧めします。(笑)


調子に乗るのも此処までにして今回ご紹介させていただくアイテムはこちら!!







BEAMS PLUS 4B Cuffs Jacket
カラー:カーキ ブルー グリーン
サイズ:S M L XL
価格:¥38,500(税込)
商品番号:38-16-0669-874

素材や柄を変えてオールシーズンBEAMS PLUSで展開してしている定番アイテム4つボタンカフスジャケット。

昨シーズンは起毛感の強いツイード調の地厚な生地感が特徴的なアイテムであったと記憶しておりますが、




今シーズンはポリエステル素材でやや軽めな生地感で玉蟲色を彷彿させる独特な光沢感とカラーリングが特徴的であります。

この秘密は経糸・緯糸を変えて縫製されており経糸を「タスラン糸」 緯糸を「カスリ」という特殊な糸染めをした糸を使用しているから。




タスラン糸とは繊維に対して空気を使用して加工を施し、ふんわりとした柔らかい雰囲気とボリュームを増やす大きく見せる加工がされている糸になります。


見た目以上の軽さとドライなタッチ感、タスラン糸のほとんどは化学繊維 今回のポリエステルやナイロン素材から作られており2本の糸を空気の力を使って繊維同士を絡み合わせて1本にしている為、強度にも定評のある加工糸なのです。

似た加工で糸同士を撚って1本の糸にする撚糸がありますが、イメージがわきやすいかと思います。




特殊な糸染めである「カスリ」は、別名 段染め糸とも呼ばれており1本の糸に複数色の色染めがされたものを指します。

1本の色の中でも色が変化することで良い意味でのムラ感というか、グラデーションというか光の当たり具合によってもカラーリングが異なって見える、まるでカメレオンのようです。


メランジ調の雰囲気というと伝わりやすいでしょうか、メランジは2色の糸を掛け合わせて色を作り出しているので「カスリ」との違いは1本で複数色か2本の異なる色の色で複数色を表現しているかになります。



メランジ感が伝わりやすいのがBLUE。表地と裏地のコントラストが写真上で目に見えて感じ取れます、袖部分の緯糸のカラーリングはまるでボーダー柄のように段々で色が異なっており深みのある類を見ない表情であると。


「4つボタンカフスジャケット」この形をどう捉えるかによってその見え方が変わっていくコーディネートありきのアイテムだなと最近思い始めた私。


ジャケットとしてなのかカバーオール的解釈も可能な「ブルゾン」と位置付けてもいいのではと。


袖口のカフス仕様からシャツジャケットと呼んだりもしますが、3つボタンではないもののパッチポケットのディテールはクラシックな見え方でタイドアップスタイルでもはまる優れものであることは周知の通りです。




ビームス プラス 丸の内のレジェンドスタッフであるスタッフ丹羽に協力いただき2パターンでのコーディネート提案です。

タイドアップスタイルにデニムパンツを合わせて足元は恐らくプレーントゥのレザーシューズでしょうか、私の思うスタッフ丹羽のイメージカラーであるブラックがVゾーンからシューズにかけて取り入れられている丹羽スタイルが表現されているコーディネート。



トータルコーディネートで柄が入っていない為か、ドット柄のチーフではなくコットン素材のバンダナをチーフとしてVゾーンを形成している纏まりの良さ。


入荷時はトップボタンを含めると3つ目のボタンで留める事が想定されている為、ラペル部分の折り返しをアイロンで当て直し1つ上のボタンで留めて、3つボタンジャケットの上ふたつ留めを彷彿とさせるクラシックな着こなしが非常に美しいです。




私が提案するのはカバーオール解釈でのコーディネート提案になります。

パンツはフレアシルエットに見えますが、BEAMS PLUS ペインターパンツ デニムです。

ブルー グリーン カーキと3色どれも魅力的なカラーリングではありますが、私が気になるのはカーキ ブラウンに近い濃い色味に対して色落ちしたフェード感のあるサックスとのコントラスト付けが好みな合わせ方。



首元とタックアウトして合わせているタッターソールチェックのボタンダウンシャツが少し見える事で差し色のニュアンスを持たせています。

光のあたり加減によって青みも生まれるカラーリングなのでその点も好みです。

ご自身の解釈でコーディネートをお楽しみいただければと思います!!


それではまた来週、


チェック神本

Burn-out × Dot × Candy Stripe。日本のクラフツマンシップが詰まったBEAMS PLUSらしい1着です。

いつもご覧いただきありがとうございます。



時刻は深夜一時。



ALL NIGHT BEAMS PLUSの時間です。





今週ご紹介するのは9/26(fri)発売のアイテム。

BEAMS PLUSのオフィシャルInstagramでも紹介されていました。


日本の職人たちのクラフトマンシップと、BEAMS PLUSの培ってきたアメリカントラディショナルへの探求が上手く融合した一着。



コチラです。


B.D. Classic-fit Burnout Dot Candy Stripe
カラー:Pink,Blue
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥41,800(税込)
商品番号:38-11-1660-139

キャンディストライプのオックスフォード生地に、ドット状にカットされたキャンディストライプのオックスフォード生地が貼られたシャツ。


もはや自分でも何を言っているのか分からないですが、こんな攻めたファブリックを使ってシャツを作るのは世界でBEAMS PLUSだけだと思います。


しかも2型。



Open Collar Burnout Dot Candy Stripe
カラー:Pink,Blue
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥41,800(税込)
商品番号:38-11-1661-139


商品名にあるBurn-outは"オパール加工"という特殊な生地の加工方法を指しています。


オパール加工とは、2種類の強度の異なる別素材を重ね合わせて、表面の生地だけを薬品で溶かす加工のことです。

2種類の生地の強度の差を利用して行う加工のため、全く同じ素材をオパール加工するには特殊な工程が必要になってきます。


そんな手の掛かるBEAMS PLUSのスペシャルファブリックです。



生地を"溶かす"というとイメージしにくいかもしれませんが、

貼り合わせた2枚の生地の表側を、ドット状になるよう切り抜いているようなイメージです。

つまり、普通のシャツ生地の2倍の生地を使って作られたシャツということになります。




また、シャツにしてからドットを貼っているのではなく、最初からドット状に生地が貼り付いた状態で仕立てているので、

肩や襟など生地が重なる部分は、毛羽立ちがダメージ風に見える面白い表情に。





オープンカラー型は、襟の開いた部分にも凹凸のドットが続く独特な表情。


そして裾部分も擦り切れたような見え方で、全体的にダメージ加工のような粗野な雰囲気も感じさせます。


そして今回はこの贅沢な生地に合わせて、前立てやポケットをしっかり柄合わせ。

凹凸のある生地なので、縫うのも大変なはずですが綺麗に柄が合っています。



最後にスタイリングを。

まずは私。

パッチワークパンツと合わせたPREPPY STYLE。

ややパジャマっぽいアプローチでスタイリングしてみました。


続いてはヨコヤマ。


ブラックのスラックスと合わせて綺麗めなスタイリング。

シャツの表情を活かした潔いスタイルもカッコいいですね。




さて、いかがでしたでしょうか。


BEAMS PLUSが提唱する"アメリカントラディショナルの現代的なアップデート"を、

"日本のクラフトマンシップ"というフィルターを通して表現したアイテム。


私はオープンカラーとボタンダウンどちらも買おうと思います。色は悩み中です。

是非みなさまもお試しください。



今週も最後までお付き合いいただきありがとうございますした。

それではまた来週。

BEAMS PLUS ロードショー 第286夜

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第286回目はこちら


『コンドル』(1975)

監督:シドニー・ポラック

出演:ロバート・レッドフォード / フェイ・ダナウェイ / クリス・ロバートソン / マックス・フォン・シドー / マイケル・ケーン / ジョン・ハウスマン / ティナ・チェン

あらすじ:

ジョセフ・ターナーはニューヨークにあるアメリカ文学史協会に勤めている。しかしこの団体はCIAの情報分析を行っている機関で、勤めているスタッフは全員CIAの職員だった。ある日、この事務所が襲撃され外出していたジョセフ・ターナー以外がさつがいされてしまう。どうにか逃げたターナーはCIA本部に助けを求めるが……

今回は今月の16日に亡くなってしまったロバート・レッドフォードの追悼の意を込めて、彼の作品を取り上げようと思いました。

まず作品を選ぶ際に『明日に向かって撃て』や『スティング』、『華麗なるギャッツビー』等々、相当迷っていたのですが、そんな時にBEAMS PLUSが誇るレッドフォードの名を冠する男「桑田レッドフォード」がいたのでどの作品がお勧めかを訊いたところ即答で

『コンドルです。』

と言ったので、今回はこの作品にしました。

正直にいうと映画としては「どうなの?」と思うところも多々あるのですが、そこはロバート・レッドフォードの格好良さで持っていかれてしまう作品だと思いました。

他にも劇伴がかなり格好良かったり、1970年代のニューヨークでのロケで当時の街の雰囲気が感じられたりとストーリー以外の部分も楽しめます。

これを機に未見の作品も多いので、ロバート・レッドフォードマラソンをしてみようかと思います。

ここからは衣装を見ていきましょう。

今作の注目は何といってもロバート・レッドフォードの衣装です。

自転車を乗って登場するのですがその時に着ているのがグレーヘリンボーンのツイードのジャケット、襟の長いシャンブレー生地のシャツにレジメンタルタイプのネクタイをしてネイビーのニットです。パンツはブーツカットの様に軽くフレアのデニムパンツで背負っているバッグはフィッシングバッグ。

全く古さを感じさせないスタイリングで、すぐにでも真似をしたくなるスタイリングです。季節の設定はクリスマス前の12月上旬くらいの様でかなり寒そうではあるのですが相当格好良いです。

そしてストーリーの後半ではアウターがジャケットからPコートに代わるのですが、これのPコートの着こなしも相当良いです。

Pコートの格好良い着こなしの映画ですと『さらば冬のかもめ』が思い浮かぶのですが、それに勝るとも劣らな格好良さでこのような作品を観るとPコートが欲しくなってしまいます。

さらに後半で分かるのは着ているシャツがただのシャンブレーシャツではなく、ウエスタンシャツだったことが分かります。このウエスタンシャツにネクタイをするのもとてもBEAMS PLUS的だと思いながら観ていました。

他の登場人物の衣装もかなり洒落ているものが多く、他の登場人物のコートにも注目して頂けると良いと思いますし、着こなしの参考になるのではないでしょうか。

それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ワーク ネップ プレイド
カラー:ピンク、パープル
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥28,600(税込)
商品番号:38-11-1670-139

1960年代のワークシャツをベースにしたシャツで、脇にはガゼットを付け縫製は三本針の巻き縫いと本格的な仕様です。サイズバランスは大きめのパターンを採用していて一枚でも着れますが、ポロシャツやタートルネックのカットソーなんかと合わせても良いバランスになっています。

因みに普段XLサイズを着ている自分がMサイズで丁度良いサイズバランスです。(嘘のような本当の話です。)

生地にはポリエステル・コットンの紡績工場や織布工場から出る糸くずや布を集めてほぐして、再度、糸に紡ぎ直したリサイクルの糸を使用しています。その為にかなり柔らかで軽い風合いが特徴の生地に仕上がっています。

色はピンクとパープルの2色ですが正直、写真と実物の色の雰囲気がかなり違うのと在庫自体がかなり少ないので気になる方はお近くの店舗に問い合わせて頂き実際に手に取って確かめて頂くのが良いと思います。

お問い合わせお持ちしております。

それでは『コンドル』お楽しみ下さい。

コヴ