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Japanese Indigo....

皆様こんばんは。

木曜深夜1時を迎えました。

あれっ?と感じてくださっている方もいらっしゃるかと思いますが、本ブログをもちまして新たに木曜深夜チームに加入いたしました『﨑野 文太』こと『文ちゃん』と申します。

9/16よりBEAMS PLUSの内勤チームに異動し、BUYERチームに所属しております。

店舗スタッフ時代にもブログ製作はしておりましたが、改めて自己紹介をさせていただきます。
2021年秋に学生アルバイトとして『ビームス プラス 原宿』に入社し、そこから丸4年間在籍しました。
現在25歳で今年26歳になるのですが、所属部署の中で最も年齢の近いスタッフである『カリスマJay.Yanai』とも10個近く離れている圧倒的後輩ということで、何とか物怖じせずにガツガツやっていこうと思っております。
プライベートでは、昨年結婚し先日結婚式を執り行わさせていただき、BEAMS PLUSメンバーも大勢駆けつけてくれました。

最近のマイブームは、ひたすらアメリカ映画とロンドンやパリが舞台となっている映画を見まくる事でございまして、古い作品から新しい作品まで幅広く見ているのですが、傾向としてはロマンス系が多いかと思います。

後は、『NATURAL LAWSON』から展開しております、『沖縄黒糖を使ったアーモンド&クルミ』と『GABAが摂れる ハニーバターミックスナッツ』を仕事合間に食べています。
ヘルシーな気もするので見かけた際は、お手に取ってみてください!

前置きが長くなってしまいましたが、ブログを通じて皆様に沢山の情報をお届けできることに感謝し、楽しんでいただけるコンテンツ作りをして参りますので何卒よろしくお願いいたします!


さてそれでは本題へ。

9/30~10/1の2日間で岡山県児島市、広島県福山市を訪れておりました。

何故かといいますと、こちらではBEAMS PLUSのプロダクトを製作していただいている工場様がございまして、そちらを訪問させていただきました。


その中でも、製品の染色や加工を行っている工程にフォーカスを当ててご紹介いたします。


こちらは『ヒゲ板』と言いその名の通り、デニムにヒゲを付ける為の型紙です。

こちらは、各メーカーの要望に合わせたものをオーダー後に作成をする場合もあります。

その上に置かれておりますのが紙やすりとなっており、一つ一つ手作業で職人の方々が作業しております。

やすり自体にも番手があり、目の細かさ、粗さにより風合いが異なります。

粗ければくっきりとし、細かければナチュラルな淡いヒゲを表現することが出来ます。

洗いと染色の工程を行うこちらのマシンは、様々な形・サイズや技法の違いがございます。

最大で、一度に100〜120本ほど釜に入るものもあり、量産するには必要不可欠な設備です。

また、ストーンウォッシュ、バイオウォッシュ、ブリーチ等に対応する為に、使い分けています。

また、上記で言及しておりますヒゲですが、全て生デニムの状態で行っており、その後洗いを施すことで、シェービングした部分が浮き出てくるような仕組みとなっております。


こちらは脱水機でございます。

洗いが終わったものを脱水させ、その後タンブラー乾燥機や天日干しの工程を踏んでいきます。


こちらは工場内で天日干しをしている画。

ヴィンテージデニムのような加工感には、洗いざらしで、柔らかく皺が入っていたり、自然な風合いを生み出すことが出来る天日干しの相性が良く、希望されるメーカーも多くございます。


こちらはレーザー加工で、ヒゲやダメージを表現出来るハイテクマシンとなっております。

プログラミングされたデータを元に、照射するのですが、その強弱により加工の濃淡を付けることが出来る優れ者です。


画像はデニムではございませんが、意図的にダメージを施す機械となっております。

デザイナーによるイメージや、サンプルを元に、一つ一つ手作業で繊細なダメージを加えていくのですが、膨大な数を全て人の手で行っている姿にとても感銘を受けました。

極めて丁寧なダメージというのがファッション的に素敵だなと思いました。


番外編ですが、こちらは加工デザインのサンプルとなっており、職人の方が様々な方法と工夫を凝らして、創意工夫に励まれております。

数多あるブランドのデニムを手掛けることが出来る技術力と、その要求された物を更に良い物として実現させたいという想いに心打たれ、感動しました。


5 Pocket Wide Selvege Denim Used
カラー:USED
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥33,000(税込)
商品番号:38-21-0074-791

今シーズン、児島にて製作しているアイテムだと、こちらが代表作として挙げられます。


全体に加工と洗いを施した後に、裾周りにダメージを加えているのですが、パッカリングが生じた後に入れることにより、自然に履き込んで生まれたアタリを表現しているという圧巻の拘りです。

最後に、オーバーダイと呼ばれる既に染められている物の上から染色を行う技法も用いられています。

こちらはベージュ系の染料を乗せており、着古したような土っぽい質感を表現しています。


いかがでしたでしょうか。

モノづくりの温もりを存分に感じられました。

単純に作るだけでなく、それぞれに想いと拘りがこれでもかというほど詰まっているという事実を微力ながら伝えていきたいと思います。

是非。


文ちゃん

New Collection "Triple Stitch" ~KENNETH FIELD~

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。




さて、先週スイーツ佐久間がパリ、ロンドン、スコットランド出張へ行っている中、

自分はニューヨーク・サンフランシスコへ。





昨年のボストン・メイン同様に、初めての場所はとにかく何から何までとても新鮮。

市街のリサーチから始まり、合同展示会でのピックアップやブランドとのミーティング。

とにかく今回もとても内容の濃い出張でした。

さっと画像を・・・




















色々と仕込みが進み、来年もしっかりと魅力的なアイテムがお披露目できるかと思います。



そして帰国後の翌週には

グラマラス藤井の回でも触れておりましたがKENNETH FIELDの展示会で京都へ。

サミュエル金子を筆頭にグラマラス藤井、山田兄弟(弟)/正志でアイテムの買付け、プラジオ収録を行い、

無事その日は"商談成立"。




今回のAll Night BEAMS PLUSではプラジオ特番!! MZOとサミュエル金子のAll Night BEAMS+ #127でも話題に上がった

KENNETH FIELDのNew Collection "Triple Stitch"のご紹介を。




2024Spring&Summerより新しくリリースされた"Triple Stitch(トリプルステッチ)"

KENNETH FIELD本来のトラディショナルなラインから

デザイナー草野氏の趣味趣向を反映させ、フィールドウェアをベースにしたアウトフィッターズ、

そして今年の春夏から新しくトリプルステッチのコレクションがラインナップされました。



トリプルステッチ・・・ワードの通り三本の糸で縫い上げられ、主にワークウェアのアウトシームに用いられる縫製です。

頑強であり、見た目もタフなトリプルステッチはまさに漢服の象徴の一つ。

今までのプロダクトをガラッと変えるのではなく、

ステッチで新鮮な印象を与えるコレクションです。








スポーツコート的にも、カバーオール的にも着用できるジャケット。

使用している生地はポリエチレンのカルゼ生地。

ウールサージの様な綾がしっかりと立ち、まさにユニフォームの様な面構えと

ポリエチレンによるとても軽量かつドライなタッチ。

肩や袖、背面のシームといった運動の負荷がかかる箇所にトリプルステッチで縫製。

デザインとディテールのバランスが絶妙に取られています。




カバーオールらしくチェンジボタン。

チェンジボタンの裏の留めカンは表に見えない様に比翼で隠しています。

ラペル風に折り返したとしても金具が隠れ、クリーンな印象で着用できます。




トリプルステッチの箇所は糸のテンションで生地がつられ、立体感あるパッカリングがとても魅力。

ステッチによる立体感は洋服好きな方にはきっと響くポイントかと思います。

洗い込めばよりこのパッカリングが強くなるのではと。。




この手のジャケットはやはりレッドフォード桑田のこなしがお手本に。







生地やステッチの表情はありつつ、

程よくゆるく、軽快な着こなしが楽しめます。

一本より二本、二本よりも三本・・・縫製のステッチだけでも表情の出方は全く異なります。





続いてはブランドの定番でもあるEZ Trouserのデニム。

アウトフィッターズラインでリリースされていたモデルですが、

トリプルステッチとして若干のアレンジが加わっています。






こちらはサイドシーム、バックポケットの縫い合わせに落とし込んでいます。

デニムのあたりが出やすい箇所として、サイドシームのエイジングを楽しむ方は少なくないはず。

巻き縫いによるサイドシームの厚みと、トリプルステッチによる凹凸感・・・履き込めば履き込むほど、分かりやすく表情が出てくることでしょう。




バックポケットもよく見ると・・・

トリプルステッチだけでなくポケットの綾目を反転させております

ボディとポケットの色落ちが向きが異なる事で、色落ちのコントラスが出てきます。



EZ Trouserの特徴の一つとして裏地を当て、同色のステッチを走らせたダブルニー使用。

ヘビーユースしても生地が破れにくく、補強の意味を込めた仕様の一つ。





更には今回のトリプルステッチのラインからは裾にリップストップの補強をアップデートさせています。

ミリタリーのオーバーパンツらしさを出しつつ、ワークウェアらしいディテールがミックス。



因みに・・・




グラマラス藤井は数年前のEZ Trouserを履き込み、


 



劇的な変進"満"開花を見せています。

※加工による色落ちではございません



先日、京都で会った時にはこの色落ちとても驚かされました。

このデニムも当初はリジットのピンピンの状態。

決してすぐには到達はできませんが、ここまで雰囲気のある色落ちを見せられたら欲しくなるのは自分だけじゃないはず笑





そして最後は草野氏といえばの・・・




KENNETH FIELD / CHAMBRAY PULLOVER SHIRTS
カラー:CHAMBRAY BLUE
サイズ:S、M、L
価格:¥29,700-(税込)
商品番号:38-11-0875-066

シャンブレーシャツも新型として登場しています。

トリプルステッチとシャンブレーシャツの相性の良さはもはや説明不要かと。。




US ARMYのプルオーバーシャツをデザインベースにし、シャンブレー生地で表現した一着。

プルオーバーらしく、身幅やアームはゆったりとした作りです。






ポケットからカフス、前立て、襟は直線的に縫い上げられ、

ジャケット同様に袖付や脇にトリプルステッチ。

洗い込めば洗い込むほど、ステッチがつまりパッカリングが出やすいのもシャンブレーシャツの魅力の一つ。




フロントポケットは草野氏の嗜好品の一つ、シガー(葉巻き)ポケットがデザインに落とし込まれています。






先日の京都出張ではサミュエル金子が早速着用していました。

タックインスタイルのブラウジング、

ワンウォッシュの洗いざらし、

ラフに雰囲気良く着こなせるのもシャンブレーシャツの魅力の一つ

KENNETH FIELDファン、シャンブレー好きの方、

まずは一度試着だけでもしてみてください。





トリプルステッチで見せる今回の新しいコレクション。

決して大きくデザインを変えるのでなく、

ステッチの仕様で絶妙に、かつ新鮮に見せるのも草野氏らしいアプローチ。

トラディショナル×フィールドウェアのアウトフィッターズこなしに

これからは頑強かつ漢服の象徴でもあるトリプルステッチのコレクションもお楽しみください。





カリスマ柳井






久し振りの新ジーンズです。

時刻は深夜1時



こんばんは。

ビームス プラス 原宿の佐久間です。

いつもご清聴ありがとうございます。


先日のInstagram Live見て頂けたでしょうか?

初めての登場、初めてのMC。

緊張しました~

ただリスナーの皆様には嬉しいリアクションを頂けたのが嬉しい限り。

次回もお楽しみに。



では今夜は久し振りにジーンズを。



FILSON Bullbuck Double-Front Jeans
サイズ:32.34.36.38
価格:¥28,600(税込)
商品番号:11-21-1178-704

展示会のタイミングから楽しみにしていたアイテム。

やっとご紹介出来ます。


ロマン感じるフラッシャー

レザーパッチ

未洗いのデニム

ひっそりと棚の最下段に置いてあるだけで、ワクワク、ドキドキするのはきっと皆様も同じはず。



5ポケットジーンズと思い広げてみると、

ヒザ部分が2重生地に(ダブルニー仕様)

ただし、オレンジやイエローなど、色の付いたステッチやリベットが打たれた THE・ワークパンツらしい雰囲気ではなく、同色のステッチによるさり気ない仕様に。





デニム生地は右綾織りの13オンスと厚過ぎないベーシックな印象。

生地は縮めた生デニム。

実際に購入し、一度水洗いはしましたが、確かに縮みはありませんでした。

*乾燥機など使用状況により、差はあると思います。

ブランド刻印が入ったメタルボタンにフロントジップ



FILSONの好きなところは、あくまでもハードワークに耐えるタフかつ快適な衣類を提供している点。

僕の場合は完全にオーバースペックなモノをファッションを通じて楽しんでいます。


タフなジーンズはヒザ部分だけではなく。


フロントポケット


バックポケット

※写真だとわからなくてすみません。



底部分(裏地)がこちらも2重に。

ポケットによく穴が開いてしまう僕にとっては惹かれました。


全体的にスッキリしたシルエットです。

動き易さを重視し、股上が浅く、裾に向かって僅かにテーパードしたシルエット。

丈詰めしても大きくシルエットは変わらないかと。


いざ着用してみました。

まずはジャストサイズの32をチョイス



スッキリと綺麗なシルエットです。



ウエスタンシャツに合わせるのであればこのぐらいスリムなフィッティングでも良いかなと。



ただ個人的に股上が浅いのが気になったところ。




そして購入したサイズのウエスト36です。

(一度水洗い済み)

まぁウエストは大きいです。

太い幅のベルトでしっかりと押さえながら。

ちなみにウエスト32インチのみレングスが33になっています。

34インチ以降はレングス34になります。



トラベル&サファリをテーマに現代的な着こなしで遊んだスタイリングです。

質実剛健な下半身に対して相反?した、現代的なシルエットのサファリジャケットにイタリアンカラーのストライプシャツで合わせました。



僕もいいなと思っていたシャツは火曜日放送の三谷がUPしてました。↓

https://www.beams.co.jp/blog/beamsplus/82621/










このぐらいだと全体的にゆとりのあるシルエットになる為、個人的に好みでした。

最近は完璧なモノよりも不完全なモノに惹かれています。

その方が工夫のし甲斐があるからなのでしょう。

どうやったら着こなせるか。考えるのが楽しかったりします。

手が掛かる程かわいいという言葉の通りかもしれません。


いかがでしたか。

そんなウンチクや思想を述べながらも、

久し振りにフラッシャーの付いたMade In USAという言葉に心躍った事は間違いありません。

是非、人それぞれの楽しみ方でこんなジーンズも着こなして頂けたらと思います。

変進開花も楽しみです。


では、今夜もありがとうございました。


『BEAMS PLUSは眠らない』


明日もお楽しみに!


佐久間でした。



ビームス プラス 原宿では代引き(宅急便コレクト)での通信販売も承っております。

関東圏においては、最短で翌日配達可能です。

オンラインサイトに在庫が残っていない場合や掲載のないアイテムなど、お気軽にお問い合わせ下さい。




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接客予約サービス始まりました。

お客様のご都合がよろしい日時をご選択いただき、当日は担当スタッフがお客様のご要望を伺いながら、アイテムのご紹介やスタイリング提案をいたします。

是非ご利用ください。

スタイリングやフォトログも定期的に更新しています。


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是非そちらもご活用下さい。

大きく纏うもの、、、

始まりました、深夜1時。

「山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS」

金曜日深夜は山田兄弟が隔週で、皆様にビームス プラスの魅力をお届けします。




どうも、こんばんわ。山田(弟)です。


さて、リスナーの皆様は体型維持はどうゆう風にされていますか?

私は、東京に来て数年が経ち、ここ最近身体が重いなと感じていた所....

なんと11キロ増量と30歳を過ぎたあたりから気にはなっていましたが、

数年歯止めが利いていません笑

原因は、365日食べているスナック菓子とお酒のせい。。。

体型維持や良いダイエット法あれば是非お会いした際に教えて下さい。


さて、そんな立ち話は一旦置いておいて....

BEAMS PLUSのNEW UPDATEをした私オススメのバルマカーンコートをご紹介させて下さい....

今回は文字数多めです。笑

だらだらと最後まで、お付き合いください。





BEAMS PLUS/テトロン コットン ギャバジン 

バルマカーンコート

カラー:S、M、L、XL

サイズ:S.M.L.XL

価格:¥45,000+税

商品番号:11-19-1345-803


タイトルの通り、コートは「大きく纏うもの」

スコットランド北部の地名に由来する

バルマカーンコート。日本でいう所謂ステンカラーコート。

とはいえ、そもそもは1850年代前後から着られていてたケープ型の雨ガッパがルーツとなっているようで

それが進化して出来上がったアイテムが「バルマカーンコート」


イギリスからアメリカへと渡り、徐々に普及した1940年代までは、一部の富裕層が着用する為の

レインコートでありました。

それが徐々に浸透し始め、50年代には当時誂えもの中心であったアイテムをアメリカブランドが大量生産に

落し込み、どんな方へも提供しやすい誰でも手に入れる事が出来るようなアイテムに変化を遂げて

いったのです。


私は50年代当時物は、ストアブランドのヴィンテージカタログでしか見た事は無いのですが、

やはりこの時代には活発に試行錯誤しながら展開していたのであろう。。。と推測しています。

そして、一般大衆に大きく広がりを見せたアイテムだと....

当時、英国生地に負けないくらいのテキスタイルの開発やユニークな裏地の使い方や色柄など....

各ブランド様々で、カタログを見ているだけで面白いんです。

BEAMS PLUSでも最も定番型コートの一つとしてラインナップさせて頂いているアイテム。


その代表的なディティールはというと....

袖付けは、腕の可動域が広いラグランスリーブ...

肩先部分を良くみていていただくと何か気になる所がありますね。


そうなんです。こちらは、所謂「1枚袖パターン」である事。肩先部分のシームが無い為、

袖先にかけてストンと落ちる非常にプリミティブな見え方が個人的に好みです。

わかりやすくいうと....

公園の遊具でいう所の「滑り台」のような....笑


1枚の生地で脇下部分に繋ぐ為に、生地分量を多く取らないといけない所がポイントです。

なんで、多く取らないといけないの?と思いの方も多いはず。。。

理由は、単純で可動域(スペース)の確保が取れない為。

必然的に、ゆったりとした袖周りになる訳です。


フロントは雨や風の侵入を防ぐ為に、ボタンを隠した比翼仕立てが基本です。



そして、生地は古くから用いられてきたコットンギャバジンが代表的なんです。


ただ、今回「生地アップデート」もしてくれています。

経糸のコットン糸を表面の毛羽を焼いて強撚した糸にしています。

緯糸は、2つで1つの糸に撚って出来たポリエステルを交えて織ることによるドライなタッチもポイントです。

コットン本来の吸湿性はそのままにシャリ感やドレープなどの優れた特性を持っているのが良いのです。


非常に風合いの良いファブリックに仕上がっているので、個人的に購入を検討中です。


そして....

60年代頃のムードを演出している、

小ぶりな襟型。


そして、私の好みのディテールの一つである

タブ付き仕様....



そして....

深く取られたベントに....


ポケットディテールと当時の名残りを

感じさせるデザインに仕上がっています。

このスルーインにもなる

ポケットは、非常に便利です。

内側のジップを開いて頂きますと、トラウザーズのポケットにアクセスが可能です。

私の場合、トラウザーズのポケットに良く小銭を入れているので重宝するんです....


袖口幅も、丁度良いんです。

※個人的な主観



そして....

コート裏側はというと....



チェック柄の裏地が貼られて、両サイドには

携帯電話がすっぽりと入るサイズのポケットを完備。


そして、蹴回し(裾周り)部分.... 

こちらポイントです。


写真をご覧頂きますと、

内側チェック裏地の裾と表地の裾が

バラバラで縫われていないのがわかります。



これは、50・60年代のコートには多かった

仕様の一つ。縫製ミス?なんて思ったり。。。

そもそも、なんで縫い合わせしていないのだろう?この当時、生地の縮率の関係で裾部分はフラシで対応していたのが理由です。共に縫い合わせしまうと、コート本来の形が崩れてしまうからです。

生地が波打ったように泳いだり、表側の生地裾がツレる現象が起きてしまう為。

当時テキスタイルが発展していくなかで、生地の縮率が読みきれなかったのではないか?と考えます。

と、いった具合で当時のムードを演出しています。




とはいえ、自分がもし作り手側であれば、

縫い合わせをしていないので内側が覗かれてしまいますよね笑 

その為、内側もある程度綺麗に

仕立て無ければいけないプレッシャーはあるのでは?と、思ってしまいます。


当店スタイル提案です。


是非、トラディショナルスタイルの

これからの相棒として上から羽織ってみてください。




「纏うもの」....

「大きくなるほど」....

「怖くない」....


今年の目標は、お腹周りのダイエット。。。


では皆様、次は2/5(金)

深夜1時にお会いしましょう。


p.s. 兄(広志)は、オーバーコートで迫力を。

  弟(正志)は、オーバーコートで身を隠す。

only this one!

enjoy clothes!!


YAMADA brothers




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FITTING&COMMENTS 〜REMI RELIEF CUSTOM ORDER EXHIBITION〜

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。




さて、月曜日にサミュエル金子からREMI RELIEFのカスタムオーダーvol.2が配信されましたが、ご覧に頂けましたでしょうか?

*vol.1をも併せてご覧下さい


いよいよ本日から開催となりますが、

どんなアイテムでどうカスタムしようか…それよりもまず、どのサイズで買えば良いのか、どういうコーディネートが良いのか、

悩まれる方は多いかと思います。


本日は開催店舗のビームス プラス 有楽町の

STAFFによる着こなしと

それぞれのフィッティングをご紹介させて頂きます。






STAFF YANAI(177㎝:Lサイズ着用)







ウェスタンシャツをジャストサイズで着用し

綺麗なシルエットラインを強調しています。

細めのアームホールや

コンパクトな肩周り、

シャープなウエスト周りは

REMI RELIEFの顔でもあるウェスタンシャツの特徴です。

今シーズンのトピックス生地でもある

ライトネルのオンブレチェックは

秋冬はもちろんの事、

生地がライトかつ毛羽が少なく、

春夏のスタイリングとして軽快にも合わせられる一枚です。



STAFF KUWATA(175㎝:Lサイズ着用)








次いで、こちらも今回のオーダー会限定の

ブラックデニムになります。

ハードなウォッシュ加工により

デニムの魅力でもある

フェード感が雰囲気を増してくれます。

KUWATAは肩幅が広く、

サイズはいつもLを購入とのこと。

彼自身、体型は細身であり

Mでも着用できるみたいです。

『シェイプがかった身幅の作りは

サイズを上げて少しリラックスして着用しても

オーバーなサイズフィッティングにならないシャツです。

シルエットと生地の風合いが・・・マチガイナイ。』



STAFF YOSHIDA(170㎝:Mサイズ着用)








ついにオーダー会で実現した

オールレザーのダウンベストは

エイジング加工が施され、

表革特有の艶を抑え

古着の様なマットな質感が魅力的な一着です。

とにかくハードかつ

少しワイルドな見た目は

シンプルにコーディネートするだけでも

スタイリングの主役として

とても見栄えする一着です。

『ダウンベストは秋冬だけでなく

春先の肌寒い時期にも重宝します。

Mで少し余裕がある為

敢えて薄手のインナーを使い

リラックスした抜け感あるスタイリングにしています。

基本的に夏以外のシーズンは着用したい・・・

という方にはジャストより

少しサイズを上げて着用をオススメします』


STAFF ISHIKAWA(168㎝:Mサイズ着用)








ナイロン×レザー×襟ボアの組み合わせは

クラシックなアウトドアを彷彿させる一着です。

クラシックなアウトドアスタイルはもちろん

ミリタリーを彷彿させるオリーブカラーの

ミニリップストップ生地は

ミリタリーコーディネートにMIXしても面白そうな一着です。

当店スタッフの中でも一番小柄なISHIKAWAは・・・

『多少のゆとりはありつつ

サイドのアジャスターで絞る事ができ

サイズの調整が可能です。

春先をイメージした薄手のインナーでも

裾のアジャスターで調整すれば

小柄な自分でも着用できますが・・・

やはり自分のジャストサイズはSですね』



STAFF YAMADA/山田兄弟(弟)(170㎝:Mサイズ着用)










昨年、BEAMS PLUS別注で誕生した

ダウンジャケットの型を

今回はインディゴデニムでオーダー頂けます。

しっかりと詰まったダウンに

REMI RELIEFの十八番でもある

デニムのユーズドブルーになります。

インディゴデニムのフェード感

ヨークの深みあるインディゴレザー

また、さりげなく見える襟のインディゴコーデュロイ。

異素材を組み合わせつつ

インディゴ染めによる統一感は

年々経年変化を一緒に楽しめるスペシャルな一着です。

『普段はサイズSで着用できるものの、

サイズMを着用する事で

ニットやスウェットといった

多少厚みのあるインナー使いも楽しめます。

ダウンのボリューム感がある為、

インナーがシャツでも

大きくは感じない作りです』


STAFF TAIJI(183㎝ :Lサイズ着用)









デニム同様に

加工によるフェード感が強い硫化コーデュロイは

決して野暮ったくなり過ぎず

軽快なスタイリングにも合わせられます。

ブラックムートンでこちらもワントーンに仕上げ

全体的にモダンな仕上がりとなって

硫化コーデュロイのダウンジャケット。

当店一番大柄のSTAFFでもある

TAIJIにサンプルを着用してもらいました。

『本来、自分のジャストサイズはXLですが

ボリュームあるダウンジャケットを

少しコンパクトなタイトシルエットで着用しても

決して窮屈さは感じません。

ただ・・・寒がりの自分は

冬にはニットともコーディネートを楽しみたいので

自分の身長・体型でしたらXLを選びますね』



全て、オンラインでの受注分となるサンプル。事前に店舗に送られて来たため、着用してみました。


それぞれのコーディネートと、フィッティングを参考にして頂き、サイズやモデル選びの参考にして頂けたらと思います。


もちろん…

ブログを読んでもイマイチピンとこない方はお気軽に店舗へご相談下さい。

少しでもサイズ悩みのお手伝いになれたらと思います。


ビームス プラス 有楽町

03-5220-3151


もちろん、店舗にご来店頂ける方は、

フィッティングからカスタム、コーディネート提案をさせて頂きます。




そして…

8/2(日)は

サミュエル金子が店立ちをします。

(時間帯は未定です)

直接デザイナーとのやり取りや

今回のモデルやカスタム内容諸々を取りまとめています。

デザイナーとの接点が多い分、普段聞けない生産背景やサミュエル金子オススメのカスタムが聞ける?はずです。




いよいよ・・・

年に一度のビッグイベント

本日から開催です。

ご来店できる方は是非、店頭で一緒に悩みましょう。

オンラインでご検討されてる方、何なりと開催店舗へお問い合わせ下さい。





JUNICHI YANAI