スタッフ「山田 広志(兄)」の記事

もう一つのMADE IN USA



深夜1時。


“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”


兄弟、隔週でお届け。


こんばんは。

山田(兄)です。


猛暑ですね。お店には早くも2020秋冬シーズンものがちらほらと入荷していますが、今週は、今一番楽しめる夏の風物詩。

“インディアンジュエリー”を。

以前、こちらでご紹介しきれなかった話が、出来ればと。少々お付き合いいただければ嬉しいです。


まずは、この方。


“JASON TAKALA(ジェイソンタカラ)”

ホピ族を代表するオーバーレイの使い手として、ご存知の方がほとんどかと思われます。ビームスでエキシビションを開催したのも記憶に新しいところ。

オーバーレイとは、簡単に言いますと2枚の銀板を重ね合わせて表現する技法になります。上のプレートにデザインを描いて糸鋸で切り抜き、それを下のプレートとロウ付けし貼り合わせています。

彼の場合は絵柄が入る上のプレートは全てフリーハンドによるもの。それにはびっくり。つまり型なし。






ホピのジュエリーとしては、自然の恵みへの想いとして、様々なカチナやメイズ、雨や、水、トウモロコシをはじめとする植物や動物など生活に身近なものをモチーフとし、作家さんの個性が発揮されるものになっています。


彼のデザインへの拘りや追求は果てしなく、他のジュエリーと比べても、ひと味違うアート性の高いジュエリーが多い気がします。

思い付いたらすぐにスケッチブックを手に取り、下絵のイメージを描き込む。

私が着ていたTシャツのデザインにも興味を示し、デザインへの拘りをかなり強く感じたのを覚えています。それでいて、きっちりとエッジの効いたライン、意匠の細かさなどはエレガントな作品を生み出す一つの要素かもしれません。

仕事場には、数々の賞を取った証しとして、壁一面にリボンが。





そんな氏とビームスとの取り組みも、彼の年齢や家庭状況もあり、新しいものはリリースしてないんですが、比較的新しい作品を。








JASON TAKALA(ジェイソンタカラ)ブレスレット
サイズ:S,M,L
価格:¥128,000+税
商品番号:11-42-5120-800





JASON TAKALA(ジェイソンタカラ)リング
サイズ:7,8,9,10
価格:¥98,000+税
商品番号:11-42-5150-800

こちらは氏の代表するメイズのモチーフを、何と大胆にも、両サイドにデザインしてもらった、サイドメイズデザイン。




写真のように真ん中にメイズが配置される事がほとんどかと思いますが、

真ん中にはイーグルフェザーのモチーフ、こちらも氏のアイコンの一つである14K goldで表現したデザインになっています。



お次はこの方。




“Aaron Anderson(アーロンアンダーソン)


トゥファキャストを用いた作品を主に手掛ける事を得意としているナバホの作家さんのひとり。

只今ジュエリーフェアに出払ってまして、原宿のお店には作品がありません。

が、以前、工房にお邪魔する機会がありました。その時に今でも印象に残ってるお話を。


彼は、  ”作品の価格”  に拘りと信念を持っています。自分の作品にかかる材料費や制作にかかる時間等のコストを理解し、適正な価格でクライアントに引き渡す。

本来、トレーディングポスト(作品と食べ物や衣服など日常品と交換したり、自身の財産とも言えるジュエリーを担保にお金を借りたり出来る所)との適正なトレードが主としてあったはずが、作家さんとの直接的なやり取りで高く買い付けする業者や販売する作家さんも増え、ジュエリーがどんどん商業化する事に不安を感じていました。なので、彼はフェアプライスに拘りを持って制作にあたっていると言う話をしてくれました。やっぱり、個人の想いを聞くと、理解が高まりますね。


少し前でありますが、こんな作品をお願いしました。

彼の代表する作品の一つといっても過言ではないライトニングデザイン。




Aaron Anderson(アーロンアンダーソン)14K goldブレスレット
価格:¥598,000+税
商品番号:11-42-5544-800




Aaron Anderson(アーロンアンダーソン)14K goldリング
価格:¥298,000+税
商品番号:11-42-5545-800




ビームスでは、以前、シルバーで別注した作品の14K goldでお願いしました。

これには、彼も、びっくりしたようで、何て贅沢な素材を使わせてくれるんだと、意気揚々と引き受けてくれたようです。

仕上がった作品は、立体感ある作品且つゴージャスな仕上がり。

値段もしっかりしていますが、そこはフェアプライスでご理解を。


最後はこの方。


“CALVIN LOVATO(カルビンロヴァト)”


すみません…写真がありません。完全な撮り忘れです泣



サントドミンゴを代表する大御所作家。

手間の掛かる数少ないヒシネックレスを

手掛ける作家のひとり。

全工程を、手作業で手掛ける作家は最早10人もいないとされている。


貝殻を棒状に切断し、チップに切り分ける。そのチップ一つ一つに穴を空けワイヤーを通す。そこからチップを丸いビーズにする為に研磨を繰り返す。繋ぎ目が滑らかに仕上げるのは腕の見せ所で、彼らしさを感じる特徴。更にシンメトリーに仕上げるには遥かに想像を超える手間、時間が掛かっているのだろう。

そんな彼にお願いしたのがこちら。

ジュエリー番長の某先輩、拘りの一品。




CALVIN LOVATO(カルビンロヴァト)ネックレス
カラー:BLACK
価格:¥34,000+税
商品番号:11-42-3677-670


CALVIN LOVATO(カルビンロヴァト)ネックレス
カラー:BLACK
価格:¥36,000+税
商品番号:11-42-3679-670


CALVIN LOVATO(カルビンロヴァト)ネックレス
カラー:BLACK
価格:¥38,000+税
商品番号:11-42-3680-670

ジェットと呼ばれる素材を使い、シルバーチップとの効かせ方、配置バランスに拘ったこちらは、彼自身、元々作っていた色、素材使いである。それを少し長めにアレンジしたビームス仕様は、20、22、24inchのご用意。


20inch✖️22inchの組み合わせ




22inch✖️24inchの組み合わせ



シルバーアクセサリーとの重ね付けも楽しめる、且つ、洋服とのコーディネートも想像出来、ファッションとして楽しめる作品となっています。



彼の作品の証しである、メロンシェルのトレードマークは主張せずしっかり馴染んでいます。



個人的にはブレスレットが大活躍。


CALVIN LOVATO(カルビンロヴァト)ブレスレット
カラー:BLACK
価格:¥16,000+税
商品番号:11-42-3681-670


まだまだ、ご紹介したいんですがこのあたりで。


もう一つのMADE IN USAといって語られる事もあるインディアンジュエリーはやはり魅力的。BEAMS PLUS のstyleを表現するには主張が過ぎ、洋服の邪魔をしてしまう事もあるかもしれません。ただ、それも含めて、コーディネートを楽しめると思います。ルールはないんですよ。お気軽に触れてみていただければと思います。


毎年恒例、インディアンジュエリーフェアは規模を縮小しての開催。

関西にお住まいの方は、まだ間に合います。(ビームス 梅田にて、8月23日まで)

まだまだ、通常営業とまでは程遠いかもしれませんが、ご覧いただければと思います。


またの機会にでも、ジュエリー以外のお話も出来るよう準備しておきます。

では、また。


YAMA




“MADE IN BEAMS PLUS” 私たちの足下の定番品。

深夜1時。


“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”


兄弟、隔週でお届け。


こんばんは。

山田(兄)です。


今週ご紹介したいのはこちら。


私たちBEAMS PLUS には欠かせない足下。アメリカメイン州から届きました。今尚、ハンドソーン(手縫い)に拘り、MADE IN USAのロマンを届けているファクトリー、RANCOURT&Co.のラインナップから別注品の登場です。

ここんちは、BEAMS PLUS フリークの方々には今更だと思いますが、何と言ってもトゥルーモックステッチ。



甲部分と、それを囲むヴァンプの革を合わせ、職人が目分量で縫っていくという高い技術を要するもの。その美しきモカ縫いを可能にする工場だからこそ、BEAMS PLUSが発注し続けている理由の一つになっています。

そんな工場も、アメリカでのモノ作りが暗礁に乗り上げた時代もありましたが、私たちの熱意あるコンスタントなオーダーが、アメリカ製の維持に少しでも貢献出来ていると自信を持ってお伝えさせていただきます。

話が逸れましたが、モカシンの魅力。トゥルーモックステッチは機械と違い、一縫いごとにロックをかけており、1ヶ所切れてもほつれ辛くなっています。1足につき1時間以上は費やす丁寧な仕事も、美しきモカ縫いと言われる所以。

それ以外にも魅力と言えば、如何にもアメリカ靴らしいところでしょうか。モカシンシューズはアメリカ先住民に由来を持つ歴史的な背景を感じるところ。なので、私たちのstyleには、必ずと言っていい程、馴染む、相性抜群なのも必然なのかもしれません。

マッケイ製法で底付けされた靴なので、多少なりとも長時間の履き心地に不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心を。こちらをご覧ください。

若干丸みある舟底のようなソールは、通称 ”キャンプモックソール” 。これは、今RANCOURT&Co.が、クッション性と軽さ、アッパーとのデザインマッチング、コストとのバランスが良く、最も自信を持ってオススメ出来るソールとして提案しているソールの一つになっています。過去、色々なモデルを扱っていましたが、やはり履き心地の面は快適な印象があります。マッケイの馴染みやすい利点と、足に直接負担がのしかかる地面の返り感は少なく、快適さは増しています。アップデートに挑戦する企業姿勢にも、BEAMS PLUS に於いては共感する部分があり、扱い続けている理由にもなっています。

フォルムを見てみましょう。


見た目のデザインには、以前程の華奢な印象は無く、厚みあるボリュームが良い意味、 ”お父さん”  感のある見た目。笑

重厚感のあるスタイリングにも取り入れ易くなったのも、ポイントの一つです。

さて、今回モデルは、スエードで手掛けた別注。

アメリカ、名タンナーであるホーウィン社の ”ORION” という肉厚スエードは、銀面付き。アンラインドで仕上げた仕様は、足馴染みも良く、履き心地の良さが想像出来る。


私はこちらを購入しました。




RANCOURT&Co.別注キャンプモカシン
カラー:Khaki
サイズ:6,6.5,7,7.5,8,8.5,9,9.5,10,10.5
価格:¥38,000+税
商品番号:11-32-0700-336

このスポンっと履けるデザインも、怠け者の私にはぴったりな一足。

個人的には、こちらのスタイルが、私を表現するにはちょうどいいのかもしれません。

ペニーローファーでアイビーなスタイルもいいのだろうけど、直球なスタイリングは何だか恥ずかしい。そんな思いがあるのかもしれません。


勿論こちらのスタイルもオススメ。




RANCOURT&Co.別注レンジャーモカシン
カラー:Khaki
サイズ:6,6.5,7,7.5,8,8.5,9,9.5,10,10.5
価格:¥38,000+税
商品番号:11-32-0701-336

何と言っても、アウトドアフィールドを連想させる、また、汎用性のあるスタイリングが出来る事が魅力的。

 ”Classic Ranger Moc” のモデル名にもグッときます。ビームス プラス 原宿のスタッフ着用率は一番高いモデルかもしれません。


実はインラインも少量仕入れしています。



RANCOURT&Co.ブースベイローファー
カラー:Beige
サイズ:6,6.5,7,7.5,8,8.5,9,9.5,10,10.5
価格:¥38,000+税
商品番号:11-32-0699-336

こちらは、レザーソール。

メイン州のリゾート名が冠された

 ”Boothbay Loafer” と名付けられたモデルは、軽快ながら、上品な仕上がりが特徴。バターカップと呼ばれる黄色味の強い色もまた良い。ライニングありの仕様が、しっかりとした表情を保ち、上品な見え掛かりになっているんだろう。BEAMS PLUS が提案するスポーツコートスタイルにも相性は良さそうです。



まだまだご紹介したい過去の名品もございますがお時間になりましたのでこのあたりで。












最後に一言。

やっぱり ”MADE IN USA “ は魅力的。




まだまだ、通常営業とまではいかず申し訳ありません。

是非とも、オンラインショップも楽しんでいただきながらご参考にいただければ幸いです。


YAMA





個性ある魅力。


深夜1時。


“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”


兄弟、隔週でお届け。


こんばんは。

山田(兄)です。


さて、皆さん。突然ですが、財布はポケットに入れる派、カバンに入れる派どちらでしょうか。

今週は、長らくBEAMS PLUSで扱いのあるブランドの名品に、別注をお願いしました、こちら。ポケット派、カバン派、双方どちらにもおススメ出来る逸品、ご紹介させてください。

MOTORATORY別注 L字ジップウォレット
カラー:ブラウン、ブラック
価格:¥20,000+税
商品番号:11-64-0644-966

こちらは、ブランドを代表するL字zipスタイル。イタリア語の“L”の発音から“elle”と名付けられたモデル。


“MOTO”+“LABORATORY(実験室)”として誕生した、MOTORATORYブランドは、素材の可能性を追求する姿勢のもと、始まったブランドなのはご存知の方も多いかと思います。


今回は通常のラインナップにはない革を使用させていただきました。


革は、ホースレザー。ん?見た事ある方、さすがのビームス通。

そうです。昨年夏、イベントを開催したのも記憶に新しい。

完売してしまいました、bagと同じレザーを使用しています。


今回はブラックもご用意しております。


この、何とも言えない素朴な雰囲気。イタリアンホースレザーならでは、な上品さと高級感を併せ持つ革は、財布にしてもその表情は変わらず、相性は抜群でした。素揚げの革は余計な手を加えていない、所謂スッピン。透明感のある艶感が特徴。薄く削げる技術、しなやかさがありながら軽量なのも魅力ではないでしょうか。


中を見てください。


そうです。張り合わせています。同レザーで見えない中身までの配慮。強度の問題もありますが、グッと高級感が増すつくり。


このスタイル。実はカード収納が不安な声は当たり前ながらあります。

しかし、安心ください。


ここに、結構な数入ります。笑

入れてください。

と言うのも納得。側面にざっくり入れてしまうと、側面の革が下に垂れ、zipを閉める時に噛み合わせが片寄り、締まり辛くなってしまうのです。恥ずかしながら実は買ってから大分時間が経った時に商談で知りました…


参考までにスタッフ藤井私物のイタリアンバケッタレザーバージョンで確認。

だいたい10枚〜15枚程は収納力を持っています。


私は過去のモデルを、今は通帳入れに使っています。ジャストサイズで、財布を新調する際にまだまだ活躍出来るのも魅力ですね。

実は型はもう一つありまして…こちら。



MOTORATORY別注 ポケットウォレット
カラー:ブラウン、ブラック
価格:¥17,000+税
商品番号:11-64-0645-966

コンパクトサイズのウォレット。通称、

“ポケットウォレット”

BEAMS PLUS ディレクター、MZOが名付け親。

こちらは、ポケットに収まるように計算されたデザインが特徴。



シャツの胸ポケットにもすっぽり収まるサイズ感が魅力。

カードもモバイル化が当たり前な時代。スマホ決済、キャッシュレスな現代にはちょうど良いかもしれませんね。


勿論ながらカード収納は必要最低限なスタイル。


ここで、個人的に楽しみで仕方無かった革を。




MOTORATORY別注 L字ジップウォレット ホースバット
カラー:ナチュラル
価格:¥28,000+税
商品番号:11-64-0642-966



MOTORATORY 別注ポケットウォレット ホースバット
カラー:ナチュラル
価格:¥25,000+税
商品番号:11-64-0643-966

こちらもイタリアンホースレザーを使用。

といっても、お尻にあたる部分で、ホースバットと呼ばれている革を使用しています。馬の臀部からとっており、お尻ですから、しっかり動かす部位だそうで、繊維が詰まっているのも特徴です。それでいて、素揚げならではのムラのある表情がしっかりとタフな重厚感を感じさせながら、手に取った時の予想を裏切るしなやかさには感動したのを覚えています。



3ヶ月の使用サンプルです。


メンテナンスとしては、月に一度のデリケートクリームによる手入れのみとの事。

見比べてみましょう。


向かって上がサンプル。


向かって右側がサンプル。

この経年変化、やはり毎日触る手の脂だけで期待出来そうです。


革は肌同士合わせてる感覚。だから革は安心感があるのは当たり前なのか。何だかホッとするのは私だけでしょうか。

革への拘りと追求から、あらゆるシーンを想定したデザインと革のマッチング。サンプルを納得いくまでテストし、商品としてリリースされるのも一握りです。



勿論ながら、BEAMS PLUSとしては、通常取り扱いされているイタリアンバケッタレザーもしっかりと仕入れさせていただいてます。



MOTORATORY L字ジップウォレット
カラー:ブラウン、ダークブラウン、ブラック
価格:¥18,000+税
商品番号:11-64-0112-966

定番があるからこその、それぞれの良さを是非お楽しみいただけましたら幸いです。

一点一点、ムラのある表情を楽しめるのも魅力の一つですね。

触感をお伝えするのは難しくありますので、是非お近くの店舗でご覧になってみてください。


YAMA

毎年オススメしたい。


深夜1時。


“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”


兄弟、隔週でお届け。


こんばんは。

山田(兄)です。


店頭にいますと、有り難い事に本当に兄弟ですか?とお声をいただきます。


本当にそうなんです。似てませんか?(笑)

私の知らない所でアルバイト入社した時はびっくりでした。

正志(弟)はビンテージを扱っていたお店出身。ビンテージに対する造詣が深く、私なんか足下にも及ばない。

アルバイト入社し、社員になり、BEAMS PLUS の担当。昔、実家に居た時はほぼ会話なしであったが、私の洋服ラックのチェックはしていたのでしょう。結局、似通った趣向になるのは必然。そんな正志(弟)にも、響く事間違いなし。


今週はこちらを。



もう、飽きずに何年ご紹介し続けてるでしょうか。今年も取り揃えておりますよ。

WAREHOUSE デニムショーツ
カラー:Indigo
サイズ:30,31,32,33,34,36インチ
価格:¥16,500+税
商品番号:11-25-1710-386


WAREHOUSEのDD(ダックディガー)シリーズ。実在するビンテージの個体差ともいえる歪んだ縫製仕様や緻密なディテールに着目し復刻しているシリーズ。


ショーツだって、ビンテージ仕様のものがいいあなた、必見です。


こちらのショーツは某ブランドが手掛けていた幻のショーツがモチーフ。

ほとんどのデニムブランドが主流であったシュリンク・トゥ・フィット(縮んで体にフィットする)から、サンフォライズド(防縮加工)の開発によって、それを採用する中、某ブランドはやや遅れを取る事となる。

防縮性をテストする為に作られたと言われているそのデニムショーツは製造期間も短く、ビンテージ市場には頻繁に出てこないのは納得。





ベルトループはオフセット仕様、フロントフライは、私(おじさん)には嬉しいジッパー。しっかり60年代を感じさせる。


経年を感じさせるレザーパッチはしっかり装着。


裾のチェーンステッチはワーク感を嫌っての仕様なのか。紺色で再現。裾のアタリが堪りませんね。


しっかりセルビッチ仕様で   ”こなし”   のアクセントも。


このデニムショーツの肝は、やはりショーツとしてリリースされていた事にあるのではないでしょうか。


しっかり裾にかけ、テーパーされたややスッキリと着用が可能なパターン。


同色の裾のステッチは、当時、アイビーリーガーに向けてのプレゼンテーションだった事も予想される。

スポーツコートとの相性もバッチリかな。


数年に渡りこちらを提案し続けています。BEAMS PLUSには欠かせない、ワードローブの一つとして提案しています。

なので、BEAMS PLUS のアイテムに相性が良くて当たり前。毎年穿いていても、その時々のスタイリングも楽しめる、そんなショーツなのです。


デニムなのに、ワーク顔なのに、幅広くコーディネートを楽しめる。どこか気品を感じるのはシルエットからなのか。

私自身は毎年コーディネートを工夫しつつ、アイビー調の匂いは外さないようにしています。


今年の気分はこんな感じかな〜

シャツイン、コンチョベルト。



去年はアノラックか。

ホワイトバックスは鉄板みたいです(笑)



是非お試しください。


YAMA



父の日


深夜1時。


“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”


兄弟、隔週でお届け。


こんばんは。

山田(兄)です。


今週は父の日特集ということで。

親父の記憶を掘り起こすと、それは、バブル。

実家は、電気工事を営んでおり、もっぱら作業着を着て仕事に向かう毎日。朝早く出て、夕方には帰り、シャワーで汗を流した後は毎日のように夜遊びに向かう。食卓を、囲む時間は多くはなく、それは休日も。あまり家族揃って出掛けた記憶はないけれども、たまのお出掛けは、レーヨン素材なのか化繊のドレープがある柄や無地シャツにパッドが入ったダブルのジャケット、タック入りのトラウザーズ、まさに時代を象徴するスタイルが色濃く記憶に残っております。

そんな親父も、もう70歳半ば。職人一筋、言葉多いタイプではなく、不器用なところは兄弟揃って血を引き継いでるんだろう。

身の上話が長くなりました。

今年は何をあげよう。正志(弟)に相談。

意見は一致。

やっぱりこれ。


BEAMS PLUS バティックプリントイタリアンカラーシャツ
カラー:ピンク、グリーン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥13,000→7,800+税
商品番号:11-01-1063-139

ビンテージシャツからサンプリングした、襟、胸ポケットのディテールが特徴のこちらは、柄から起こしたBEAMS PLUS ファブリック。

オリエンタルムード漂う柄は、50年代の匂いを感じてしまう。


襟型は、イタリアンカラー。開放感あるスタイルは、着用シーンも想像出来、裕福な時代を感じてしまう。


特徴的な切り込みのポケット。ポケットから覗く裏地もしっかりプリント面で贅沢な作り。


外せない飾りボタンもしっかり表現。


素材はリネンですが、滑らかな肌触りに弾力があり、生地のドレープが、リラックス感を演出してくれます。


参考までにスタイリングを。



もう一つ候補が挙がったこちら。




BEAMS PLUS バティック柄ビーチジャケット
カラー:オレンジ、ブルー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥16,800→8,400+税
商品番号:11-01-1080-139


こちらは、60年代を代表するアイテムの一つ、ビーチシャツをアレンジ。

こちらも柄から起こしたBEAMS PLUS ファブリック。

元々は海から陸(おか)に上がった際に、羽織るもの前提の為、パイル地ライニングが一般的。デザインディテールは残しながら、街でも着用し易いようにパイルは付けておりません。


胸のパッチポケットは、当時、アイウェアが入れられていた事が想像出来るジャストサイズ。



現代だとスマートフォンがすっぽりちょうどいいサイズ感。


裾の2つポケットは、物が落ちないようにジップを付けて現代風にアップデート。


コットンレーヨンの混紡素材独特のドレープ、やや冷んやりする触感が着心地の良さを想像してしまう。

開放感あるスタイルは、こちらも、裕福な時代の名残りを感じてしまう。


スタイリングはこんな感じかな。



ご覧の通り先程ご紹介したアイテムと共通しているのは柄シャツという所だけ。

それだけ親父に対する柄シャツのイメージが強いんだろうな〜


80年代の日本も好景気に沸いた時代。

素材や、色、柄、ネームタグのゴージャスな感じ、男らしさを強調したスポーツコートなど、歴史は違えど、アメリカ50年代の空気感も多少なりとも繋がりを感じてしまう。

自分たちの親はまさしくバブル80年代を象徴してたな〜

早く、気兼ねなくレジャーを楽しめる時がきますように。



YAMA


続 MADE IN BEAMS PLUS


深夜1時。


“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”


兄弟、隔週でお届け。


こんばんは。

山田(兄)です。


今週も、 ”MADE IN USA”    について。

取り上げたいのは、ビームス プラス 原宿の店内中央に陣取っているこちらたち。


 “インディアンジュエリー” 

ネイティブアメリカンの人達が作るソレは、洋服とは違う、もう一つのアメリカ製としての魅力的なカテゴリー。

BEAMS PLUS(ビームス プラス)に於いても長らく現地買付を続けており、ラインナップされております。

インディアンジュエリーと聞くと、グッとハードルの高さを感じる方もいらっしゃるかもしれません。私もそのひとりでした。最初に触れたのは比較的最近。原宿に転勤となった約5年位前でしょうか。以来、ジュエリーの魅力に取り憑かれ続けています。


BEAMS PLUS的には、由来や歴史等の部分にも触れていきたいところですが…


レーベル発足当初は、今以上に、オールドポーン(質流れ品)やビンテージが中心だったラインナップだったとか。時代も変わっていく中、現地に通い詰めた先人たち(当時のバイヤー)のおかげもあり、今では多数の作家さんとの繋がりが出来ており、別注デザインのものが扱えるようになっています。


今回は、ビームスの中でも代表する作家さんの別注デザインのご紹介を。


まずはお馴染み、SUNSHINE REEVES(サンシャインリーブス) 


昔ながらのスタンプワークに、正確、丁寧な技術に定評のあるアーティスト。


代表する別注デザインは数ありますが、

やはりコレ。



SUNSHINE REEVES バックスタンプブレスレット
サイズ:S,M,L
価格:¥45,000+税
商品番号:11-42-2334-456

SUNSHINE REEVES バックスタンプトライアングルブレスレット
サイズ:S,M,L
価格:¥35,000+税
商品番号:11-42-4143-456

SUNSHINE REEVES バックスタンプトライアングルリング
サイズ:7,8,9,10,11
価格:¥20,000+税
商品番号:11-42-4144-456

バックスタンプ。

何と、得意とするスタンプワークを表に出さないという。

アーティストからすれば、?な。

そこは長らく続いた関係性。

デザインを模したのは、インディアンジュエリーを世界に広めた、チャールズロロマの ”インナービジョン”  。

 “思いは内に秘めてこそ”  の考えに多大な影響を受けたひとりであるサンシャインリーブスは、快く快諾していただき出来上がったモノになります。



続きまして、こちら。


Orville Tsinnie(オービルツイニー)&Co

&Coなのは、故オービルツイニーのデザインを引き継ぎ、生前に教わっていた婿=娘さんの旦那さんが製作しているから。


数年前、買付に同行した際、工房兼ギャラリーにお邪魔しました。

数年前の私。サミュエル金子の姿も。


その分厚い手からは想像出来ないきれいな曲線がハンマーワークで生み出される事を目の当たりにし感動した事を覚えています。



ORVILLE TSINNIE プレートブレスレット
サイズ:M,L
価格:¥56,000+税
商品番号:11-42-2265-352

ORVILLE TSINNIE スクウェアブレスレット
サイズ:M,L
価格:¥48,000+税
商品番号:11-42-5811-352

無垢ながら主張する重厚感のあるシルバージュエリーは付ける人を選ばない、そんなデザインになっています。


別注の証であるブレスレットのエンド部分の穴、これはナバホの聖地、ウィンドウロックを表現したものとなっています。

訪れた時は感無量。


お亡くなりになられた後の、全米最大のサンタフェインディアンマーケットでは本当に多くの方々が、ブースに集まっており、愛されていたのを感じました。


最後にこちら。


Jennifer Curtis(ジェニファーカーティス)


JENNIFER CURTIS ジェニファーカーティス
サイズ:S,M,L
価格:¥78,000+税
商品番号:11-42-6113-800

写真はございません(泣)

巨匠であるThomas Curtis(トーマスカーティス)を父に持ち、父親譲りの深いスタンプ、力強い男性的なデザインに、女性らしいエッセンスを加えた作風が特徴。


彼女は、現地でも非常に人気が高く、インディアンマーケットでは、作品が完売するなど、ショーでは中々買付が叶わないアーティストであります。


こちらは別注デザイン。

父親から受け継いで製作していたデザインを改めてお願いしました。

幾何学なパターンが特徴的で、スタンプワークと、縁部分のファイリング(ヤスリで削る)でデザインのアクセントとしたモダンな仕上がりになっています。


色々と、ご紹介致しましたが、現地に行って感じた事は、

人と人の繋がりが非常に大事。

足繁く通う事、顔を合わせて会話する事の重要性を、強く感じました。


これだけ通い続けても連絡が取れなくなるのはよくある事。

まだまだ、別注でお願いしてる作家さんは紹介しきれてませんが、またの機会に。


長々と書きましたが、最後に。

やはり、作品を見た時の最初のインスピレーションが大事かと。

難しく考える必要はありません。

ひとまず、触れて見てください。


生憎、ハンドクラフト、デザインがアソートな事もあり、オフィシャルサイトでご覧いただく事が叶わない事もあります。

ようやくお店は再開致しました。

まだまだ以前通りの営業体制ではございませんが、お問い合わせいただければご対応させていただきます。



YAMA



MADE IN BEAMS PLUS


深夜1時。


“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”


兄弟、隔週でお届け。


こんばんは。

山田(兄)です。


突然ですが、

   “MADE IN USA”  

このフレーズだけで何度心動かされてきたでしょう。私だけではないと思います。少なくともこちらのblogにお付き合いいただいてる方々はそれだけで気分が上がる経験があったかと思います。

ただ、随分前からそんなアメリカ製も姿を見る機会がかなり少なくなってきています。原材料、人件費といったコスト高や色んな要因から生産コストを抑えるにあたり、生産国が移っているのはご周知かと思われます。

その生産国に対する拘り?自体は私自身、年々薄れてきており、個人的な考えが変わりつつあります。

生産国がどこであろうとも、要するに、  “響くモノ“   次第かと…。


でも、やっぱりアメリカ製が好き。な方、今から本題です。お付き合いください。

ではこちら。

ペンギンアイコンにピンときた方はかなりのオーセンティック好き。

“リトルピート”

と呼ばれたペンギンマークはブランドのシンボルマーク。(由来を詳しく知りたい方は是非調べてみてください。)


MUNSHINGWEARはニットウェアメーカーとして1886年創業の歴史あるメーカー。

1955年、世界で初めてニットのゴルフシャツを発表し、ゴルフウェアブランドとしてスタートして以来、ゴルファーの為の機能性を追求し続けているブランドです。


当時は革新的であったであろう、

脇下の伸縮性を考慮した

     ”ガセット” 


ブランドでは、ガゼットではなく、ガセットと呼ぶみたいです。


袖まわりはゆとりあるパターンを採用しテークバックの時に袖がたくしあがらず、肩にテンションも掛からない、スムーズなスイングを可能にしたラグランスリーブ、


襟がはためかないようになのか?アメリカントラディショナルを感じさせる襟裏のボタン留めなどなど、ゴルフウェアに適したディテールを兼ね備えたポロシャツになっています。


まあ、ゴルフをした事のない私がお伝え出来る事はあまりないですが(笑)


それでも、洋服としては、非常にそそられるポイントとして当時の広告がプリントされた下げ札、






首元の古めかしい織りネームタグは当時を感じさせる刺繍で表現されており、それだけでヨダレもの。非常に細かい部分にまで拘って作られた上に

よく見ると    ”MADE IN USA”    の文字。


そうです。アメリカ製。

今回、何とBEAMS PLUSが別注で手掛けました。

リブのラインからボディの色、リトルピートの刺繍色の組み合わせ、更にはサイズフィッティングまで、

   “MADE IN BEAMS PLUS”   

の仕上がりになっています。


如何にファッションとして楽しめるか。

BEAMS PLUS styleとして

”こなし”   をご紹介したいと思います。




MUNSHINGWEAR ソリッドポロシャツ
カラー:ブラック、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥13,800+税
商品番号:11-02-0427-408

BlackとBlackwatch柄でモダンに。色合わせを意識したタウンユースなコーディネート。



MUNSHINGWEAR 襟カラーポロシャツ
カラー:ホワイト、バーガンディ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥13,800+税
商品番号:11-02-0428-408

ワンプリーツのアクセントを活かしたタックインがお父さん感満載?KHAKIとBURGUNDYカラーの相性抜群。

サイズのバランスに拘ったベーシックなトラディショナルスタイル。


こちらは、ポケット位置が?

これは、タバコ箱などを入れてもスイングし易い仕様にと再現されたポケットディテール。



最後はこちら。

MUNSHINGWEARボーダーポロシャツ
カラー:バーガンディ×ホワイト、ネイビー×ホワイト
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥13,800+税
商品番号:11-02-0429-408

ボーダーポロをクリーンにwhiteのピケ、モカシンを合わせたプレップ感溢れるコーディネート。


ん?


どこかで見たような?スタイリング。

詳しくは春夏配布してるカジュアルカタログ(P076)をご覧になってみてください。


父の日も近付いてきています。

是非ご検討ください。


ではまた。

YAMA




母の日


深夜1時。


“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”


兄弟、隔週でお届け。


こんばんは。

山田(兄)です。


今週は母の日特集と言う事で、何を書こうか…。


兄弟でこの業界、しかも同じ会社、同じレーベル担当、旗艦店舗所属というのも、まあ中々のレアなケースだと思います。

そんな私たちを育てた家庭環境は、気付けば身の回りにある雑貨、照明やテーブルといった家具などのアンティークやビンテージに囲まれていました。ヨーロッパからアメリカ、日本、ジャンル問わず、骨董市やビンテージショップのチェックに毎週末欠かさず出掛けていたのを覚えています。

雑誌の取材もきてたなぁ。

特に精通して収集していた様子はなく、雰囲気重視で自分の眼で判断した物の価値に拘らず集めている姿が印象に残っています。


振り返ると、限られたBEAMS PLUSの提案するカテゴリーの中でのミックスしたスタイリングを多用?得意?とするのも、そんなジャンルレスな視点を持った母親の影響もあるのでしょう。


話を戻します。

正志(弟)に相談しました。

拘りがあるようで、実は雑食な母親に何をあげよう。

やっぱこれでしょ。デイリーに使える物と意見は一致。

  “Fire-King(ファイヤーキング)”  



Fire-King
カラー:Jade-Ite
価格:¥3,200+税
商品番号:33-76-0062-837

Fire-King
カラー:Jade-Ite
価格:¥3,200+税
商品番号:33-76-1588-837

特に拘って集めていた

   ”Jade—ite(ジェダイ)” 

ブランドの代名詞とも言ってもいいカラー。40年代から50年代当時、アメリカではオリエンタルブームが垣間見れ、アジアを代表する宝石の一つ、翡翠色が注目され、数多くのキッチンウェアに使用されていました。

食器棚一面にランダムに詰め込まれたのを覚えてる。当時は、復刻されてないものだから全てビンテージ。


朝食は決まってJade—ite(ジェダイ)のレストランウェアのプレートにパンの記憶。

食後は必ずコーヒーを飲んでたなぁ。

いつも、その時間は騒がしい母もテレビを見て静かに過ごしていた。

そのままソファーでうたた寝。

そうだ、これも贈ろう。風邪ひかないように。


BEAMS PLUS
カラー:イエロー、ブルー
価格:¥3,600+税
商品番号:11-65-1849-156

BEAMS PLUS
カラー:イエロー、ブルー
価格:¥4,500+税
商品番号:11-65-1850-156

こちらは毛足の長さに、柔らかい質感が特徴のパイル地。サイズは大小2種類。冷房の効いた夏に重宝しそうです。トラディショナルな雰囲気のタッターソールチェック柄が、拘りのある大人の持ち物として、また贈り物としておススメできるかと思います。まだ贈り物が決まっていない方、是非ご検討ください。


次、家族揃うのは正月か。

三男情報ですが、最近の母親はシリアルも食べているようです。

YAMA




VintageなNEW?


深夜1時。


“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”


兄弟、隔週でお届け。


こんばんは。

山田(兄)です。


前回はサラッとスタートさせてしまいましたが、ビームス プラス 原宿の山田 広志と申します。


宜しくお願いします。


では、早速ご覧いただきたいのはこちら。





WAREHOUSE デニムパンツ
カラー:インディゴデニム淡、インディゴデニム濃
サイズ:29,30,31,32,33,34,36,38
価格:¥24,000+税
商品番号:11-21-0800-386

先週末、 ”ミツキのヤミツキ”  でもUPされており、こちらで何を今更、な感はあるかもしれません。


が、こちらの写真をよく見てください。


何か気付きませんか?

(BEAMS PLUS通の方は分かりますよね)


そうです。今まで扱いの無かったサイズをご用意しての、追加リリースなんです。


というのも、レングスは29インチ、拘りぬいたシルエットは万能、ながらお客様に提案する中で、ウエストインチが以前はとびとび(2インチ毎)であるが故に、腰位置で調整していただく事もしばしば…。

本当にジャストサイズでの提案が叶っているのか?


から、ようやく、需要のありました真ん中あたりのウエストサイズ問題を解消。

(35,37インチは扱い無く申し訳ありません)

さらに最大サイズを “38インチ” まで拡げましたので、是非お持ちの方も改めてご検討いただければと思います。



今までBEAMS PLUSに携わっていて、ここまで反響のあったデニムは無かったです。


しかも、加工。

(2nd-hand→セコハンデニムと呼んでいます)


何が魅力なのか?


もう少しお付き合いください。


ご存知の方も多いかと思います。

ベースとなる色落ちはレーザー加工。

通常トルソーにデニムを穿かせ、吊るしの状態で表裏と2面のみの加工処理。

 “セコハンデニム”    のこちらは、平面に置き、フロント左右、バック左右の4面パターンで加工処理。


そうする事で、デニム特有の捻れによるサイドのアタリは、前身頃後ろ身頃の色落ち差を違和感なく自然な状態を表現。


さらに、ベースのレーザー加工後は、全体的にサンドペーパーを掛け、自然な色落ちに馴染ませる。細かいポケット口、裾などもハンドワークによるシェービング加工をしリアルさが増していくように手を加えていきます。


この後にも、



今や希少なサンドブラスト加工や、最終工程となる洗い、乾燥機を使用しない天日干し等、まだまだ拘りポイントはあるんですが、このあたりで。


とことんリアルさを追求する姿勢は、頭が上がりません。

非常に手の込んだデニムだと思います。



リジットのデニムから色落ちを楽しむのも一つですが、中々今からだと億劫になるのは年齢を重ねたからか…笑


新品からビンテージデニムを楽しめる。

そんな逸品を、ぜひお試しください。


では、また。

YAMA

Daily Wear とは・・・

皆さま。

こんばんは。


山田兄の(広志)です。


早速ですが、前回触れたこちらを。




BEAMS PLUSボタンダウンシャツ
カラー:ホワイト、ブルー、ピンク、イエロー
サイズ:XS,S,M,L,XL
価格:¥10,000+税
商品番号:11-11-0690-139

BEAMS PLUSを代表するアイテムの一つ。

こちらの話をさせていただきたいので少しお付き合いください。


年中ご案内させていただくには理由があります。


何故、顔になっているアイテムなのか?



ご周知だと思われますが、60年代に生産されていました “H” ブランドのシャツをベースに作製しております。


私たちが提案するブレザー始め、スポーツコートは、60年代前半のアメリカンスタイルを踏襲したモノつくり。

やや小さな襟のシャツが、BEAMS PLUS Styleにぴったりハマります。


時代を象徴するディテールの一つ、襟裏のボタンはしっかり表現。


生地は、織物の産地である西脇で織られたオックスフォード。スーピマ綿と呼ばれる超長綿を使用し、光沢感と独特なヌメリ感のあるソフトな風合いを併せ持った生地感に仕上がっています。


縫製は、国内にある縫製工場。


数年前にお伺いさせていただいた事を鮮明に覚えています。



全体的な縫製の細かい運針、身頃の脇縫い、3mm細幅の本縫い仕様。



ドレスシャツとしては一般的な縫製仕様を、このカジュアル且つスポーティーな素材に落とし込んでいる点は、“いいシャツ” のポイントではなかろうかと、思っています。


ボタンの根巻きも、付け外しがし易いようにしっかりボタンが立つ程です。



始めに触れた、 “H” ブランドをオマージュしガゼットに施された ”➕“ マークは、一つの工程で出来るよう、専用パーツを導入するなど、拘りの割にはコストパフォーマンスが非常に良いのもポイントです。



過去のblogでも書きましたが、縫い終わってからの製品洗いは何と、家庭用洗濯機。


衝撃を受けました。


乾燥は一般的なコインランドリーレベルを想定した温度や時間の設定で仕上げられており、日本の生活環境に合わせた仕上げ方が印象に残っています。



もう、何年も型を変えていません。

オーダーを何年も何年も続けている事で、仕上げられる枚数や技術も高い水準で工場全体のスキルアップにも繋がっているようです。


これだけ、続けてると言う事は、また買い足せると言う事です。そんな方に向けて年中ご案内していますのでご安心を。


 “こなし”   の話はしてませんでしたね。

コーディネートの難しい話は必要ないアイテムの一つだからこそ、ここまで続ける事が出来てるんだと思います。

スポーツコートに合わせなくても、1枚でサマになる、洗い晒しの風合いをお楽しみいただければ良いかと思います。



初めての方は是非お試しください。

お持ちの方は、色違いも是非検討ください。


 

YAMA


オックスフォードシャツ

こんばんは。


山田です。


久しぶりの投稿です。


少しお付き合いいただければと思います。



NEWリリースの商品ではないんですが、


こちら。




WAREHOUSE
カラー:ホワイト、ブルー
サイズ:36、38、40、42
価格:¥15,500+税
商品番号:11-11-5894-386

2019秋冬シーズンから展開しています。


WAREHOUSEに別注したミリタリーオックスフォードシャツ。


USAF(アメリカ空軍)でSERVICE DRESS UNIFORMとして


採用されていたものをヒントに作製したシャツになります。


50年代~60年代にかけ、当時オックスフォード、ポプリンの


バリエーションがあったようです。


BEAMS PLUS(ビームス プラス)としては、オックスフォードに


着目しました。


タテ、ヨコ糸共に粗野なムラ感のある糸を使用。


よくよく見るとナチュラルなムラ糸を感じさせる表情。




独特なクタッとした且つドライタッチな肌触りは、


サンプリングした生地を表現するにあたり辿り着いたファブリック。


このシャツを作るにあたり生地からご用意していただきました。


USAFのユニフォームとしてはBlueは必須。


あとの色展開は、やはり決まっています。



と、言うのも


BEAMS PLUS(ビームス プラス)を代表するアイテムの一つ、


ボタンダウンのシャツ。



BEAMS PLUS オックスフォードボタンダウンシャツ
カラー:ホワイト、ブルー、ピンク、イエロー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥10,000+税
商品番号:11-11-0690-139

長年のベストセラーで、レーベル・お店を構成する上では必ず、


‘あるべきもの‘


としてご提案させていただいています。



お分かりだと思います。


なのでUSAFのユニフォームにはない


‘WHITE‘


を加えさせていただきました。






ネームに付け加えた、‘MR.BEAMS PLUS‘。


アメリカのオールドアスレチックウェアにみられる

メーカーラベルの上に個人名を記入するバーを縫い付ける仕様。



その名の通り、Mr.BEAMS PLUSが着用するに相応しいウェアとして、


また、BEAMS PLUS(ビームス プラス)の定番ワードローブ、


持つべきものの一つとして、


長くお付き合いいただけるアイテムになればと願います。



やや小さめな襟がBEAMS PLUS(ビームス プラス)の


提案するスポーツコートスタイルにも相性良し。






見頃のシェイプもタックインがサマになるシルエットを演出。




襟の開き具合も独特で、いつものTIEスタイルのアクセントにも


なるかと思います。





また、主張ある縫製、パッカリング、カフスまわりの‘いってこい‘仕様を活かした


ワークなエッセンスを加えたコーディネートも楽しめます。




万能です。



是非お試しいただければと思います。


お待ちしております。


YAMA






いよいよ明日からです。

こんばんは。


山田です。



いよいよです。



日からこちらがお披露目です。




BEAMS PLUS(ビームス プラス)がMOTO(モト)に別注で作製をお願いしましたこちら。



ご存知の方も多いあの名作をヒントに、ブランドらしいエッセンスを注入。


この素朴な表情が何とも言えない仕上がりになっています。


イタリアンホースレザーは、1.5㎜厚。


MOTOの強みは何といっても、レザーの加工。


既成の革でさえ、MOTO独自に仕上げられる技術と経験。


新しい素材開発にも積極的に取り組まれており、今では原皮に近い状態の革を


仕入れ、独自の仕上げに拘ったモノ作りにチャレンジしており、


あまり見たことのないようなアプローチが新鮮で、


今回作品にも活かされています。


今回のBAGは何より、手に取っていただいた時の重量のギャップ。


サンプルを見たときはその軽さにただただ感動。


それでいて、しっかり型はキープ出来ており、クタッとしすぎないのは


レザーの特徴を活かした大きさと厚みのバランス。




さらに、牛よりも細かい繊維の関係で毛羽が付きにくく、裏地は付けていない仕様です。




中は、サイドに嬉しい小分けの収納場所。


表側にステッチが見えないように配慮。




このデザインならではの短いハンドル部分を、


取り外し可能なベルト付きショルダーストラップで現代風にアップデート。


麻テープで、夏のTシャツスタイルといった軽装なスタイルにもマッチする素材に。


経年変化が比較的早い段階で出るため、BAG本体との相性も抜群です。


言う事無しです。




さらにさらに、こちら、同素材のラゲッジタグ。


1930‘S、実際にあったラゲッジタグのデザインをBAGと同素材で作製いただきました。


定期を入れても良し、使い方は人それぞれで。


何て贅沢なんでしょう。



さて、いよいよ本題。


こちらのBAGですが、明日からのイベントに併せリリースします。




そこでそこで、代表する各タンナーのホースレザーで


作製したアイテムが並びます。




「イタリアンホースレザー」




「イタリアンホースレザー スエード」




「アメリカンホースレザー」




「ジャパンホースレザー」


それぞれ、存在感抜群です。


ごくごく少量です。


加えて、イベントの為に制作したスペシャルな1点ものが一堂に揃う上、


初日はデザイナーである本池氏にお越しいただきます。


是非この機会をお見逃しなく。


お待ちしております。


YAMA







次の舞台はこちら。

こんばんは。



ブログが滞っておりました。



ビームス プラス 原宿 改め、



ビームス 辻堂 の山田です。



実は、私の舞台が変わりました。



皆さん、こちらはもうご存知だと思います。






「ビームス 辻堂」が「テラスモール湘南」2階に、4月26日(木)ニューオープンします。


ビームスとしては、新しい切り口のお店になりメンズの<BEAMS PLUS>、ウィメンズの<BEAMS BOY>で構成するオーセンティックなスタイルを提案するコンセプトショップになります!



ただ今、準備真っ最中です!







先日、ディレクター溝端からもあったように



先行発売のアレや、限定商材、



オープンイベントのWポイントキャンペーン



などなど、



トピックスはいくつかご用意していますので



是非是非、お越しいただければと思います。



今後、私はこちら、ビームス 辻堂 から



BEAMS PLUSのモノ、コトを発信していきますので、よろしくお願い致します!



では、お待ちしております。



YAMA


WAREHOUSE(ウエアハウス)`Chambray Work Shirts`

いつもブログをご覧いただき、有難うございます。



こんばんは。



ビームス プラス 原宿 山田です。



今日は、こちらから。










WAREHOUSE シャンブレーシャツ
カラー:サックス
サイズ:36、38、40、42
価格:¥13,000+税
商品番号:11-11-4202-386



BEAMS PLUS(ビームス プラス)のWORKカテゴリーを担うブランドの一つ、



WAREHOUSEは、ファッションという流行に左右されない



‘ヴィンテージ古着の忠実な復刻‘



というテーマを追い続けているブランドです。




1着のウェアから、生産された時代背景を考察し、糸や生地、



さらには縫製から洗いの加工に至るまでを徹底的に研究し、



当時の武骨なエッセンスや風合いを損なわないような



サイズアレンジにも精力的。



現代風にアップデートを施しながら、当時のワークウェアやデイリーウェアを



表現したブランドになります。




こちらのシャンブレーワークシャツは、ブランドを代表するアイテムの一つ。



某ストア系ブランドからリリースされていたワークシャツをベースに



トリプルステッチの巻縫い幅や縫製糸の締め方まで当時の縫製を忠実に再現。



当時のインチの物作りで生じる ‘アタリ‘ まで、ヴィンテージ同様に楽しめる1着。



襟型は程良いバランスに仕上がっており、シンプルなフロント2つポケットは



飽きのこないベーシックなデザイン。



セルビッチ付きは嬉しいポイントではないでしょうか。






裾の長さは長すぎず、短すぎずでタックインでもアウトでも着用できるバランス。



生地は経糸にインディゴのロープ染色が施され、着込み洗い込む程に



デニム同様に味わい深いフェード感を楽しめると思います。




店頭には、2YEARS 着用のサンプルをご用意しています。










着用と洗濯を繰り返し行なう事により生じる、



この平面的なシャンブレーならではの



全体の色落ち感が何となく粗野感があり、



‘アメリカ‘ をイメージさせる魅力の一つだと考えています。



未洗いの紙フラッシャー付きに思わず手が伸びてしまうのは






私だけではないはずです。



販売しているのは未洗いです。洗いによる縮みが出ますのでご注意を。



是非店頭でご覧くださいませ。



YAMA





そろそろ良さそうです。

いつもブログをご覧いただき、有難うございます。



こんばんは。



山田です。



ビームス プラス 原宿に所属しています。



こちらでは初めての投稿となります。マイペースに書いていこうかと思いますので



お付き合い下さいませ。



宜しくお願い致します。




今日は入荷して間もないこちらから。






POST O` ALLS(ポストオーバーオールズ)
カラー:blue/brown
サイズ:S、M、L
価格:¥48,800-+税
商品番号:11-18-1172-446


2018春夏の新作が入荷してまいりました。



非常にブランドらしさを感じ取れる、特徴あるバティック調の生地は、



プリントで表現されています。



デザインはワークジャケット。






大戦モデルを彷彿させるかのような、ディテールが削ぎ落とされたデザインのカバーオールです



第一ボタンと第二ボタンが接近した特徴のあるフロント5個ボタン仕様。









襟まわりや首元の表情を変化させる事ができる為、色々なスタイリングを楽しめるような



スタイルのワークジャケットです。



ワークジャケットですが、シャツウェイト程度の薄手で、綿の平織り生地となっており、



今のこの時期でしたら、シャツ感覚でインナーにちょうど良い生地感。



春夏にはメインの羽織りとして、使い勝手の良いバランスに仕上がっております。




実はPOST O` ALLSのラインナップでは、久しぶりに登場したモデルの最新版と



なっています。




BEAMS PLUS(ビームス プラス)では、Workカテゴリーを表現するにあたり、



欠かせないブランドの一つ。



ここのブランドがなせる、らしい生地使い、折衷的な表現の仕方は



非常に魅力的であり、一味違ったアメリカンカジュアルを表現できると感じています。







店内では、柄を活かし、ピケ素材のパンツで軽快にコーディネート。



インナーには、ミリタリーエッセンスのある、こちらもシャツウェイトの生地感のアノラックを



合わせ、武骨な表情は残した提案。



色んなコーディネートが楽しめそうです。



是非一度お試しいただければと思います。



YAMA