タグ「late summer living」の記事

モロッコの靴職人によるブーツ-Late Summer Living-

開催中の『Late Summer Living』より、今回は晩夏におすすめしたい、ブーツのご紹介を。


GUNNER’S BOOTS/ウィズソール
価格:¥96,800(税込)
商品番号:66-32-7001-959


GUNNER’S BOOTS/オリジナルソール
価格:¥74,800(税込)
商品番号:66-32-7000-959



昨日ご紹介した北欧のヴィンテージアイテムに続き、こちらも銀座にある「北欧の匠」ご協力のもと、イベントの会期限定でご用意しました。


斜めにカットしたような履き口がユニークなブーツは、機能性を追求した“用の美”のデザイン。


この形状、シェルパ達が履いていた靴がモチーフになっているんです。

あるモロッコの革職人がエベレストの登山に参加した際、エベレストの登山に欠かせない案内人であるシェルパが履くブーツが少し変わっていて、革職人として興味が湧き、持ち帰ったのだそう。


そしてデンマーク人のグナー・アンデルセンさんと研究し、アレンジしてできあがったのが、こちらの<GUNNER’S BOOTS>。


くるぶしとアキレス腱を保護するために革で覆い、歩きやすくするためにすねの部分を低くしたことから、このような形状になっているんです。

また、地面の感覚が掴めるよう薄い靴底は、日本の地下足袋にも似た機能を持っていると思われます。


オリジナルソールの薄い靴底のタイプは、このようにコンパクトにすることも可能なんですよ。これもまた面白い。

モロッコというとバブーシュで有名ですが、昔から良い革の産地としても知られているんですよね。

丁寧に縫われた縁のステッチは流石の職人技といった美しさ。普通靴職人もやりたがらない手法を好んで作られる職人で、片足を1日で仕上げてしまうのだそう。現在は引退されていて、稀少なものになっていくと思います。

バイヤー 渡辺は早速愛用中。


ショーツと合わせ、晩夏ならではの楽しみ方をしています。

履くほどに足に馴染み、その使い手の足型に育った時、この靴は完成されます。その頃には一層愛着が増すことでしょう。

色やサイズはアソートのため、ぜひお気に入りを見つけていただけたら。


そしてもう一つ、身につけるアイテムとしてネックレスもご紹介させてください。


<AINUT>ネックレス/3つボタン
価格:¥3,740(税込)
商品番号:66-42-0002-959


フィンランド北部にある小さな町で、アリさんとミッラさん夫妻が営む工房、AINUT>のネックレスです。

トナカイの角と蜜蝋を塗った麻紐を使って、一つ一つ丁寧に手作り。手彫りされた紋様は、古くからラップランドに住むサーミの人々が使うシャーマンドラムに描かれていた象形文字で、それぞれに意味があります。


<AINUT>ネックレス/1つボタン
価格:¥2,970(税込)
商品番号:66-42-0001-959

<AINUT>ネックレス/細長
価格:¥2,750(税込)
商品番号:66-42-0003-959


サーミの人々にとって、トナカイの角自体がお守り。気に入った意味合いやデザインを、お守り代わりに身につけていただくのも素敵です。

こちらは残りわずかですので、どうぞお早めに。


イベントも今週末までとなりました。

ぜひ晩夏を楽しむアイテムを見つけにいらしてくださいね。


『Late Summer Living』

会期:8/6(土)-8/21(日)
場所:
[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304 
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階 / TEL:078-335-2720

*一部商品はオンラインショップでもご覧いただけます。こちら


Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。


北欧ヴィンテージの木工品-Late Summer Living-

今回も今週末まで開催中の『Late Summer Living』より、晩夏を楽しむアイテムをご紹介いたします。

暮らしを彩るアイテムとして、今回ユニークな家具もご用意することができました。

左手に映るこちら、座椅子に見えるでしょう。

実は、脚を取り付ける前のプライウッドシートなんです。




ヴィンテージ プライウッドシート
価格:¥27,720(税込)
商品番号:66-91-7000-959


プライウッドというと<fennica>でもお馴染みの<ARTEK>や<天童木工>でも用いられる成形合板技術。

成形合板技術による家具は1920年代頃から作り始められ、1952年に誕生したアルネ・ヤコブセンデザインの<Fritz Hansen>製“アントチェア”により世界的に認められる技術となりました。その後多くのデザイナーやメーカーがプライウッドの家具を製作していきます。

こちらはそういった流れの中、ドイツやデンマークの工房で、主に駅や公園などパブリックスペース用に製作されたプライウッドのシート。1脚の椅子として、あるいは3人掛けのベンチとして、ニーズに合わせ脚を付けられる前の状態です。


Made in WEST-GERMANYの刻印から、少なくとも1980年代以前ということは間違いなく、1960〜70年代に作られたのではないかとのこと。

当時出荷されることなくシートのまま保管されていたものを、20年程前にコペンハーゲンのアンティークショップのオーナーから面白いものがあると連絡を受け、銀座「北欧の匠」で約40点すべて引き取ったそう。


今回「北欧の匠」ご協力のもと、6点すべてをお借りしてイベント会期中限定で販売しています。


一般的な座椅子ならば床と水平になる座面も、こちらは椅子として身体に馴染ませるための成形合板によるカーブラインがあります。


床に置いて座椅子のように使ったり、ソファや革張りの椅子の上に置いて使ってみても面白いんですよね。腰掛けると加重により安定して、姿勢を変えると動きに寄り添ってくれます。

神戸にはこちらの2点。


自由な発想でインテリアをお楽しみいただけたら。


イベントには、あわせてお借りしたデンマークのヴィンテージテーブルウェアも並んでいます。


1950~60年代のデンマークでは、耐久性に優れ、水にも強い東南アジア諸国原産のチーク材の家具の人気が高まり、多くのメーカーでチーク材の家具や建材が製作されました。

その中で出てくる、家具には使えない大きさの端材。これを当時の木工職人は大切に保管し、家族や親しい友人のために木の器を製作します。

そこから家具デザイナーも小物のデザインも楽しみ、木工職人たちも家具製作の傍ら作り続けたそう。やがて、その美しさに商品としての価値を見出し、多くのメーカーが作るように。

今回並んだものは、その当時のヴィンテージアイテムです。


おすすめはこちらのプレート。モーニングやランチのワンプレートだったり、ガラスや陶器のアンダープレート、またはトレイとして、様々なシーンで活躍することでしょう。


<Skare Molle Fredensborg>や<Kronjyden>とデンマークのメーカーの刻印が入ったものや、縁の仕様がそれぞれ異なるフィニッシュのものなど、様々に纏まった数をご用意できました。


<Skare Molle Fredensborg>ヴィンテージ プレート
価格:¥6,930(税込)
商品番号:66-99-7005-959


<Kronjyden>ヴィンテージ プレート
価格:¥9,240(税込)
商品番号:66-99-7004-959


集成材で作られた<DANSK>のヴィンテージバイキングボウルも並んでいましたが、お陰様でお客様のもとへ。誠にありがとうございます。


<DANSK>ヴィンテージ バイキングボウル
価格:¥85,800(税込)
商品番号:66-99-7019-959


<ESA>社の轆轤で削り出されたヴィンテージエッグスタンド。


<ESA>社 ヴィンテージ エッグスタンド
価格:¥3,740(税込)
商品番号:66-99-7018-959


こちらは直径35cm程のハンドル付きトレイ。ピザやパンを並べたり、使用しない時も掛けて置くだけで存在感があります。


ヴィンテージ ハンドルトレイ
価格:¥44,000(税込)
商品番号:66-99-7013-959


フォルムが可愛らしい、蓋つきのボックス。玄関に置いて鍵を置く入れ物にしたり、飴をいれてカウンターに置いたり。本棚や飾り棚にレイアウトしてもアクセントになることでしょう。


ヴィンテージ ウッドボックス
価格:¥17,600(税込)
商品番号:66-99-7015-959


直径30cm程のボウルは八角形の形。内側はまあるく削り出され、杢目の美しさが引き立ちます。果物を入れて、テーブルにレイアウトしたいですね。


ヴィンテージ ボウル
価格:¥83,600(税込)
商品番号:66-99-7020-959


神戸にはこのようなバリエーションが並びます。


デンマークならではのものとしてご紹介したいのがこちらのスモーガスボード。


中央のリング状の凹みが特徴的ですね。ここにガラスのボウルをセットして、副菜やディップを入れるのだそう。アクセサリートレイにしても素敵だと思います。


赤みがあって温かみのあるチーク材のテーブルウェアは、陶器やガラスとあわせると雰囲気ある素敵なコーディネートになります。


時と国を越えて<fennica>に並んだ北欧のヴィンテージアイテム。

自由にミックスして晩夏の暮らしをお楽しみください。


明日8/17(水)まで「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」も開催中です。お得な機会に是非お立ち寄りください。



『Late Summer Living』

会期:8/6(土)-8/21(日)
場所:
[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304 
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階 / TEL:078-335-2720

*一部商品はオンラインショップでもご覧いただけます。こちら


Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

IGUSA LABOの花ござ-Late Summer Living-

うだるような暑さが戻りましたね。こんな日々は、自宅の涼しい場所でゆっくり過ごす方も多いでしょう。

開催中の『Late Summer Living』では、今時季のインテリアにぴったりの、涼しげな花ござもご覧いただけます。


<IGUSA LABO>花ござ 2畳
サイズ:176 × 176cm
価格:¥26,950(税込)
商品番号:66-98-0004-291


こちらのブログで菊地がご紹介していましたが、い草の敷物をと探していた中で<IGUSA LABO>と出会いました。

<IGUSA LABO>を立ち上げたのは、花ござのまち倉敷で、い草製品を製造する<倉敷い草 今吉商店>5代目 今吉俊文さん。一時はほぼ途絶えてしまった倉敷産い草の技術の継承と新たな商品の開発に取り組んでいらっしゃいます。


い草の栽培から染色、織り込みまで一貫して行うことで叶えられる、安心安全のものづくり。通常は乾燥前のい草加工で施される泥染めも<IGUSA LABO>では行わず、身体に優しく、い草本来の風合いが感じられる無染土に拘っています。


カラフルでモダンな色柄というのも魅力的で。こちらの千鳥格子の模様なんかもボーダレスでファッションと結びつきますよね。十字や縞模様しかり、日本の花ござを様々なインテリアスタイルに取り入れていただけることと思います。


ジグザグと織り目のみで表現した模様も素敵。

ごろんと仰向けになる光景も目に浮かびます。い草は吸湿性が高いため、汗ばむ季節も肌触りはサラッと。また、い草の芳しい香りには、リラックス効果があるんですよね。封を開けた時は思わず深呼吸してしまいました。


1畳サイズは、より取り入れていただきやすいでしょう。やさしい色遣いは、すっとお部屋に溶け込みます。


<IGUSA LABO>花ござ 1畳
サイズ:88 × 176cm
価格:¥13,475(税込)
商品番号:66-98-0007-291


ご好評につき、オンラインショップでは完売し、店頭分も残り僅か…


目の行き届くものづくりをされていて、中々多くご用意できませんが、長くご紹介していきたい花ござです。

<IGUSA LABO>の花ござで、日々に彩りと癒しを。

気になる方は、お早めにご検討がおすすめですよ。


本日8/11(祝・木)より「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」もスタートしましたので、ぜひこの機会にお立ち寄りください。


『Late Summer Living』

会期:8/6(土)-8/21(日)
場所:
[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304 
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階 / TEL:078-335-2720

*一部商品はオンラインショップでもご覧いただけます。こちら


Mori

久留米絣のプルオーバーシャツ-Late Summer Living-

先週末よりスタートした、新宿と神戸にて同時開催中の『Late Summer Living』

イベントを目掛けてのご来店、誠にありがとうございます!

今回は、中でもご好評の晩夏を楽しむ洋服、<オカモト商店 × fennica>プルオーバーシャツのご紹介を。


<オカモト商店 × fennica>プルオーバーシャツ
サイズ:M,L
価格:¥30,800(税込)
商品番号:66-11-0044-520


このデザインは、久留米絣のドレスをご紹介したブログでも書きましたが、過去にディレクター エリスと北村がイタリアのラグジュアリーブランドにスペシャルオーダーしたチュニックがモチーフとなっています。


スタンドカラーのスキッパーシャツは、首元がすっきり見えるデザイン。


袖も9分丈ほどで、裾にサイドスリットが入り、久留米絣の素材とも相まって風通し良く、暑い日にも過ごしやすいアイテムです。


身長175cmのスタッフ藤田は、サイズL。僅かに肩が落ちるバランスです。

織幅1尺(約38cm)の久留米絣とあって前後ともセンターにシームが入るのですが、きれいに柄合わせされているのが見て取れるでしょう。

絣模様は“よろけ”。経絣で菱形が表現されて、ジグザグとモダンな模様なんです。

こちら、6月末にリリースしたスカートでも製作したんですよね。


アイテムの合わせ方によって、オリエンタルなムードにも。スカートのブログも併せてご覧ください。こちら


絣模様によってがらりと雰囲気は変わるもので…


こちらは“ドーナツ”。ネップの入った生成りにグリーンでドーナツ模様を表現した経絣です。


色遣いが久留米絣として新鮮で、こんな感じでポップなカラーコーディネートも目に楽しい。いつもと違う雰囲気に自然と導く色柄だと思います。


スタッフ前田が着ているのは身長174cmでサイズM。ですが、前田自身はサイズLでゆったりと着たいとのこと。リラクシーなサイズ選びがおすすめです。


こちらは“微笑みつつじ”。


6月末にリリースしたアロハシャツでも使用した絣模様で、GRAYとYELLOWの糸の交差で爽やかな良い色目でした。


こちらはお陰様で完売。誠にありがとうございます。

そして今回のプルオーバーシャツにはBROWNとYELLOWが交差した色目をセレクト。晩夏らしい、少し秋の気配も感じる色合いです。


“微笑みつつじ”の名は、肩の部分に目を向けるとわかりやすいでしょう。つつじの2輪の花が茎で繋がり、微笑んでいるように見えませんか?そう捉えた瞬間、とても愛らしく思えます。


また、経糸と緯糸の交差で生まれる、奥行きある表情がきれいです。ぜひ肉眼でご覧いただければ。


最後に4ッ立。こちらは先日ご紹介した久留米絣のドレスでもセレクトしたものです。


久留米絣の織元と、同じく福岡で活動する<宝島染工>とのコラボレーションで生まれたこちら。<宝島染工>にて、細番手の綿糸に泥染めで下染めした後、インド藍でグラデーション染めを施しています。


久留米絣の製法を活かした整経技術で、グラデーションの美しさがそのまま模様に現れているんですよね。強度を増すために緯糸にはスラブ糸を使用し、凹凸ある表情豊かな質感が楽しめます。


このようにタックインしてベルトマークをしてもスタイリッシュ。秋口におすすめのスタイルです。

同じ久留米絣を使用したロングドレスがこちら。ブログもあわせてチェックしてみてくださいね。こちら



どちらの絣模様が気になりましたか?

今回も数多くの久留米絣から選りすぐり、この時季を楽しくする素敵な仕上がりになりました。


いつもながら、反物に限りがあるため多くご用意することはできません。(既に残り僅かの柄も…)お早めのご検討がおすすめです。

8/11(祝・木)より「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」もスタートいたしますので、ぜひこの機会にお立ち寄りください。


『Late Summer Living』

会期:8/6(土)-8/21(日)
場所:
[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304 
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階 / TEL:078-335-2720

*一部商品はオンラインショップでもご覧いただけます。こちら


Mori

始まりました!-Late Summer Living-

昨日より、『Late Summer Living』がスタートいたしました!


晩夏の暮らしを彩る素敵なアイテムを取り揃えた、<fennica>で初となるイベントです。

今回は新宿と神戸、それぞれの店内の様子をご覧いただきましょう。

こちらは新宿、BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO。


手仕事のぬくもりを感じる北欧ヴィンテージの木工品や<Babaghuri>の雑貨。

そこへ<gochisou>の<小鹿田焼>モチーフのテキスタイルや、<オカモト商店 × fennica>の久留米絣の洋服、<IGUSA LABO>の花ござにイランガラスと、様々に彩りが散りばめられた、目に楽しい空間です。


___<gochisou>からはブラウスも。<小鹿田焼>を着るというのもユニークです。



___<IGUSA LABO>の花ござ。い草の香りに癒されます。



___久留米絣の洋服。今回も素敵な仕上がりとなりました。



___デンマークのヴィンテージテーブルウェア。チークの杢目が美しいです。



___以前お取り扱いしていた<Babaghuri>のホーンカトラリーやクロスも久々にご用意しました。



___涼やかなイランガラス。手吹きで作られ、一つ一つ個性があります。


そして、こちらが神戸 BEAMS KOBE B1階の<fennica>コーナーの様子。


新宿と同じラインナップを神戸でもご紹介しているのですが、まったく同じでは無く…

というのも、手仕事ゆえ個体差があったり、量産していないためご用意に限りがあったり、ヴィンテージのため同じものが無かったりと、新宿・神戸それぞれでしかご覧になれないものもあるのです。


___おおらなかなイランガラスは形もそれぞれ。



___<IGUSA LABO>の花ござ。神戸はこのような色柄が並んでいます。



___デンマークのテーブルウェア。新宿には無いスモーガスボードが見えますね。


新宿と神戸、2店舗の様子が伝わりましたでしょうか?

ぜひそれぞれの場でお気に入りを見つけていただけたら幸いです。


また詳しくはこちらのブログでご紹介いたしますので、どうぞお見逃しなく!


『Late Summer Living』

会期:8/6(土)-8/21(日)
場所:
[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304 
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階 / TEL:078-335-2720

*一部商品はオンラインショップでもご覧いただけます。こちら


Mori

久留米絣のドレス-Late Summer Living-

いよいよ明日8/6(土)よりスタートする『Late Summer Living』

イベントには、晩夏の季節に心地良い、久留米絣の洋服も並びます。


6月下旬にリリースしたアロハシャツとスカートも記憶に新しいですが、もう2型準備していたんですよね。

今回は新たなデザインである、<オカモト商店 × fennica>のドレスをご紹介。


<オカモト商店 × fennica>ドレス
価格:¥34,650(税込)
商品番号:66-26-0019-520


過去にデザインしたモデルをベースに、シルエットに変化をつけたこちら。


織幅1尺(約38cm)の久留米絣をふんだんに使い、ややフレアに広がるロングドレスを製作しました。


スタンドカラーのスキッパーデザインは、<fennica>ディレクター エリスと北村が、過去にイタリアのラグジュアリーブランドへスペシャルオーダーした、チュニックがモチーフ。


日本独自に育まれた久留米絣とモードがクロスオーバーした、<fennica>ならではの提案です。


バックにはギャザー、サイドには逆V字に生地を継いでスリットを入れ、やや広がりが出るように。


今回も数ある織元の久留米絣を見せていただき、4柄を選びました。こちらは湖に浮かぶ三日月をイメージしたという“波間の月”。弧を描き揺らぐ経絣の線が静かで涼しげです。


身長165cmのスタッフ片桐でくるぶしが見える丈。同じく福岡が拠点の<宝島染工>のパンツで美しい染色を覗かせ、着丈を足すようにスタイリングしています。


サイドにはスラッシュポケットつき。透けも気にならないので、一枚でさらりと着て、久留米絣の風が抜ける涼しさを感じでいただけます。


こちらは爽やかなグリーンが目を惹く“十字”モチーフ。


昨日のブログでご紹介した<gochisou × fennica>の<小鹿田焼>モチーフのトートのBLUEがあわさると、どこかスカンジナビアデザインの色彩感覚を思わせます。


大小のクロスモチーフというのもボーダレスですよね。

絣ならではの不揃いな線が愛らしい。経糸の配置で十字部分の濃淡を織り成しています。


身長152cmの私で、くるぶしが隠れるほどの丈。<TEP_P × fennica>のボリュームあるソールで全体のバランスを取りました。


スタッフ徳永は“ギンガム七宝”を。<TOKIHO>のベストを重ねたコーディネートです。(徳永も身長152cmです。)


近づくほどに遠目で見る印象と変わる絣模様。ギンガムチェック自体は括りの工程が入りませんが、吉祥紋様である七宝が重ね合わさった絵絣なんです。


括りの技法と絣図案のテクニックを熟知した職人が試みたという、新たな絣模様。


定番のギンガムチェックも、織元の新たなアプローチでオリジナルなものに仕上がっていますね。


最後に“4ッ立”の絣模様。


こちら、先日ダシキをリリースした<宝島染工>と織元のコラボレーションにより実現したという絣模様なんです。

<宝島染工>で染色した経糸は、泥染めで下染めした後にインド藍でグラデーション染めを施されています。


久留米絣の製法を応用した整経技術で、グラデーションの美しさが、そのまま模様となって現れます。

経糸の細番手の綿糸に対し、緯糸は強度を補うスラブ糸を使用。太く凹凸のある糸が、より表情を豊かに。


こちらの絣模様は、明日ともにお披露目するもうひと型、プルオーバーシャツのデザインも製作しました。

プルオーバーシャツは次回ご紹介いたしますので、どうぞお楽しみに。


『Late Summer Living』

会期:8/6(土)-8/21(日)
場所:
[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304 
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階 / TEL:078-335-2720

*一部商品はオンラインショップでもご覧いただけます。こちら


Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

gochisouと小鹿田焼と、fennica-Late Summer Living-

夏を楽しむ浴衣、そしてダシキ。

7月は暑い陽射しに似合うウェアをお届けしてまいりましたが、<fennica>の夏は装いの提案だけにとどまりません。

先日バイヤー 菊地からお知らせしていた、『Late Summer Living』が、いよいよ今週末よりスタートいたします!


今回は新宿と神戸の同時開催。

お気に入りが見つかる、皆様にとって楽しいイベントとなるよう、ただいま準備中です。


本日は、先日のブログでもご紹介した、<gochisou(ゴチソウ)>のアイテムをご覧いただきましょう。


<gochisou>のテキスタイルに<小鹿田焼>の器。カモフラージュされるように、あるいは浮き出てきたように、ユニークな食卓を楽しめる<gochisou>のリネンクロス。


<gochisou>リネンクロス
サイズ:90cm × 90cm
価格:¥7,480(税込)
商品番号:66-99-0211-289


2019年の『夏の布とうつわ展』でご好評だったテキスタイルが3年ぶりの登場です。


<gochisou>は食をテーマにしたテキスタイルブランド。パンやスイーツをモチーフにオリジナルなテキスタイルを作り続ける中、食の受け皿である“Utsuwa Series”が生まれました。


手捺染で一色一版丁寧に染色する<gochisou>のテキスタイルと、手仕事で作陶する民藝の窯元に共通点を感じたデザイナーの坂本あこさんは、<小鹿田焼>の器をモチーフに。

そして、10軒ある<小鹿田焼>の中でも坂本浩二窯をモデルに選ばれました。坂本浩二さんにはこれまで古い資料をもとに特別な器を作陶いただくなど、<fennica>にとって縁深い窯元とあって、<gochisou>の取り扱いも自然な流れだったように思います。


<小鹿田焼>を象徴する技法の一つ、飛び鉋の紋様、飴釉や緑釉の器が描かれます。


カラーは、もともと製作されているWHITEと、<fennica>がスペシャルオーダーしたBLUE。


幾つか色出しをしていただいた中から選んだこちらのBLUEは、爽やかで夏の食卓にぴったり。質の良いリネンに手捺染が施されると、色出しが鮮明で絶妙な深みが生まれます。


リネンクロスはプレイスマットサイズも。花瓶の下に置くなど棚上の敷物としてレイアウトしても素敵でしょう。


<gochisou>リネンクロス
サイズ:45cm × 33cm
価格:¥2,750(税込)
商品番号:66-99-0210-289


こちらはクッションカバー。45cm四方のサイズいっぱいに広がる<小鹿田焼>がぱんと膨らみ、なんだか愛らしい。花ござとあわせた涼しげなコーディネートもおすすめです。


<gochisou>クッションカバー
サイズ:45cm × 45cm
価格:¥6,050(税込)
商品番号:66-99-0215-289


インテリアだけではありません、トートもご用意しています。素敵なテキスタイルをスタイリングのアクセントに。


<gochisou>トート
価格:¥7,150(税込)
商品番号:66-61-0020-289


ハンドルは肩掛けもしやすいバランス。程良い厚みのあるリネンは、少ない荷物でも形を保ち、テキスタイルをきれいに見せます。


ひと味違うコーディネートが叶う<gochisou>のユニークなテキスタイル。

ぜひ晩夏の暮らしに取り入れて、その魅力をお楽しみいただけたら。


新宿と神戸、そしてオンラインショップへのご来店心よりお待ちしております。

『Late Summer Living』

会期:8/6(土)-8/21(日)
場所:
[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304 
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階 / TEL:078-335-2720

*一部商品はオンラインショップでもご覧いただけます。こちら


Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

『Late Summer Living』を開催致します!

皆様こんにちは。

暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。


本日は来月に開催する『Late Summer Living』というイベントについてご紹介させてください。

8月とはいえ、まだまだ残暑が残るこの時期にぴったりなアイテムを取り揃えてご紹介致します。




『Late Summer Living』

会期:2022年8月6日(土)~8月21日(日)

場所:BEAMS JAPAN 5F fennica STUDIO

   BEAMS KOBE B1F


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今回fennicaでは「Late Summer Living」というタイトルに合わせ、この時期の暮らしを楽しく彩るアイテムを取り揃えたイベントをビームス ジャパン5階ビームス 神戸にて同時開催いたします。例年好評の久留米絣の別注アイテムに加え、gochisouの別注カラーの雑貨アイテム(エコバッグ、クッションカバー、クロスなど)や、岡山の花ござ、イランのガラス、北欧のアイテム(シューズ、木製トレー、陶器など)などを取り揃えてお披露目いたします。普段見られない特別なアイテムを沢山ご用意いたしました。ぜひこの機会にご来店ください。

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こちらは2019年に別注カラーとしてお披露目した"gochisou"の小鹿田焼デザインのテキスタイルですが、今回はクッションカバーやクロスなど、インテリアとしてもお使いいただけるアイテムとして新作を製作頂きました。
90cm×90cmの大判クロスはこの大きさであれば本棚を隠したり、小さな窓のカーテンになったりと使い勝手が良さそうなので、個人的にも気になっているアイテムです。。何かに使えそう、そういって布ものが家に増えていくわたしですが今回も同じ道を辿りそうです。
これらのアイテムは通常製作されている濃色と合わせて2色を取り揃えてご紹介致しますのでぜひ楽しみにお待ちください!



もう一つオススメしたいアイテムが、い草のゴザ。こちらは岡山県倉敷で製作されている"IGUSA LABO"様よりお預かりした商品です。夏といえばのアイテムでもありますね。

IGUSA LABOさんではい草の栽培から、染色、織込までをも含めて全て自分たちで行っておられます。そのため人の目と手が行き届くことで叶えられる「安心と安全」が大切だとのこと。
自分たちで生産されているからこその自信を感じることができ、これからもぜひ長くご紹介していきたいアイテムとなりました。サイズは1畳と2畳の2サイズをご用意しております。
私たちのお店では初めてのご紹介となりますので、ぜひこの機会にお手に取って触れてみて下さい。





その他にもガラスや木工品、久留米絣のお洋服など、色々と見て頂ける機会となりました。
ぜひ8月の企画展を楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。


Kikuchi Yuri