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北窯 米司工房 共司工房|いずみ窯-OKINAWAN MARKET 2026-

いよいよ今週末よりスタートする『OKINAWAN MARKET 2026』

BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIOでは、皆さまにお楽しみいただけるよう、着々と準備を進めております!


今冬、沖縄へ到着し先ず向かったのは読谷村座喜味<読谷山焼北窯>。

ご存知、沖縄最大級の13連の登り窯を有する<北窯>は、1992年6月の初窯から、4人の親方 松田米司さん、松田共司さん、宮城正享さん、與那原正守さんが、お弟子さんたちとともに登り窯の煙を絶やさず守り続けています。


_指描きの大皿に浮かぶ赤花とニトベギク。<米司工房>の横にはいつも沖縄の花が愛らしく生けてあります。


<fennica>と長年お付き合いいただいている<米司工房>と<共司工房>。親方の米司さん共司さんは沖縄の焼物の伝承と発展に尽力される現代の名工です。


<米司工房>親方の松田米司さんと長男の松田健悟さん。


米司さんに持っていただいたのは沖縄ならではの形、ウニヌティーです。

鬼の腕のような形からウニヌティーと呼ばれる細長い形の泡盛を入れる徳利で、すらっとした輪郭の美しさは、花を生けた姿も素敵なんですよ。


日本民藝館展の出品作としても並んでいた指描き皿。白化粧をし、縁に指描きと呉須や飴釉が施された凛とした表情の平皿です。


他にもリズミカルな筆致の次郎型湯呑や大きな角皿など選ばせていただき、事前に依頼していたものと合わせて様々にご用意できました。

次郎型湯呑・丸湯呑・蓋物・平皿



8寸角皿・正方形角皿



マカイ



平皿


穏やかな呉須や緑釉飴釉の色目、大らかな絵付けと、<米司工房>から生まれるやちむんならではの温かさを感じますね。


<共司工房>親方 松田共司さん。


手にしていただいたのは赤絵の扁壷です。今回初めて共司さんの赤絵作品をご紹介できることとなりました。

赤絵は熟練の腕が必要で、代々赤絵を作る家系でないと作ってはいけない暗黙のルールのようなものがあり、これまで作られていませんでしたが、今ならばと、この度製作されたのだそう。

目にした瞬間、生き生きとした表情に文字通り引き寄せられました。


胴体が扁平した扁壺と角瓶、鶴の首のようなつる瓶やマカイ。赤絵が映えるようにと、赤土ではなく、喜瀬の白土で製作されています。


そして大小の切立甕。厨子甕特有の形を残していきたいと四角い土台部分を変形させて作られた形で、焼成時は登り窯の手前に配置し、火の回りを良くするための役割も担います。


こちらでも充分な大きさですが、横には更に特大の切立甕があり迫力のある並び。「これは大きすぎて県外に出せないんだよ」と教えていただきました。

他にも<共司工房>ならではの色鮮やかなコバルトやイッチンのやちむんが揃います。

チューカー・嘉瓶・筒4寸



ピッチャー・ビアマグ



Vカップ



カップ&ソーサー



カラカラ



ティーポット



長角皿



平皿・マカイ


焼成のコントロールが難しいからこそ、長年の経験による勘や腕が頼りとなり、自然の力が加わった力強い焼き上がりとなるのが登り窯の魅力です。


開窯から30年という節目を迎えた2022年に刊行された書籍「読谷山焼北窯 四人の親方とやちむんづくり 一年の記録」にも<北窯>の魅力が詳しく書かれているのでぜひご覧ください。


<読谷山焼北窯>を後にし次へ向かったのは松田共司さんの息子さんが営む、共司さんプロデュースの「CLAY Coffee & Gallery」。


共司さんの作品がずらりと並ぶギャラリーと見晴らしの良いロケーションで美味しい珈琲が楽しめます。


この日の気温は25度。自家焙煎のアイスコーヒーと共司さんのやちむんでいただくチーズケーキが沁みました。


買い付けに夢中でランチタイムに間に合わず泣く泣く諦めたのですが、<北窯>を訪れる際は米司さんの娘さんが営む「tou cafe & gallery」もぜひ。


こちらでは米司さんの赤絵や健悟さんの作品を美味しい食事とともにご堪能いただけますよ。


次なる場所は、読谷村から北上して本部町伊豆味<いずみ窯 島袋工房>へ。


共司さんから「とにかく真面目でよく作る」とご紹介いただき、<fennica>では2年前からご紹介している島袋貴寿さん萌美さん夫妻による窯元です

貴寿さんは東京農業大学卒業後、萌美さんは東京藝術大学院美術研究科工芸専攻卒業後に共司さんに弟子入り。それぞれ10年、4年と修行された後、2023年1月に開窯されました。


事前に依頼していたものを見せていただく中、工房に置かれていた抱瓶が目に入りました。


昨秋都内で開催された共司さんの古希と作陶50周年の記念展に歴代のお弟子さんたちも参集ということで、記念展に向け萌美さんが作られたとのこと。

抱瓶は泡盛を入れて持ち運ぶための酒器で、両耳に紐を通して肩からかけた際に腰に沿う三日月型が特徴です。


沖縄の古作をもとに作られたという抱瓶。萌美さんの伸びやかな線彫と掻き落としが生き生きしていますね。こちらもご紹介できることとなりました。

<いずみ窯>の新たな作をご覧いただけるのが今から楽しみです。

他にも沖縄の伝統的な絵付けや、それらを組み合わせた絵付けなど、軽やかで健康的なやちむんが並びます。


平皿





マカイ



マグ



 


湯呑



蕎麦猪口



工房に置かれていたスケッチブックには美大出身の萌美さんによる絵付けのイラストが。


これまで作られた絵付けの覚え書きとのことですが、なんだか秘密のレシピを見せていただいたよう。


これから<いずみ窯>の定番が増えていくのもまた楽しみですね。

興奮と充実の買い付け1日目を終えました。

次回のブログでは2日目の様子をお届けします。



『OKINAWAN MARKET 2026』
会期:2/14(土)-23(月・祝)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

イベントに並ぶ商品は、会期中お取り置き・お取り寄せ・通販ともに不可とさせていただきます。お問い合わせは[☎︎03-5368-7304]へお電話ください。

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『OKINAWAN MARKET 2026』に並ぶ品々は店頭でのみご覧になれるものも多いため、フォローしていただくと情報チェックが便利です!

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Mori

北窯・菅原工房・神谷窯・いずみ窯・百草陶房・拓美窯-OKINAWAN MARKET 2025-

早いもので開催もあと2日となった『OKINAWAN MARKET 2025』。連日ご来店ありがとうございます。

前回のブログに続き、今回も『OKINAWAN MARKET 2025』に並ぶやちむんをご紹介したいと思います。


開窯33年を迎える<読谷山焼北窯>。初窯から登り窯の煙を絶やさず、松田米司さん、松田共司さん、宮城正享さん、與那原正守さんの4人の親方と弟子たちとともに守り続けています。

『OKINAWAN MARKET 2025』を見渡してもわかる通り、<菅原工房>、<田村窯>、<こだま土>、<神谷窯>、<いずみ窯>、<百草陶房>の作り手は<読谷山焼北窯>で鍛錬した皆さんで、次世代の担い手を多く育成されています。

<松田共司工房>からは存在感ある切立甕や、薪を琉球杉に変えたことが起因してか窯変で緑釉が桃色に焼き上がった面白いやちむんも届きました。











<読谷山焼北窯>松田米司工房からはカラカラやマカイなどのお馴染みのカタチや絵付けのやちむんに、濱田型の湯呑みも並びます。











2013年に独立し、2015年に<大宜見共同窯>にて菅原工房を構えた菅原謙さん。骨太なやちむんを作られる菅原さんが新たに挑戦された厨子甕をご紹介することができました。お陰様で即完でしたが、記録としてご紹介させてください。現在6枚目にある蓋物はご覧になれます。













2020年に大宜味村にて独立し、2022年に倒焔式単室薪窯を完成させた<神谷窯>神谷大雅さん英美さん夫妻。<壺屋焼>の伝統を汲みながらも、輪郭がきりっとした<神谷窯>としての表現を生み出しています。今年は切立鉢やゴブレットなど昨年なかったカタチもご覧になれます。











<いずみ窯>島袋工房 島袋貴寿さん萌美さん夫妻は2022年に本部町にて開窯。明るく軽やかなやちむんは生き生きとした筆致も魅力です。今年も日常遣いのやちむんが揃いましたが、今後大物にも挑戦されていくとのことで楽しみです。











今回『OKINAWAN MARKET 2025』で初めてご紹介する<百草陶房>伊良部あゆさんによるやちむん。松田米司工房で6年修行の後、南城市にて独立されました。<陶藝玉城>から譲り受けたという灯油窯で昨年12月に初窯を焚いたばかり。形が良く優しい表情のやちむんが揃いました。











<拓美窯>比嘉拓美さんは2000年に独立し、読谷村瀬名波に開窯。平筆を動かす中で自然と生まれた鳩のモチーフは<拓美窯>独自の特色で、今回はマットなものでなく艶のある上薬を選びました。伝統的な唐草や点打ちも作られています。










毎年恒例の『OKINAWAN MARKET』ですが、手仕事ゆえ毎年新たな出会いを楽しんでいただけるはず。また、2度訪れると気づかなかった発見もあるでしょう。私も日々新たな発見があります…!

会期残り2日。ぜひご来店お待ちしております。


初日夜に行ったインスタライブでは、イベントに並ぶ手仕事の数々をディレクター 菊地、バイヤー 藤田とともにご紹介いたしました。


アーカイブを残しておりますので、ぜひご覧ください。▶︎こちら(約45分の長さです)



『OKINAWAN MARKET 2025』
会期:2/21(金)-3/2(日)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

イベントに並ぶ商品は、会期中お取り置き・お取り寄せ・通販ともに不可とさせていただきます。お問い合わせは[☎︎03-5368-7304]へお電話ください。

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Mori

いずみ窯と神谷窯-OKINAWAN MARKET 2024-

ただいま開催中の『OKINAWAN MARKET 2024』に並ぶやちむんより、今回は<いずみ窯>と<神谷窯>のご紹介を。

どちらも開窯したばかりの工房で、<fennica>ではこのイベントで初めてのご紹介となります。



<いずみ窯 島袋工房>は島袋貴寿さん萌美さん夫妻が本部町伊豆味にて2023年1月に開窯した工房。地名の伊豆味と、泉のように良いものが生み出る場所であるようにとの願いを込めて付けられたのだそう。

貴寿さんは東京農業大学卒業後、萌美さんは東京藝術大学院美術研究科工芸専攻卒業後に<読谷山焼 北窯 松田共司工房>へ弟子入り。それぞれ10年、4年と修行された後独立されました。

共司さんからご紹介していただいたのですが、とにかく真面目で良く作ると太鼓判。そんなお二人が独立されて<共司工房>としては大変なようですが、共司さんは忙しい中土地探しからガス窯の設置まで見届けてくださったそうで…親方との温かなエピソードを教えていただきました。

初窯で忙しくされる時期を過ぎた頃、<fennica>でもご紹介できないかと工房にお邪魔し、今回のイベントでお披露目できることに。

お二人が作る、明るく健康的なやちむんの数々。<共司工房>で学ばれたことを軸に作られる日常に寄り添う器を作られています。

<共司工房>で描かれている紋様を異なる釉薬で染付したり、伝統技法を組み合わせた加飾をしたりと、様々な表情のやちむんが揃いました。

伸びやかな筆致の平皿。


<いずみ窯>7寸皿
価格:¥5,280(税込)
商品番号:56-71-0890-708

<いずみ窯>8寸皿
価格:¥6,820(税込)
商品番号:56-71-0889-708


勢いの良い筆致のマカイや釉薬の垂れが美しいマグ。


<いずみ窯>3.5寸マカイ
価格:¥1,980(税込)
商品番号:56-71-0897-708

<いずみ窯>マグ中
価格:¥3,630(税込)
商品番号:56-71-0898-708


ガス窯での焼成で色鮮やかに焼き上がったマグ。


<いずみ窯>マグ中
価格:¥3,630(税込)
商品番号:56-71-0898-708

<いずみ窯>マグ
価格:¥2,970(税込)
商品番号:56-71-0899-708


高台から口に向かって流し掛けられたマカイや、刷毛目の上に点打ちを施したマカイ。


<いずみ窯>5寸マカイ
価格:¥3,520(税込)
商品番号:56-71-0895-708

<いずみ窯>4.5寸マカイ
価格:¥2,970(税込)
商品番号:56-71-0896-708

<いずみ窯>3.5寸マカイ
価格:¥1,980(税込)
商品番号:56-71-0897-708


泥漿で動きのある線が描かれた8寸皿など。


<いずみ窯>8寸皿
価格:¥6,820(税込)
商品番号:56-71-0889-708


今後は<いずみ窯>としての絵付けや大物を作ることも試みてゆくとのこと。


これからお二人がどんなものを作られるのか楽しみですね。


<神谷窯>は神谷大雅さん英美さん夫妻が大宜味村にて2022年に開窯。お二人とも2013年沖縄へと渡り、大雅さんは<読谷山焼 北窯  與那原正守工房>與那原正守さんと<玉城陶藝>玉城望さん若子さん夫妻、英美さんは<陶藝城>金城敏幸さんと、同じく<陶藝玉城>玉城さん夫妻に師事。2020年に独立、2022年に倒焔式単室薪窯を完成されました。

今回ご紹介できることとなったきっかけは、<横田屋窯>知花實さんのもとへ訪れた際、神谷さん夫妻が作られたやちむんを見せていただいたこと。ぜひ訪ねてみると良いよとご紹介いただき、ご用意することができました。

それぞれ2つの工房での修行を経たお二人は、<壺屋焼>の伝統を汲んだ作陶の中で、<神谷窯>としての染付に取り組まれています。

三彩点打ちや指描きに三彩を流し掛けた平皿。


<神谷窯>8寸皿 重ね焼き
価格:¥6,380(税込)
商品番号:56-71-0866-703


リズミカルな筆絵に線彫や刷毛目を加飾したマカイ。


<神谷窯>6寸マカイ 重ね焼き
価格:¥4,070(税込)
商品番号:56-71-0879-703

<神谷窯>4寸マカイ 重ね焼き
価格:¥1,870(税込)
商品番号:56-71-0883-703


イッチンや飛び鉋、マカイでも見られた線彫格子紋などのマグや湯呑み。


<神谷窯>湯呑大
価格:¥1,650(税込)
商品番号:56-71-0877-703

<神谷窯>マグ
価格:¥3,850(税込)
商品番号:56-71-0871-703


掌におさまるサイズのぐい呑みや合子(蓋物)。


<神谷窯>ぐい呑
価格:¥1,760(税込)
商品番号:56-71-0872-703

<神谷窯>合子
価格:¥2,640(税込)
商品番号:56-71-0875-703


工房から見えるというシロハナクイナの鳥紋掻き落としの箸立てや点打ちの高杯など。


<神谷窯>箸立て
価格:¥3,960(税込)
商品番号:56-71-0876-703

<神谷窯>高杯
価格:¥3,960(税込)
商品番号:56-71-0874-703


落ち着いた色調で趣きあるやちむんの中に、愛らしい加飾が楽しめたりと、お二人のこれからの表現も楽しみですね。


<いずみ窯>も<神谷窯>も、沖縄を代表する名工から繋がったご縁。

<読谷山焼 北窯>松田米司さんも、これからの沖縄の焼き物を考えた時に、ご自身が主役ではなく、若い世代の仕事を紹介していくことに尽力したいとお話しされていたのが印象的でした。

<fennica>としてもそのお気持ちに応えられるよう、じっくりとご紹介していきたいと思います。


ご好評につき、お客様のもとへ渡ったものも多いのですが、まだまだ<いずみ窯>と<神谷窯>のやちむんをご覧になれますので、ぜひ今週末はfennica STUDIOへいらしてくださいね。



『OKINAWAN MARKET 2024』
会期:2/16(金)-2/25(日)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

イベントに並ぶ商品は、会期中お取り置き・お取り寄せ・通販ともに不可とさせていただきます。お問い合わせは[☎︎03-5368-7304]へお電話ください。

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『OKINAWAN MARKET 2024』に並ぶ品々は店頭でのみご覧になれるものも多いため、画像リンク先でフォローしていただくと情報チェックが便利です!

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