こんにちは!
髙橋です!
前回は、<J.M. WESTON>の「GOLF」をご紹介しました。
今回も引き続き、追加で入荷された<J.M. WESTON>のシューズについて!
前回のブログでご紹介した内容と被る箇所は省略している所もございますので、是非そちらも合わせてチェックしてみてください!
それでは早速。
こちら。

J.M. WESTON / 180 D WIDTH シグニチャーローファー
カラー:ブラック、タン、ダークブラウン、ネイビー
価格:¥126,500(税込)
商品番号:21-32-0206-778
前回もお話しました、タイムレスをテーマとし、フレンチエレガンスを体現するフランスのシューズブランド<J.M. WESTON>。

(このブログで掲載されている画像は全てDウィズです)
今回は、ブランドのアイコンシューズともえいる「シグネチャーローファー #180」。
タイムレスなデザインに、伝統的な職人の技術によって生み出されるローファーは、永遠の定番として多くのファッショニスタ達を唸らせる1足です。

このモデルを語る上で欠かせないのがブランドの歴史。ざっくりとお話させていただきます。
1891年に創業した同ブランド。アメリカの靴製造に興味を持ち、グッドイヤーウェルト製法を学んだことでブランドは大きく成長。
1932年にパリシャンゼリゼ通りにショップを構え、そこではパリの有名人が社交場として大いに賑わう場所となり、この時代に前回お話した「GOLF #641」は開発されました。
その後、「シグネチャーローファー #180」は1946年の第二次世界大戦後に誕生。

土踏まずからトゥにかけての美しい曲線など、他にはない独自のシルエットが、スタイルや時代に捕らわれない普遍性を備え一躍大ヒットしました。
そして、何よりもこのモデルをヒットさせたのが、1962年の若者達によるカウンターカルチャー。

シャンゼリゼ大通りにたむろする、「ドラッグストアのギャング(Bande du Drugstore)」と呼ばれる若者達がこぞって、ジーンズに素足でこのローファーを履いていたそう。今では定番のスタイルですが、当時は新鮮であり異端でした。
既存の秩序に対する若者達の反骨精神が、後に学生運動の象徴として「シグネチャーローファー #180」の知名度を拡大し、現在に至るまで多くの人々を魅力するシューズへと躍進していったそうです。
ざっくりでしたが、ブランドやモデルの歴史的背景を知る事でさらに魅力を感じますよね!

そんな「シグネチャーローファー」は、200足以上もの試作を経て生み出された逸品。1946年の誕生から現在まで変わらず同じラストと製法が使われている、まさしくタイムレスなブランドを象徴する名品です。

特徴すべき、L字状のリブテープを使用しない溝切り式のグッドイヤーウェルト製法。足の曲線に合わせて革が馴染むようになり、履けば履くほどに既成靴でありながら優しく包み込むようなフィッティングを手にできる事も、人気を博す理由の1つです。

コインローファー由来の丸みを帯びたトゥや、シンプルなハーフサドル仕様がアメリカンな香り。

一方で、ショートノーズ気味で厚みの抑えられたトゥや、伝統的な職人による美しいUチップモカシンが洗練された印象。クセのないミニマルなデザインにエレガントなシルエットが、フランスらしいローファー。
アメリカ発であるコインローファーのフランス的解釈と言ったところでしょうか。

ヒールカップの縫い合わせも丁寧で、垢抜けたエレガントな佇まい。

外側のくるぶしが当たらないように、傾斜をつけた絶妙な設計。

<J.M. WESTON>は、自社に皮革を鞣すタンナーを持つ唯一のブランドとされています。そこでは、機械的な速さを求めるのではなく、伝統的な職人の技術を守りながらじっくりと一年以上、時間と手間をかけて革を作っています。
そんな革から作られる自社製のアウトソールは、耐久性に優れ、強くしなやかな履き心地を実現しています。
ディテールはこんなところでしょうか。
コーディネートは、丁度この日店舗のスタッフが履いていましたのでパシャリ。

ロン毛のフミくんです。
紺ブレにボタンダウン、マドラスチェックのタイで定番のアイビー的なコーディネート。

アメリカンテイストながらも、フランス製のグレーのワイドスラックスに「シグネチャーローファー」を合わせることで、スタイルに馴染みつつもクセのない洗練された上品なニュアンスをプラスしています。

こちらはラグジュアリーなリアルスエードのシャツブルゾンに合わせた都会的なカジュアルコーディネート。ラグジュアリーなブルゾン、ラギッドなデニム、スポーティなバスクシャツ。様々な要素が混じり合うモダンなスタイルにも、このローファーさえあれば無敵です。
少し長くなりましたが、いかがでしたか。
前回に引き続きご紹介しました<J.M. WESTON>。
同ブランドのフィルターを通したシューズは、どことなく上品なエッセンスがブレンドされた、フレンチエレガンスな逸品。

今回ご紹介した「シグネチャーローファー #180」は、ベーシックで洗練されたデザインがタイムレスな1足です。
時代やスタイルに捕らわれないシューズが、自身のワードローブに存在する事で、日々のスタイルに安定感をもたらします。
是非チェックしてみてください!!!
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それでは!
髙橋

