
深夜1時。
“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”
兄弟、隔週でお届け。
こんばんは。
山田(兄)です。
前回はサラッとスタートさせてしまいましたが、ビームス プラス 原宿の山田 広志と申します。
宜しくお願いします。
では、早速ご覧いただきたいのはこちら。
WAREHOUSE デニムパンツ
カラー:インディゴデニム淡、インディゴデニム濃
サイズ:29,30,31,32,33,34,36,38
価格:¥24,000+税
商品番号:11-21-0800-386
先週末、 ”ミツキのヤミツキ” でもUPされており、こちらで何を今更、な感はあるかもしれません。
が、こちらの写真をよく見てください。
何か気付きませんか?
(BEAMS PLUS通の方は分かりますよね)
そうです。今まで扱いの無かったサイズをご用意しての、追加リリースなんです。
というのも、レングスは29インチ、拘りぬいたシルエットは万能、ながらお客様に提案する中で、ウエストインチが以前はとびとび(2インチ毎)であるが故に、腰位置で調整していただく事もしばしば…。
本当にジャストサイズでの提案が叶っているのか?
から、ようやく、需要のありました真ん中あたりのウエストサイズ問題を解消。
(35,37インチは扱い無く申し訳ありません)
さらに最大サイズを “38インチ” まで拡げましたので、是非お持ちの方も改めてご検討いただければと思います。
今までBEAMS PLUSに携わっていて、ここまで反響のあったデニムは無かったです。
しかも、加工。
(2nd-hand→セコハンデニムと呼んでいます)
何が魅力なのか?
もう少しお付き合いください。
ご存知の方も多いかと思います。
ベースとなる色落ちはレーザー加工。
通常トルソーにデニムを穿かせ、吊るしの状態で表裏と2面のみの加工処理。
“セコハンデニム” のこちらは、平面に置き、フロント左右、バック左右の4面パターンで加工処理。
そうする事で、デニム特有の捻れによるサイドのアタリは、前身頃後ろ身頃の色落ち差を違和感なく自然な状態を表現。

さらに、ベースのレーザー加工後は、全体的にサンドペーパーを掛け、自然な色落ちに馴染ませる。細かいポケット口、裾などもハンドワークによるシェービング加工をしリアルさが増していくように手を加えていきます。
この後にも、
今や希少なサンドブラスト加工や、最終工程となる洗い、乾燥機を使用しない天日干し等、まだまだ拘りポイントはあるんですが、このあたりで。
とことんリアルさを追求する姿勢は、頭が上がりません。
非常に手の込んだデニムだと思います。
リジットのデニムから色落ちを楽しむのも一つですが、中々今からだと億劫になるのは年齢を重ねたからか…笑
新品からビンテージデニムを楽しめる。
そんな逸品を、ぜひお試しください。
では、また。
YAMA