<BEAMS F>40周年を記念した特別復刻シューズのルーツ

長友 隆幸 2018.07.23

こんにちは。長友です。先週の靴のブログご覧頂けましたでしょうか。

(先週ブログ:この暑い時期ならではのスリッポンシューズ)

今日は、同じように<BEAMS F>40周年を記念した特別復刻シューズをご紹介致します。

言わば、先日の続編とでも言いましょうか。。。。


1989年10月に発行された雑誌BRUTUSの表紙です。

その中にこの【<BEAMS F>40周年を記念した特別復刻シューズのルーツ】が隠されています。


その前に、弊社クリエイティブディレクター中村のこちらのブログをお読みください。

こちら→https://ameblo.jp/beams-class/entry-12356681772.html

そうです。今日ご紹介するのは、こちら。

CROCKETT & JONES / 別注 GAVIN カーフ エプロンフロントローファー

https://www.beams.co.jp/item/beamsf/shoes/21320138502/


CROCKETT&JONESのエプロンローファー。何故、エプロンと称するかはその形をご覧頂き想像ください。


先ほどのブログの中で、弊社中村はこう説明しております。

アンラインドで甲に飾りのないシンプルなスリッポンです。私がこの靴を始めて見たのはBEAMSでバイトを始めた80年代中頃。当時先輩たちが履いていた英国の伝説のブランドCROLLA(クローラ)のスリッポンでした。当時先輩たちがデニムやテーパードしたプリーツパンツに合わせていたクローラのスリッポンは、英国のデザイナーズブランドなど全く知らなかった新人の自分にとって、とてもインパクトのある靴でした。(中略)その数年後、ロンドンにあるPOULSEN SKONE(ポールセン スコーン)のレディーメイド(既製品)の靴をBEAMSが日本で初めて展開することになり、そのサンプルの中にクローラとラストもデザインも全く同じスリッポンがあったことから、「クローラのスリッポンは実はポールセン スコーンが作っているのではないか」という憶測が社内で起こりました。当時クローラのスリッポンはスタッフの間でとても人気があったので、BEAMSで展開するポールセン スコーンのコレクションの中に、このエプロンフロントのモデルは当然入ることになります。因みに、クローラのスリッポンだけでなく、当時のポールセン スコーンのレディーメイドの中にはEDWARD GREENのDOVERと全く同じUチップもありました。その後、BEAMSで初のポールセン スコーンのビスポーク オーダー会が開催されるのですが、当時来日していたJOHN CARNERA(ジョン カネーラ)とGEORGE GLASGOW(ジョージ グラスゴー)に「何故他のブランドとそっくりなモデルがポールセン スコーンのレディーメイドにあるのか」と質問したところ、「我々はビスポークの靴は自分たちで作るが、レディーメイドは他のファクトリーで作っている」という答えでした。つまり、ビスポークシューメーカーのレディーメイドや様々なブランドのオリジナルの靴は自社工場ではなく、ノーザンプトンの量産のできるファクトリーで作られていて、ポールセンスコーンの場合はエプロンフロントはクロケット&ジョーンズ、Uチップはエドワード グリーンで作っているという事をその時始めて知ることになります。(中略)

今では英国靴の裏事情は、靴マニアでなくても洋服や靴が好きな人であれば誰でも知っているようなことですが、80年代中頃のファッション業界ではほとんど知られていませんでした。60年代に誕生し、BEAMSではクローラ→ポールセン スコーン→クロケット&ジョーンズと、80年代から90年代の英国ブームを経て2018年に復活したこのシューズ。単に昔のモノを復刻させただけでなく、あくまでも今の流れに合っていることが復刻に至った理由です。

アメリカの雰囲気を持つ英国靴で、今のイタリアの服にも合う。まさに、今の流れに合う靴であることは間違いありません。

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29年前のその雑誌のページはこのような文言が並びます。


堅牢で実用性に富んだ英国の靴

名実ともに正解の最高峰に位置する

・・・・・・と、このページ内で英国靴を称しています。


この復刻シューズに魅了されたスタッフも多いのです。商品ページのフォトログもこのように充実しています。



BEAMS F ディレクター西口のスタイリングも多様です。

https://www.beams.co.jp/styling/beamsf/53895/


https://www.beams.co.jp/styling/beamsf/64130/


https://www.beams.co.jp/styling/beamsf/76938/



中村の説明にあるように

単に昔のモノを復刻させただけでなく、あくまでも今の流れに合っていることが復刻に至った理由です。

アメリカの雰囲気を持つ英国靴で、今のイタリアの服にも合う。まさに、今の流れに合う靴であることは間違いありません。


ですね。


この暑い時期ならではのスリッポンシューズ、他にスエードもございます。

https://www.beams.co.jp/item/beamsf/shoes/21320139502/


この暑さが終わり、残暑→初秋にも良いですね。

それでは、また。


長友