お陰様でご好評いただいている『柴田雅章と3人の弟子たち展』。初の師弟展で数多く取り揃えていることもあり、じっくり選ばれる姿が印象的です。誠にありがとうございます。
本展では4名の作り手の作品はもちろんのこと、作陶の源となる貴重な私物をお借りした展示も見どころなんです。
インスピレーションを受けたものや、影響を受けた人やものなど。作り手の根幹を知ることで、作品の見え方が一段と広がります。
|柴田雅章さん|
書籍「工藝 第25号 スリップウェア特集」で初めてスリップウェアを目にし、大きな衝撃を受けたという柴田さん。

後に目白の「古道具坂田」にて手に入れたという英国の18-9世紀頃のスリップウェアは、特集ページでも書かれていた、柴田さんがスリップウェアを作りはじめる原動力となったものです。

精霊と共に生きる人々と呼ばれるピグミー族のタパ(腰巻布)。ご自身の作品とアフリカンフォークアートが並ぶご自宅も印象的でしたよね。「大宇宙の下で畏れや祈りと共にある者の身体を通して生まれた不思議な紋様。私たちに大きな示唆を与えてくれている。」
|七尾佳洋さん|
小学生時代にブロックやプラモデルばかり作っていたという七尾さん。モノ作りの原点はここにあったのですね。(STAR WARS©& TM Lucasfilm Ltd.)

アフガニスタンの鉢は、弟子時代に大阪日本民芸館の展示主任をされていた柴田さん手伝いで得たバイト代で購入したという思い出の鉢。大らかでゆったりとした柔らかい印象は目指す仕事でもあるのだそう。

予備校時代までは染色を目指し、今でも布が大好きで集めている七尾さん。このマーシュアラブの刺繍布は本展を素敵に彩っています。
|栗田荘平さん|
自分で持っておかねばと思い切って購入したという江戸時代末期の<丹波焼>。一人で仕事をしていると自分勝手にモノを作りがちになるそうですが、その戒めとしても傍に置いているのだそう。

三つの鍵は寄宿生活塾はじめ塾で教わった大切な言葉。そして自身の焼き物で飲みたいNo.1というムジカティー。栗田さんのやわらかな色目の器には紅茶が似合いますもんね。
|大塚誠一さん|
幼い頃にお父様や<大誠窯>の職人から身近な材料でモノ作りを学んだという大塚さん。お父様に作って貰った木製ピストルは今5歳の息子さんの手に。こうしてまたモノ作りの精神が自然と受け継がれていくのでしょう。

濱田庄司の丼や李朝の刷毛目皿、種子島の片口などは、古陶磁器がお好きな大塚さんならではですね。修行時代に京都の骨董屋で“清水買い”した刷毛目皿は、買うと決めてから世界が変わったという大切な一枚。
作り手それぞれの内面が垣間見える私物の展示。種類は違えど、みなさんやはりモノが好きで、若き日に手に入れた器に心を揺さぶられ、その後の作陶に大きな影響を与えたのだなと感じることができます。
そして今度は、4名の作り手の作品が、私たちの暮らしに気づきや彩りを与えてくれることでしょう。

店頭ではお借りした私物に対するみなさんのコメントをまとめたものもお渡ししておりますので、作品と共にお楽しみください。
『柴田雅章と3人の弟子たち展』に並ぶ一部商品は、オンラインショップでもお求めいただけます。また、作り手の思いや土地の雰囲気が感じられる特集ページもございます。外出が難しい状況下ですので、あわせてご覧いただけますと幸いです。
◼︎fennica things vol.8 | 柴田雅章と三人の弟子たち 特集ページはこちら
◼︎展覧会に並ぶ器の一部はこちらからもご覧いただけます。 商品ページはこちら
◼︎BEAMS JAPANでは、店舗から直接代引き配送を行う「スグ配!」サービスもスタート。

店舗に在庫があり都内近郊への配送であれば、最短で翌日着指定が可能です。(※状況によりご希望に添えない場合もございます。予めご了承ください。)お電話にてご案内いたします。[TEL:03-5368-7304]
『柴田雅章と3人の弟子たち展』
[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO
会期:4/29(祝・木)-5/9(日)※4/25(日)〜当面の間、12:00-19:00の短縮営業とさせていただきます。
[兵庫 神戸] BEAMS KOBE B1階
会期:5/22(土)-5/30(日)※4/25(日)〜当面の間、臨時休業とさせていただきます。再開が決まりましたらまたお知らせいたします。
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