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ビームス ライフ 横浜に、fennicaもラインナップ

11/30(土)「モアーズ横浜」に、アート、ファッション、カルチャーとあらゆるジャンルが融合した、五感を刺激する体験型セレクトショップ「BEAMS LIFE」がオープン!

1階と2階に渡るBEAMS最大規模の複合店舗には、多彩なコンテンツが揃います。特設サイト▶︎こちら

その中に、<fennica>がセレクトする陶器や雑貨、家具も並びました。

BEAMS LIFE YOKOHAMAでは、ウェアを除くアイテム群からピックアップしてご紹介いたします。

<fennica>で新たにご紹介を始める宮野さとみさんのスリップウェアもBEAMS LIFE YOKOHAMAにて初お披露目。


東北芸術工科大学芸術学部工芸科陶芸コース在学中にスリップウェアに興味を持たれた宮野さんは、卒業後に栃木県益子町<濱田窯>濱田友緒さんのもとで4年、イングランド南西部デヴォン州<Shebbear Pottery>Clive Bowenさんのもとで1年学び、2020年に東京都で独立。スリップウェアをメインに作陶されています。

日英で鍛錬を積まれた宮野さんによる、モダンな表情をぜひお手に取ってご覧いただけたら。


<fennica>ではお馴染みの<中井窯>や<出西窯>の陶器、<艸茅窯>の磁器もラインナップします。

家具は、<ARTEK>「STOOL 60」のパイミオカラー、<天童木工>スポークチェア、<NychairX>など、名作家具を一面に配置。


日々の暮らしを豊かにするアイテムを取り揃えております。

<fennica>のアイテムが並ぶコーナーはこちら。


横浜へお越しの際は、ぜひBEAMS LIFE YOKOHAMAへお立ち寄りください。



[神奈川 横浜]BEAMS LIFE YOKOHAMA
TEL:045-548-5305
営業時間:10:00〜21:00
@beams_life_yokohama



Mori

ARTEKの定番 STOOL60


皆様、こんにちは。ご覧頂きまして誠に有難う御座います。


<BEAMS>で家具を取り扱うようになるのが約30年程前。その頃から現在までオーダーを重ねているのが<ARTEK>社です。





Art(芸術)とTechnology(技術)を融合した事がネーミングの由来になった<ARTEK>社が1935年に誕生しました。フィンランドは湖の国で知られていますが、国土の約70%が森という環境を産業に活かすべく取り組んだのが、デザイナーの<アルヴァ・アアルト>でした。





実はこの<STOOL60>が誕生したのは1933年、会社設立よりも前。図書館用の椅子としてデザインされました。




硬い木材として知られる白樺(バーチ)は強度には優れているものの、曲げるのは至難の業でしたが、この難解な問題を解決出来た事こそ<STOOL60>が生まれるきっかけに。




白樺の木材を曲げる為に櫛のような隙間を作り、隙間に木片を入れて接着してから曲げを行い、乾燥させてから整える曲木方法は<アアルトレッグ>と呼ばれるようになるL字型の<Lレッグ>として<ARTEK>の代名詞としてロングセラーになる礎を作るきっかけとなりました。




ARTEK スツール60
カラー:ブラック、ホワイト
価格:¥41.800-(税込)
商品番号:56-92-0036-869



現在はバリエーションが増え、カタログを見るとどれが良いのか、分からなくなる方も多いのではないでしょうか。比較的に経年劣化が出やすいナチュラルもいいですし、上記したラミネート加工のブラック、ホワイトも定番的な安定感があります。





ARTEK スツール60
カラー:ナチュラル
価格:¥35.200-(税込)
商品番号:56-92-0028-869

テーブルとしてもお勧めです。


前田


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トークショーレポート“Artek Stool 60 Leather & Wild Birch”

Artek Stool 60 Leather & Wild Birchをリリースして早10日。

お陰様で多くがお客様のもとへ渡り、完売となったカラーも増えてきました。誠にありがとうございます。

発売初日に遡りまして、fennica STUDIOではレセプションパーティーとトークショーを行いました。


トークショーは、ビームスクリエイティブディレクター 南雲浩二郎へ<fennica>ディレクター 菊地優里が質問する格好で進行。

菊地からArtek Stool 60 Leather & Wild Birchを製作した経緯をお伝えした上で、ファッションを取り扱ってきたBEAMSでなぜ<Artek>を取り扱うこととなったのか、<fennica>の前身レーベルである<BEAMS Modern Living>時代も知る南雲へ、改めて当時の話を聞きました。その一部をブログでご紹介したいと思います。会場の雰囲気とともにご一読ください。


菊地:当時どういったきっかけで<Artek>とBEAMSが繋がっていったのでしょうか?業界的にインテリアがどういう流れであったのかも教えてください。

南雲:1994年に<BEAMS Modern Living>という家具のセクションができた頃の周囲の流れとしては、イームズはじめミッドセンチュリーのアメリカの家具がリバイバルで流行り始めた頃で、裏原の流れと同調してそういったものが増えた時期だったんですけれども、1990年くらいからそういった傾向があって、個人的にもそうでしたが、<BEAMS Modern Living>を始めたテリー・エリスと北村恵子もその辺の家具に興味があり購入していました。

うちでも家具をそろそろやった方が良いのではという気風があり、巷で人気のあるアメリカのミッドセンチュリーとは別の切り口でということで、北欧に目がいくんですね。ミッドセンチュリーのバイブルみたいなものの中にたまに北欧のものが出てくるので、掘ってみるとデンマークとスウェーデンとフィンランドにすごくアイコニックでクラシックなものがあり、<Artek>はじめブルーノ・マットソン、ハンス・J・ウェグナーの3つを大きな柱に始まりました。代理店が無かったので直輸入でしたね。


南雲:1960年代には一大北欧家具ブームが日本でもあって。銀座松屋さんが先頭切って仕入れていて、当時サラリーマンの月給3倍の価格だったYチェアが一週間で売り切れたらしいですね。その後になって「日本デザインコミッティー」という柳宗理さんや剣持勇さん、岡本太郎さんが絡むコミッティーが組織されて、日本にデザインを広めていきましょうという活動のもと一旦ブームがあったのですが、80年代に下火になって、90年代には柳宗理さんを誰も知らないみたいな時間帯がちょっと続いていたんですよ。

その時に北欧3カ国のものを展開して。最初は全く売れなかったですね。今の何分の1かの値段でも高いと言われて中々「スツール 60」(の魅力)をわかってもらえなかったです。

そこから徐々にですけど、ミッドセンチュリーの家具を扱っている「モダンエイジギャラリー」や「アルテックモダン」との交流からヴィンテージも扱いながら、お客様を紹介し合うような感じで、専門性のある方が買っていかれるようになりましたね。


菊地:家具を買うのもお洒落の一つになっていったんですね。

南雲:そうですね、BEAMSの中でも興味を持つスタッフが現れたことも寄与したと思うんですけど、扱っていることで買い易くなったというのもあって。ちょうど今50代のスタッフが家を買ったりする頃合いだったんですよ。スタッフから教えてくださいと言われるようになって、だんだんと社内的に浸透するきっかけにはなっていたかもしれないです。


菊地:私も入社した際に家具を買うならまずは「スツール 60」をという教えがありました。それほど普遍的なデザインなんだなと。今も大事にしています。

南雲:僕も店頭で販売している時に、一人暮らしを始めて予算が無くても9,800円(当時の価格)なら買えるでしょう?普通に椅子として使う、ゆくゆく豊かになったらラウンジチェアを手に入れてサイドテーブルとして使う、玄関に置いて荷物置きに使っても良いですよと。ライフスタイルが変わってもずっと共にいられるような本当に良いものなので。


南雲:その当時で70年作り続けられているプロダクトが中々ない中で本物じゃないですか。仮に80万のソファが買えるようになっても、それに負けないぐらいのクオリティを持ったものだから、合わせて使える。ずっと長く付き合える「スツール 60」というものをおすすめしていました。


菊地:今南雲さんは「コンランショップ」さんなどVMDのアドバイザーもされていますが、インテリア業界はどんな流れがありますか?注目されているモノや傾向があれば教えてください。

南雲:ファッションと同様で、よりいろんなものをMIXしていくという感じにはなっているんじゃないですかね。ここ5〜6年の傾向からすると、少しラスティックなものとモダンなものを合わせる感じの傾向はあるかな‥10年以上前に初めて行ったLAの「ギャラリー・ハーフ」という、19世紀のイタリアの農家が使っていたような古い家具と北欧のモダン家具、イタリアのジオ・ポンティなどの家具をMIXしたすごくセンスの良い店があって。今見ても格好良いですね。ハイコントラストなものが混ざる‥アフリカのものや東洋のものをMIXしていくような感じは増えつつあるかな。

北欧のものは中国とか東洋に影響を受けたものも多いんですよ。以前取り扱っていた<Svenskt Tenn>とかウェグナーもそうですし、陶器なども中国インスパイアのデザインが結構あるんですよね。

(改めて)合わせとしては、モダンと非モダンなもの、コントラストのあるものをあわせる傾向が増えてきていますね。日本でもペリアンの感じに似たような、もっと素朴なスツールを売っているお店が増えたりはしています。


南雲:アアルトもイタリアに影響されたと言われていますけど、<Artek>創設者の一人、マイレ・グリクセンがモダンアートを広めるサロンとして機能していたマイレア邸(アアルト夫妻による共同作業で作られた)は、日本人の知り合いがいたみたいで、壁に畳のような素材を使っていたり、籐で作った椅子があったり、エキゾチックなものも入っていて。一度行くことができたのですが、玄関を開けるとカルダーのモビールがあって、奥にポール・ヘニングセンがデザインしたピアノやピカソの絵、キッチンにはカイ・フランクのグラスが並んでいたり‥全部本物なんですよ。調べると素晴らしいものが見られると思いますよ。


菊地:Artek Stool 60 Leather & Wild Birchを見ていただきましたが、南雲さんだったらこう合わせるこう使うというお話を聞きたいです。

南雲:「テーブル 90」という高さ55cmのアアルトのコーヒーテーブルがあるんですけど、少し背が高くて使い易いんですよ。それの下に入れます、ネスト的に重ねて。出してサイドテーブルとして使うか、座るという感じで。ソリッドの木のテーブルの下にアクセントとして入れると、見た目的にも機能的にも良いですよね。結構アアルトのものは重ねて使っているものがあるんですよ。

コーヒーテーブルが低いのであれば逆に「スツール 60」を被せて入れます。四角いコーヒーテーブルの角に、(この「スツール 60」は)3本脚でスペースがあるので被せて入れてという使い方が良いのではないかなと。ファンレッグのタイプでは、アアルトが設計したルイ・カレ邸でネスティングするように作られているデザインがあるんですけど、日本ではネストっていう概念はポピュラーじゃないじゃないですか。重ねるっていう感じの使い方はやってみるとよろしいんではないかと。

菊地:ありがとうございます。早速家でやってみたいと思います。


以上、トークショーを一部抜粋してレポートいたしました。既に「スツール 60」をお持ちの方にも、ご購入をご検討されている方にも、当時や今の空気感を感じられたり、レイアウトのご参考になる内容だったのではないでしょうか?


本日でArtek Stool 60 Leather & Wild Birchの特設スペースは終了しますが、引き続き<fennica>のフィルターを通した<Artek>プロダクトのご提案をお楽しみいただけたら幸いです。


イベント開催店舗:
[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO
TEL:03-5368-7304

他販売店舗:
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階
TEL:078-335-2720
[オンラインサイト]BEAMS 公式 Online Shop




Mori

Artek “Stool 60” 育てるスツール

7/12(金)18:00より発売いたしました、Artek Stool 60 Leather & Wild Birch

fennica STUDIOで開催したレセプションパーティーやトークショーへお越しいただいた皆さま、誠にありがとうございました!


fennica STUDIOの中央では、7/21(日)まで、特設スペースにてArtek Stool 60 Leather & Wild Birchをはじめ、<Artek>のプロダクトをご紹介しております。

20年以上のお付き合いの中で、<Artek>と<fennica>は様々な取り組みをしてまいりました。


今回<fennica>が提案するArtek Stool 60 Leather & Wild Birchでは、デンマークのレザーメーカー<Sørensen>社のフルグレインレザー“Prestige”と、<Artek>の新たな木材選定基準“Wild Birch”を組み合わせ、「スツール 60」の魅力である経年変化「パティナ」をお楽しみいただけます。

<Artek>Stool 60 Leather & Wild Birch
カラー:White,Cream,Anthrazite,Blabk,Beige,Nougat,Cognac,Coffee,D.Brown,Red,Wine Red,D.Green
価格:¥49,500(税込)
商品番号:56-92-0048-869

12色揃う座面のニュートラルカラーやダークカラーの色目の違いや「L-レッグ」の節や昆虫の痕跡といった唯一無二の表情をご覧いただけたら。








前回のブログでもご紹介したイメージカットとともに展示しているので、ご自宅にレイアウトする際のご参考になれば幸いです。


ジェネラルスタイルクリエイター 和田健二郎の自宅で撮影したスタイルサンプル


▶︎詳しくはこちらのブログ


<International Gallery  BEAMS>ウィメンズディレクター兼バイヤー 片桐恵利佳の自宅で撮影したスタイルサンプル


▶︎詳しくはこちらのブログ



7/13(土)からはBEAMS KOBEとBEAMS 公式 Online Shopでの販売も開始しております。

Online Shopで[在庫なし]と表示されても、店頭に在庫があることがございます。

店舗へお問い合わせいただくか、[再入荷のお知らせ]を押下いただくと、ご案内可能な場合がございます。

お近くの方は、ぜひ店頭で色目や脚の個体差をご覧くださいね。


“Age with Grace”、時を経てなお美しい、<Artek>のプロダクト。

使うことで育てていく過程もお楽しみください。


イベント開催店舗:
[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO
TEL:03-5368-7304

他販売店舗:
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階
TEL:078-335-2720
[オンラインサイト]BEAMS 公式 Online Shop




Mori



ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

Artek “Stool 60”のある暮らし-StyleⅡ-

アルヴァ・アアルトによってデザインされた「スツール 60」の魅力を楽しむ<fennica>の提案。

兼ねてより告知していた“Artek Stool 60 Leather & Wild Birch”のリリースは、いよいよ本日7/12(金)18:00からとなりました。


デンマークのレザーメーカー<Sørensen>社の“Prestige”と、<Artek>の新たな木材選定基準“Wild Birch”を組み合わせた、経年変化「パティナ」が楽しめる表情豊かな「スツール 60」に仕上がりました。

<Artek>Stool 60 Leather & Wild Birch
カラー:White,Cream,Anthrazite,Blabk,Beige,Nougat,Cognac,Coffee,D.Brown,Red,Wine Red,D.Green
価格:¥49,500(税込)
商品番号:56-92-0048-869


前回ご紹介した、ジェネラルスタイルクリエイター 和田健二郎宅のスタイルサンプルに続いて、今回はヴィンテージマンションに暮らす<International Gallery  BEAMS>ウィメンズディレクター兼バイヤー 片桐恵利佳の自宅で撮影したスタイルサンプルをご覧いただきましょう。


“Red - 40673”


光が差すリビング。ホワイトとブラウンを基調にした空間に「スツール 60」の鮮やかな赤が映えます。腰掛けているボーエ・モーエンセン「J39」とともに、北欧を代表するシンプルで無駄のないデザインがマッチしますね。


<MADOKA RINDAL CERAMICS>のキャットボウルや<Astier de Villatte>のポット。心地良い余白を持たせたレイアウトに、飾るように置く「スツール 60」もまた良いです。



“Black - 40672”


ターンテーブルなど重厚感ある音響機器とバランスの良いブラック。


<JIBEL>のフラワーベースと「スツール 60」は、どちらもミニマルでありながら、ぬくもりある表情を楽しめるプロダクトですね。


“Cream - 40671”


ヨゼフ・アルバースのポスター、アートブックが並ぶ造作棚や<Kartell>のマガジンラックに柔らかなクリームの「スツール 60」。


“Wild Birch”の脚の色と近い組み合わせで、このレイアウトに際立ちますね。また色を増しコントラストが広がる様も楽しみなところ。



“Red - 40673 / Cream - 40671 / Black - 40672”


最後に3色の「スツール 60」をスタッキング。コントラストがはっきりとした赤と黒を、ニュートラルなクリームが柔らかに繋ぎます。


ピーター・アイビーのペンダントランプで優しく照らされた「スツール 60」。螺旋状に重なる姿も美しいです。

様々な顔を持つ「スツール 60」ですから、お手持ちの「スツール 60」と組み合わせてもまた素敵でしょう。


スタイルの異なるスタッフの自宅で撮影したイメージカットはご参考になりましたでしょうか?

幅広いインテリアに溶け込むArtek Stool 60 Leather & Wild Birch”を、ぜひインテリアに取り入れてお楽しみください。



販売開始:
7/12(金)18:00〜

レセプションパーティー:
7/12(金)18:00〜20:00
トークショー:
7/12(金)19:00〜

開催店舗:
[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO
TEL:03-5368-7304
※エントランスフリー


販売開始:
7/13(土)11:00〜

販売店舗:
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階
TEL:078-335-2720
[オンラインサイト]BEAMS 公式 Online Shop




Mori



※「スツール 60」以外は全てスタッフ私物です。

ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

Artek “Stool 60”のある暮らし-StyleⅠ-

<Artek>の名作「スツール 60」を<fennica>が今提案したい組み合わせで。

先日<fennica>バイヤー 渡辺よりご紹介した、“Artek Stool 60 Leather & Wild Birch”の発売がいよいよ明日からとなりました。

<Artek>と<fennica>は、プロダクトの取り扱いはもちろん、2006年<Artek>ヘルシンキ本店にて『BEAMS EYE-Japanese Design and Crafts』の開催、<Johanna Gullichsen>のテキスタイルや久留米絣を特別にあしらった「スツール 60」の協働など、これまでに様々な取り組みをしてまいりました。


今回改めてフォーカスを当てた「スツール 60」は、アルヴァ・アアルトによって<Artek>設立前の1933年にデザインされ、昨年で90周年を迎えた世界中で愛される名作。


「スツール 60」のために開発されたL字型の無垢材の脚「L-レッグ」は複雑な接合部分を必要とせず、<Artek>の機能美が詰まったシンプルなデザインです。

また、自然素材によって経年変化が進み、「パティナ」と呼ばれる傷や色の表情の移り変わりが楽しめることも魅力ですね。

<fennica>では、この「スツール 60」の魅力を楽しむ提案として、1950年代に製造されていた「スツール 60」からインスピレーションを得て、Artek Stool 60 Leather & Wild Birch”を製作しました。


レザーは<Artek>のプロダクトの多くに用いられる、デンマーク<Sørensen>社の“Prestige”。経年とともに味わいを増す変化を楽しめるだけでなく、汚れや水、油分に強い表面保護加工が施されています。

全12色。ニュートラルカラーやブラウントーン、ダークカラーやアクセントカラーと、豊かな色調のパレットが素敵です。


“Wild Birch”は<Artek>と<Formafantasma>の協働で考案された新たな木材選定基準。“Wild Birch”を採用した「スツール 60」は、2023年最後の90周年モデルとして発売以後、<Artek>のスタンダードとしてラインナップに加わりました。

気候変動と工業化により、木材に節や昆虫の痕跡など自然ならではの特徴が多く見られるように変化する現代。その唯一無二の個性を認め、製品に使用する木材選定の幅を少し広げる取り組みです。

<Artek>Stool 60 Leather & Wild Birch
カラー:White,Cream,Anthrazite,Blabk,Beige,Nougat,Cognac,Coffee,D.Brown,Red,Wine Red,D.Green
価格:¥49,500(税込)
商品番号:56-92-0048-869



リリースに先立ち、スタイルサンプルとして2名のBEAMSスタッフの自宅で撮影した実例をご覧いただきましょう。

今回は、BEAMSならではのMIXスタイルを体現する、ジェネラルスタイルクリエイター 和田健二郎の自宅で撮影したスタイルサンプルを。

“Dark Green - 40676”


座面にクッションを入れずにレザー張りした「スツール 60」は、板座と同じようにサイドテーブルとしても楽しめますね。


後方には、イングヴ・エクストロームデザインのチェア「ラミノ」、<Artek>のゼブラクッションや「パーテーション 100」がレイアウトされています。


「スツール 60」の深いグリーンと“Wild Birch”が、色を増したパーテーションやレザーのシート、無垢の床材と調和しますね。


“Cognac - 40680”


こちらは、軽く持ち運びやすい「スツール 60」をキッチンで補助的に使うシーンをイメージして。大正末期の水屋箪笥やセヌフォ族のスツールなど、異なる味わいを持つ木の色目が並ぶと、インテリアに奥行きが生まれます。


その名の通り、コニャックのような赤みのあるブラウンは、存在感がありながらも溶け込む絶妙な色調。


それぞれが色を増す姿もまた楽しみなところです。


Wine Red - 40675


こちらもソファ前のサイドテーブルとしてレイアウト。後方にはパーシヴァル・レイファーが手掛けたレザーソファ、手前にカメルーン バミレケ族のスツールと、重厚感のあるダークトーンに深い赤が良い塩梅です。


ブラジルのミッドセンチュリーデザインやアフリカのフォーククラフトと並ぶフィンランドデザイン。様々な文化をクロスオーバーし、独特な趣きを与えます。


“Dark Green - 40676 / Wine Red - 40675 / Cognac - 40680”


最後に3色の「スツール 60」をスタッキング。落ち着いたグリーン、レッド、ブラウンは、スタッフ和田の選ぶ調度品の色彩と馴染みますね。

周りに並ぶヴィンテージのような、味わいある表情に育てていく過程もお楽しみいただきたいです。


次回はスタイルの異なるスタッフの自宅で撮影したスタイルサンプルをご紹介いたしますのでお見逃しなく。



販売開始:
7/12(金)18:00〜

レセプションパーティー:
7/12(金)18:00〜20:00
トークショー:
7/12(金)19:00〜

開催店舗:
[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO
TEL:03-5368-7304
※エントランスフリー


販売開始:
7/13(土)11:00〜

販売店舗:
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階
TEL:078-335-2720
[オンラインサイト]BEAMS 公式 Online Shop




Mori



※「スツール 60」以外は全てスタッフ私物です。

ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

Artek Stool 60 Leather & Wild Birch

皆様

こんにちは。

今回は『夏の装いと暮らし展』に続いて、7月12日(金)より販売開始するこちらのご紹介です。


|Information|

北欧モダンを代表するフィンランドのインテリアブランド<Artek>。

<fennica>とはこれまで別注品の企画・販売をはじめとし、長く密接な関係を築いてきました。

今回、アルヴァ・アアルトが1933年にデザインした名作「スツール 60」に改めて焦点を当て、レザー張り座面の「スツール 60」を12色の豊富なバリエーションでご用意し、販売いたします。

今回のレザー張りスツールのインスピレーションになったのは1950年代のヴィンテージのスツール。

座面は“Sorensen Prestige”

表面を保護する加工が施された汚れがつきにくいレザーで、クッション無しのすっきりとした仕様。

脚部には“Wild Birch”

自然そのままの白樺で、木材に現れる節、芯に近い色の濃い部分、昆虫による形跡など、森林から生み出される唯一無二の2つとない様々な表情を楽しむことができる素材をセレクトしました。

あらゆる環境に馴染むシンプルで普遍的なデザイン、木材も座面のレザーも経年変化を楽しみたい“育てるスツール”です。

また、初回販売分の60脚限定で座面裏にBEAMSのプレートが付きます。

BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIOにて、Artek Stool 60 Leather & Wild Birchを7月12日(金)18:00より展示販売を開始。

発売初日には18:00~20:00までfennica STUDIO店内にてレセプションパーティーとビームスクリエイティブディレクター 南雲浩二郎によるトークショーを開催いたします。 

また、 BEAMS KOBEと BEAMS 公式 Online Shopでは、7月13日(土)11:00より発売開始。

貴重な時間となりますので、是非ともこの機会にご来場ください。

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Artek Stool 60 Leather & Wild Birch

販売開始: 2024年7月12日(金)18:00~

レセプションパーティー: 2024年7月12日(金)18:00~20:00

トークショー: 2024年7月12日(金)19:00~

開催店舗: [東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO ☎︎03-5368-7304

エントランスフリー


販売開始: 2024年7月13日(土)11:00~

販売店舗:[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階 ☎︎078-335-2720

[オンラインサイト]BEAMS 公式 Online Shop

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個人的にも凄く楽しみにしていた企画、“Sorensen Prestige”レザーの座面と“Wild Birch”の脚部のコンビネーション、ざっとスタッキングした様子でご紹介します。

Artek / Stool 60 Leather & Wild Birch
価格:¥49500(税込)
商品番号:56-92-0048-869









クッション無しのすっきりとした仕様を選んでいるのも大きなポイントで、積み重ねた時にもまたこの良さを感じて頂けるかと思います。


初回販売分は60脚限定で座面裏にBEAMSのプレートが↓


名作「スツール 60」、<fennica>が今提案したいスタイルを是非お楽しみ下さい。


発売初日には18:00~20:00までfennica STUDIO店内にてレセプションパーティーとビームスクリエイティブディレクター 南雲浩二郎によるトークショーを開催いたしますのでこちらもお見逃しなく。


詳細は引き続きオフィシャルインスタグラムやホームページ等でご紹介していきます!


今回はこの辺で。



Watanabe Tsubasa

【ライフスタイリング】を知っていますか?

こんばんは。

予めお伝えしておきます。こちらのブログは長文となります。ご了承の上、ご覧ください。

【ライフスタイリング】という言葉を知っていますか?聞いた事の無い方の方が多いはず。何故ならこれは、家具や器、雑貨といった生活=ライフとスタイリングを掛け合わせた造語なのです。

BEAMSの中のレーベルの一つである<fennica>では、ウェアやシューズ、バッグといった、身に着けたり、持って出かけるアイテムと、家具や照明といったインテリアに、器、カゴ、フリークロスといったハウスウェアの類をトータルコーディネートとして提案しています。

【ライフスタイリング】ウェアだけでなくインテリアやハウスウェアを加えた<fennica>レーベル独自の提案を行うカテゴリーです。特徴としては、前述にある通り、椅子やテーブルや器、雑貨などのハウスウェアアイテムをウェアなどと組み合わせたコーディネートがご覧頂けるというものです。


松本民芸家具 別注フェニカロッカー
価格:¥217,800(税込)
商品番号:66-91-0091-079

こういった感じです。<松本民芸家具>別注フェニカロッカーは、コンパクトなサイズ感ですが、実際に座ってみたらどんな感じなの?傍に置くならどんな風に?という時に参考にして頂ければ幸いです。

【ライフスタイリング】を提案する際に私たち店舗スタッフが心掛けていることがあります。それは、実際に店舗へお越し頂くことが難しい場合にも家具や照明のサイズ感やそれぞれの対比を把握出来るように提案すること。

例えば、こちらの画像。

ARTEK DOMUS CHAIR
カラー:バーチ/チェリー
価格:¥121,000(税込)
商品番号:56-92-0047-869

身長165cmのスタッフが<artek>Domus Chairに座ったらこんな感じに。


身長152cmならこんな感じ。



身長176cmならこんな感じ。



身長176cmで椅子の傍に立つとこんなバランスに。

と、いうように、一脚の椅子に対して身長や体型の異なる複数の人間が座る画像を比較して見ることが出来る訳です。一つの家具に対して複数の異なるコーディネートがご覧頂けるのも【ライフスタイリング】の特徴です。


また、よりリアルなお部屋画像がご覧頂けるのも【ライフスタイリング】ならでは。




商品だけでなく、私物を交えたコーディネートが見られるのも【ライフスタイリング】だけのお楽しみです。



<fennica>ディレクターの菊地はライフスタイリングに対してこのように話しております。

『fennicaのライフスタイリングとしては、このブランドやデザインだからこう組み合わせなければならない、というような決まりはつくらず、自分が良いと思ったものを直感で選び、自由にスタイリングしてもらえることを目指しています。松本民芸家具の上にメキシコのかごが置かれていても良いし、Artekの家具と日本の陶器が並んでいるのも良し、そんな風に楽しんでもらえる商品をそろえていきたいと考えております』

まずは【ライフスタイリング】見て気になったら店舗でお試し頂く事も可能です。オンラインショップと店舗を上手く活用して、インテリアコーディネートをお楽しみください。


↑スタイリング本文の下方に【ライフスタイリング】タグがあります。こちらをタップ頂くとまとめて見られます。


また、オンラインショップの商品ページの下方にも【ライフスタイリング】画像が表示されます。こちらも併せてご覧ください。家具や雑貨をご検討の際には、ぜひ参考になさってみてくださいね。 



昨今、手仕事の器や雑貨、ライフスタイルを語る上では、必ずといって良いほど出てくる”民藝”という言葉。ある意味、現在のインテリアのトレンドに含まれているといっても過言では無いかもしれません。巡回展なので東京での会期はあと僅かですが、ご興味ある方にお勧めの展示です。↓

https://mingei-kurashi.exhibit.jp/

下↓の「お気に入り」を押して頂くと保存され、こちらのブログをまた読み返すことが出来ます。こちらも併せてご活用ください。




ビームス ジャパン5F fennica STUDIO

Katagiri


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

愛称『フィンチェア』

デザイナー:Ilmari Tapiovaara(イルマリ・タピオヴァーラ)年:1946

「ドムス チェア」のご紹介です。

まずは3カットをご覧下さい。








なんとも近代的なフォルム。座るにあたっての必要なパーツの使い方にデザイナーの考えが反映されますが、全く独創的としか言いようがありません。





長い時間くつろぐ事が出来るように小振りな肘掛けもあるのが特徴的。テーブルの下に入れる事も考えられたデザイン。しかも、スタッキング可能です。




タピオヴァーラらしい直接と曲線のライン。アームを支えるアールの角を面取りしています。職人技がデザインに活かされています。





今回ご紹介する「ドムス チェア」は

日本に馴染みの深いチェリーとフィンランド産のバーチを掛け合わせたドムスチェアです。ナチュラルラッカーのバーチ材とハニーステインで仕上げたチェリー材の「ドムス チェア」数量限定の特別仕様です。





ヘルシンキの学生寮「ドムス アカデミカ」のためにデザインされ、 高い評価を受けたドムスチェアは、フィンランドを代表する椅子として「フィン チェア」という愛称でも呼ばれるように。


人の身体に沿った座面、長期間座っても疲れにくく、心地良く過ごせるデザインを追及しています。 





  

ARTEK
カラー:バーチ×チェリー
価格:¥121.000(税込)
商品番号:56-92-0047-869

近代家具デザインの名作とも称される「ドムス チェア」

ダイニングチェアとして、イージーチェアとしてもお勧めです。


前田


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Birch × Cherry 特別なDomus Chair

イルマリ・タピオヴァーラによる名作、“ドムスチェア”。

1946年、ヘルシンキの学生寮「ドムス アカデミカ」のためにデザインされたドムスチェアは、フィンチェアとの愛称でも呼ばれ、フィンランドを代表するデザインとして世界中で愛されています。

<fennica>では過去に<Johanna Gullichsen>のテキスタイルをあしらったスペシャルなドムスチェアを製作していたこともあり、久々のご紹介となります。

今回届いたドムスチェアが、<Artek>より2023年12月にリリースされたスペシャルモデル。


<Artek>Domus Chair
カラー:Birch / Cherry
サイズ:W 58cm / D 54cm / H 79cm / SH 44.5cm
価格:¥121,000(税込)
商品番号:56-92-0047-869



現代の暮らしに自然素材の味わいとドムスチェアの心地良さを紹介する「木と木の対話 - Wooden Conversations」シリーズとして、2023年特別版では日本で馴染み深いチェリー材とフィンランド産バーチ材を組み合わせたドムスチェアが登場しました。


野趣に富む活き活きとした風合いのチェリー材は、背と座の大きな面に配し、杢目の表情を存分に味わうことができます。


明るく滑らかな質感からブロンドバーチとも称されるバーチ材フレームが全体の印象を軽やかに。


ハニーステイン仕上げのチェリー材とバーチ材のコントラストは、経年による変化も長く愛用する上で楽しみなところですよね。ヴィンテージのエイジングされた家具と真新しい白木家具があるご自宅なら、全体を調和させる繋ぎ役にもなることでしょう。


広くとられた座面や背面は成形合板で3次元に曲線を描き、長い時間座っていても疲れにくく心地良い設計。


小さなアームは愛らしい見た目とは裏腹に、腰掛けた際腕がちょうど落ち着く位置に配されていて、足まわりにゆとりが出たり、椅子をテーブルに引き寄せやすく機能的。


さらにはスタッキングを可能にする形状でもあるんです。


写真は前述のJohanna Gullichsen>のテキスタイルをあしらった<fennica>スペシャルモデル取り扱い時のもの。(※現在は販売しておりません。)このように重なる姿もまた美しいのです。

戦後間もない1946年にデザインされたドムスチェアは、当時のフィンランドで調達しやすい限られた資材の中で最大限の快適性を追求・製作されましたが、2010年より<Artek>製品に加わり、時を経た現在では様々な姿で私たちを楽しませます。


日本とフィンランドを象徴するような桜と樺の木で仕上げた、特別版ドムスチェアをどうぞお見逃しなく。



<Artek>直営店の「Artek Tokyo」をはじめとした限られた取り扱い店のみの数量限定販売。<fennica>ではBEAMS 公式 Online Shop先行で販売をスタートいたしました。店舗でも1月下旬にご覧いただける予定です。


お問い合わせは下記<fennica>店舗にて承ります。

【fennica 展開店舗】

[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階 / TEL:078-335-2720




Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

名作家具を手に入れるなら今-天童木工とARTEK-

部屋で寛ぐ時間を豊かにする家具。

美しくタイムレスなデザインの名作を選べば、様々な節目を迎えても、なくてはならない存在として長く楽しんでいただけることでしょう。

先日のブログでも<天童木工>をご紹介しましたが、世界中で愛される名作を生み出す<天童木工>、加えて<ARTEK>も同じく、2022年5月16日に価格改定がございます。

5月8日まで開催の「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」期間中にオーダーいただけば、改定前価格でお得にポイントを貯めていただけますので、このタイミングでのご来店もしくはBEAMS公式Online Shopでのお求めがおすすめです。


アイコニックなドーナツ状の座、バレリーナのようにすらりと伸びる脚が美しいリングスツール。1955年の発売から長く愛される名作です。


<天童木工>Ring Stool
価格:¥35,200(税込)
商品番号:66-92-0008-496

※2022年5月16日以降の価格は¥37,400(税込)となります。


幾重にも重ねられた積層合板によって作られた座面は、程良い傾斜で座り心地の良さにも繋がっています。


<天童木工>創始者の一人であり職人でもあった加藤徳吉氏によるデザイン。華奢に見えて頑丈、持ち運びやすさから、工場の其処彼処に置かれていたのだそう。


シートの張り込みはコードを埋めることで、すっきりと美しい。<天童木工>の技術を活かした職人ならではのデザインです。


こちらは“Centro Sofa”と、サイドテーブルのように合わせた“Murai Stool”。


“Murai Stool”は1961年開催の第一回天童木工デザインコンクールで入賞した後製品化された田辺麗子氏によるデザイン。旧姓の村井から付けられています。


<天童木工>Murai Stool
価格:¥93,500(税込)
商品番号:66-92-0127-496

※2022年5月16日以降の価格は¥101,200(税込)となります。


同じ形状の3枚の成形合板を金具を使わず組み合わせたシンプルで美しい造形は、杢目が中心に向かって合わさるよう細部までこだわり抜いた仕上がり。チークの杢目が際立ちます。


玄関に置けば、靴を履く時の高さにも丁度良く、オブジェとしても素敵なデザインです。


“Centro Sofa”は剣持勇氏の構想をもとに、1985年、国立京都国際会館のために<剣持勇デザイン研究所>がデザイン。


<天童木工>Centro Sofa 3seater[張地グレードB]
価格:¥311,300(税込)
商品番号:66-94-0004-496

※2022年5月16日以降の価格は¥342,100(税込)となります。生地の種類・サイズにより価格は異なります。


サイドフレームはもちろん、程良い柔らかさのクッションの内側にも<天童木工>の技術を活かした成形合板を用いています。腰にあたる膨らみも丁度良くフィットし、快適な座り心地。


BEAMSでは背と座の生地を張り分ける2トーンでのオーダーが可能。よりモダンな表情に仕上がります。

こちらは以前オーダーし、インテリアを楽しむスタッフの自宅の様子。


張地はパープル(座はグレイ)、木部はBW色の濃いブラウンに。この通り背面のデザインも美しく、部屋の真ん中にレイアウトしても素敵です。


柳宗理氏が紙で手遊びする中でデザインが閃いたという“Shell Chair”。背と座を一体成形することで背をもたれたときにしなりが生まれ、優しく背中を受け止めます。


<天童木工>Shell Chair[張地グレードB]
価格:¥97,900(税込)
商品番号:66-91-0019-496

※2022年5月16日以降の価格は¥106,700(税込)となります。生地の種類により価格は異なります。


複雑な曲面を成形した時に出るしわを逃がすために機能する穴。

切り込みを入れることで、この部分の合板は後ろ側に押し曲げ、腰の当たりを良くしているのですが、柳宗理のロゴのようにも見えますね。機能性とデザイン性が両立された美しいイスです。


有機的な曲線が美しい<ARTEK>の“100 Screen”と“Chair 66”。どちらもAlvar Aaltoによるデザインです。


1936年に生まれた“100 Screen”は、パイン材を垂直に並べて繋ぎ合わせたシンプルな構造ながら、波を描くように自在に置くことのできるフレキシブルなパーテーション。コンパクトに丸めて置くことも可能です。


<ARTEK>Chair 66
カラー:White Laminate
価格:¥50,600(税込)
商品番号:66-91-0069-571

※2022年5月16日以降の価格は¥57,200(税込)となります。


<ARTEK>100 Screen
価格:¥316,800(税込)

※2022年5月16日以降の価格は¥334,400(税込)となります。


1935年発表の“Chair 66”。“Stool 60”に次ぐロングセラーのチェアです。

無垢のバーチ材に入れた筋目に薄いベニヤを差し込むことで積層材状にし、曲げ加工を可能にする手法をとったLレッグ。<ARTEK>のアイコニックなデザインは街中で目にすることも多いでしょう。


“Shell Chair”同様、もたれると程良くしなる背もたれ。持ち運び易いという点でも優れたデザインです。



どれも長く愛される名作たち。

タイムレスなデザインは、スペースが許されるならば早く手に入れていただくのが良いと私は考えます。

経年ににより生まれる味わいを楽しみながら、ご自身のもとでヴィンテージへと育てていただけたら…なんと素敵でしょう。


ぜひこの機会でのオーダーをお待ちしております。


家具のオーダーは下記<fennica>店舗にて承ります。

【fennica 展開店舗】

[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階 / TEL:078-335-2720


「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」は5月8日(日)までの開催です。

楽天ポイントも貯めていただくと更にお得です。


※ポイントはオーダー商品到着時に反映されます。

※公式オンラインショップでは楽天ポイントカードのご利用はできません。




Mori

fennicaの名品 “JG STOOL”

<ARTEK(アルテック)>の名作、“STOOL 60”。

1933年の登場以来、その販売台数は数百万脚。誰もが一度は目にしたことがあると言っても過言では無い、世界中で愛されるスツールですよね。

今回は、そんな“STOOL60”に<Johanna Gullichsen(ヨハンナグリクセン)>のテキスタイルをあしらった<fennica(フェニカ)>スペシャルアイテムのお話。


お馴染みのスツールが、久々に追加入荷したのです。


長きに渡り愛されるSTOOL 60は、ステインやラッカー塗装に布張りと、装い様々に多くのバリエーションが世に出ていますよね。


__こちらは、アルヴァ・アアルトの生誕120周年にあたる2018年に開催された神奈川県立美術館での回顧展「アルヴァ・アアルトーもうひとつの自然」の様子。ずらりと並べられたSTOOL 60、STOOL E60が印象的でした。


今でこそ様々な別注が見られますが、<fennica>で発売したのはまだ“別注”なんて言葉が飛び交う前のこと。

<fennica>ディレクター エリスと北村は、当時から様々なブランドや作り手のもとへ赴き、「これをこうしたら素敵!」「これとこれを組み合わせてみては?」など、自然と“別注”を作ってきたんですね。

このスツールもそんな具合に誕生したのです。


ヨハンナ・グリクセンは、アルヴァ・アアルトと共に<ARTEK>を創立したマイレ・グリクセンの孫にあたり、アアルトデザインのテキスタイルを織ることを許された唯一の人物。

彼女自身のテキスタイルはシンプルな幾何学模様が多く、しっかりと織られた肉厚で上質な生地はスツールの張り地にも最適です。

それぞれ生地をクローズアップ。


<ARTEK × Johanna Gullichsen>STOOL/DORIS
価格:¥37,400(税込)
商品番号:66-92-0115-869



<ARTEK × Johanna Gullichsen>STOOL/NEREUS
価格:¥37,400(税込)
商品番号:66-92-0114-869



<ARTEK × Johanna Gullichsen>STOOL/TITHONUS
価格:¥37,400(税込)
商品番号:66-92-0116-869


どれも良い色目。よく見ていただくとわかるのですが、ホワイトに見える部分もグレーの糸を合わせていたり、イエローにはボルドーの糸が入っていたり、絶妙な糸の並びで奥行きが出ているんです。


なんといってもスタッキングした姿が美しい。これがつい買い足してしまいたくなる要素でもあるんですよね。

<ARTEK>の発明とも言える“L-レッグ”の曲木技術際立つ3本脚。安定性を求めるならSTOOL E60の4本脚ですが、<fennica>ではデザインとして美しい3本脚のオリジナルに拘ってセレクトしています。


普遍的で部屋のアクセントになる<ARTEK × Johanna Gullichsen>のスツールは、スタッフ所有率も高く、BEAMSの百名品の一つとしてもピックアップしているんですよ。▶︎詳しくはこちら


長く愛せるスツールをぜひ一脚、もしくは買い足しでもう一脚、加えてみてはいかがでしょうか?



Mori

セールのお知らせ〜雑貨編〜

こんにちは。雨が降ったり止んだりの梅雨らしい天気が続きますね。こんな時は思い切って外に出かけてみたら天気はともかく、気持ちは晴れるかもしれません。現在BEAMSの店舗、オンラインショップではセールを開催中です。春夏の商品が30%〜のセール価格で購入頂けます。


<fennica(フェニカ)>では、ウェアやシューズだけでなく、一部陶器や雑貨類も値引きの対象となっております。


花入の他、急須に似た按瓶(あんびん)と呼ばれるものや厨子甕(ずしがめ)といった沖縄特有のものが並んでいます。現地以外で見かける事は少ないかもしれません。





鳥取の器や茶器。抹茶碗はそれぞれに桐箱が付いていますので、贈り物にも適しています。陶器は定価から40%オフから、中には80%オフ( !! )になっているものも。在庫は各一点ずつですので、気になる方は急ぎお越しください。



ターコイズなどの天然石を使ったネックレス。50%オフで¥24,800+tax➡︎¥12,400+tax です。



<SLOW WAGON(スロウワゴン)>のアフリカやナガ族(タイとラオスの国境に住む少数民族)のビーズを使ったブレスやアンクレット。アンクレットはメンズ、レディースでサイズが異なります。こちらも50%オフでブルーとピンクが¥6,800+tax➡︎¥3,400+tax、右端のグリーンが¥8,800+tax➡︎¥4,400+taxです。






こちらは ¥1,800+tax➡︎¥900+taxです。お手ごろ価格なので、色違いで幾つか揃えてみてはいかがでしょうか。




以前にフォトログでもお知らせしましたが、生地もお手頃価格でお求め頂けます。50%〜60%オフといった所です。


上記の商品は、現在原宿インターナショナルギャラリービームスに在庫がございます。価格や詳細などは下記表記の店舗までお問い合せください。また、今回ブログに掲載されている他にもお得な商品がございます。まずはお近くのフェニカ店舗まで足をお運び頂ければ幸いです。


※セール商品につきましては、当日1日のみを除く取り置きは致しかねます。予めご了承ください。



International Gallery BEAMS 2F

Katagiri



カーテンのオーダー承ります!

最近は雨の日が多く、だいぶ涼しくなって来ましたね。いよいよ秋も本番。

ファッションがより楽しくなる時期ですが、部屋の模様替えもいかがでしょうか?

フェニカレーベル展開店舗各店では、カーテン・パネルオーダーも承っております。

もちろんオーダー品もポイントが付きます!ダブルポイントキャンペーン期間中はよりお得ですよ!

(ポイントは納品時に加算されます)





こちらは柳宗理デザインのファブリック。

定番でご紹介しているバーコード柄(グリーン・ブラウンのストライプ)でカーテンをオーダーした場合は・・・

(例)プレーン仕上げ・幅~170cm 仕上がり長さ220cmの場合 ¥51,220~

こちらはフィンランド・ARTEKのファブリック。

意外と和の部屋にも嵌る、不思議な生地です。

(例)シングルプリーツ仕上げ・幅~200cm 仕上がり長さ220cmの場合 ¥38,800~

同じくフィンランドのブランド、Johanna Gullichsenの代表的な柄、DORIS。

立体感のある生地は、仕立て映えもきれいでオススメです。

(例)プレーン仕上げ・幅~172cm 仕上がり長さ220cmの場合 ¥66,500~


ご紹介したものは一例で、仕様や寸法によって価格が異なります。

納期は約1か月~・在庫のある生地でのご案内となります。

詳しくはフェニカレーベル展開各店舗までお問い合わせ下さい。



こちらはマリメッコの生地。

オーダーだけではなく、生地は全て切り売りにて販売もしております(10cm単位)。

秋の夜長にクッション・小物などを制作するのも良いのではないでしょうか。

ぜひ店頭にてご覧ください!


ASAMI

改めまして、fennica(フェニカ)です。

こんにちは。


<デザインとクラフトの橋渡し>をテーマとするレーベル、fennica(フェニカ)のオフィス業務を担当しているASAMIと申します。

フェニカオフィシャルサイトから、ビームスオフィシャルサイトに戻って参りましたので、改めてご挨拶させて頂きます。


主に私はイベント関連を担当しておりますので、その辺りと商品のご紹介などが出来ればと思っております。

ご興味ある方は、是非チェックして頂ければと・・・


今シーズンも色々と準備が進行しておりますが、まずはお得なダブルポイントキャンペーンのご案内です!

定番の商品が多いfennica(フェニカ)では、家具などをお求め頂くにもオススメの期間となっております。


artek × Johanna Gullichsen / スツール60シリーズ



フィンランドartek(アルテック)の名作、スツール60にJohanna Gullichsen(ヨハンナグリクセン)の生地を貼ったスペシャルバージョン。

折角なら2脚・3脚とまとめてお求め頂くのも良いのではないでしょうか。

こちらの特集ページも合わせてご覧ください→<fennica in daily life>

http://www.beams.co.jp/special/fennica_in_daily_life/


秋の行楽もいいですが、お気に入りの家具に囲まれて家でのんびりするのも良いですね。

この機会に是非ご検討下さい!


そういえば・・・

半月ほど前、フィンランド中部にあるポリという街からバスに揺られて、Villa Mairea(ヴィラマイレア)に行ってきました。

artek(アルテック)の創立メンバー、アルヴァ・アアルトの設計で、依頼者はJohanna Gullichsen(ヨハンナグリクセン)の祖父母にあたるマイレ・グリクセンとハリー・グリクセン。






室内は撮影禁止だったので写真はないのですが、内外・ロケーションも含め、とても一言では言い表せない素晴らしい内容でした。

1939年に設計者・依頼者の美意識によって出来た建築。


70年以上を経た現代に、両者の結びつきがひとつのスツールになっている事も、また興味深いですね。


ASAMI