こんばんは、ろまんす吉澤です!
今週は連休を頂き、どこかへ行こうかと思ったのですがまさかの体調を崩してしまい2日共寝込んでしまい、勿体ない連休となってしまいました。
5月も終盤に差し掛かり、早くも真夏日に近い気候と体調を崩しやすい時期でもありますので皆様もお気を付けくださいませ。
さて、そんな夏を感じる生地というと皆様は何を思い浮かべますでしょうか。
「リネン、シアサッカー、コードレーン 、トロピカルウールetc。。。」
夏を楽しむ為のテキスタイルといえば私個人としては「マドラス」。
BEAMS PLUSでも毎シーズンカラーリングを変え提案しておりますが今回ご紹介する「Nigel Cabourn」からも素晴らしい配色のマドラスが入荷しております!
NIGEL CABOURN / OMTC HOODED PULLOVER
カラー:1-190-GREEN
サイズ:M、L、XL
価格:¥47,300(税込)
商品番号:38-18-0604-704
一見すると、マドラス?と思われる方もいる事でしょう。それもそのはず。マドラスチェックとも形容される様にマドラス生地に代表される柄はチェックである。
しかし今回はホリゾンタルストライプ(ボーダー)。マドラスらしい発色の良いカラー構成が目を惹く。
70s初頭にニューヨークにて設立されたORIGINAL MADRAS TRADING COMPANYとNigel Cabournがタッグを組んだ今作。
本来マドラス地方(現チェンナイ)で織られる伝統的な織物であるインディアンマドラス。
ORIGINAL MADRAS TRADING COMPANYでは
・コットン100%
・枷(かせ)による糸染め
・平織りで2色以上の独特な柄
・インディアンコットン
であると定め、現地マドラス地方(現在チェンナイ)での伝統的なテキスタイルの継承、開発を行なっている。
中でもインディアンコットンの項は最重要事項として定められている。暑さの厳しいインドで生まれ育った綿は他の綿と比べても吸水・速乾性に優れた素材である為、汗ばむ夏時期にはもってこいな生地感である事は言うまでもない。
さらにORIGINAL MADRAS TRADING COMPANYの拘りはそれだけでは終わらない。
シングルウィーバーと呼ばれるひとりの職人が最初から最後まで手織りにて仕上げている。平均にして30〜40倍の時間を要して織られる為生地自体も柔らかな風合いに。また生地そのものの表情のバラつきが少なくボディ、スリーブと部分によっての差が出にくいのも職人による拘りが感じられる。
そんな拘りのマドラス生地とミリタリースタイルを得意とするNigel Cabournがタッグを組んだ今回のコレクションの中からBEAMS PLUSではこちらのフーデッドシャツをピックアップ。
ミリタリースタイルを彷彿とさせるポケットワーク。ペン差しを内蔵した左胸のパッチポケットはユーティリティな使い心地。ウエスト部のパッチポケットもまたアメリカらしさを感じるディテールである。
後ろ身頃の左腰部分にはハンティングシーンを思わせるバックポケットとシンプルながら気の利いたデザイン。
全体的にプルオーバーのチョアジャケット(カバーオール)を思わせるようなルックスで汎用性にも優れている。
またフードもボタンにより容易に脱着が可能に。フードを付ける事でアノラックパーカのような雰囲気になりアウターライクな着こなしも。
H.178cm、W.60kgの私で今回Mサイズを着用。
元々ゆとりのあるフィッティングですがアノラックパーカらしい着こなしをしたければワンサイズUPでの着用がオススメ。
ポップなカラーリングとストライプがビーチシャツらしいルックスも持ち合わせ、マリンなムードも感じる事も出来る為、敢えてラギッドな組み合わせがオススメ。
是非一度、店頭にてご確認下さい。
それでは今週はこの辺で。
まーた来週〜!