ただいま新宿 BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIOにて開催中の『OKINAWAN MARKET 2025』。
イベントのためにご用意した品々はお陰様で連日お客様のもとへ渡っておりますが、沢山ご用意できましたので、まだまだ見応えたっぷりの店内です。
玉城望さん若子さん夫妻による<陶藝玉城>のやちむん。琉球王朝時代のやちむんに魅せられたお二人は、2000年に個人窯の登り窯を大宜味村にて開窯し、2015年には九連の登り窯、<大宜味共同窯>にも参画。
細やかできりっとした表情の掻き落としや、穏やかな染付けが素敵です。
<江口窯>江口聡さんは2002年に本部町にて開窯。3袋からなる登り窯を構え、2021年には<金城次郎窯>の共同窯にも加入されています。
ユーモラスな表情が描かれるエジプト紋をオマージュした男の子女の子シリーズや、繊細な線彫、高さのある高台のマカイや、大胆な指描きなどがご覧いただけます。
<室生窯>谷口室生さんは2010年に名護市にて開窯。<室生窯>が『OKINAWAN MARKET』に並ぶのはお馴染みなので毎年お目当てにされている方も多いでしょう。
沖縄の伝統やスカンジナビアデザインなど、好きなものを捉え、自身の作陶に表したモダンなやちむんが並びます。新たな紋様や縁付き皿などもぜひ見ていただきたいです。
<田村窯>田村将敏さん麻衣子さん夫妻も2010年に独立。室生さんと同時期に読谷村で修行をされていました。大宜味村にて開窯し、2020年には5年の歳月を掛けた自作の登り窯が完成。
登り窯での焼成も回数を重ね更に力強さを増す表情、魚紋や蟹紋も多数選ばせていただいています。
<こだま土>荏原麻理さんは2012年南城市にて独立。技術は沖縄で育まれましたが、荏原さんの背景にあるアジアやアフリカなど、エスニックな雰囲気を纏った表現は一目で独自の個性が伝わることと思います。 一つひとつ描かれる柄が異なる点は、荏原さんが楽しみながら作られている姿、使い手が楽しみながら選ぶ姿を思い浮かべます。
昨年はこちらの5つの窯元の皆さんが在店してくださったんですよね。左から、<陶藝玉城>玉城望さん、<田村窯>田村将敏さん、<室生窯>谷口室生さん、<こだま土>荏原麻理さん、<江口窯>江口聡さんです。
在店時にインスタライブにもご出演いただきました。昨年のライブアーカイブも併せてご覧ください。▶︎こちら
初日夜に行ったインスタライブでは、イベントに並ぶ手仕事の数々をディレクター 菊地、バイヤー 藤田とともにご紹介いたしました。
アーカイブを残しておりますので、ぜひご覧ください。▶︎こちら(約45分の長さです)
『OKINAWAN MARKET 2025』
会期:2/21(金)-3/2(日)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO
※イベントに並ぶ商品は、会期中お取り置き・お取り寄せ・通販ともに不可とさせていただきます。お問い合わせは[☎︎03-5368-7304]へお電話ください。
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『OKINAWAN MARKET 2025』に並ぶ品々は店頭でのみご覧になれるものも多いため、画像リンク先でフォローしていただくと情報チェックが便利です!
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