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glass32|百草陶房|こだま土-OKINAWAN MARKET 2026-

『OKINAWAN MARKET 2026』開催まであと3日。

今回は前回のブログに続き、2日目に訪れた作り手のご紹介です。


朝一番に向かったのは名護市宮里<琉球ガラス工房 glass32>。

作り手の具志堅充さんは、1999年にガラス作りの道へ。幾つかの工房で研鑽を積み、工場長も務めた後、沖縄県工芸士第88号に認定されました。2013年には、<fennica>でも取り扱っていた<ガラス工房 清天>松田清春さんのもとで再生ガラスを学び直し、2014年故郷のやんばるで<琉球ガラス工房 glass32>を設立されます。


今回<fennica>で新たにご紹介させていただけたらと初訪問。配り手を担う奥様にお話を伺いながら作業場やギャラリーを見せていただきました。


こちらは酒造から譲り受けた泡盛の廃瓶を色毎に分けて保管されているところ。

これらを再生して新たなガラスが生まれるのですが、透明に他の色が混ざると仕分けが大変で処分する作り手もいる中、具志堅さんは鉱物を混ぜて黒くすることで余すことなく使われているのだそう。


クリアガラスのモールのデザインや鮮やかな色ガラスの取り入れ方も自然で素敵。波乗りがお好きな具志堅さんだからこその表現なのではと感じました。

こちらはアクセントの色ガラスが目に楽しい、なぎさガラス。

底には“32”の数字が入ります。glass“32”は充さんのあだ名から付けたのだと教えていただきました。

くびれたフォルムと大きさが手にした際に収まりが良い冷茶グラス。

口縁に巻かれた色ガラスによって引き締まった表情となり綺麗です。

透明のガラスでは、海の波を感じるうずのモチーフや、細かな気泡を入れた箸置き、モール入りのグラスを選ばせていただきました。

うず鉢・うず小鉢・うず小皿


箸置き


リンググラス片口・底角ちょこ


リンググラスM・リンググラスL・リングぐい呑み

リンググラスは、口縁に重曹を混ぜてぶつぶつと泡立った透明のガラスを瞬時に巻いています。


キラキラとして光を通した姿が美しいので、ぜひ直にご覧になってくださいね。


続いて私たちは名護から南下して南城市へ。

昨年の『OKINAWAN MARKET 2025』からご紹介を始めた<百草陶房>伊良部あゆさんのもとを訪れました。


伊良部さんは、<読谷山焼北窯>松田米司工房で6年修行の後、南城市知念にて独立。<南蛮焼 知念窯>の場所をお借りして、<陶藝玉城>から譲り受けたという灯油窯で1年前に初窯を焚いたばかり。

色々と試行錯誤されているようですが、形が良く優しい表情が魅力で、予想通りお客様に選ばれていくのも早かったです。

イベントには1月に焼成されたばかりのやちむんが届きます。この時に見せていただいたのは<fennica>に届くものではないのですが、伊良部さんの仕事のレポートとしてご覧ください。










この時の焼き上がりで満足しているとお話しされていたのが緑釉を掛けた飯碗。


緑釉に金色のような色目がプツプツと表れていて、窯の焼き上がりと釉薬の調合のバランスで狙っているのだそう。

イベントに並ぶ伊良部さんのやちむんはどんな表情でしょうか。こちらのブログで改めてご紹介させてください。

最後に工房奥の絶景へと案内してくださいました。


空と海が溶け合う美しい青。いつも目にされている景色が、また作陶の源になっていくのでしょう。


近くに咲くブーゲンビリアも愛らしかったです。


猫ちゃんにも別れを告げて、同じ南城市内の佐敷屋にある<こだま土>へ。


作り手の荏原麻理さんは<読谷山焼北窯>宮城正享工房で修行した後に独立。


沖縄で技術を磨き、沖縄の赤土を用いていますが、荏原さんが見てきた沖縄やアジア、アフリカなどが交差し、独自の雰囲気を纏ったやちむんを生み出されています。


荏原さんは毎回同じ柄を見つける方が難しいほど、幾何学模様や動植物などの多彩な絵付けで楽しませてくださるのですが、今回は新たに作られている人の横顔の絵付けもお目見え。


ユーモラスな表情に心掴まれます。


タタラ皿でも人の横顔のモチーフが。

料理や菓子を乗せる使い方はもちろんですが、アクセサリートレイとして耳元にピアスを乗せてもきっと素敵でしょう。イメージが膨らみます。

他にも様々な形が並びますので、ぜひお気に入りを見つけにいらしてください。



7寸皿



汁碗・マカイ



マカイ・泡盛カップ


買い付けの話も終盤になり、「夕ご飯食べていくでしょ」とご馳走になった荏原さんお手製のカレー。やはり荏原さんの作るやちむんには荏原さんの料理が1番似合いますね。


素晴らしい味覚と腕を持つ荏原さんのお料理に舌鼓。ワンプレート丸ごと美味しくて優しくて…お腹も心も目一杯に満たされました。


各地でパワーをいただいた2日目。

次回のブログでは3日目をレポートしますのでどうぞお見逃しなく。



『OKINAWAN MARKET 2026』
会期:2/14(土)-23(月・祝)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

イベントに並ぶ商品は、会期中お取り置き・お取り寄せ・通販ともに不可とさせていただきます。お問い合わせは[☎︎03-5368-7304]へお電話ください。

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『OKINAWAN MARKET 2026』に並ぶ品々は店頭でのみご覧になれるものも多いため、フォローしていただくと情報チェックが便利です!

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Mori

陶藝玉城・江口窯・室生窯・田村窯・こだま土-OKINAWAN MARKET 2025-

ただいま新宿 BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIOにて開催中の『OKINAWAN MARKET 2025』

イベントのためにご用意した品々はお陰様で連日お客様のもとへ渡っておりますが、沢山ご用意できましたので、まだまだ見応えたっぷりの店内です。


玉城望さん若子さん夫妻による<陶藝玉城>のやちむん。琉球王朝時代のやちむんに魅せられたお二人は、2000年に個人窯の登り窯を大宜味村にて開窯し、2015年には九連の登り窯、<大宜味共同窯>にも参画。

細やかできりっとした表情の掻き落としや、穏やかな染付けが素敵です。










<江口窯>江口聡さんは2002年に本部町にて開窯。3袋からなる登り窯を構え、2021年には<金城次郎窯>の共同窯にも加入されています。

ユーモラスな表情が描かれるエジプト紋をオマージュした男の子女の子シリーズや、繊細な線彫、高さのある高台のマカイや、大胆な指描きなどがご覧いただけます。











<室生窯>谷口室生さんは2010年に名護市にて開窯。<室生窯>が『OKINAWAN MARKET』に並ぶのはお馴染みなので毎年お目当てにされている方も多いでしょう。

沖縄の伝統やスカンジナビアデザインなど、好きなものを捉え、自身の作陶に表したモダンなやちむんが並びます。新たな紋様や縁付き皿などもぜひ見ていただきたいです。











<田村窯>田村将敏さん麻衣子さん夫妻も2010年に独立。室生さんと同時期に読谷村で修行をされていました。大宜味村にて開窯し、2020年には5年の歳月を掛けた自作の登り窯が完成。

登り窯での焼成も回数を重ね更に力強さを増す表情、魚紋や蟹紋も多数選ばせていただいています。











<こだま土>荏原麻理さんは2012年南城市にて独立。技術は沖縄で育まれましたが、荏原さんの背景にあるアジアやアフリカなど、エスニックな雰囲気を纏った表現は一目で独自の個性が伝わることと思います。 一つひとつ描かれる柄が異なる点は、荏原さんが楽しみながら作られている姿、使い手が楽しみながら選ぶ姿を思い浮かべます。










昨年はこちらの5つの窯元の皆さんが在店してくださったんですよね。左から、<陶藝玉城>玉城望さん、<田村窯>田村将敏さん、<室生窯>谷口室生さん、<こだま土>荏原麻理さん、<江口窯>江口聡さんです。


在店時にインスタライブにもご出演いただきました。昨年のライブアーカイブも併せてご覧ください。▶︎こちら


初日夜に行ったインスタライブでは、イベントに並ぶ手仕事の数々をディレクター 菊地、バイヤー 藤田とともにご紹介いたしました。


アーカイブを残しておりますので、ぜひご覧ください。▶︎こちら(約45分の長さです)



『OKINAWAN MARKET 2025』
会期:2/21(金)-3/2(日)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

イベントに並ぶ商品は、会期中お取り置き・お取り寄せ・通販ともに不可とさせていただきます。お問い合わせは[☎︎03-5368-7304]へお電話ください。

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Mori

こだま土と江口窯、拓美窯-OKINAWAN MARKET 2024-

いよいよ明日からスタートする『OKINAWAN MARKET 2024』。漸く皆さまにお届けできると思うと楽しみでなりません。

今回は<こだま土>、<江口窯>、<拓美窯>の3つの工房をご紹介いたします。


<こだま土>は、昨夏神戸にて開催した『M
ixture of craft by fennica』より取り扱いをスタートした荏原麻理さんによる工房です。

ダイビングで訪れたことをきっかけに沖縄へ移住。あたたかな沖縄の土に惹かれた荏原さんは、<読谷山焼 北窯 宮城正亨工房>のもとで6年間修行し南城市で独立されました。


<こだま土>4寸マカイ
価格:¥2,750(税込)
商品番号:56-71-0650-553


陶芸の道に進む前は、東京や沖縄でエスニック雑貨を扱う店を運営されていたそう。工房にはアフリカンクラフトが並び、荏原さんの生み出すやちむんにもプリミティブアートの雰囲気が漂います。


<こだま土>3寸皿
価格:¥1,320(税込)
商品番号:56-71-0648-553

<こだま土>8寸皿
価格:¥5,940(税込)
商品番号:56-71-0644-553


イッチンや線彫で描かれる落ち着いた色調の唐草紋。

<こだま土>7寸皿
価格:¥4,950(税込)
商品番号:56-71-0645-553


アフリカの布織物の模様を彷彿とさせる動きのある筆絵など。

<こだま土>4寸皿
価格:¥1,650(税込)
商品番号:56-71-0647-553


伝統技法を用いながらも多彩な表現で使い手を楽しませます。


<こだま土>マグ
価格:¥3,300(税込)
商品番号:56-71-0934-553


<こだま土>蕎麦猪口
価格:¥2,420(税込)
商品番号:56-71-0649-553


<こだま土>のやちむんに盛り付けられたカレーがなんとも良い雰囲気で美味しそうですね。初日から3日間、荏原さんも在店してくださいますのでぜひお話しを伺いにいらしてください。

-荏原麻理さん在店日時-
2/16(金)16:30-20:00
2/17(土)15:00-18:30
2/18(日)11:00-12:00

※予定が変更となる場合もございますので、予めご了承くださいませ。



続いてご紹介するのが、<江口窯>江口聡さんによるやちむん。


江口さんは沖縄へ渡り、人間国宝 金城次郎の長女である<金城次郎窯>宮城須美子さんのもとで8年修行された後、2002年本部町にて独立されました。2021年には<金城次郎窯>の共同窯に加入され、様々なやちむんを製作。<fennica>では昨夏開催の『fennica pop-up store in 京都』からのお取り扱いです。

自作の3袋からなる登り窯を構え、<壺屋焼>の伝統を踏襲しながらも、江口さんの感性から生まれる自由で伸びやかなやちむんを作られています。

踊るように描かれた蛸の紋様の平皿。


<江口窯>7寸皿 1枚焼き
価格:¥5,060(税込)
商品番号:56-71-0946-473


掻き落としの連花紋や筆絵の唐草紋のフリーカップ。


<江口窯>陶コップ中
価格:¥2,530(税込)
商品番号:56-71-0963-473


釉薬の垂れ具合が美しい流し掛けのマカイ。


<江口窯>4寸マカイ 重ね焼き
価格:¥2,090(税込)
商品番号:56-71-0957-473


指描きの絶妙なバランスが印象的な鉢や平皿。


<江口窯>7寸鉢 1枚焼き
価格:¥5,390(税込)
商品番号:56-71-0949-473

<江口窯>7寸皿 重ね焼き
価格:¥4,620(税込)
商品番号:56-71-0947-473


唐草紋のマカイなど。


<江口窯>6寸マカイ 重ね焼き
価格:¥3,410(税込)
商品番号:56-71-0961-473


登り窯ならではの味わいある焼き上がりが素敵です。

初日から3日間、江口さんも在店してくださいます。製作についてお話が伺える貴重な機会となります。


-江口聡さん在店日時-
2/16(金)16:30-20:00
2/17(土)15:00-18:30
2/18(日)11:00-12:00

※予定が変更となる場合もございますので、予めご了承くださいませ。



最後に、『OKINAWAN MARKET』でのご紹介もお馴染みとなった<拓美窯>比嘉拓美さんのやちむんです。

名工 上江洲茂生さんのもとで11年修行された後、2000年読谷村瀬名波に工房を構えました。

自身の仕事を模索する中生まれたのが代表作である鳩のデザイン。平筆を使って何か描けないかと手を動かす中で自然とできあがったのだそう。今回、定番の少し小ぶりなマグに丁度良い小さなドリッパーも届きます。


<拓美窯>ドリッパー
価格:¥4,070(税込)
商品番号:56-71-0818-629

<拓美窯>マグ
価格:¥2,750(税込)
商品番号:56-71-0811-629


上江洲さん譲りの伝統的な唐草紋のマカイ。


<拓美窯>4寸マカイ
価格:¥1,760(税込)
商品番号:56-71-0812-629


こちらは鳩が描かれた焼成前の平皿。


<拓美窯>7寸皿
価格:¥4,400(税込)
商品番号:56-71-0814-629


イカ釣りがお好きな比嘉さんによるアオリイカの紋様も。今回は染め分け皿のように2トーンに仕上げた平皿も並びます。


<拓美窯>5寸皿
価格:¥2,420(税込)
商品番号:56-71-0813-629


焼き上がりはこちら。アウトラインを描いてから埋めるように染付する筆跡が印象的です。


長角皿はこれまでなかった一回り大きなサイズもピックアップ。


<拓美窯>長角皿
価格:¥2,970(税込)
商品番号:56-71-0809-629

<拓美窯>長角皿 大
価格:¥5,940(税込)
商品番号:56-71-0810-629


伝統的な点打ちのバランスも窯元毎に特色があるので、イベントでお楽しみいただけたら。


<拓美窯>のやちむんは会期と同時に公式オンラインショップでもご覧いただけるように準備できましたので、ご来店が叶わない方もぜひお買い物をお楽しみください。

次回のご紹介もどうぞお見逃しなく。


『OKINAWAN MARKET 2024』
会期:2/16(金)-2/25(日)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

-作家在店-
2/16(金)-2/18(日)の3日間は作り手が在店します。対面してお話できるまたとない機会となります。
<室生窯>谷口室生さん、<陶藝玉城>玉城望さん、<田村窯>田村将敏さん、<江口窯>江口聡さん、<こだま土>荏原麻理さん、<金細工まつ>上原俊展さん

※<金細工まつ>上原俊展さんは、2/18(日)19(月)在店予定となります。

※予定が変更となる場合もございますので、ご了承ください。

イベントに並ぶ商品は、会期中お取り置き・お取り寄せ・通販ともに不可とさせていただきます。お問い合わせは[☎︎03-5368-7304]へお電話ください。

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『OKINAWAN MARKET 2024』に並ぶ品々は店頭でのみご覧になれるものも多いため、画像リンク先でフォローしていただくと情報チェックが便利です!

▼<fennica>レーベルページ



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