スタッフ「ろまんす吉澤」の記事

ヘビーデューティースタイル。

こんばんは、ろまんす吉澤です。


先週は「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」を鑑賞。売れないコメディアンであったアーサーが「悪のカリスマ」であるジョーカーになるまでを描いた前作。世界的に大ヒットを記録したが、原作を知るファンからは今まで我々が知るジョーカーとは何かが違うと感じていた。その小さな疑問が今作で解消されるなど、個人的には非常に満足度の高い作品。冒頭の古いアメリカンカートゥーンを踏襲したシーンは個人的なツボを突かれ、お気に入りなシーン。賛否あるかもしれませんが僕の今シーズンオススメの一本。


さて、昨年から10月に入っても日中は暑さを感じる日も多く、年々秋が減っていく感覚を覚える。しかし昨日から20℃を下回る日が増えるそうで、ようやく秋の到来を肌で感じられるようになってきた。


先週のプラジオでのウィークリーテーマでも扱ったように、これからは「レイヤード」の季節がやってくる。


洋服を重ねる事が出来る喜びは洋服屋で働く身としてはこの上ない。同じくラジオでも語ったが、今シーズンの気分はベスト。勿論例年の如くBEAMS PLUSでは様々なベストをラインナップしているが、今秋私が一番欲しいと願っていたアイテムが遂に入荷してきた。




Down Vest Nylon Oxford
カラー:ORANGE、GOLD、OLIVE、BLUE
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥52,800(税込)
商品番号:38-06-0112-139

クラシックなアウトドアウェアを連想させるこのダウンベストは今シーズンから登場の新型だ。


まず特筆すべき点は生地。


ここ近年、BEAMS PLUSでは定番であるナイロンオックスフォード。緯糸に中空のタスラン糸を使用する事で合成繊維特有の軽さは備えながらもコットンライクなマットな質感を表現。昔ながらのアウトドアシーンで使われていたような質感を連想させる。


さらにクラシックな見た目を担うのがこの裏地。


クラシックなダウンベストは一般的にはベージュやタンの裏地が印象的である。今回のGOLDの裏地はそれを連想させてくれるが、もうワントーン暗いカラーリングである為クラシックな印象を損なわずに落ち着いた印象を表現している。




ダブルポケットのディテールは使い勝手も抜群。大事なものはフラップポケットに。


また細かな所にも抜かりないのがBEAMS PLUS。叩き打ちのスナップボタンは些細なディテールながら、ヴィンテージらしい空気感を醸し出している。



同じくゴールドで揃えられたフロントジップ。ダブルジップにする事で着こなしの幅を広げてくれる。こちらは「IDEAL」製。


そして今回、何より私が惹かれた部分はカラーリング。


BLUE


ORANGE


OLIVE


GOLD


と全4種のカラー展開とバリエーションも豊富。全体的にで落ち着いたカラーリングの為汎用性があり、シンプルな装いにもしっかりとハマってくれる。


こうしたスクエアパックのダウンベストだと着丈に前後差のあるディテールも存在するが、こちらは前後差がなくボクシーなシルエットが強調されている。



ゆったりとした身幅とも相まってレイヤードのし易さを叶えてくれている為、所謂オーバーベスト的な使い方が可能。

ヘビーデューティーなムードを感じる昨今はブルゾンの上から羽織りたい。

(ヘビーデューティー×アイビーなスタイルであればツィードのスポーツコートの上から羽織るのもまた良い。。)


様々なスタイリングが思い浮かぶのもシンプルなルックス故なのだろうか。




さて、今回私はスポーティーなアイテムとのスタイリング。スウェットパンツと組み合わせクラシックアウトドアな印象に。今回はスニーカーでスポーティーに仕上げたが、ブーツなどでよりラギッドなムードを高めても良い。


今回私(H.178cm、W.65kg)でMサイズを着用。


インナーにカウチンやアランニット、ブルゾンやスポーツコートと比較的手広い守備範囲で日々のスタイリングのアクセントとしても活躍してくれること間違いなし。



最後にこのダウンベスト、800フィルパワーと羽織ってるだけでもしっかりと暖かい。ダウン:フェザーの比率も9:1と軽さを最も感じる事ので出来る比率。立ち襟であるが、首元の圧迫感もなく着用し易い。これもスクエアパックならではかと。


BEAMS PLUSのアズマのスウェットと組み合わせれば年内は勿論、冬も越せる。。。のではないだろうか。


在庫も海外へも卸している兼ね合いで少なめとなっていますのでチェックはお早めに。


それでは今週はこの辺で。







まーた来週〜!



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PALACE × BEAMS PLUS COLLABORATION PRODUCTS

こんばんは、ろまんす吉澤です。



突如ビームス プラス 原宿の店内に現れた三角形のオブジェ。正体はPALACE SKATEBOARDS × BEAMS PLUSのコラボレーションコレクション。


先週半ばに発表された本コレクションはお客様、スタッフ問わず話題となった。


2009年にロンドン発のスケーターブランドとしてスタートし、今や世界中に知られるPALACE SKATEBOARDS。アメリカンクラシックスタイルを得意とするBEAMS PLUSとの共通点は一見ないようにも思える。


しかし、アメリカントラディショナルの源流を辿るとイギリスに辿り着くのは言うまでもない。


企画が始まったのは1年半前。PALACEのスタッフがBEAMS PLUSのプロダクトを愛用して頂いていたのが始まり。


そこからトントン拍子に話は進み、今回の発表に至る。私もロンドンのストリート文化に造詣が深い訳ではないが、初めてこのコレクションを目にした時に普段のBEAMS PLUSとは異なる印象を受けた。


しかし、話を聞いていくとBEAMS PLUSらしいモノづくりは健在である。


その中でも今回は私のオススメをご紹介していきます。




無類のチノ好きとして知られる私はやはりチノトラウザーズが気になる。


エンブロイダリーのチノトラウザーズ自体はIVYスタイルは基よりBEAMS PLUSにもよく登場する。ペナントやポロ競技、BEAMS PLUSだとロブスターやヨット、今シーズンはスキーヤーでリリースしている。


しかし今回は今までのそれとは印象が異なる。

最もその一因を担っているのがやはり「パッチ」であろうか。


ベースなデザインはBEAMS PLUSではお馴染みの2プリーツトラウザーズ。



今回はロンドン(イギリス)のPALACEとのコラボレーションという事でブリティッシュトラディショナルなムードを含んでいる。


チャールズ皇太子の着用するシューズなど、破れた際にパッチなどで補修する事で、良いものを永く愛用する精神を忘れない所謂「チャールズパッチ」をモチーフにしている。



綾目の立った肉厚なツイル生地に異なるカラーリングのパッチを合わせ、補修に見せている。BIEGEカラーはオリーブやホワイトなどの組み合わせは英国らしいカントリーなムードさえ感じさせる。

また通常はダブル仕様であるが、今回はタタキの処理。更に吐き込んだかのようなほつれの加工も行い、武骨な印象も感じさせてくれる。





そして特徴的なエンブロイダリーはドラゴンやユニコーン、ナイトにグリフォンなど中世ヨーロッパの神話に登場する伝説の生き物が刺繍にて表現。BEAMS PLUS拘りのモノづくりと芸の細かさを確認する事が出来る。


また、それにより所謂「アメリカ的」なエンブロイダリーパンツと比べて、ややポップな印象を演出してくれる。しかし上記のパッチも含めて子供っぽくならず、良い塩梅に仕上げられている為、日々のコーディネーションに迷う事はない。


カラーバリエーションは既出のBEIGEの他、NAVYと2カラーで展開。




NAVYには同色であるネイビーやブラックなど暗めのトーンのパッチが配されており、落ち着いたトーンに。


元のトーンが暗いこともあり、パッチも使い古したようなアタリが既に出ている。着込んで行った際に変進開花(経年変化)をより感じられ、BEAMS PLUSをご愛顧頂いている方にも取り入れ易い。


さて今回私はベーシックにネイビーブレザーと合わせたスタイリングに。H.178cm、W.65kgの私でサイズMを着用。


先述のパッチがプレップスクールに通う学生がIVYな父親や兄弟への反抗心からわざと洋服を汚したり加工を加えていたりといった背景を連想。


その為、ベーシックなIVY、PREPPYスタイルにももってこい。

新たな世界をも魅せてくれる今回のコレクションは非常にオススメ。


店内の様子もいつもとは異なる雰囲気ですので、是非一度足を運んで頂ければと思います。




それでは今週はこの辺で。







まーた来週〜!



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Quaker Marine "Surprise"

こんばんは、ろまんす吉澤です。


先日は久し振りに笹塚の名店「天空のアジト マルシンスパ」へ。100℃を超えるサウナ室と地下から汲み上げた良質の水風呂。特化したものはないが、全ての水準が非常に高く、正に名店と呼ぶに相応しいサウナ。8月に10周年を迎え、システムのマイナーチェンジを行い、より居心地の良い空間へと進化。


雨の多い最近は浴室に置かれたフルフラットチェアで休憩しながら、少し空いた窓から秋風を感じる位が非常に心地良い。


ここから寒くなっていくシーズンは無理に外気浴で身体を冷やすより、内気浴で緩やかな時間を過ごすのもオススメです。


さて、そんな今週も先週に引き続きローンチアイテムが2ブランド。そのうちの1つを私からご紹介。




今年の夏、暑い日差しからBEAMS PLUSクルーの頭を守った「Quaker Marine Supply」。


人気を博し、有難い事に即完であった事も記憶に新しい。今シーズンは春夏に引き続き、ブランドの定番であるOystermanとSwordfishをリリースしています


ブランドについての説明は前回のこちらをご覧下さい。


まずはOystermanから。



Quaker Marine Supply /Oysterman
カラー:Natural
サイズ:FREE
価格:¥13,200(税込)
商品番号:38-41-0305-395

Quaker Marine Supply /Oysterman Yellow Waxed Canvas
カラー:Yellow Waxed Canvas
サイズ:FREE
価格:¥15,400(税込)
商品番号:38-41-0308-395

小説家アーネスト・ヘミングウェイが愛用していた事でも知られるOysterman。ナチュラルボディにブラックのパテントレザーによる2トーンが印象的。


4.5インチ(11.5cm)のロングビルはやや傾斜が強く、直射日光は基より、海上での強い照り返しからもしっかりと目を守ってくれる。


またパテントレザーにより、悪天候下でも雨を弾き、単純なアウトドアギアとしても力を存分に発揮してくれる。




そんなOystermanに今シーズンはイエローが仲間入り。

ロングビルは健在ながら、ボディはキャンバスにオイルを染み込ませたオイルドコットンを使用し、撥水性も向上している。

またNaturalと比べ、やや重厚感のあるルックスである為、秋冬らしいウーリーなアイテムとのバランスもしっかりと保ってくれる。



【別注】Quaker Marine Supply / Oysterman Canvas×Leather
カラー:Natural Canvas × Leater
サイズ:FREE
価格:¥15,400(税込)
商品番号:38-41-0309-395

Quaker Marine Supply / Swordfish
カラー:Natural
サイズ:FREE
価格:¥13,200(税込)
商品番号:38-41-0307-395

【別注】Quaker Marine Supply / Swordfish Wool Black Watch
カラー:Black Watch
サイズ:FREE
価格:¥15,400(税込)
商品番号:38-41-0306-395

次にSwordfish。Oystermanと比べると1インチ短い3.5インチ(9cm)のロングビルの仕様。


今回はこのSwordfishではNaural(画像中央)以外はBEAMS PLUSで別注。


Black Watchはウール素材で暖かみのある印象に。春夏でも人気を博したマドラス同様トラディショナルなムードも感じられる。その為スポーツコートとの相性も抜群であると同時にBlack Watch、ツィードのルックスから英国調なカントリーなスタイリングに組み合わせても良い。


早速スタッフ坂本が即着。

ネイビーブレザーにピンクのタブカラーシャツとトラディショナルなムードにBlack Watchのキャップ。敢えて色合わせをするでもなく、普段の装いに何気なく加え、いつもとは異なる印象を演出する事が出来る。



そして私着用のブラウンレザービル。他のモデル同様、ナチュラルのキャンバスを使用したクラウンに牛革をのロングビルを配した4パネルのキャップ。


キャンバスの軽快な質感でありながら、ブラウンのレザーにより重厚感とラギッドな印象が同居したルックス。ブラウンレザーならではなツィードやホームスパンなど、こちらも重厚感のあるアイテムとの相性は抜群。


比較的ライトブラウンと呼ばれる様なカラーリングであり、汎用性にも優れている。特に昨今ムードの高まるヘビーデューティなスタイルに付け加えるのが個人的なオススメ。



【別注】Quaker Marine Supply / Swordfish 5Panel
カラー:BROWN、NAVY
サイズ:FREE
価格:¥15,400(税込)
商品番号:38-41-0304-395


そして今回、異質な雰囲気を纏うコーデュロイ。過去のアーカイブからサンプリングした「QMS」のロゴが印象的である。

このコーデュロイは5パネルの仕様。更にロープも配し、今までご紹介してきたSwordfishとは印象が異なる。


マリンを源流にもつQuaker Marine Supply。かつては海軍や船乗りが付属のこのロープを垂らし、首に掛ける事で船上での荒波に耐えていた。

そうした背景を参考にしたデザインはその後使われる事が少なくなり、今日ではデザインとしてその名残を見る事が出来る。


それをマリンらしい印象を持たせる為に、コーデュロイのボディにて表現されている。足元にはデッキシューズやモカシンなど軽快な印象と組み合わせたい。


今回は前回にも増し、豊富なバリエーションでご用意はしておりますが、有難い事に早くも沢山のお問い合わせを頂いております。


お電話や取り寄せでのお問い合わせも受け付けておりますので、気になる方はチェックはお早めに。


それでは今週はこの辺で。







まーた来週〜!



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"BLACK" Sleep Wear.

こんばんは、ろまんす吉澤です。


早いもので本日で9月も終わり。10月へと突入し本格的に「秋」を感じるシーズンに。


10月は落ち葉が敷き詰められたキャンパスから連想される「カレッジ」、子供やティーンの行事である「ハロウィン」などアメリカらしい秋を感じられるシーンが多い季節。


私は先日公開した「ビートルジュース ビートルジュース」を鑑賞。88年に公開されたティム・バートン氏が手掛けるコメディ・ホラーである「ビートルジュース」。


36年振りの続編となる今作は前作に引き続き、ティム・バートン氏らしいダークホラーな世界観はしっかりと表現されている。


前作のオマージュも至る所に散りばめられているのは勿論の事、個人的に感動したのはラストのエンドロールのシーン。登場人物の静止画にデカデカと俳優の名前が表示される、80sムービーらしい演出は非常に心揺さぶられる。


今秋、ハロウィンを感じるにはもってこいな映画。オススメです。


さて、前置きはこの辺で終わりにし、先週末発売したこちらを今回はご紹介。




【別注】MOJITO / Absinth Shirt Mint Logo
カラー:Black
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥34,100(税込)
商品番号:38-11-1406-697

【別注】MOJITO / Gulf Stream Wide Mint Logo
カラー:Black
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥37,400(税込)
商品番号:38-24-0363-697

今シーズン、MOJITOとの別注は「Sleep Wear」をキーワードにブランドの定番であるアブサンシャツ、ガルフストリームパンツをアレンジ。


シャツ、パンツと共通してブラックのコーデュロイのボディ。細畝で鈍い光沢を感じるコーデュロイはどこか上品な印象。



その上からブランドのアイコンであるキューバミントの葉をプリント。ドット柄のようにも見えるように配置バランスにも気を配っている。

その為、50sらしいムードも感じるものの、所謂ブラックの衣料が持つ不良性とは異なり、高貴な印象であるのは生地感の為であろうか。


それともSleep Wearとしてのディテールがそう見せてくれるのだろうか。



シャツに関してはリラックス感を持たせる為にゆったりとしたパターンを採用。

武骨な印象の強いMOJITO のアブサンシャツであるが、襟から前立てに掛けてパイピングを施す事で「Sleep Wear」らしいルックスへと変貌を遂げている。



またフロントのボタンは同色の小ぶりなものを選定。

ボディへの馴染みも良く、いい意味で印象に残らない仕様は日々のスタイリングのし易さも向上している。



MOJITOのインラインでの定番であるスリーピングシャツに付けられる袖へと変更し、リラックスしたムードを演出している。



そしてパンツ。ワイドな裾幅と太めなシルエットがリラックスした印象を演出。

シャツと同様にキューバミント柄を配している。



印象的なウエストベルトは健在。

やや大きめのサイズをチョイスする事で生まれるウエスト周りのシャーリングはガルフストリームパンツの醍醐味。


このベルトも共生地のコーデュロイを使用し、パイピングが施されている。その為ベルトを外し、上から着用したガウンのウエストコードと取り替えても良し。

様々な着こなしを可能にしてくれる仕様は想像力を掻き立てられる。


また2アウトプリーツのフロントデザインはトラウザーズとしての単品使いにも適しており、その場合エンブロイダリートラウザーズのようにも見えてくる。

その為、スポーツコートを始めとするジャケットスタイルにももってこい。


また「ブラック」というややモダンなルックスで、普段BEAMS PLUSのアイテム群にラインナップされる事の少ないカラーリングであるが、プリントや生地感も相まって通常のそれとは異なり汎用性に優れている。


それはSleep Wearという今回のコンセプトの性質上、通常気を配る最大の要素である他のアイテムと「馴染ませる」必要性がない為、解釈次第で様々なコーディネーションを可能にしてくれる。


さらにコーデュロイの素材の特性上、着込んで行った際にチャコールのようなカラーリングへと変化していくであろう様も非常に面白く、グレートラウザーズ的解釈で着用も可能にしてくれる。



さて、今回私(H.178cm、W.65kg)でシャツ、パンツ共にLサイズを着用。


Sleep Wearらしい印象にする為普段よりワンサイズUPでチョイス。程良いリラックス感とタウンユースし易いサイズ感。



今回は上からBEAMS PLUSのBox Fitのスポーツコートを羽織りトラディショナルな印象をMIX。同じトーンで纏め統一感を図りました。


早くも店頭からは数が少なっておりますのでチェックはお早めに。


それでは今週はこの辺で。







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新型"スポーツマンコート"

こんばんは、ろまんす吉澤です。


先日は川崎にある「小松湯」へ。所謂「銭湯サウナ」で例に漏れる事なく遠赤外線型のサウナ室を備えている。6人掛けで比較的こじんまりとしたサウナ室は120℃と高めの温度設定で短時間で身体の芯から暖める事が出来る。またローカルルールがあり、更衣室に無造作に置かれた様々なジャンルの漫画をサウナ室や浴室で読む事が出来るのも非常に面白い。その他にもウィスキングが出来るなどサウナ室での自由度は非常に高い。


さらに炭の入った水風呂は水質が滑らか。更に水温9℃とサウナ室との落差が激しく、頑張っても45秒程しか浸かっていられない。しかし、その水風呂を耐え抜いた後の「整い」は非常に快感である。


外気浴場はないものの、整い椅子は浴場に3席、更衣室に3席携え、タイミングが良ければフルフラットタイプでも整う事が出来る。


また銭湯である為、浴室内にシャンプーなどはないが、受付ではサウナーの美容師と開発したオリジナルのオールインワンシャンプーを販売している。檜の香りのシャンプーはサウナ室内だけでなく、身体を洗う前段階の状態からリラックス出来る素敵な銭湯でした。


さて、そんな今週は「暑さ寒さも彼岸まで」との言葉の通りどうやら気温が落ち着くとの予報。今回はこちらをご紹介。



Sportsman Coat Hard Twisted Oxford Print
カラー:CEMENT
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥60,000(税込)
商品番号:38-19-0104-791

9月も終盤に差し掛かり、10月も目前。ここ近年10月でも暑い日があるが、暦上ではれっきとした「秋」。


そうなるとやはり「アウター」は気になるところ。


今回ご紹介するこの「スポーツマンコート」は今シーズンの新型。1940〜50sのアメリカンアウトドアメーカーのハンティングジャケットを意識した大衆衣料が基になっている。



私が着目した点はハーフコート程のやや短めな丈感。アメリカンウェアにおける「スポーティー=カジュアル」でオーバーコートとしてのそれとは異なる印象。古着で見たような、映画やシットコムで見たような。はたまた子供の頃、従兄弟が着ていたのか。。思い出す事が出来ないが、頭の奥深くで眠っていた記憶が蘇り、懐かしい気分になる。



更に羽織る事で自然と見えてくるヘビーフランネルのライニングが非常に良い雰囲気を演出。カジュアルながらもボディに対しての相性の良いカラーリングのチェック柄は秋らしい暖かみのある印象も与えてくれる。



またアウトドアシーンを由来に持つアイテムである事で、ハンティングジャケットなどでも使われる半月型のポケットに。しかし上部をウェルトポケット調にアレンジする事でちょっとした違和感を演出している。



またボディに映えるゴールドジッパーは1940s〜50sのアメリカ製ジッパーを基に復刻したユニバーサル社のものを使用。更なるクラシックなムードを高める為に一役買っている。



そしてフード。よりスポーティーな印象を担うフードはジッパーにより取り外しが可能に。気分やシーンによって異なるルックスを演出出来る。



生地は強撚したオックスフォード組織を使用。しっかりとした肉感のある生地である為、襟を立てる事で先程とは全く異なる印象を演出する事も出来、汎用性抜群である。



また袖口にはリブを備え、急激な気温低下や風の侵入を防いでくれるなど懐も深い。


さて、ここまでディテールの話をしてきたが何といってもこのコートの最大の特徴はプリントではないだろうか。



「シミ」のように見えるこれは実はプリント。BEAMS PLUSではお馴染みのインクジェットプリントを施し、小慣れた印象や奥行きを表現している。



またステッチ周りにはパッカリングのような表情が見られるがこれもプリント。


今回見えている古着のようなアタリやパッカリング、日焼けやシミのような質感は全てプリントで表現されている。一見するとコレがプリントなのか否か見分けが付かない。それほどの高い技術力には脱帽である。


更に先述した強撚したオックスフォード生地に針布起毛と呼ばれる起毛加工を施す事で、コシの抜けた風合いがプリントと相まって独特な質感となり、違和感のない自然な風合いが特徴である。


さて、今回私(H.178cm、W.60kg)はLサイズを着用。インナーには同じく今シーズン人気を博しているパナマプレイドのオープンボタンダウンシャツを着用していた為、ミッドレイヤーとしてホームスパンのジャケットを着用。



正直まだ早い提案かとは思いますので、今時期はライトなウェイトのシャツに合わせるのが現実的かと。


ボタンダウンを始めとした所謂アメリカ人の"日常着感"を演出するか、ワークシャツやガイドシャツなどヘヴィーデューティーに組み合わせるか。はたまた"ヘビアイ"に組み合わせるか。解釈や組み合わせるアイテムによって表情を変えてくれるスポーツマンコート。


他にもナイロンオックスフォードの同型も入荷していますので、是非店頭にてお試し下さいませ。


それでは今週はこの辺で。







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私の"愛革遍歴"は。。

こんばんは、ろまんす吉澤です。


週末に実妹の結婚式の為に沖縄へ家族で旅行に。高校の修学旅行以来となる沖縄は台風13号の接近に伴い、大荒れの天気予報。しかし本島に到着した後数時間は大雨に見舞われるも、2日目の式当日は天候にも恵まれ、無事式を終える事が出来ました。


新郎側の親族とは初対面であったものの、同業者である事が話の中心となり直ぐに打ち解け合い一安心。


私とは性格も趣味も異なる妹の晴れ姿もしっかりと見届ける事が出来、思わず涙を溢しそうになるシーンもあり良い式でした。


ただ一つ、いや二つ程心残りがあるとすれば、古着散策とサウナが出来なかった事。歴史的背景も相まってアメリカ文化が発達する沖縄。先月スタッフ清野が同じく沖縄へ旅行に行った際に、伺っていた情報を活かすことが出来ず。ほぼ自由時間はなく、沖縄のサウナ事情を仕入れる事も出来ず、それだけが心残り。笑


またいつか旅行した際に、その二つは必ず達成したいなと思います。


さて、そんな週末からスタートしているのが「MOTO Order Fair」。前回のブログでもご紹介した様にバッグパックのオーダーが可能。ホースフロントのレザーを用いたバッグパックは通常のそれとは異なるルックスが特徴。


そんな中、日頃から提案している定番のこちらも再入荷しイベントのムードを高めてくれています。




(左ホースフロント、右ホースバットスウェード)

【別注】MOTORATORY / L字ジップ ウォレット
カラー:BLACK、BROWN
価格:¥22,000(税込)
商品番号:38-64-0009-966

MOTORATORY / L-Zip Wallet Horse Suede
カラー:BEIGE
価格:¥27,500(税込)
商品番号:38-64-0002-966

商品の説明については以前の投稿で説明しておりますので是非そちらを。


という訳で今回は使用感を。

デザイナーの本池氏曰く「財布の究極形」と謳われるロングウォレットは一つの動作でお札に小銭、カードと全ての支払いを一括で行う事ができる。財布を使う=会計時の所作について考えられており、スマートな印象を演出する事が出来る。


更に控えめなマチであり、パンツのバックポケットは勿論のこと、スポーツコート(ジャケット)の内ポケットへの収納も苦にならないなど使い勝手が非常に良い。


またホースバットスウェードに関しては銀面が出てくる事で粗野な印象を伺う事が出来る。


通常のスウェードは革の床面(裏側)を削ぐ事で起毛感のある表情を生み出すが、MOTOの製品で扱われる「ホースバッドスウェード」は銀面(表側)の部分を起毛させている。そうする事で本来の革が持つ自然な風合いを楽しめることが出来るのでオススメ。




私所有のL字ロングウォレットは前回のオーダー会にてオーダーしたもの。「パッチワーク」をメインコンセプトにウォレットとポーチのオーダーイベントを行っていた。(当時はまだハードボイルド(仮)を目指し、ポーチはブラックをチョイス。)


約1年半程使い込み「銀面」が浮き出てきて良い表情へと変化。先述のロングウォレットとは多少異なる仕様であるがこの様な変進開花(経年変化)を遂げ、日々愛着の湧く風合いへと変貌を遂げる。


また昨今のキャッシュレス文化に伴い、現金をあまり持ち歩かないという方はこちらもオススメ。



【別注】MOTORATORY × BEAMS PLUS / Pocket Wallet
カラー:BLACK、BROWN
価格:¥18,700(税込)
商品番号:38-64-0015-966

MOTORATORY / Pocket Wallet Horse Suede
カラー:BEIGE
価格:¥24,200(税込)
商品番号:38-64-0005-966


片手に充分収まる大きさでも収納力抜群。パンツのフロントポケットに入れても苦にならずストレスフリーでご使用頂けます。勿論
こちらも同様の変進開花(経年変化)を楽しむことが出来るのでオススメの一つ。



。。とはいえやはり今回のイベントにてオーダーが可能なホースフロントのレザーバッグパックがやはり気になる所。




アメリカの学生を始め、様々なシーンで使われるバックパックは日常使いにもってこい。アウトドアシーンを出自に持つものの、今やシーンに囚われないまでに市民権を獲得してきたバックパックにはホースフロントレザーが使用されている。通常、耐久性に優れた合成繊維が印象的であるが、やはりレザーに変わるだけでも上品な振る舞いを見せてくれる。


また馬革となると他の動物の革と比べ運動量も多い為筋肉質であり肌理が細かいところもまた魅力の一つ。



これもかれこれ4年ほど前に行ったイベントでオーダーしたキャリーオールトート。今回のバックパックと同様の素材であるホースフロントを用いている。オーダーをしてからほぼ毎日の様に使い込み、雨風に晒されてもなんのその。全く気にせず使用を繰り返す事で通常、深みを増してくるところが淡いカラーリングへと変化。ヴィンテージの鞄と見間違う程の味わい深い風合いへと変化してくれている。


(恐らく普通に使っている分にはこの色にはなりません。。苦笑)


店頭にはBEAMS PLUSバイヤーのスタッフ佐久間のフロントレザーのキャリーオールトートもサンプルとしてご用意していますので、是非見比べた上でオーダー頂ければと思います。


お近くにお住まいの方には是非店頭にご来店頂き、実物をご覧下さい!レザーのバックパックがどの様なものか、「百聞は一見にしかず」です。


その他、店頭では小物やシューズなど普段展開のない委託アイテムも多数ご用意しております。是非店頭にてお確かめ下さい。


(画像をタップして頂きますと詳細ページに飛びますので是非ご確認下さい)


それでは今週はこの辺で。







まーた来週〜!



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ps.冒頭の沖縄で撮った一コマ。


雲は多くもリゾート地らしいムード、景色にリフレッシュ出来ました。

解釈、色々。

こんばんは、ろまんす吉澤です!


先週は川崎にある「レックスイン川崎」へ。

カプセルホテル型のサウナ室は常時100℃を超える所謂カラカラストロングスタイル。それでも30分毎に行われるオートロウリュは息苦しさはなく、熱さはしっかりと感じつつも、居心地が良い。更に3時間に一度、氷ロウリュウなるものがあり、サウナストーンに乗せられた氷が溶けていくのと同時に徐々に体感温度が上がっていく為、コレもまた気持ち良い。


また水風呂も15℃前後の程良い冷たさ。秋らしさは感じる気候になったとは言え、まだまだ暑い。そんな時は2〜3分と長めに取り、熱った身体を芯から冷ます。


外気浴場は露天風呂と併設されており、整い椅子がズラッと並んでいる。フルフラットタイプも2脚程備えており、寝転んだスタイルで整う事も可能。


全てのスペックが高く、且つゆったりとした空間が魅力の施設で、19時過ぎとピークタイムであったものの、全て滞りなく行えるのが何よりもオススメポイント。所謂昔ながらな食堂も趣があり、次回は是非利用したいところ


今まで同じ県内に住みながらも、中々掘ることがなかった川崎エリア。以前行った「ゆいる」を始め、サウナ水準が非常に高く、他のサウナも探ってみようかなと思案中です。



MIL Smock Nylon/Cotton Ripstop Garment Dye
カラー:CHARCOAL.G、ORANGE、SAGE、BLUE
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥22,000(税込)
商品番号:38-18-0592-791

さて、今シーズンBEAMS PLUSクルー及び原宿スタッフ間で盛り上がりを見せるガーメントダイシリーズ。


定番のMIL SMOCKの型に落とし込んだモデルが登場。


U.S.NAVYのカタパルトオフィサーと呼ばれる甲板上での作業員のユニフォームを意識したミリタリースモックは、それぞれの所属が一目で認識出来る様に様々なカラーリングである事が特徴。


BEAMS PLUSでも毎シーズンその時のムードに合わせて様々な生地やカラーリングで提案してきた。


「ヘヴィーデューティー」という言葉が再燃して数年経つが、今シーズンもその気分は変わらない。



左襟はご愛嬌。

(H.178cm、W.65kgの私で今回はLサイズを着用。充分にゆとりを感じるフィッティング。)


経糸にコットン、緯糸にナイロンを使用したリップストップ生地。その上からガーメントダイ(製品染め)を施す事で鮮やかなカラーリングが表現されている。

このガーメントダイでは経糸のコットンの部分にのみに反応する為、シャンブレーに似た独特な風合いが特徴。


勿論、着用を繰り返す事でステッチ部分にはパッカリングが生まれ、味わい深さが出てくるのもガーメントダイの製品の面白さである。


更にリップストップである事で、軽い着用感と引き裂き強度の高さなどは折り紙付きである。



またこのMIL SMOCKの特徴と言えば、外せないのはフロントの大きなポケット。


大口のポケットの中に小さいポケットを備えたダブルポケット仕様。



iPhone8がすっぽりと収まる程の大きさで収納を分けることが出来る。大きいポケットの中にものを入れた際に必ず生じる「アレ?どこ入れたっけ?」を防いでくれる。更に表まで入れた物のシルエットが干渉しない為、見た目もスッキリと見せてくれるのはファッション的にも嬉しいポイント。



勿論大きめのポケットは左右に貫通した所謂カンガルータイプのポケットは収納力抜群。手ぶらで出掛けたい休日にはもってこい。財布、スマートフォンにちょっとしたものなども収納出来、鞄入らず。



そして大きめのフード。キャップを被った上からでも突っ張る事なく被る事が出来る。天候が不安定なこの時期、急な雨にも対応出来る。

(注)ガーメントダイ(製品染め)は汗や雨に濡れた状態で擦ったりすると移染し易い為、淡いカラーリングとの洋服との着用はお控え下さい。


また首元と裾にはドローコードを配備。


プルオーバー故のゆったりとした身幅も相まってシルエットを変更する事も可能に。着用シーンに沿って印象を変えられるのも嬉しいポイントかと。


さて、ここまでディテールの説明をしてきましたが、ミリタリー由来のアイテムである事はお分かり頂けたかと思います。


しかしこのMIL SMOCKは「アウトドアらしい」ムードを与えてくれる。それはこのガーメントダイによる鮮やかなカラーリングが担っているのであろうか。


今回私が着用しているORANGEの他、ミリタリーらしいSAGE、大衆衣料らしいムード漂うBLUE、都会的なCHACOAL.Gと豊富なカラーバリエーションも魅力である。同様の生地を使用したアドベンチャーシャツとのアンサンブルな着こなしもしてみたい。


また今の時期は日中は腰に巻き、朝晩はアウターとして羽織ったりと活躍シーンは無限大。



今回私は気温が落ち着くコレからのシーズンを見越してミッドレイヤーとしてコーディネーション。ハードに洗いを掛けて変進開花(経年変化)していく様も非常に楽しみ。




是非一度店頭にてお試し下さいませ。


そして遂に今週末9/14(土)〜は当店ビームス プラス 原宿では「MOTO Order Fair」を開催。ブランド初となるホースフロントレザーを用いたバックパックは最早アートの領域。是非一度この機会にご覧下さいませ。遠方にお住まいの方はオンラインでもオーダーが可能ですので、是非お楽しみに。

(画像をタップして頂きますと詳細ページに飛びますので是非ご確認下さい)


それでは今週はこの辺で。







まーた来週〜!



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ウディ・アレンに憧れて。。

こんばんは、ろまんす吉澤です。


週末は悪天候に見舞われ、開催予定であったBEAMS PLUS LIMITED STORE at NAGOYAも残念ながら延期といった不測の事態に。楽しみにして下さっていた皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、あくまで「POSTPONED」=延期というところで、開催が叶うその時まで私も力を蓄えていきたいと思います。


さて、そんな昨日ですが私はビームス プラス 丸の内にて急遽お店立ち。リロケーション前のビームス プラス 有楽町では何度かお店立ちさせて頂いておりましたが、丸の内は初。


さてそんなビームス プラス 丸の内に1日店頭にてご案内させて頂く中で、店内の照明や着こなしの違いで変わって見えたこちらのアイテムを今回はご紹介して参ります。



SAGE DE CRET / Back Satin M-65 Type Jacket
カラー:Olive
サイズ:S、M、L
価格:¥50,600(税込)
商品番号:38-18-0660-411

SAGE DE CRET からType M-65ジャケットがリリース。9月も迎え、暦上では「秋」となるこの季節は夏の軽快な装いから打って変わりレイヤードがしたくなる。

しかし、ここ近年は暑さが気になり、限られたアイテム数の中でどうしたら格好良く、オシャレな雰囲気を演出できるのかが個人的なキーワードとなってくる。

そうした時に活躍してくれるのがこうしたミリタリージャケットであると私は思う。




また近年では有名俳優がヴィンテージのM-65を着用した事で若者の間で火が着き、国内市場での価格高騰にまで至ったことも記憶に新しい。しかし、私の中でのM-65といえばやはり「ウディ・アレン」である。


彼のナードな着こなしはベーシックなアメリカンクラシックな装いのアイコンである事は言うまでもない。ツイードのスポーツコートやクッションを充分にとったチノトラウザーズの着用の仕方など、現代でもカッコいいと思わせられるものばかりである。


正直な所、私自身争い事が得意ではないからかミリタリージャケットは"苦手".な分野であるが、彼のベーシックで時にユニークな装いを見るとどうしても着てみたくなる。


そうした「私」でも挑戦し易いM-65がこのジャケットである。


先ずは生地。コットンとリネンを8:2の割合で混紡した程良い肉感のバックサテン。ゴワつきはなく、デイリーユースし易い生地感である。また所謂「玉虫」調の光の当たり加減により、違う表地の表情を見せてくれるのも、また嬉しい。



H.178cm、W.65kg私で今回はSサイズを着用。Sサイズでもこのサイズ感である。身幅や丈感にゆとりを持たせたざっくりとしたフィッティングにする事でファッション性を高めている。



また肩周りのディテールにも特徴が。一般的なM-65にはエポレットが付き、武骨な印象を与えているが、今回のこちらは1stモデルを踏襲したエポレットなしの仕様。ソリッドでタウンユースのし易さを実現してくれている。


また注目すべきポイントがもう一つ。

両胸に備えられたマチ付きのフラップポケットや

ウエストポケットのステッチ周りなど、各所に表現されたパッカリングは小慣れた印象を演出。ヴィンテージ?と見紛うような質感は日々のコーディネートにも違和感なく馴染んでくれる。


また背面部にはウエストコード、裾にはドローコードを配し、オリジンにも見られるディテールで好みや気分に合わせて、シルエットを変えて楽しむ事も出来るのもM-65の愛される理由の一つかと。




さて、今回私は冒頭でも述べたように「ウディ・アレン」をイメージしたスタイリングに。ジャケットの武骨な雰囲気を活かし、全体的にナードな印象で纏めるとgood。


在庫数にも限りがございますので、是非秋支度はお早めに。


それでは今週はこの辺で。







まーた来週〜!



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オンブレ。

こんばんは、ろまんす吉澤です!


ふとYouTubeを見ていると、期間限定で「デジモン アドベンチャー LAST EVOLUTION」が公開されていた。勿論観た事はあるのだが、折角だからと再生して見たところどハマり。少年時代の記憶が蘇り、過去作をサブスクで観漁るように。劇中の登場人物と同様に成長した私たちの世代をターゲットにしている事もあり、内容は大人向けのアニメーションとなっているので非常にオススメです。


8月も終盤に差し掛かり9月も目前。週末にはこの時期の恒例?イベントにもなった「BEAMS PLUS LIMITED STORE at NAGOYA」が開催。ココだけでしか味わえない特別なイベントとなっていますので、是非ご来場下さいませ。


さて、最近は夜になると涼しい風が吹き、秋の訪れを感じられる日もちらほら。


そんな秋の気分が高まるシャツが入荷しました。




BEAMS PLUS / OPEN INDIGO CHECK
カラー:GREY、BROWN、BLUE
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥17,600(税込)
商品番号:38-11-0915-139

BEAMS PLUS定番のオープンカラーシャツに「オンブレチェック」が登場。


ここのところ、シャツのご紹介が多くなりますが、夏→秋への移行期間はシャツを楽しめるシーズン。


年中シャツを着ることの多い私ではあるが、特に「秋」はシャツへの物欲が高まる。



このシャツは1950sのストア系ブランドを参考にしている。BEAMS PLUSフリークの方であれば何度も聞いたワードであるかと思うが、このシャツに代表される様な直線的なカッティングやボクシーなシルエットに映えるオンブレチェックの風合いが当時の面影を確と感じる事が出来る。



生地にはインディゴ染料が使われているが、所謂デニムなどに代表される生地にはロープ染色と呼ばれる技法が用いられる。インディゴ染料自体が他の染料と比べて定着し難いという特性を活かし、所謂「中白」が生まれ変進開花(経年変化)、色落ちを楽しむ事が出来る。


しかし、今回はトップ糸呼ばれる糸を紡ぐ前段階の綿の状態でインディゴで染めている。当然糸になる前の細い繊維の状態で染めている為、色持ちがよくなるという特徴がある。


またこの方法で染めると自然なムラ感が生まれるのだが、そのムラ感がオンブレチェックの表情と非常によくマッチしてくれている。



素材はコットン100%の天然素材を使用した程良い肉感のツイル組織。洗いをかける事で、柔らかく膨らみが生まれる。所謂「ネルシャツ」らしい風合いは秋の訪れを感じさせてくれる。勿論シーズンが進んでくると、直球にレザーアイテムやツイードなどのウーリーなものとも組み合わせたい。



勿論、袖口はイッテコイ仕様。大量生産されていた時代のアメリカンウェアらしいデイリーウェアなディテールも当時の香りを楽しむ事が出来る要素のひとつ。


またカラーバリエーションも3色とあり、どの色もまた秀逸である。



既出のBROWNは土臭さの残る武骨なカラーリング。

所々に配したインディゴのカラーが良いアクセントに。



BLUEは画像程濃淡は激しくなく、爽やかな印象。それでもトーンは落ち着いていて単品としては勿論だが、インナー使いやデニムアイテムとの相性も良さそう。


最後はGREY。インディゴとグレーのコンビネーションは好相性。全体的に淡めなカラーリングであり、チノトラウザーズなどと組み合わせ、野暮ったいムードのスタイリングもカッコいい。



H.178cm、W.65kgの私でMサイズを着用。武骨なカラーリングを活かし、デニムのワークパンツと組み合わせたワークスタイルを表現。


今シーズン登場し、人気を博しているダブルダイのユーズドのトラウザーズなど、より土臭いアイテムとの組み合わせも今シーズンの気分でオススメです。


是非一度店頭にてご確認下さい。


それでは今週はこの辺で。







まーた来週〜!



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秋始め。

こんにちは、ろまんす吉澤です。


新しくチェック神本が土曜日を担当しておりますが、連休の兼ね合いで本日は私よりお届け。


先日はビームス プラス 丸の内のリチャード佐藤と「サウナリウム高円寺」へ。


サウナ室は常時102℃と高温に設定されており、セルフロウリュも可能。天井も低めの設計であり、ロウリュを行うとサウナ室の温度は急上昇。


水風呂は16℃と入り易くも冷たさを感じる温度。この後の外気浴を満喫する為、2分以上浸かり身体をしっかりと冷やす。


そして外気浴。外気浴場は屋上に位置し、一旦入口を出る。やや動線は長いものの、屋上にはフルフラットのデッキチェアが9席も並んでいる。


夏の青空を一望しながら整う時間は非常に贅沢な時間でした。


さて、残暑が厳しい時期ですが暦上は8月も後半に差しかかり、気分は完全に「秋」モード。


今回はスタッフ間で盛り上がりを見せるこちらのシャツをご紹介。




Open Botton Down Panama Plaid
カラー:YELLOW、GREEN、BLUE
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥16,500(税込)
商品番号:38-11-0914-139


今月の始めに当店BOSSの山田(兄)がBEAMS PLUSのレーベルページにてご紹介しているので、ご覧頂いた方も多いのではないでしょうか。


私も例に漏れる事なく、秋冬シーズンがスタートする前にこちらのBLUEを購入。


昨年から登場したオープンボタンダウンシャツ。

オープンカラーシャツのディテールに襟先がボタンダウンの仕様になったもの。


それについては前々回のブログにて語っていますので、是非そちらもご覧下さい。


今回私がこちらに惹かれた理由。先ずは生地。


この春夏のシーズンにリリースされた事も記憶に新しいパナマ組織。太い糸でざっくりと織り立てられた清涼感のある生地感。


「反応染料糸」と呼ばれる色持ちに定評のある糸と糸になる前の段階でインディゴにて染められた「トップ糸」をブレンドする事で生まれる絶妙なカラーリングのチェック柄が特徴。


通常、こうした色組のチェックは所謂ネルシャツに使われる事の多いイメージ。中でもヘビーネルと呼ばれるワークシャツやガイドシャツに代表されるラギッドなアイテムに多く使われています。


勿論、そうした「ネルシャツ」も着たいですが、まだまだこの暑さ。


そこで活躍するのがこのシャツ。


ルックスはその様な「ネルシャツ」を思わせながら、清涼感のある着心地、生地感の為、残暑の厳しい今の時期から着用が可能。


また前々回のブログでご紹介したオープンボタンダウンシャツはダブルガーゼ、つまり2層の生地になっているが、今回のこちらは一枚の仕立てであり、通気性にも優れています。



また襟先はボタンダウンの仕様であるが、裾はオープンカラーシャツ等に見られるスクエアのカッティングにタックアウトした際に現れる違和感のあるルックスもまた日々のスタイリングのポイントとしても活躍してくれる。また、身幅のゆったりとしたフィッティングの為、タックインした際のブラウジングの出方もまた好みである。



カラーは私着用(H.178cm W65kg 着用サイズM)のBLUEの他、スタッフ清野が着用している(H.171cm W.75kg 着用サイズL)YELLOW、スタッフ北野(H.175cm、W.65kg 着用サイズM)のGREENと他のカラーリングもとても良い。



この手のいなたいムードが抜群のシャツはチノトラウザーズで合わせたい。アメリカ的ないなたさを表現する為、足元にはモカシンと贔屓のチームのベースボールキャップでコーディネーション。


本格的なシーズンに入ればインナーとしての活躍も充分に期待出来ます。(私は淡いカラーリングのデニムジャケットが気分。。)


是非一度お手に取ってご覧頂ければと思います。


それでは今週はこの辺で。







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p.s.冒頭のサウナに行った時の写真。リチャード佐藤と共に。



リニューアルとパッチワーク

こんばんは、ろまんす吉澤です。


先日も3連休頂くも厳しい暑さでインドア趣味が加速気味に。

話題の映画を鑑賞したり、クーラーの効いた部屋でピアノを弾いてみたり。。(弾けません)

日々のスタイリングの参考にマイルス・デイヴィスやセロニアス・モンクなどの画像を漁る中、ジャズマンの演奏姿はやはり目を惹く。

この秋冬は先ずは格好からという事で、ニューポートタイプのジャケットを着たいなと思案中です。


さてBEAMS PLUSの2024Autumn&WinterのシーズンLOOKも公開され、秋物への関心が高まっている今週はこちらをご紹介。



BEAMS PLUS Work Shirts INDIA Patch Work
カラー:P/W
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥30,800(税込)
商品番号:38-11-0908-139


今シーズンより、フィッティングをリニュアールしたワークシャツにリアルパッチワークが登場。



50sのアメリカのストア系ブランドを参考にしたワークシャツは以前のワークシャツのクラシックなディテールはそのままに、ゆったりとしたフィッティングへと変更。

昨今のボリューム感のあるアイテムや高まるラギッドなムードのアイテムとも好相性。


厳しい夏の暑さを経験した後に、気温が落ち着いてくる秋口になると、こうした所謂「ネルシャツ」が恋しくなるのはある種の風物詩である。




ユニークな印象のパッチワークは8種類のインド綿をブレンドしたツイル生地をランダムに配置。全てのパッチワークが唯一無二であり、一つとして同じ配色のものが存在しない。それぞれに個性があり、一期一会な出会いもまた愛着の沸く要因の一つに。




"パッチワークであること"も普通ではないのだが、チェックのパネルの間にネイティブ柄を所々に配置し、牧歌的なムードを楽しめる点もポイントが高い。


非常に拘り抜いた、手の込んだ生地であるが、先述したクラシックなワークシャツにみられるような、アメリカンウェアらしいディテールとの塩梅が絶妙である。


剣ボロのつかない袖口の「イッテコイ」や裾の「空環」の仕様は参考にしたストア系ブランドのヴィンテージなどではお馴染みの仕様。大量生産をする為に生まれた合理的なディテールは簡易的でありながら、頑強さは備えた仕様は男心を刺激してくれる。


またこうしたディテールでありながら、パッチワークの拘った生地を使用しているあたりが、個人的には「ファンシャツ」らしいルーツも感じる事が出来る為、上からツイードやコーデュロイのスポーツコートを羽織る様なプレップなムードでスタイリングするのも非常にオススメである。


さて、今回私はいなたいムードを意識したスタイリング。


H.178cm、W.65kgでMサイズを着用。リニューアルしたゆとりのあるフィッティングが2プリーツのボリュームのあるチノトラウザーズと合わせ、バランス感を意識しました。


まだまだ暑さの残る日本の夏。秋冬の入り口はまずはシャツから。一枚でも様になる"いいシャツ"が店内には目白押し。


是非ご来店の程お待ちしております。


それでは今週はこの辺で。







まーた来週〜!



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「晩夏」始めました。

こんばんは、ろまんす吉澤です。


先週は連休を頂き、川崎へ。

新卒で美容師をしていた頃に住んでいた時期があり、それなりに土地勘もあるが、それももう8年も前と時の経過の早さを実感。街の様相も変わっていたり、そのままなところもあったり。。


前に再びこの地を訪れた際には、体調が悪かったのか失神し前歯を折る事態にまで発展したり。。


そんなある意味想い出深い地での今回の目的は勿論、サウナ、「ゆいる」。


様々な媒体で目にする機会が多いこの施設はサウナ特化型の施設。常時100℃程に設定されており、30分に一度オートロウリュがある。熱々に熱せられるサウナ室は満足感充分。


そして琥珀もぐり水風呂は圧巻。水深150cmと深めの水風呂は地下水から汲み上げられている。13℃程と、熱った身体をしっかりと冷やしてくれる。さらにもぐり水風呂の名の通り、しっかりと汗を洗い流せば潜る事が出来るのも、今の時期は非常に有り難い。


外気浴場もベランダのようなスペースに椅子がズラッと並んでおり、整い待ちをせずに済む。フルフラットの椅子も計4脚程ありフルフラット好きには堪らない。


本来ならロウリュウイベントもあり、そちらも楽しみたい所であるが、今回はその後所用があり断念。次回は是非体験してみたいところである。


さて、そんな連休を過ごしている間にビームス プラス 原宿の店頭にはちらほらと晩夏のアイテムが入荷。





Open B.D. Indigo Panama Double Gauze
カラー:BLUE、NAVY
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥16,500(税込)
商品番号:38-11-0913-139

昨年の秋冬にはチェック地のものをリリースし、国内外問わず人気を博した事も記憶に新しいオープンボタンダウンシャツ。


表地には異なる番手の糸を使用したパナマ組織にて織り上げられている。この春夏にも多く登場したパナマ組織はざっくりとした編み地で清涼感を感じる。




しかし、秋冬とシーズンが深くなっていくとそれだけでは心許ない。それを解消してくれるのが裏地の平織りのガーゼ生地。ダブルフェイスにする事で独特な凹凸感と柔らかな肌当たりの両立を実現している。


またインディゴで先染めされた糸を使用している為、着用を繰り返す事で生まれるフェード感もインディゴ製品の楽しみである事は言うまでもない。


とはいえ、最大の特徴といえば60sに実際にあったというシャツの型を参考にした独特なルックスであろう。


ボタンダウンなのに角張った印象のシルエットは違和感がある。アメリカ衣料らしいボクシーなシルエットであるものはBEAMS PLUSでもお馴染みである。


しかし、今回のそれとは大きく異なる。ボタンダウンシャツだと前立て部分は通常アールがかっているが、こちらはスクエア調である。


また台襟のない仕様のボタンダウンシャツである為、所謂タイドアップをする様なスポーティーな仕様のボタンダウンシャツと異なり、カジュアルな印象が演出し易い点もまたポイントである。



更に裾はスクエアカットになっており、ボクシーなシルエットを際立たせている。それによりゆったりとした身幅から直線的に落ちるシルエットは非常にアメリカらしい、おおらかな印象を与えてくれる。



袖口はアメリカ衣料らしくイッテコイの仕様。簡易的な始末もまたアメリカらしさを色濃く感じる一つの要因に。



トップボタンと襟先のボタンを外すとこの通り。オープンカラーボタンダウンの名称の様に、オープンカラーシャツへと様変わり。気分によって使い分けも可能にし、汎用性も非常に高い。


また先述のようにダブルフェイスの生地である為、生地と生地の間に空気の層が生まれる事で、簡単な保温性も期待出来る。今の時期はクーラーの効いた室内での羽織りとして、シーズンが進んでくればインナーにと用途も広い。


全体的なサイズ感はゆったりとした身幅ではあるが、そのシルエットを活かし、リラックスした雰囲気で御着用頂くのがオススメ。


諸事情により、今回は着用画像は割愛しますが、H.178cm、W65kgの私でMサイズを着用しています。もし不安な点があればお気軽にお問合せ下さい。


例年だと2週間後には秋冬シーズンが本格的にスタートしてくる季節。徐々に秋冬アイテムもご紹介して参りますので是非お楽しみに。

それでは今週はこの辺で。







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OLD BOY SURF CLUB.

こんばんは、ろまんす吉澤です。


地元、相模原のスケートパークは異様な盛り上がりを見せている。時節柄か報道陣も多いとか。今週中には甲子園も始まり、熱い夏がもう目の前に。


さて、そんなスポーツブームが盛り上がる昨今。今回はこちらのアイテムをご紹介。



J.Crew / SHORTS
カラー:GREEN
サイズ:30、31、32、33、34、36
価格:¥15,400(税込)
商品番号:38-25-0143-380

J.CREWとのカプセルコレクションの第二弾がの一部がビームス プラス 原宿にも入荷いたしました。


今回のテーマは「OLD BOY SURF CLUB」。1950〜60sに見られたサーフスタイルにBEAMS PLUSが得意とするアイビースタイルを掛け合わせたスタイルを表現している。




今回はその中でも爽やかなカラーリングが印象的なショーツに着目。サーフをテーマにしたコレクションの中でも特に直球なデザイン。


BEAMS PLUSではここ最近定番と化したワイドなシルエットの2プリーツスタイル。




ボディはエメラルドグリーンの海原を表現したのか綺麗なカラーリング。そこに様々な技を決めるサーファーがエンブロイダリーにて表現されている。




普段展開しているBEAMS PLUSの2プリーツショーツはベルトループのみの仕様であるが、今回はドローストリングコードを配している。その為ベルトレスでの着用を可能に。イージーな着用感も実現している。




バックポケットは両玉縁仕様。アメリカントラディショナルなトラウザーズにも用いられるディテールも備えている。




そして本コレクションの為に作製したオリジナルのタグはJ.CREWとBEAMS PLUSが合わさった様なデザイン。通常J.CREWは「自由の女神像」が描かれているが、今回のテーマである「OLD BOY SURF CLUB」をモチーフにしたサーファーが描かれている。


また今回のコレクションそのものの生産背景はJ.CREWであり、普段リリースされているBEAMS PLUSのコレクションとは異なる生地感や使用もまた面白い。


しかも先週7/25(木)〜は当店ではSALEが始まっており、こちらも対象商品でお求め易くなっています。




さて、今回私(H.178cm、W.65kg)はサイズ32インチを着用。程良くゆとりを感じるシルエットで履く事が出来、レングスも膝上と昨今のゆったりとしたシルエットで当時のアメリカらしいボクシーなシルエットのアイテムとの相性も良し。




今回、私が着用しているキャップ。ロープのついた所謂トラッカーキャップの様なムードも漂う。このロープの部分にサングラスを掛けるなど、リゾート的な使い方も出来る。




また昔からBEAMS PLUSとも信仰の深いPalm Graphicsの豊田氏に描いて頂いた通称「ローファーマン」のカットソーも入荷しています。是非合わせてご確認下さい。


それでは今週はこの辺で。







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basic.

こんばんは、ろまんす吉澤です。


先日は連休を頂きましたが出不精の私は家からあまり出ず。今年の暑さは例年以上に私には厳しく、逃げ場のない湿度の高い暑さはインドア趣味に拍車をかける。連休ともなれば次の日を気にしなくても良いと夜更かしをしてみたり、贅沢に時間を使ってみたくなる。


そんな中でハマったのが「ぼっち・ざ・ろっく!」。いつしかブログでも書いたトラペジウム同様、CLOVER WORKSが製作している。作画が非常に綺麗であるのは勿論、アニメーションも圧巻。主題歌、挿入歌、エンディングと全て作品内に登場する「結束バンド」が手掛けるなど細部にも拘りが見える。その楽曲も現存するメジャーアーティストが作曲していて私の様な新参者はもとより、玄人も楽しむ事が出来る(らしい)作品である。更に漫画が原作であり、作者のはまじあき先生がASIAN KUNG-FU GENERATIONSのファンであった事から随所にオマージュが施されており、最終回には同バンドの「転がる岩、君に朝が降る」という楽曲をカバーしているなど繋がりも深い。


現在劇場で総集編の前編が公開されており、8/9からは後編が公開予定。アニメと同様の内容ではあるがLIVEシーンなど一部変更もあるそうで、それもまた注目ポイントである。


さて前置きが長くなりましたが、今週はこちらをご紹介。


WAREHOUSE & CO. / Lot 1001XX(1000XX) 1947MODEL
カラー:インディゴデニム
サイズ:29、30、31、32、33、34、36、38
価格:¥34,100(税込)
商品番号:38-21-0050-386

2ヶ月弱前人気を博した「WAREHOUSE&CO.」のオーダーイベント。その際にも登場したLot.1001XX。1947年製のヴィンテージジーンズを基に作製されたWAREHOUSE&CO.のフラッグシップモデルでもある。


1947年製のモデルであるから戦後アメリカが盛り上がった時代のストレートな武骨なシルエット。余計な装飾はなく、間違いなく「ベーシック」なジーンズであるが、現代だと新鮮な印象に映る。


この後50sに入ってくるとハリウッドの俳優が着用した事をきっかけに若者の間で爆発的なヒットを飛ばし作業着から日常着へと昇華。その影響は今日までに至っているのは言うまでもない。


デッドストックブルーを表現したデニム生地。まるで未使用の状態のまま何年も保管されていた様子が表現されている。




もちろんデッドストックブルーであるからリジッドの状態で入荷している。先のオーダーフェアの2nd handシリーズとは打って変わり、所謂自身のライフスタイルによって『育てる』事が出来る。


「ヴィンテージの忠実な復刻」をテーマに掲げるWAREHOUSE&CO.らしさが光る。




通常レザー小物などに用いられる、ベジタブルタンニンを施したディアスキンレザー。履きこむ事により油分が染み出し、味わい深い風合いへと変化していく。




またセルビッジの仕様に。所謂赤耳と呼ばれる赤いステッチ。BEAMS PLUSで扱うWAREHOUSE&CO.製品はイエローステッチである事が多い。ベーシックな仕様であるが、ヴィンテージ好き、ジーンズ好きには不可欠なディテール。




5ポケットパンツの顔とも言えるバックポケットのステッチ。様々なブランドが工夫を凝らし、各々のステッチを開発。上下にアーチを描いたこのステッチは今やWAREHOUSE&CO.らしいバックスタイルを表現してくれている。


既述であるがリジッドである為


・ウエスト約5〜6cm

・腿周り約4cm

・股上(前)約2〜3cm

・股上(後)約3〜4cm

・股下約6〜7cm

・裾幅約1cm


縮みが発生しますので、サイズ選びに関してはお気を付け下さい。

また何か不明点があれば当店までご連絡下さいませ。


それでは今週はこの辺で。







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unique.

こんにちは、ろまんす吉澤です。


通常、木曜日は同じくTeam'96のメンバーでもあるスタッフ坂本の担当ですが、今週は私よりお届け。


丁度今朝スタッフ同士で談笑をしている最中、スマートフォンに例年よりも一日早い関東甲信越での梅雨明けが発表された。という通知が届いた。


本日から「夏」を迎える事になった関東。夏を迎えると「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」を観たくなる。


厳密に言えば8月の最終週〜10月頃の秋口のストーリーではあるが、エンディング曲に「secret base〜君がくれたもの〜」が採用されていたり(これも夏の終わりの曲ではあるが。。)秩父の豊かな緑や青空が多く描かれている為か、私の中では夏のアニメという印象が強い。


最終回のラスト15分はどう足掻いても涙が溢れてしまう。流石にアラサーの男が元気にかくれんぼをしてたものなら不審者として認定されてしまうが、そのシーンの「もういいかーい?」は名台詞である。実はその様子は先週のTeam'96のAll Night BEAMS+#119

にて勝手にオマージュしているので、それも合わせて聴いて頂きたいです。笑


さて、そんな本格的な夏の到来を感じる本日はこちらをご紹介。




JOHN GLUCKOW / Lot JG-21 Strongarm Sport Dungarees
カラー:ベージュ
サイズ:30、32、34、36
価格:¥39,600(税込)
商品番号:38-24-0364-386


John Gluckowからパンツがリリース。

まず、目を惹くのはカラーリングではないだろうか。現段階だとマスタードとも取れる印象のカラーリングであるが、硫化染めを施している為着込んでいく事で褪色が進み、ベージュのようなカラーリングへと変化していくであろう様も非常に楽しみである。


また一見すると、マザーコットンの様にも思える生地はセルビッジのヘビーツイル組織。表面には所々ネップがあり、粗野な印象のアーミーツイルを表現。冒頭で夏の訪れを〜と書いたが、しっかりとしたウェイトの生地である為、通年向き。


更にヴィンテージのアウトドアブランドを参考にしたディテールは非常にユニークな一面を伺う事ができる。


アーミーツイルの生地を活かす為かはたまたその逆か、ベースのデザインはミリタリーパンツをモチーフにしている。通常ファティーグパンツに用いられる事の多い、フラップの付いたパッチポケットはバックポケットながら存在感を放ち、BEAMS PLUS用語で言うところの「男の勝手口」をラギッドな印象で盛り上げてくれる。


腰部にはバックルバックが付くことでクラシックな印象を感じられる仕様に。


中でも最も特徴的なディテールであるファスナーコインポケットにはTALONジップを備えている。細かなディテールにさえ妥協を許さないJohn Gluckow氏と製作を担うWAREHOUSE&CO.らしい拘りを感じ取れる。ワークジャケットなどにも用いられるこうしたディテールは作業時の手袋をしたままでの開け閉めを考えたのか、通常の5ポケットではコインを落としてしまったのか。。など妄想が膨らんでくる。自身で書いていて気が付いたがミリタリーベースのデザインであるのに5ポケットなのである。こうしたディテールのMIXがユニークなヴィンテージディーラーであるJohn Gluckow氏らしさを感じられる。



見えづらいかもしれないが同色の糸によるトリプルステッチにて施された脇縫い。質実剛健な佇まいを感じられるワークウェアの様な側面も持ち合わせている。褪色してきた際に浮き出てくるであろうステッチのカラーリングやパッカリングによるボディの変化など非常に味わい深い風合いを演出してくれる。


オリジナルのナットボタンもまた拘りを感じるポイントである。ナットボタンである事で高級感のある雰囲気があり、また粗野感のあるボディとのコンビネーションも良好である。しかもボタンフライで全てナットボタンと贅沢な仕様である。


さて今回私はこのパンツがアウトドアブランドからリリースされていた背景を活かしアウトドアなムードでスタイリング。


H.178cm、W.65kgの私でサイズ34を着用。程良いワイドストレートなシルエットは昨今の盛り上がりを見せるヘビーデューティーなアイテムとの相性は抜群。シーズンが進んでくればワークブーツなどより直球なアイテムと合わせたい。その際に見えてくるマスタードのようなカラーリングはワンポイントとしても活躍してくれるだろう。


この夏、育てたいパンツとなり得るユニークなデザインのパンツ、非常にオススメです。


それでは今週はこの辺で。







まーた来週〜!



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Renewal.

こんばんは、ろまんす吉澤です。


今週はビームス メン 渋谷にて開催中の「インディアンジュエリーフェア」に初参戦。圧巻のラインナップに圧倒される中3時間掛けて選び抜いたのはハリソンジムのリング。フィッティング、デザイン共に満足のいくものとなり大満足。今回初参戦した経緯としては興味はありながらも手を出したら沼だなぁと思い中々手を出す事が出来ず。しかし今回は半年前から絶対に買うと心に決め、我らがBOSSの山田(兄)に諸々教わりながら遂に念願のデビューを果たす。早くも次回はバングルかなと頭を悩ませながら、一部店頭にあるものを試着。気に入るデザインではあるもののフィッティングが合わなかったりと中々良い出会いが叶わず。。想定していた通り次回は何を購入しようかで頭がいっぱいです。笑


まだ今回の「インディアンジュエリーフェア」へ行かれていない方、未体験の方は是非圧巻のラインナップをご体感下さいませ。


さて、そんな今週も30℃超えの暑い日々が続く。。今シーズンはショートスリーブ×フルレングスでいくと決めたは良いものの、逃げ場のない蒸し暑さにショーツを解禁したくなるのも時間の問題だろうか。。




Plain Front Shorts Cut-Off Twill Garment
カラー:KHAKI、ORANGE、MINT.GRN、GREEN、BLUE
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥17,600(税込)
商品番号:38-25-0070-791

今シーズンBEAMS PLUSのカットオフショーツがリニューアルし登場。ガーメントダイ(製品染め)を施したツイル生地は綾目をしっかりと感じることが出来る程良い肉感が特徴の一つ。


打ち込みの激しいツイル生地というとパリッとしたハリ感のある生地を想像しがちであるが、製品洗いを掛けた事による、ある程度のしなやかさも備えている為小慣れた印象を演出出来るのも有り難いポイント。



またアメリカントラディショナルをベースとしたプレーンフロントのデザインは所謂IVY的な着こなしだけでなく、ラギッドなスタイルやアメリカンな日常着らしい着こなしなど様々なスタイルへの汎用性と懐の深さを伺う事が出来る。また柄物や色物が着たくなる夏のシーズンの名バイプレーヤーとしても活躍してくれる事は間違いなしである。



前モデルと比べ膝に掛かるくらいの丈感でリラックスしたムードも感じさせるシルエットはBEAMS PLUSが得意とするボクシーなシルエットのアイテムとの相性の良さも叶えてくれている。



またもう一つの特徴であるカットオフのデザイン。タタキであるよりもよりラフな印象が演出出来る為夏のリラックスしたムードのアイテムとの相性も抜群である。


勿論このショーツのベースデザインにより、ボタンダウンを始めとしたスポーティーなアイテムとの相性は言わずもがなであるが、今シーズンはバティックなどに代表される柄物やオープンカラーシャツなど首元の開いたアイテム、ないしはカットソーなどラフに組み合わせるのが個人的な気分。


また裾部分はステッチで解けるのを防いでいる気の利いたディテールも嬉しい気遣い。更に洗いをかける事でバサバサッとした雰囲気になっていく様も非常に良い。


このシリーズは豊富なカラーバリエーションも魅力の一つ。先述のガーメントダイ(製品染め)ならではな鮮やかなカラーリングは秀逸で表情もそれぞれ大きく異なり印象がまるで違ってくるのも面白い。



KHAKI


ORANGE


MINT.GRN


GREEN


BLUE


汎用性に優れたKHAKIはミリタリーチノを彷彿とさせるカラーリング。トラディショナルなディテールとラギッドなカラーリングがMIXされた様子はアウトドアブランドのショーツを彷彿とさせる。MINT.GRNやORANGEは鮮やかなカラーリングがリゾートなムードを演出してくれ、夏の装いにワンポイントのアクセントとしての活躍が期待出来る。GREENやBLUEはハッキリとしたカラーリングで所謂ストアブランド的なアメリカモノらしい雰囲気を纏っている。当然ガーメントダイ(製品洗い)である為、着込んでいった際にアタリやフェードした雰囲気を感じられるのも嬉しいポイントである。


さて今回私(H.178cm、W.65kg)はMサイズを着用。色はKHAKIをチョイス。アロハシャツやロングビルキャップでハワイの漁師をイメージ。現地の日常的なムードを表現しました。




プレーンなデザインと豊富なカラーバリエーションが魅力のショーツは今シーズン活躍間違いなしなアイテムですので是非一度店頭にてお試し下さいませ。


それでは今週はこの辺で。







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