こんばんは、ろまんす吉澤です。
先週は「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」を鑑賞。売れないコメディアンであったアーサーが「悪のカリスマ」であるジョーカーになるまでを描いた前作。世界的に大ヒットを記録したが、原作を知るファンからは今まで我々が知るジョーカーとは何かが違うと感じていた。その小さな疑問が今作で解消されるなど、個人的には非常に満足度の高い作品。冒頭の古いアメリカンカートゥーンを踏襲したシーンは個人的なツボを突かれ、お気に入りなシーン。賛否あるかもしれませんが僕の今シーズンオススメの一本。
さて、昨年から10月に入っても日中は暑さを感じる日も多く、年々秋が減っていく感覚を覚える。しかし昨日から20℃を下回る日が増えるそうで、ようやく秋の到来を肌で感じられるようになってきた。
先週のプラジオでのウィークリーテーマでも扱ったように、これからは「レイヤード」の季節がやってくる。
洋服を重ねる事が出来る喜びは洋服屋で働く身としてはこの上ない。同じくラジオでも語ったが、今シーズンの気分はベスト。勿論例年の如くBEAMS PLUSでは様々なベストをラインナップしているが、今秋私が一番欲しいと願っていたアイテムが遂に入荷してきた。
Down Vest Nylon Oxford
カラー:ORANGE、GOLD、OLIVE、BLUE
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥52,800(税込)
商品番号:38-06-0112-139
クラシックなアウトドアウェアを連想させるこのダウンベストは今シーズンから登場の新型だ。
まず特筆すべき点は生地。
ここ近年、BEAMS PLUSでは定番であるナイロンオックスフォード。緯糸に中空のタスラン糸を使用する事で合成繊維特有の軽さは備えながらもコットンライクなマットな質感を表現。昔ながらのアウトドアシーンで使われていたような質感を連想させる。
さらにクラシックな見た目を担うのがこの裏地。
クラシックなダウンベストは一般的にはベージュやタンの裏地が印象的である。今回のGOLDの裏地はそれを連想させてくれるが、もうワントーン暗いカラーリングである為クラシックな印象を損なわずに落ち着いた印象を表現している。
ダブルポケットのディテールは使い勝手も抜群。大事なものはフラップポケットに。
また細かな所にも抜かりないのがBEAMS PLUS。叩き打ちのスナップボタンは些細なディテールながら、ヴィンテージらしい空気感を醸し出している。
同じくゴールドで揃えられたフロントジップ。ダブルジップにする事で着こなしの幅を広げてくれる。こちらは「IDEAL」製。
そして今回、何より私が惹かれた部分はカラーリング。
BLUE
ORANGE
OLIVE
GOLD
と全4種のカラー展開とバリエーションも豊富。全体的にで落ち着いたカラーリングの為汎用性があり、シンプルな装いにもしっかりとハマってくれる。
こうしたスクエアパックのダウンベストだと着丈に前後差のあるディテールも存在するが、こちらは前後差がなくボクシーなシルエットが強調されている。
ゆったりとした身幅とも相まってレイヤードのし易さを叶えてくれている為、所謂オーバーベスト的な使い方が可能。
ヘビーデューティーなムードを感じる昨今はブルゾンの上から羽織りたい。
(ヘビーデューティー×アイビーなスタイルであればツィードのスポーツコートの上から羽織るのもまた良い。。)
様々なスタイリングが思い浮かぶのもシンプルなルックス故なのだろうか。
さて、今回私はスポーティーなアイテムとのスタイリング。スウェットパンツと組み合わせクラシックアウトドアな印象に。今回はスニーカーでスポーティーに仕上げたが、ブーツなどでよりラギッドなムードを高めても良い。
今回私(H.178cm、W.65kg)でMサイズを着用。
インナーにカウチンやアランニット、ブルゾンやスポーツコートと比較的手広い守備範囲で日々のスタイリングのアクセントとしても活躍してくれること間違いなし。
最後にこのダウンベスト、800フィルパワーと羽織ってるだけでもしっかりと暖かい。ダウン:フェザーの比率も9:1と軽さを最も感じる事ので出来る比率。立ち襟であるが、首元の圧迫感もなく着用し易い。これもスクエアパックならではかと。
BEAMS PLUSのアズマのスウェットと組み合わせれば年内は勿論、冬も越せる。。。のではないだろうか。
在庫も海外へも卸している兼ね合いで少なめとなっていますのでチェックはお早めに。
それでは今週はこの辺で。