この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。
こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第166回目はこちら
『ビッグ・ウェンズデー』(1978)
監督:ジョン・ミリアス
出演:ジャン・マイケル・ヴィンセント / ウィリアム・カット / ゲイリー・ビジー / リー・パーセル / サム・メルヴィル / パティ・ダーバンヴィル
あらすじ:
1962年 夏。カリフォルニアの海辺の町に住むサーファーのマット、ジャック、リロイの3人はバカ騒ぎをしながら伝説の大波「ビッグ・ウェンズデー」を待っていた。しかし変わらない日常はなくそんな彼らにも様々な変化が起こっていき……
勿論、作品名は知っていたのですが自分は今まで観るタイミングがなく、今回が初見でした。
サーフィン映画と言えば絶対に名前が出てくる作品ですが、サーフィン映画という以上に本当に素晴らしい青春映画だと思いました。
どんなに楽しい「今」でも否応なしに過ぎ去っていき永遠には続かない青春時代、大人になるにつれ状況や考え方が変わりずっと一緒だと思っていた友達との喧嘩や別れ、しかし離れ離れにはなっても最終的に帰ってくる場所、そして青春時代との決着と次の世代に繋げていく事。
描かれている題材はサーフィンですが、他の題材にも置き換えられる普遍的な青春映画だと思いますし、本当に大好きで何回も観返したくなる映画になりました。
そしてこの映画が公開されたが1978年で、映画の舞台は主に1960年代で制作時期からすると近過去であり何故、こんなに近い時代を舞台にしたのかを考えていたのですが、やはり1950年代から1960年代にかけての「カウンターカルチャー」、「ベトナム戦争」、「ヒッピームーブメント」というものが時代に与えた影響が大きかったからではないかなぁと勝手に推測してしまいました。
それではここからはいつも通り衣装をみていきましょう。
主人公の3人はいつでも海に入れるようにかTシャツ、短パンで、特にリロイなんかは上半身裸という洋服すら着ていなかったりします。劇中でメキシコにサーフトリップに行くところがありそこではメキシコのサンダルである「ワラチ」を履いたりもしていますが、
裸足でウロウロしたりもしていて、かなり自由だったのではないかと思っています。
他にはチェックのシャツも色々なバリエーションがあり、自分達が想像する所謂アメカジらしい恰好が沢山出てくるので、着こなしの参考にしてみるのも良いのではないでしょうか?
それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。
ビームス プラス / ナイロン リップストップ ブッシュ ショーツ
カラー: ラスト、オリーブ、サックス
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥24,200(税込)
商品番号:38-25-0028-139
こちらはヴィンテージのボーイスカウトのブッシュパンツをベースにシルエットや各種ディティールを現代的にアップデートしています。
フロントポケットは内部にジップポケットを付けてダブルポケット仕様に変更し、ウエスト部分はドローストリングも付けてベルトレスでも着用出来る様にしています。
オリジナルはワタリ、ヒップも細いのですが、オリジナルよりもゆとりを持たせ、丈はひざ丈になる様に調整しています。
使っている生地は天然素材調のタスランリップストップナイロンで、縦方向のストレッチが効いているので動きやすさもしっかりあるのと、タスラン糸特有のシャリ感もあるので、真夏でも快適に着用して頂けます。
こちらのショーツも既に入荷しているので、気になる方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います、
それでは『ビッグ・ウェンズデー』お楽しみ下さい。
コヴ