この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。
こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第221回目はこちら
『センチメンタル・アドベンチャー』(1982)
監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド / カイル・イーストウッド / ジョン・マッキンタイア / ヴァーナ・ブルーム / マット・クラーク / アレクサ・ケニン /
あらすじ:
長年の夢であったラジオ番組のオーディションを受ける為にナッシュビルに向かうカントリー歌手のレッド。そしてひょんな事からその旅に同行する事になった甥のホイットとその祖父。3人で旅を始めるがレッドの肺は病に侵されつつあった……
今作はクリント・イーストウッドの実子であり現役ミュージシャンのカイル・イーストウッドとの共演作品です。
映画の中では叔父と甥という関係で、実直な父親とは違う生き方をしているミュージシャンで此処ではない何処かへ連れて行ってくれるレッドと一緒に旅に出ます。
何やっているかは分からないがたまに帰ってきて、親が教えてくれない色々な事を教えてくれる親戚のおじさんやおにいさんというのは他の映画にも登場しますが、こうゆう存在には憧れてしまいます。(実際は迷惑な人が多そうですが……)
旅をする中で叔父の過去が少し分かったり同行者が増えたりとドタバタはあるものの、どうにか目的地のナッシュビルに到着しオーディションを受けることになるのですが……
結末は是非、ご自身で確かめて頂きたい作品です。
この作品は初見だったのですがイーストウッド監督作品の中で、一番好きな作品になりました。
余談なのですが、原題は『HONKYTONK MAN』で、この「HONKYTONK」の意味は諸説ありますが、「安酒場」の事を言っていたそうで、そこから「いかがわしい」や「しがない」「けばけばしい」というような形容詞としても使うようになったそうです。
で、この原題の『HONKYTONK MAN』は劇中だと「しがない弾き語り」という様に訳されていますが、映画のタイトルでの意味は『無責任男』みたいな意味かなと勝手に解釈をしました。
これはあくまでもレッドを主人公にした時のタイトルで、邦題の『センチメンタル・アドベンチャー』は甥のホイットを主人公にするとしっくりくる邦題だと感じていて、両方ともとても良いタイトルだと観終わった後に思いました。
それでは衣装を見ていきましょう。
ホイットの家族は農作業用にデニムのオーバーオールを着ており、やはりこの当時(多分1930年代)はこれが農家の日常着の中、嵐とともに登場するレッドはジャケットにネクタイをしてピカピカの車で登場するのがとても格好良く、子供は憧れるのだと思います。
一番印象的だったのはそんなレッドが、シャンブレーのワークシャツをおしゃれ着として着ていたことです。ダブルポケットで肩の部分も3本ステッチのワークシャツをスラックスと多分カウボーイブーツで合わせているのがとても格好良く、こんな着こなしを出来るのはBEAMS PLUS原宿のマチガイナイあの男しかいないと思いながら観ていました。
あとお金がないと言っていたホイットの家族が使っていた食器が多分、ファイヤーキングのジェイドシリーズで、今は当時のものを買おうとするとかなりの値段になりますが、当時は今考えるよりも一般的な食器だったのだと感じました。
ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。
ビームス プラス / ビーチ シャツジャケット メッシュ プリント
カラー:ホワイト、ベージュ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥22,000(税込)
商品番号:38-01-0121-791
1960年代に流行したビーチシャツをアレンジした一枚です。
オリジナルのシャツについていた裏地のパイル生地をなくし、表地にポリエステルメッシュを使用する事で通気性と軽さが特徴のシャツに仕上がりました。
大きめのボタン、開襟仕様、裾に付くパッチポケットのディティールが印象的で、プリント自体もインクジェットプリントを施している為、とても鮮やかに仕上がっております。
メッシュ地で透け感がある為、Tシャツやタンクトップ等のインナーを着て頂くのが良いと思いますが、一枚で着て頂くのが良いシャツだと思います。
こちらも既に入荷しておりますので、気になる方はお近くの店舗にお問合せいただければと思います。
そして文中でも触れたBEAMS PLUSが誇るマチガイナイ男こと「桑田 祐輔」が「スタッフ・オブ・ザ・イヤー」というオンライン接客の日本一を決める大会に出場しております。
そして桑田さんが決勝に進むために、皆様のご協力を頂きたいと思っております。
下記の写真のリンクから「スタッフ・オブ・ザ・イヤー」のHPに飛べますので、どうか桑田さんに清き10票(毎日10票投票出来るシステムです)を入れて頂きたいと思います。
もし桑田さんのページに飛ばない場合にはお手数ですが、虫眼鏡のアイコンからスタッフを検索できますので、「桑田」を検索して頂き投票して頂ければと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
それでは『センチメンタル・アドベンチャー』お楽しみ下さい。
コヴ