こんにちは。
BEAMS PLUS MD(マーチャンダイザー)の長谷部です。
遡ってみると、前回のブログは2018年10月…ほぼ3年振りの執筆となり投稿システムにログインできず焦りました。
さて、今回急遽だったのは今開催中の<三省堂書店池袋本店 古本まつり>へブラプラ散歩へ行ってきたからなんです!
ブラプラ散歩って?
ってなりますよね。
BEAMS PLUS のメルマガ<BEAMS PLUS TIMES>の記事タイトルなんです。
ちなみに7月は山田兄弟による高円寺古着編でした。
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さて本題へ入ります。
今回の散歩の同行者は・・・
ラジオ放送のスペシャルウィークで一緒に古本トークをした<WAREHOUSE(ウェアハウス)>広報 藤木さんと
メルマガの記者として,古本まつり初心者でもあるビームス プラス 原宿の名物スタッフ、グラマラス藤井とお邪魔してきました。
三省堂書店 池袋本店 古本まつりのポスター前でパチリ。
1940年~50年代の新聞記者を彷彿とさせる藤井のボウタイスタイルがいいですね。
会期は8月3日(火)~8月9日(月・祝日)
会場は西武池袋本店 別館2階 特設会場となります。
無印良品さんを入っていただき2階が会場です。
詳しくは下記リンクをご確認ください!
http://ikebukuro.books-sanseido.co.jp/events/3379

先ずは責任者でもある三省堂書店 池袋本店の松下副本店長に取材。
搬入の忙しい時にご対応いただきありがとうございます。
新刊書店のイメージがある三省堂書店さんは元々古書店からスタートしていて、古本を扱うのは自然なことであるということや
毎回初日には100人以上の行列ができること、60代以上のお客様が多いということなどなどお話しいただきました。
私個人的にも毎回足を運び、1960年代のスポーツイラストレイテッドを50冊まとめてだったり、80年代のBrooks Brothersのカタログを格安で発見したりと資料集めでお世話になっている古本まつりです。
鉄道・映画・芸術・絵本・漫画・ポスターなどジャンルは様々。
私のスタイルは端から丁寧に1冊づつ見ていきます。もちろん棚下も要チェックです。
様々なデザイナーのイメージソースになってきた写真集、ロバート・フランクの「THE AMERICANS」や
ラジオの時、私が影響を受けた人物として話した植草甚一さんや
藤木さんと私が好きな野球関連や
小学生の時に読み漁った懐かしい本や
藤井は最近はまっているプロレス関連に興味深々
ファッション関連は少ないものの、見つけるとテンション上がるのは職業病ですね(笑)
さて、今回3人それぞれが気になった本は…
藤木さんは「メンズクラブブック」
ひとつのアイテムを1冊でとことん掘り下げるシリーズ本。
私もこれで色々学びました。
私が気になったのはヘビーデューティーの生みの親、小林康彦さんの名著「ヘビーデューティーの本」
こちらは2013年に文庫本で復刊しておりますので新刊でも購入可能です。
イラストだと写真と違って古さを感じさせないのがいいですね。
藤井もいいの発見しました。
デザイナーでもあり服飾評論家でもあるアラン・フラッサー氏の名著「DRESSING THE MAN」
英語版ですのが写真もなかなかいいのが掲載されてます。
今は翻訳アプリもかなり高性能なので昔に比べると洋書も読みやすくなりました。
と、あっという間に時間が過ぎてしまう楽しい取材でした。
ピンポイントで欲しい本を探すときはインターネットも使いますが、書店や古本まつりでは自分の知らなかった本に出合えるのが一番の醍醐味ですね。
そしてどんな掘り出し物が見つかるかワクワクするのが古書店であり古本まつりです。
三省堂書店 池袋本店での古本まつりは年2回ありますので、ぜひチェックしてください。
その前にまだ開催中ですので ~8/9(月・祝日)で楽しんでいただければと思います。
ちなみに、、、今回ご紹介した本は買ってません。
初日朝早くから並ぶ方も多いので、出し抜くことはできません。
あるかないかはわかりませんが、次の休みに行ってきます!
8/6(金)~8/15(日)の期間で神保町のmagnifさんのPOPUP SHOPがBEAMS BOY 原宿にて開催されます。
こちらも垂涎もののレア本だらけなのでぜひのぞいてください。
もう何が本業なのかわかりませんが(笑)
皆さんにも楽しんでいただければ幸いです。
長谷部