いよいよ明日からスタートする『九州のうつわ展-Hand Crafts of Kyusyu-vol.3』。
準備を進めながら目にする素晴らしい手仕事の数々に、早くお見せしたい気持ちでいっぱいです。

今回は大分県から届く手仕事、<小鹿田焼>をご紹介させてください。
前回のブログでもご紹介した<小石原焼>の分流の窯として開かれ、300年続く民陶の里として昔の面影や風習が脈々と受け継がれる<小鹿田焼>。日田市の深い山間の集落で、9つの窯元が軒を連ねています。
今年も<坂本浩二窯>と<黒木史人窯>から沢山のうつわが並びます。
<坂本浩二窯>からは、浩二さんと拓磨さんによる定番のうつわのご紹介に加えて、拓磨さん作の桐箱に入れた抹茶碗とぐい呑み、そして新たに<fennica>で依頼した特別なうつわがお目見えします。
バーナード・リーチが小鹿田にて作陶した線彫の壺をデザインのベースとして、坂本拓磨さんに製作していただきました。

そのデザインに寄り過ぎないように、でも流れは変えずに、という依頼を、拓磨さんの技術や感覚で日本的な絵付けのように簡略的に描いた線彫で仕上げてくださいました。

線彫は釉薬を掛け乾かした後、削る作業をゆっくりと施すため、模様付けは勢い良く描いたとのこと。躍動感と力強さが合わさった表情にぐっと引き込まれます。

形は1号壺・2号壺・コップ・4.5寸飯碗・5寸皿・7寸皿の6型。

壺以外の形もどのように仕上がるか楽しみにしていたバイヤー藤田は、「平皿の表現が特に面白く、波線は山のように、草木は風の流れや音の響きを表しているようにも感じられる」と話していました。
「うつわの上の景色と、豊かな自然に囲まれた小鹿田の景色が繋がっているような気持ちになった」とも。

なるほど、私も届いたうつわを前に、小鹿田の豊かな景色が思い起こされました。


この新たな仕事をぜひご覧いただきたいです。
そして、<黒木史人窯>黒木史人さんと長男 嘉津才さんによるうつわの数々。平皿や飯碗、コップや湯呑など日常使いのうつわを選ばせていただきました。

細かく繊細に打たれた飛び鉋や刷毛目が印象的です。


これまでのご紹介は飛び鉋や刷毛目のみで仕上げたうつわが多かったですが、今回は白化粧に飴釉、緑釉と、更に流し掛けて加飾されたうつわもご用意できました。

動きのある技法で食卓に並んだ様もまた目に楽しくなりますね。
同じ形を家族分異なる技法で揃えても調和しますから、ぜひお気に入りを見つけにいらしてください。
初日6/20(土)は鹿児島県出身のスタッフ 和田健二郎が在店し、<大和桜酒造>「芋SHOGUN」の試飲販売を行います。
また、15:00には宮崎県<ミカエル堂>ジャリパンも届き販売しますので、どうぞお楽しみに!
そして、20:30頃よりイベントをご紹介するインスタライブを<fennica>オフィシャルアカウントにて行いますので、ぜひフォローしてお待ちくださいませ。▶︎こちら
『九州のうつわ展-Hand Crafts of Kyusyu- vol.3』
会期:6/20(土)-28(日)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO
Mori























































































































































































