この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。
こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第141回目はこちら
『グレムリン』(1984)
監督:ジョー・ダンテ
出演:ザック・ギャリガン / フィービー・ケイツ / ホイト・アクストン / フランシス・リー・マッケイン / ポリー・ホリデイ
あらすじ:
父親からのクリスマスプレゼントでもらった小さな生き物「モグワイ」。飼うのには絶対に守らなければいけない3つのルールがあったのだが……。
今週はクリスマス直前という事で、今年も特別編をお送りしたいと思います。
グレムリンとは元々、イギリスの妖精の事だそうで、劇中でも言われる様に機械に取り付いて悪戯をすると言われています。WWⅡの時には飛行機に取り付いて墜落させてしまうという話もあったそうです。今年公開された『シャドウ・イン・クラウド』という映画もその話を題材にした映画で(それだけではない結構多面的な映画でもあり)面白かったです。こちらもお勧めです。
まず何と言っても、もうファッションアイコンにもなっている「ギズモ」ですが、劇中ではグレムリンと紹介されてはおらずに「モグワイ」と紹介されています。この「モグワイ」とは漢字では「魔怪」と書き、広東語や北京語で「モグワイ」と言うそうで、名前の「ギズモ」は英語で「小さな機械(機器、装置)」という意味らしく、町の発明家?のお父さんが付ける名前としてとても合っていると思います。最初に観た時にはこの「モグワイ」と「ギズモ」のどちらが名前だったのかゴッチャになってしまったのですが、今回観直した事ではっきり分かりました。
自分は正直、映画として気になるところもあるのですが、アメリカの小さな町のクリスマスの雰囲気が分かる映画でしたし、もっと言うと「ギズモ」の印象が強くてクリスマス映画だという事を改めて調べるまで忘れていました。ですが観始めるとクリスマスホラーコメディとしてしっかり楽しめると思います。
そして劇中に来週、クリスマスイブに紹介しようと思っている作品が出ていたので、そちらを探しながらながら鑑賞して頂くのも良いと思います。
今回は時代設定がズレてしまうので洋服の紹介はお休みさせて頂きます。
それでは『グレムリン』どうぞお楽しみ下さい。
コヴ