BEAMS PLUS ロードショー 第150夜

コヴ 2023.02.18

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。


第150回目はこちら


『エディー&マーティンの逃走人生』(2001)

監督:テッド・デミ

出演:エディー・マーフィー / マーティン・ローレンス / ニック・カサベテス / アンソニー・アンダーソン / バリー・シャバカ・ヘンリー / バニー・マック

あらすじ:

1932年、ニューヨークのあるレストランでトラブルに巻き込まれたレイとクロードはミシシッピーからの密造酒の運搬を請け負う事になる。そしてそのミシシッピーで殺人事件の容疑者として捕まった二人は冤罪で終身刑を言い渡されてしまう……

原題の『LIFE』とはアメリカでは「終身刑」の意味もあり、人生とのダブル・ミーニングだと知りました。そして今作を観た後だと邦題の『逃走人生』は正直、間違っていると思います。

あらすじにも書いたように冤罪で全く所縁のない土地で終身刑になる二人ですが、全く諦めずに生きていきます。その意味では『逃走』ではなく『闘争』でも良いのではないかと思いました。

舞台がアメリカ南部であり時代も1930年代からなので当然、人種差別も描いていきます。しかし基本がコメディーなので過剰に重い話にはなりません。しかしコメディータッチにしてもなお酷い話だと感じるので、当時はもっと残酷で酷かったのだと思います。

物凄い名作だという作品ではないですが、日本未公開だったのでこのタイミングで観る事が出来て良かったですし、かなり好きな作品になりました。

それではここからは衣装を見ていきましょう。

刑務所の話なので出てくる衣装がどうしても囚人服が多くなってしまいますし、囚人服のバリエーションもそこまで多くないですし、日常の刑務作業もあるので、ワークシャツが多いですね。

他の映画でもシャンブレーのワークシャツを着ている事が多いですが、年代によっても囚人服は変わっていくので、そこに注目して映画を観るのも面白いと思います。


それでは今週のBEAMS PLUSのアイテムの紹介です。


ビームス プラス / シャンブレー ワーク シャツ
カラー:サックス、ブルー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-11-1690-139

こちらもビームス プラスのアイテムでは定番のシャンブレー ワーク シャツです。デザインのベースは1940年代のワークブランドの物で、胸の部分のダブルのポケットは当時よく見られた形だそうです。袖の部分も2枚袖のヴィンテージのディティールを取り入れ動きやすさを考えています。

使用している生地は縦糸にインディゴ染をした糸を使用する事により着用、洗濯を繰り返していく事による経年変化を楽しめる一枚に仕上がっています。そして個人的には生地そのものも厚手でしっかりとしているので、着続けていった時の頻繁に擦れる袖口や襟の生地の変化も楽しみなシャツだと思っています。

秋冬の時期にはインナーとして、これからの春夏ではチョアジャケットやエンジニアジャケットを上に着ても良いですし、ヘンリーネックのカットソーをインナーにしてフルオープンで着て白いミリタリートラウザーを合わせるのも土臭いのに爽やかさが出て良いのではないでしょうか?

本当に万能なシャツの一つだと思うので、既にお持ちの方もまだお持ちでない方にもお勧め一枚です。


それでは『エディー&マーティンの逃走人生』お楽しみ下さい。


コヴ