かしの皆様、こんばんは。
木曜日深夜担当のJUNICHI YANAIです。

さて、先日はBEAMS PLUSのとある撮影に・・・
皆様はこちらBEAMS PLUSオフィシャルのInstagramアカウントにて公開された
2023 Spring&Summerの様子はもう見られましたでしょうか?
既にリリースされているBEAMS PLUSのプロダクトを
ロケーションに合わせてアイテムやスタイリングが公開されています。
まだの方は是非"BEAMS PLUS OFFICIAL @beams_plus"にてご覧ください。
そして先日の撮影は・・・そのvol.2を!?
BEAMS PLUS ディレクターのMZOを中心に色々と制作を進行・・・
公開まで乞うご期待下さい。
さて、いよいよ明日からスタートするMOSCOTのトランクショー。
毎回の事ながら、圧倒的なボリューム感のフレーム数で展開されるMOSCOT Trunk Show。
今年は特に”LEMTOSH”や”MILTZEN”といった定番であり、人気が集中するフレームモデルをより多くご用意させて頂いております。
開催はビームス プラス 有楽町、ビームス 神戸の二店舗同時開催となっております。

4/14(金)、15(土)はビームス 神戸にてスイーツ佐久間がビームス 神戸にてお店立ちいたします。
MOSCOTはもちろん、BEAMS PLUSの事やスイーツの事等、お立ち寄りの際は色々と話しかけてみて下さい。
私もその日はビームス プラス 有楽町にてお店立ちさせて頂きます。
両店舗共に4/23(日)まで開催しておりますので、
クラシックなアイウェアをお探しの方・・・是非開催店舗へお立ち寄りください。

さて、本日は自分も大好きなブランドであるINIS MEAINをご紹介させて頂きます。
アイルランドの西にあるアラン諸島の一つ、イニシュマン島で作られるフィッシャーマンセーター。
ブランドが創立したストーリーとして、過疎化の進展や観光客の減退から“島の復活”をかけて作られたブランドです。
ブランドの誕生は1976年。
設立者であるターロック氏はもともと移民の流れを防ぐ為、島の伝統的な編み物を活かしたニット産業をスタート。
島の名前をそのままブランドネーム“INIS MEAIN”に掲げ、実際に島民が船を運ぶ風習をロゴとしてデザインされています。
伝統的な編み立てや、過去に作られたアーカイブを基に、
過去の物をそのままリバイバルするのではなく、素材使いや色の表現、デザインのアレンジでニットウェアを作り続けています。

ニットウェアと聞くとやはりイメージするのは秋冬かと思いますが、
INIS MEAINの春夏コレクションはリネンを中心に展開し、サマーニットとしてこの時期はリリース。
一番の魅力はやはり糸の色使い。
島の風景や動植物を“カラー”で表現し、イニシュマン島を色彩豊かなニットで表現しています。
今シーズンもウェアを中心に、リネンニットを取り扱いしておりますのでご紹介させて頂きます。

INIS MEAIN / Hurler Linen
カラー:DUSK、GORSE
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥35,200-(税込)
商品番号:38-15-0164-750
まずはVネックのロングスリーブニット。
スポーツ用の練習着として着用されていた2つボタンのプルオーバーニット。
リネン特有のドライなタッチ感はありつつ、非常に肌当たりが良いニットです。
シンプルながらネックのワンポイントと、色彩豊かな表情が一枚でも十分様になる雰囲気に。
肉感も厚くなく、カットソー感覚で着れるサマーニット。
まだ一枚だと心もとない時はスポーツコートやブルゾンの下に着て頂くのも非常にお勧めです。
カラーはDUSK、GORSEの2色展開。

DUSKとは日没という意味で、島の陽が沈んだ風景を糸の色彩で表現しているのかと。
日没後、島から見える薄暗い海をグレー糸やネイビー糸、沈みかけの陽をベージュ糸・・・そんなイメージで糸をミックスしているのかなと想像させてくれる深い色。

GORSEは西ヨーロッパで主に生息する植物の一種である『ハリエニシダ』。
花の色をとったイエロー糸やオレンジ糸、枝や種をベージュ糸で・・・あくまでも自分の想像ですが、植物の画像を調べて眺めていると、見事にニットの色彩で表現されています。

個人的にも大好きなこの色はやはりチノトラウザーズと相性抜群。
グリーンのブルゾンに挟み、レイヤードの奥行きを柄ではなくニットの表情で付けられるのも、INIS MEAINの魅力の一つです。
続きましては毎シーズン早々と完売してしまうこちら。
INIS MEAIN / V-neck Vest
カラー:DUSK、SEA THRIFT
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥27,500-(税込)
商品番号:38-05-0034-750
シンプルなVネック型のプルオーバーニットベストです。
この時期にはとにかく使いやすく、ベーシックアイテムとして非常に重宝します。
まだ時間帯によっては寒暖差を感じる時期は、是非インナーベストとして着用がおすすめ。
カラーはDUSKとSEA THRIFT。

DUSKは先ほどのニットと同様のカラーで、SEA THRIFTは『アルメリア』と呼ばれるヨーロッパの海岸で見られる花から。
発色の良いピンク糸とホワイト糸はつぼみや花びらからイメージを取ったものなのかと。
明るく、発色の良さがとてもおすすめ。
STAFF 山田兄弟(弟)
コットンスーツにホワイトバックスのストレートなスタイルに合わせつつ・・・SEA THRIFTで普段とは違った印象のセットアップスタイルに。
ベージュにSEA THRIFTのカラーがとても良く映え、王道のスタイリングに華が添えられた印象に。
リネンの表情やミックス調の糸色がある事で男性の方にも取り入れやすい上品なカラー。
STAFF SAKAMOTO
グレーオリーブのサファリジャケットに、シックに映えるDUSK。
同じ様な色のトーンで合わせつつ、素材の表情で奥行きを持たせるレイヤードスタイル。
グレースーツに合わせたり・・・はたまたミリタリーブルゾンと合わせたり・・・シックな色だからこそ当番回数が期待できるカラーです。
お次はこちらのニットポロ。
INIS MEAIN / Short Sleeve Shirt
カラー:MINT、SEAL
サイズ:S、M、L
価格:¥27,500-(税込)
商品番号:38-02-0029-750
ボタンスタンスが狭い4つボタンのニットポロです。
数年前からブランドでも定番としているモデルで、BEAMS PLUSでも幾度とオーダーしていた形です。
昔のニットウェアに見られるラグランスリーブ仕様や、やや長めの袖丈は非常にクラシック面な1着。
カラーはMINTとSEAL。

MINTネーミング通り、馴染みある『ミント』。
ライトグリーン糸やホワイト糸を使い、ペールトーンの淡い色合いに。
淡く、非常に綺麗な色合いはとても目を惹きます。

対照的な濃紺に見えるSEALは、海の哺乳類でもある『アシカ』。
ブルー・ネイビー糸のグラデーション調のミックスカラーはどことなくインディゴの様な深みある色合いです。
着用を繰り返し、洗濯を繰り返す事でより表情が変わっていくの・・・変進開花もまた楽しみな色です。
STAFF 山田兄弟(弟)
シアサッカーストライプのシャツをアウター的に着用し、インナーにMINTカラーでスタイリング。
軽快なシアサッカー生地と淡いペールトーンのカラーが春夏らしく、涼し気に。
今の時期にはスポーツコートと合わせ、春らしいVゾーンを見せても良さそうです。
やや駆け足気味でご紹介してしまいましたが・・・色彩豊かなリネンの糸使いはやはり唯一無二。
春夏は特にこの糸使いを是非楽しんで頂けたらと思います。
島へのプライドや愛情がとても感じられるINIS MEAIN。
取り扱いしている店舗は少ないですが、取寄せ等も可能ですのでお近くの店舗へお問い合わせ下さい。
JUNICHI YANAI