
皆様こんばんは。
6/14(水)深夜25時
オールナイト ビームス プラスの時間
です。
毎日、幾つかのレコード店さんから
メールが来ます。それを確認するのが
とても楽しみです。日課ですね。
先日、我が目を疑う様な新情報が...
それは1977年に密かに発売された
前衛的野心作の再発売。もちろん
実物を見た事は一度もありません。
それにしても2023年の今に再発売?
なぜ??しかも受注分のみ!!
でも、気づいたらポチッとな...でした。
さて
今回はこちらです。
ビームス プラスの半袖モデル。
ベースにしている型は定番になっている
オープンカラーシャツタイプです。
名前の通り、襟を開けると空気の通りが
良好になり、ボックスシルエットの
胴体の中も一気に快適になります。
とは言え、開き方は控えめなので
さり気ない見え方です。
フラップ付きの胸ポケットが左右に。
ボタン無し仕様なのでミニマムな印象。
個人的に好みです。
この定番型をベースにして、今回は
インド製ファブリックを纏った一着。
アジュラックと呼ばれるプリント生地。
渋めのカラーリングが特徴的です。
リピートしている柄はひとつひとつ
手作業によって仕上げられています。
その為、柄の歪みや色調の揺らぎが
見られますが、それも特徴であり
魅力です。(実は、私が選んだ個体は
特に色調が揺らいでいます。前見頃の
左右がかなり違って見えます。)

タックインするのも良しですね。
ベーシックな型×エキゾチックな柄
何だか心躍る組み合わせですね。
basic&exotic...どこかで聞いた
フレーズとまあまあ似ているかも。
そう言えば...大昔、高校生だった頃。
今回の商品と似たエキゾチックな生地を
纏ったウェアを手に入れました。
それはVAN JACKET製のブルゾン。
当時は和製英語で“スイングトップ”と
呼ばれていた型×総柄生地の組み合わせ。
ブラック、ダークネイビー、オリーブが
渾然一体となり滲んだバティック柄。
確かショーツと組み合わせて、人生初の
“街のアイビーリーガーズ”に載りました。
懐かしい。また話が逸れましたが...
これからの時季におすすめの
エキゾチックな一着。
是非ご検討ください。
私の
最近の...recently...
冒頭の続き話です。レコード店より
入荷のメールがあり、無事に確保。
富岡多惠子さんという詩人のアルバム。
何と坂本龍一教授のプロデュースです。
詩人の朗読〜歌を自由に往来する声と
教授の抽象画の様な演奏が拮抗し合う
なかなかアヴァンギャルドな感じ。
ですが、ポップな聴き心地に仕上がって
いるのはさすが。
物語のようにふるさとは遠い
富岡多惠子
私の
最近の...recently...その②
予約分引き取りの前に、やはり店内を
くまなくチェックするのは当たり前。
で、気付いたらまとまりのないジャンルの
音盤をチョイス。世界最速バンドと
世界最重レゲエが同じ買い物カゴに。
そして、とどめに予約分の詩人の野心作。
なかなか良い釣果でした。
ポピュラーな音楽とは別枠の音楽が
世界にはたくさん存在しています。
たまには冒険もおすすめです。
以上、今週もおつきあい頂き
誠にありがとうございました。
では、また来週。
ビームス プラス 原宿
丹羽 望
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