BEAMS PLUS ロードショー 第176夜

コヴ 2023.08.19

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。


第176回目はこちら


『リバー・ランズ・スルー・イット』(1992)

監督:ロバート・レッド・フォード

出演:ブラッド・ピッド / クレイグ・シェイファー / トム・スケリット / ブレンダン・ブレシン / エミリー・ロイド

あらすじ:

神父で厳格な父親の元で育ったノーマンとポールは性格こそ正反対だったが、共通のフライフィッシングという趣味もあり仲の良い兄弟だった。そんな二人だったが成長するにつれ別の道を歩みだし……

久しぶりに名作を観ました。

リアルタイムではないですが高校生の時に観た時には正直、特に何も起こっていない様に感じて退屈だと感じていたのですが、今回観直してとても豊かな作品なんだと気付かされました。

勤勉で真面目な兄ノーマンと自由奔放で陽気な弟ポールの兄妹は性格は正反対ではあるがフライフィッシングという共通の趣味があり仲の良い兄弟です。

ノーマンは自由奔放な性格と天才的なフライフィッシングの才能のある弟ポールに対して、ポールは自分とは違って文学の才能が有り真面目なノーマンに対して、お互いに無い物を持っている兄弟に対しての羨望や葛藤があったのではないかと思います。ポールが新聞記者になったのも後に文学で大学教授になる兄に対する憧れかなと思ったりもしました。

結末は伏せますが、どんな事があっても人生は川の流れの様に続いていくという正にこの映画のタイトルの様な終わり方でした。

この映画の魅力はまだまだあり、まずはモンタナの雄大な自然の景色が本当に美しく映し出されています。そしてもう一つは若き日のブラッド・ピットです。公開当時も話題になったようですが、監督のロバート・レッド・フォードの若い頃にそっくりです。その辺も注目してみて下さい。

ここからは衣装を見ていきましょう。

時代は1910年代から1920年代なので、かなりクラシックな恰好をしています。観ていて気になったのは当時主流だったサスペンダーで、ただパンツを釣る為ではなく脱いだシャツをひっかけたりしていて、当時の使い方が分かったのが良かったです。これを機に自分もサスペンダーを探してみようと思いました。


それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。



ビームス プラス / ロングビル 6パネル キャップ
カラー:ライトブラウン、オリーブ、インディゴ
価格:¥4,290(税込)
商品番号:38-41-0020-017

アウトドアブランドからも色々な種類が出ているロングビルのキャップですがこのモデルはその中でもかなりツバが長いモデルではないでしょうか?この長さがあるからこそ日差しや雨をしっかり防げるのだと思います。自分はかなりインドアなタイプなので被る機会はほとんどないのですが、実際にキャンプや釣りに行くスタッフは重宝しているそうです。

使っている生地は強撚のオックスフォード生地で、使っていくと擦れたり日焼けなどで経年変化も楽しめるキャップです。一つ注意して頂きたいのはインディゴの物でこちらは染色の関係で水や汗で濡れると額にインディゴが移染する可能性があるのと、他の生地にも移染する可能性があるので気を付けて頂きたいと思います。

お盆は過ぎましたが、キャンプや釣りには良い季節ですし、日差しを避ける為にもこの様なキャップがあると便利ではないでしょうか?こちらのアイテムは現在お買い得になっていますので、気になった方はお近くの店舗にお問い合わせ頂ければと思います。

それでは『リバー・ランズ・スルー・イット』お楽しみ下さい。


コヴ