BEAMS PLUS ロードショー 第242夜

コヴ 2024.11.23

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第242回目はこちら


『血の祝祭日』(1963)

監督:ハーシェル・ゴードン・ルイス

出演:マット・アーノルド / ウィリアム・カーウィン / コニー・メイソン / リン・ボルトン / スコット・H・ホール

あらすじ:

若い女性を狙う殺人事件が連続で起こっていた。しかも残された死体は奇妙な事に体の一部分が切り取られて発見される。警察も総力を挙げて捜査はするものの、なかなか犯人検挙には至らず……

今週はこのブログでは珍しいスプラッター映画を取り上げようと思います。

スプラッター映画とは殺害シーンに直接的な描写を見せる映画の事で、今では当たり前になっていますが実はこの『血の祝祭日』が最初の作品であり、この作品の監督である「ハーシェル・ゴードン・ルイス」は「ゴアのゴッドファーザー」と呼ばれているそうです。ゴア(Gore)とは流血、血糊という意味で、ここから血しぶきが飛ぶ残虐シーンの事をゴアシーンやゴア描写と呼ぶようになりました。

1963年当時は人体破壊描写と真っ赤な鮮血は視聴者にかなりの衝撃を与えたでしょうし、今ではこの様な作品も沢山出ていますが、苦手な方は鑑賞自体を控えて頂いた方が良いかもしれません。

1960年には以前に取り扱った『サイコ』が公開されていますが、より直接的な過激描写を入れたエポックメイキングな作品だそうです。

作品自体は67分と短いので、興味のある方は是非、ご覧になって頂ければと思います。

それでは衣装を見ていきましょう。

この作品がかなりの低予算で作られているので手のかかった衣装が登場するわけではないのですが、事件を捜査する刑事の着ているスーツが気になりました。

特に突飛な物ではなくお手本の様な1960年代のスーツですし、予算を考えると吊るしのスーツを使っているのではと思うのですが、そこが逆にリアルな着こなしが出ていて参考になるなと思いながら観ていました。


そしてここからは今週のBEAMS PLUSのアイテムを紹介しようと思います。



ビームス プラス / マルチストライプ クルーネック5ゲージ
カラー:マルチ、マルチ23F、マルチ24F
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-15-0143-048

柔らかな色が中心のストライプにエルボーパッチが印象的なニットです。

明るい色が多い配色ですが、暗くなりがちな秋冬のコーディネートの中でニット自体が差し色として使えそうですし、このニットにダウンベストを着ていただいてもエルボーパッチがアクセントになるので主役としても充分に着て頂ける一枚だと思います。

生地にはウエイト感のある5ゲージのショットランドウールを使用し、インナーとして着てももたつく事もないと思います。

とても柔らかな印象のアイテムなので、パンツは6ポケットの軍パンやユーティリティトラウザーの様な武骨な印象のパンツを合わせても良いでしょうし、レザージャケットのインナーに着て頂くのも面白いと思います。

こちらも既に入荷しているので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。

それでは『血の祝祭日』お楽しみ下さい。

コヴ