エレガントさも感じさせるミリタリーなトラウザーズ

与那嶺 凜 2025.02.26

皆様こんばんは。

ビームス プラス WEST、ビームス 神戸の与那嶺です。


時刻は深夜1時となりました。

この時間は、BEAMS PLUS WESTのALL NIGHT BEAMS PLUSのブログをお送りいたします。


約1ヶ月ぶりでしょうか。

今月もビームス プラスレーベルのブログを書かせていただきます。


この1ヶ月で随分と2025年春夏のアイテムが入荷してきました。

どれもカッコよく欲しいものだらけで、財布とにらめっこが続いております。


そんな中でも個人的に特に気になるのは、、、



MIL Utility Dress Trousers
カラー:BLACK, NAVY
サイズ:S, M, L, XL
価格:¥37,400(税込)
商品番号:38-24-0336-791

こちら。

サイドの側章が目をひく、ミリタリーにおける礼服、式典などで着用されるパレードパンツ(セレモニーパンツ)のエッセンスを取り入れた逸品。


ベースとなる型は、BEAMS PLUSでは定番となるユーティリティトラウザーズ(ベイカーパンツ)。

無骨でクラシックな印象の強いパンツですが、こちらは程よい光沢感とシワ感が特徴的で、土臭い印象はあまりありません。


基本的なディテールは、先に述べたユーティリティトラウザーズと同じ。

軍物らしい迫力のある太いシルエットに、すっきりとしたレングス設定。これが穿きやすいんです。



さらに細かいポケットディテール




決して雰囲気を損なうことはなく、オリジンにはないアレンジがきいており、ニクイ。



両サイドにはウエストのアジャスタブルボタンを搭載。トップスの裾を入れたり入れなかったり、細かい調整をしたいときに役立ちます。ここも、個人的に嬉しいポイント。


そしてこのパンツの最も特徴的な点を2つ。


一つ目はこの素材感。

側章のトラウザーズと言えばウール素材ベースのものをイメージ?ユーティリティトラウザーズ(ベイカーパンツ)ならコットンのバックサテンやヘリンボーンがお馴染みですが、、、


こちらはミリタリーらしからぬナイロンサテンのとろみのある素材に強いシワ感のある加工で、エレガントなムードの中に無骨も際立つ仕様。

決してギラつき過ぎない鈍めの光沢感にグッときます。


そして二つ目は


何といってもこの側章。元は軍服として兵士の所属を見分けるためにつけられたもの・ドレスユニフォーム・正装としてステッチが外側に見えることはエレガントではないと上から隠すように施された、、、等と言われています。


現代ファッションとしては、その背景からフォーマルかつエレガントな印象も与えつつ、コーディネートのアクセントとしても抜群に機能します。


このパンツにおいては、側章はサイドシームに被るかたちではなく、そのやや後ろめの設定。

サイドシームは見えており、ダブルステッチのパッカリングが無骨な雰囲気を放ちます。



それではコーディネート紹介です。


ビームス プラス WEST、ビームス 天王寺よりスタッフ脇山の着こなし(158cm size S)。

ネイビーを着用。

ヴィンテージアイテムとミックスした脇山らしいスタイル。往時のムードある素材のアイテムと合わせることで、よりスタイリングに新鮮さが出ますね。


鈍い光沢感のあるナイロン素材のパンツとスポーティなレザーの茶靴との合わせもカッコイイ。


続きまして私与那嶺のコーディネート。


私はブラックをチョイス。

ミリタリー由来のアイテムでまとめつつ、それぞれの色使いや柄・素材の妙で、無骨過ぎないムードに。その中でも存在感を放つパンツは、何をしても無骨に偏りがちな私のスタイリングもどこかエレガントにまとめてくれている!?


私は168cmでMサイズを着用。Sがジャストサイズですが、ワンサイズアップでよりボリューム感とレングスの長さを出しました。


やはり横から見える側章が良いムードです。

意外と?ランコートのスエードレンジャーモカシンとの相性も良し。



以上、いかがでしたでしょうか。


ミリタリーのドレスユニフォームらしい、無骨ながらも漂う品の良さ、そして現代的な素材使いによるファッション性の高さ、、、これは、、、ほしい、、、!!


皆様、本当におすすめです。

是非ともチェックしてみてください。


それでは本日はこの辺りで。

またお会いしましょう。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。



ビームス プラス WEST

与那嶺