この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。
こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第263回目はこちら
『ロバート・デ・ニーロのブルーマンハッタン / BLUE MANHATTAN 1・哀愁の摩天楼』(1969)
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:ロバート・デ・ニーロ / アレン・ガーフィールド / ララ・パーカー / ジェニファー・ソルト / ゲリット・グレアム
あらすじ:
ニューヨークのボロボロのアパートに部屋を借りたジョンは向かいのアパートの部屋を盗撮して映画を作ろうとしていた……
舞台がニューヨークでロバート・デ・ニーロの主演と聞くとどうしても『タクシードライバー』が浮かんでくるのですが、この作品は『タクシードライバー』よりも前の作品です。
自分は初めて観た作品だったのですが、正直、分からなかったです。
舞台はニューヨークでアパートの窓から向かいのアパートの部屋を盗撮してポルノ映画を撮ろうとしている男の話なのですが、話が進むにつれて全く違う映画になってしまいます。
よくよく調べてみると邦題で『ロバート・デ・ニーロのブルーマンハッタン/BLUE MANHATAN2・黄昏のニューヨーク』、原題『greeting』と言う作品が1968年に作られていて、今作はこの作品の続編にあたるそうです。
邦題を付ける時に「1」と「2」を逆につけていたらしく、全くややこしい事になっています。
『黄昏のニューヨーク』が1作目で『哀愁の摩天楼』が2作目なのだそうです。
その様な作品の順番と年代は分かったのですが、それでも今作のつくりは全く分かりませんでした。
前半と後半で全く違う話になりどこに連れて行かれるのかわからない映画体験ができると思います。
本当にうまく説明が出来ないので、興味を持った方は是非、観て頂きたい1作です。
ここからはいつも通り衣装を見たいのですが今週もあまり印象的なものがなかったので、お休みさせて頂こうと思います。
衣装ではないのですが、ロケ撮影が多いので1960年代のニューヨークの実際の街並みが見れるのもこの作品の醍醐味だと思いますし、1960年代の相当汚いニューヨークが観れます。
そしてもう一つ余談で、今作でデニーロが撮っているのがポルノフィルムなのですが、英語で別の言い方をすると「ブルーフィルム」と言うそうです。アメリカで「ブルー」はエロティックなものを差す色の事でエロティックなジョークは「ブルージョーク」、日本だとこの手の映画は「ピンク映画」と言います。
どの国もポルノやエロティックなものを表す色があるようですが、かなり国によって違うので少し調べてみました。
まず日本は「ピンク」でアメリカが「ブルー」、ヨーロッパ圏のスペインだと「緑」の「Verde」でイタリアは「赤」の「ROSSO」、フランスは日本と同じく「ピンク」で「rosa」、アジア圏の中国では「黄」だそうです。
国によってかなり色の印象が違う事がわかります。
それぞれの国を訪れる際にこの色に注意して頂くと良いかもしれません。
それでは今週のBEAMS PLUSの商品の紹介です。
ビームス プラス / ミリタリー オープンカラー トロピカル パターン プリント
カラー:イエロー、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-11-1354-139
形はUS NAVYのオープンカラーシャツをベースにビンテージトロピカル柄をインクジェットプリントで表現したシャツです。
生地にはソフトに加工した光沢感のあるポリエステルの糸を使用しているので、かなり鮮やかで上品な光沢のあるシャツに仕上がっています。
武骨な軍物のシャツにトロピカル柄をプリントしているので、またアロハシャツとは違う雰囲気でお勧めです。
自宅で洗濯して頂けるので、これからの暑くなる時期でも気にせずに着用して頂けるシャツです。
こちらも既に店頭に入荷していますので、気になる方は是非、ご来店いただければと思います。
それでは『ロバート・デ・ニーロのブルーマンハッタン / BLUE MANHATTAN 1・哀愁の摩天楼』お楽しみ下さい。
コヴ