この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。
こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第266回目はこちら
『ムーンライズ・キングダム』(2012)
監督:ウェス・アンダーソン
出演:カーラ・ヘイワード / ジャレッド・ギルマン / ビル・マーレイ / ブルース・ウィリス / フランシス・マクドーマンド / エドワード・ノートン / ティルダ・スウィントン / ジェイソン・シュワルツマン
あらすじ:
1965年、ニューイングランド地方の沖に浮かぶニューペンザス島。ボーイスカウトの中から一人の隊員が脱走する。時を同じくしてある少女も家出をする……
相当なこだわりを持って映画を撮っているウェス・アンダーソン監督の作品です。
まず画面にシンメトリーを多用し、絵本を観る様に映画が進んでいきます。そしてセットや小道具のポップな色使いや衣装にも相当なこだわりのある監督です。
それはこの作品だけではなく今までの実写の作品もそうですし、人形劇であった『ファンタスティックMr.FOX』も衣装や小道具の細部に至るまでこだわりを感じます。
まず監督自身が相当、洋服にこだわりがある事が写真を見るとわかります。かなりお洒落な監督ですし、独自の世界観がある事も分かります。
そんな監督が描くのが、今回は12歳の恋物語です。
恋物語と聞くと可愛い二人の恋の駆け引きの様なものを想像しますが、全くそんな話ではありません。まず主人公の二人からして色々あり世間を冷めた目で見ていて、可愛げみたいなものは感じさせません。
しかし話が進んでいくにつれて冷めていても子供の部分や不器用な部分が可愛く見えてきますし、どうにかして幸せになってもらいたいと思うようになっていきます。
そして二人の恋の行方は……
是非、ご自身で見て確かめてみて下さい。
それではいつも通り衣装を見ていきましょう。
まずどの登場人物の衣装もお洒落で目を引くのですが、自分が一番気になったのは要所、要所に登場するナレーター役のボブ・バラバンの衣装です。
真っ赤なミドル丈のフード付きのコートにグリーンのワッチキャップをかぶり、丈の短いチノパン?にガムシューズを履いてる姿が本当に洒落ていて、どうにか真似出来ないものかと考えています。
他にもボーイスカウトの衣装も気になりますし、ブルース・ウィリス扮する警官の制服も面白いですし、かなり衣装も見ていて気になる映画だと思います。
一度目はストーリーを追ってもらって、二度目は衣装を含めた小道具に注目して観ていただくのもよいのではないでしょうか?
ここからは今週のBEAMS PLUSの商品紹介です。
ゆったりしたシルエットのケーブルニットのポロシャツで、リネンとコットンの混紡糸を使用し編み上げている為にシャリ感とハリのある生地に仕上がっております。
ケーブルの立体感はあるのですが生地が厚くない為、ジャケットのインナーとしてももたつかずに着用していただけます。
カラーバリエーションも8色とかなり豊富にございますので、お持ちのサマージャケットに合わせて選んでいただいても良いですし、1色ではなく2色、3色と選んでいただいても良いと思います。
こちらも既に店頭に入荷していますので、気になった方は是非、お問い合わせいただければと思います。
それでは『ムーンライト・キングダム』お楽しみ下さい。
コヴ