BEAMS + ロードショー 第6夜

コヴ 2020.05.16

いつもblogをご覧頂ありがとうございます。

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。


この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。


第6回目はこちら


『42 ~世界を変えた男~』(2013)

監督:ブライアン・ヘルゲランド

出演:チャドウィック・ボーズマン / ハリソン・フォード / ニコール・ベハーリー / クリストファー・メローニ

あらすじ:

1947年、初めてのアフリカ系アメリカ人としてメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンの姿を描いていく。


劇中にも出てきますが、まだジム・クロウ法が存在していた時代に現代からは想像出来ないくらいの罵倒や中傷やいやがらせを受けながらも次の世代の為に戦った選手です。

タイトルの「42」はジャッキー・ロビンソンが実際に付けていた背番号で、アメリカ・カナダの全ての野球チーム(メジャーリーグだけではなく、マイナーリーグ、独立リーグ、アマチュア野球のチームまで)全てのチームで永久欠番で、逆にジャッキー・ロビンソンが初出場した「4月15日」にはどのチームも全ての選手が背番号「42」を付けるそうです。


映画の内容も凄く良かったのですが、やはりBEAMS PLUSとしては避けて通れない洋服の話をしようと思います。

まず目に入ってくるのは球団オーナーのハリソン・フォードが着ているスーツで、かなりラペルの幅が広く、肩パットもしっかり入っていて全体的に大きく見えます。ラペルの幅に合わせてネクタイの大剣の幅もかなり広いネクタイが多いですね。

トラウザーも股上が深くお尻回りも大きいシルエットで現在のシルエットとはだいぶ違っています

他の登場人物たちも同じ様なスーツやジャケットを着ているので、この形が当時の主流だった事が窺えます。


小物で気になったのはチラッと映るプレートベルトで、このベルトはBEAMS PLUSでも取り扱いがあったのですが(現在は在庫はございません)実際に意識して映画の中で目にしたのは初めてでした。

(*意識していないだけで、実際には沢山の映画の中で使われていると思いますが・・・)

やはり映画を観ると衣装の時代考証をしっかり行っているので、当時の服装を知る事が出来てかなり勉強になります。

映画を観る事の魅力の1つですよね。


そして1番画面に映るのは選手たちのユニフォームです。歴史を調べるとかなり面白い歴史があるのですが、ここでは書き切れないので別の話をしようと思います。

以前、古着屋で自分のサイズのベースボールシャツ(ユニフォームの上)とベースボールキャップを探してた時期があったのですが、洗って縮んでしまったのか元より小さいサイズの物しかばかりなのかはわかりませんがボクの入るサイズが全く出てこなかったので泣く泣く諦めました。

ウールやコットンフランネルを使っていてかなり雰囲気が良かったので残念です。

そしてキャップは現在、様々なメーカーからボクの頭が入るサイズの物が出ており買う事も多いのですが、かなり汗っかきの為にただ立っているだけでキャップに汗が滲んできてしまいます。

夏に被ろうものなら何もしていないのにフルイニング試合をしたかのような有様で中々被る気になりません。

なので被らないキャップだけが増えていきます・・・。


まぁ、そんな話はさておき。

色々な角度から楽しめる作品ですので、お時間あったらご覧になってみて下さい。


では『42 ~世界を変えた男~』どうぞお楽しみ下さい。



コヴ