みなさん、こんにちは。
先週に続き、いつも通りの温かい目で、今週もよろしくお願いします。
インディアンジュエリーフェアにご来訪くださった方々、本当にありがとうございました、心の底から感謝しております。
やはり、目の前で真剣に悩んでいる場面に立ち会っているときの緊張、高揚はいつも刺激的で、何とも言えないイイ時間です。思えばフェアが回を重ねるごとに、インディアンジュエリー留年が確定する瞬間をずっと見守ってきましたが、ある意味でボクの役回りは黒いスーツ、黒いハットで名刺を差し出して「❤︎ココロのスキマ…お埋めします」なんて感じなのだろうか、あんなに目ヂカラは…留年生の皆さんに悲劇が起きないよう願っています。もし…アノ男が抱えているバッグがインディアンジュエリーでいっぱいだとしたら…すぐに全巻読まないと! 少しでも読みたいと思った方は重度の留年生です…一旦ここまでにしておきましょうか。
ここに綴る内容に相応しいのか、ボクはビームスのスタッフがインディアンジュエリーを選ぶのを、横で見るのが密かな愉しみです。みんな一様に服選びよりも時間がかかります。そんな場面で若いスタッフが選んでいると、つい余計なお節介、口出ししそうになったり、カワイイ後輩がモノ選びでボクを頼ってきたら急に忙しいフリをしたり、親しいセンパイが来たら露骨にハッキリした声でご予算を尋ねて煽ったりと、大袈裟かもしれませんが、皆一様にジュエリー選びに直面すると自分と真剣に向き合うことになり、素の部分が剥き出しで隠し通せなくなります。普段は堂々として見えるけど、意外と気弱だな〜みたいなのが面白いんです。そういうボクがジュエリーの前で1番無防備なのでどれだけ言われているのか…マズいコトです。
インディアンジュエリー放浪記 其の一 で紹介した Harrison Jim のサンダーバードのリングをボクが娘に「ハト」と言われた件を ビームス プラス 原宿 のインスタライブで話したところ、イトウくんが Cippy CrazyHorse のガラガラヘビのブレスレットを購入しに来てくれました。着けたところを3歳の愛娘Hちゃんに見せたいとのコトで、購入に踏み切るにはイイ話だな〜と。まさか「ウナギさん」なんて可愛くボケてくれたりしないとは思いますが…
お買い上げのブレスレットをさっそく着用したIJ留年確定?の藤木さんと
ありがたくも WAREHOUSE&CO. 名物プレスの藤木さんにJesse Robbinsの控え目な佇まいのブレスレットをご購入いただきました。インディアンジュエリーの古い歴史を本を片手に紐解いていたら、さすがアメリカの歴史、文化を熟知されている方なので、みるみる理解、想像が働き始め、30分もするとシルバーの質感の違いに気付き始めるという。ボクの経験からすると、おそらくもう留年確定でしょうね〜 藤木さん、すみませんでした真剣に選んで頂いている最中に、昭和のプロ野球の話ばかり振ってしまって。
やっぱりイイですねインディアンジュエリーは、人間模様が。また次の開催が決まるまで、 しばし放浪へ…
コヴァ ヤジー