初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。
この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。
こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第71回目はこちら
『フレンチ・コネクション』(1971)
監督:ウィリアム・フリードキン
出演:ジーン・ハックマン / ロイ・シャイダー / フェルナンド・レイ /トニー・ロビアンコ
あらすじ:
ニューヨークの麻薬密売ルートを探るポパイことドイルと相棒のルッソはある密売人に目を付け捜査を始める。その先にはマルセイユとニューヨークをつなぐフレンチ・コネクションがあった。
この映画は1961年に実際に起こった麻薬の押収事件を基にしているそうです。
アメリカン・ニューシネマの名作の1本で、かなり乾いた風情のある作品です。監督であるウィリアム・フリードキンはドキュメンタリー映画の様なざらついた質感で刑事側も売人側も描いていき、単純な勧善懲悪に収まらない作品に仕上げています。
ほぼ全編ニューヨークロケで撮られていて当時のニューヨークがどの様な街だったのか、どの様な風景だったのかが窺えます。
物凄く簡単に「アメリカン・ニューシネマ」について説明をすると1960年代後半から1970年代半ばまで続いたムーブメントで、ベトナム戦争反対や当時の社会情勢を反映した作品だったり、それまで作られていたハリウッド的なハッピーエンドにはならないアンチハッピーエンドが特徴の作品群です。
代表的な作品だと『イージー・ライダー』、『俺たちに明日はない』、『卒業』等があります。他にも有名な作品が多いのでアメリカン・ニューシネマという括りで作品を観ていくのも面白いと思います。
さて、ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。
季節の設定が冬なので主人公のポパイを含め他の登場人物達はアウターを着ているのですが、バリエーションも多く結構お洒落な物を着ています。ポパイなんかはある重要な場面でナポレオンジャケットの様な物を着ており、しかも体に馴染んでいてとても格好良いです。
そんな中、気になったのが相棒のロイ・シャイダーが着ているグレーハウンドトゥースのツイードのジャケットです。もちろんビームス プラスでも取り扱いはあります。
ビームス プラス / 3ボタン ハリスツイード ガンクラブ チェック
カラー:ガンクラブ チェック
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥52,800(税込)
商品番号:38-16-0117-803
劇中ではグレーベースなので若干印象は変わりますが、かなり近い雰囲気だと思います。
そしてよりベーシックなグレーも取り揃えております。
劇中ではこのジャケットの下にシャツではなく黒いタートルネックを着てガンホルダーを付けているのですが、タートルネックを着ている所がビートジェネレーションの影響を感じさせこの映画と凄くマッチしていると思いました。
実際に着て頂く時もタートルネックも良いですし、少し生地の厚いデニムのボタンダウンシャツなんかでも武骨な雰囲気でとても良いのではないでしょうか?
上記のジャケットは現在、予約を受けているので気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。
それでは『フレンチ・コネクション』どうぞお楽しみ下さい。
コヴ