BEAMS PLUS ロードショー 第224夜

コヴ 2024.07.20

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第224回目はこちら


『ヘイル、シーザー!』(2016)

監督:ジョエル・コーエン / イーサン・コーエン

出演:ジョシュ・ブローリン / ジョージ・クルーニー / オールデン・エアエンライク / レイフ・ファインズ / ジョナ・ヒル / スカーレット・ヨハンソン / フランシス・マクドーマンド / ティルダ・スウィントン / チャニング・テイタム

あらすじ:

1950年代のハリウッド。超大作映画の撮影中に主演俳優のウィットロックが誘拐されてしまう。解決を任されたのが何でも屋と呼ばれているプロデューサーのエディ・マニックスだった……

このブログで何度も取り上げているジョエル&イーサン・コーエン兄弟の監督作品です。

この兄弟の映画は容赦無い暴力をかなり乾いたタッチで描くものもあれば、今作の様に緩いコメディタッチの作品もあります。

1950年代のハリウッドが舞台なので避けて通れないのが「赤狩り」といわれる共産主義者排除運動で、これによって多くの監督や脚本家、俳優がハリウッドで仕事が出来なくなり、偽名を使ったり他の国に逃れて俳優を続けたりしました。

今作でも赤狩りのターゲットになり、仲間の名前を言わずに追放になった「ハリウッド・テン」と呼ばれる人達が登場しますし、その中の一人の「ダルトン・トランボ」という脚本家は別の人の名義で『ローマの休日』の脚本を書いており、アカデミー賞も取っています。

そんな時代背景、宗教や政治が絡んでくる中、仏頂面で様々なトラブルをどうにか解決していくジョシュ・ブローリンと有名な俳優達が一癖も二癖もあるキャラクターを演じるコメディです。

時代背景を知っているとより楽しめる作品ではないかと思います。

それでは衣装を見ていきましょう。

ハリウッドが舞台なので色々と華やかな衣装は出てくるのですが、自分が注目してしまうのは主人公のジョシュ・ブローリンのスーツ、ジャケット姿ですね。

肩幅がしっかりあるので、50年代のラペル幅の広いピークドラペルのジャケットがとても格好良く映りました。ああいうジャケットを着こなせるようになりたいものです。

ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ミル トラウザーズ マルチカラー ヒッコリー
カラー:グレー、ベージュ
サイズ:XS,S,M,L,XL
価格:¥24,200(税込)
商品番号:38-23-0129-791

ビームス プラスではお馴染みのミリタリートラウザーズの新しい生地を使った一本です。

今まではヘリンボーン生地で、かなり軍物の雰囲気が強かったのですが、ヒッコリーに生地が変わるとかなりさわやかになります。

渡りの太さは健在なので、デニムジャケットやチョアジャケット等のワークアイテムとも馴染むと思いますし、ポロシャツを着てその上にリネンのジャケットを合わせるのも良いのではないでしょうか?

そして実は同素材を使ったジャケットもあるのでセットアップで着て頂くことも可能です。


ビームス プラス / ミル ショールジャケット マルチカラー ヒッコリー
カラー:グレー、ベージュ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥23,100(税込)
商品番号:38-18-0469-791

どちらも既に入荷しておりますので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。

それでは『ヘイル、シーザー!』お楽しみ下さい。

コヴ