BEAMS + ロードショー 第38夜

コヴ 2020.12.26

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。


第38回目はこちら


『クリスマス・キャロル』(1984)

監督:クライヴ・ドナー

出演:ジョージ・C・スコット / デビッド・ワーナー / スザンナ・ヨーク / エドワード・ウッドワード / アンジェラ・プレザンス

あらすじ:

吝嗇家で意地悪なスクルージはクリスマスイヴの夜に3人の幽霊によって自分の過去、現在、未来を見る事になって……

イギリスの文豪の「チャールズ・ディケンズ」原作の中編で、ディケンズを世界的に有名な作家にした作品と言われています。

1843年に出版され、以来読み続けられている名作です。

映画の舞台も1800年代のイギリスなので衣装の説明は今回もお休みさせて頂きます。

しかし1点、気になった事がありまして作中でスクルージが自分の着ているベストを指して「ウェストコート」と呼んでいました。

この呼び名はイギリスの呼び名で、アメリカでは「べスト」、フランスでは「ジレ」とそれぞれ違った名前ですが、同じ物を指しています。実際に作品の中でも「ウェストコート」と呼ばれているんだと感心してしまいました。


イギリスの作品ですが、世界的に有名でこの『クリスマス・キャロル』の映画化作品だけでも沢山ありますし、原作を基にした作品も数多くありますので、関連作品も観て比較してみるのも面白いかもしれません。

是非、このクリスマスシーズンに観て頂きたい作品の1つだと思います。

今月はクリスマスに関連する作品を紹介して参りましたが、紹介した中だと自分は『素晴らしき哉、人生』が一番好きでした。

年代を問わないのであれば自分が好きで観なおす映画は『ダイ・ハード」と『グレムリン』です。ダイ・ハードはアクションに目を奪われてしまいますし、『グレムリン』は「ギズモ」の愛らしさにやられてしまいます。

こちらも機会があったら観てみて下さい。


今年から始まった『BEAMS PLUS ロードショー』ですが、年内は本日で最後の記事でございます。

ここまで続けられたのもひとえに読んで頂いている皆様のおかげでございます。

来年もBEAMS PLUSに纏わる様な作品や、世界観が分かる様な作品を紹介していきたいと思っておりますので、今後も宜しくお願い致します。

それでは『クリスマス・キャロル』どうぞお楽しみ下さい。


そして皆様、良いお年をお迎え下さい。


コヴ