この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。
こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第145回目はこちら
『LBJ ケネディの意志を継いだ男』(2017)
監督:ロブ・ライナー
出演:ウディ・ハレルソン / マイケル・スタール=デヴィッド / リチャード・ジェンキンス / ビル・プルマン / ジェフリー・ドノヴァン / ジェニファー・ジェイソン・リー
あらすじ:
1960年アメリカ大統領選挙の予備選に立候補するも若いライバルのJ・F・ケネディに敗れるも副大統領に指名される。そして1963年、ケネディがダラスで暗殺され……
ジョン・F・ケネディ大統領時の副大統領でありケネディ暗殺後に大統領になった、「リンドン・B・ジョンソン」大統領の自伝映画です。
かなり有名なジョン・F・ケネディは別にして他国の大統領の名前は歴史の授業で学んだはずですが殆ど覚えておりませんで、リンドン大統領もケネディ暗殺の後に大統領になった人という認識で、何をしたのかまでは知りませんでした。
映画を観た後に少し調べると内政に関してはケネディの公約だった公民権法や投票権法に署名したり、公的扶助を目的としたメディケアを制度化したりと大きな功績を残しましたが、外政ではベトナム戦争の泥沼化で批判されており、その事が元で自身の大統領任期は1期のみで、2期は立候補しなかったそうです。
この方は民主党の議員ですがテキサス州出身の南部の方で元々は奴隷制に賛成していた方だったようです。そんな人が公民権法に署名をするくらい考え方が変わったのが不思議だったのですが、最後に語られるその理由が本当に人間的で人はいくつになっても考え方を変える事が出来るのだという事を実感しました。
実際にそのエピソードに近いことがあったようです。
その他にも色々な評価のある方ではあったようですが、政治家として特に内政面では業績は大きい方だったのだと思います。
あまり自分には馴染みのない人物ではありましたし、この映画自体も正直、地味な映画だと思います。しかしこの映画を観た事もう少し詳しく調べてみようと思いました。
今回は登場人物のほとんどがスーツを着ておりあまり特筆すべき着こなしが見つからなかった為、洋服の紹介はお休みします。
それでは『LBJ ケネディの意志を継ぐ男』お楽しみ下さい。
コヴ