BEAMS PLUS ロードショー 第124夜

コヴ 2022.08.20

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。


第124回目はこちら


『狼たちの午後』(1975)

監督:シドニー・ルメット

出演:アル・パチーノ / ジョン・カザール / クリス・サランドン / チャールズ・ダーニング / ランス・ベンリクセン

あらすじ:

ある男たちがブルックリンの小さな銀行を襲ったが、金庫には金は無く気が付けば警官隊に包囲されていて銀行に人質と籠城する事になってしまう。


実際にあった銀行強盗に着想を得た映画だそうです。

最初のグダグダで無計画の様な銀行強盗から人質達との会話を含めて前半部分はコメディなのかと思わせるスタートでした。しかし主人公のソニーの人物像が分かってくるにつれ映画の雰囲気が変わってきます。

主人公ソニーと相棒のサルの現状を変えたいがどうしたらいいのか分からない焦燥感、苛立ち、此処ではない何処かへの憧れ、やり直しが効くのではないかと思う期待感、何とも言えない感情が渦巻くような後半でした。

そしてそんなソニーを演じたアル・パチーノが本当に素晴らしかったです。本当に目が印象的でした。ゴッドファーザーの時とは違った凄みがあると思います。

八方塞がりなソニー達がどうなるのかは是非、ご自身で確認して頂ければと思います。

いつもはここから衣装を見ていくのですが、ほぼワンシチュエーションの為に衣装もほぼ変わらないので、今回はお休みいたします。


ですが、冒頭のシーンはロケ撮影をしていると思われるので、1970年代当時のニューヨーク、ブルックリンの映像が観れるのがとても良かったです。

映画全体の雰囲気や結末も含めて、アメリカンニューシネマの代表的な1本に数えられるのは納得の作品だと思います。


それでは『狼たちの午後』どうぞお楽しみ下さい。


コヴ