一歩引いて見えてくる魅力

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

さてさて、今週のサッカー情報です。この二週間、私にとっては、気分の上がらない状況となってしまったのは、我が横浜Fマリノスのガンバ大阪戦、ジュビロ磐田戦、下位チームとの連敗…無得点。しっかりと固められたゴール前をこじ開けるとはいかず…一瞬のスキを突かれての失点はスタジアム全体のムードもどんより。


ガンバ大阪戦


ジュビロ磐田戦(ナイターならではの演出も楽しみました)

折角いい席(ガンバ大阪戦)取ったのに優勝に向けて勝ち切れない。それにしても、降格争いのチームの迫力と準備に完敗でした。熾烈過ぎる降格争いは、日付け変わり今日、22日の静岡ダービーが見もの。一節少ないチーム同士且つ、直接対決は盛り上がるだろうな〜と今週の動向を見守りたいと思います。

ルヴァン杯もお忘れ無く。


本題です。ここ最近の朝晩の冷えと日中の暖かさによる寒暖差は身体に応えますね。すっかり鼻風邪を引いてしまっていますが、今週もどうぞお付き合いください。







BEAMS PLUS チェックジャカート モヘアカーディガン
カラー:GREY,BLACK,MUSTARD
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥25,300-(税込)
商品番号:38-15-0145-048



何処となく懐かしいクラシックなムードを醸し出している。カタチはごくごくベーシックなVカーディガンのポケット付き(柄合わせ)。

正直この手の毛足の長いカーディガンは、昔っからアメリカ衣料を扱う古着屋さんには必ず並んではいるものの、通り過ぎていた気がする。何でだったのか考えてみると、グランジの匂いが強かったからなのかと。ロックな象徴となっていたそのアイテムイメージが、当時の自分には好みじゃなかった。ただそれだけかもしれません。

歳を重ね、考え方も柔軟に変わってくる中、改めてこのモヘアカーディガンの良さを探ってみる。

そもそも、50’s、60’sを代表する位の大衆衣料。色んな柄域で表現されボヤっと見える柄表情も、取り入れやすい点の一つ。その毛足の長いモヘアは、暖かみのある風合いと滑らかさが同居し、身体を包み込んでくれる。糸の量感と詰まり具合かと思うが、冬の寒さを凌ぐには、十分過ぎる程。ゆるっとふわっとのイメージが、武骨さからかけ離れる印象もあるかと思うがそこは柄次第。






色使いと、格子柄が粗野感満載。ましてやグレー×ピンクの配色は当時のムードをグッと後押し。

特筆すべくは素材の配合。当時の渇いたタッチ感と痩せ細っていく、だるんと伸びたビンテージウェアを見る事もあるが、ナイロン×ウール×モヘアの三者混が、糸の強度を高め、ジャカートで柄出しを行い弾力性のあるニット地に仕上げている事で、アップデートを図っているので懸念点は解消している。着用感も申し分無い程滑らかさがあり、チクっとする感じが苦手な方にもストレスフリー(個人の程度によるところ)。

当時のグランジの着こなしばかり取り上げられてはいるが、纏っていた人たちも、もしかしたら子供の頃のベーシックに袖を通していただけかもしれない。特別感は無く、その人たちも単純にオーセンティックなアメリカの大衆衣料を好んでいたとしたらごく自然な事だったのであろうか。そんな事を考えていたら敬遠していた自分が勿体無く思いレジに直行でした。

皆さんも是非一度、お試しくださいますと嬉しいです。

YAMA