この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。

こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第143回目はこちら

『ハロルドとモード / 少年は虹を渡る』(1971)
監督:ハル・アッシュビー
出演:バッド・コート / ルース・ゴードン / シリル・キューザック / チャールズ・ダイナー
あらすじ:
死に取り付かれている19歳のハロルドは日々、狂言自殺をしたり、他人の葬儀に勝手に出席したりしていた。そんなある日、他人の葬儀で何度も顔を合わせるおばあちゃんの存在に気付く……
普段、取り扱っている映画の時代からは少しずれてしまうのですが、アメリカンニューシネマの傑作の1本であり、とても素敵な映画なので紹介します。
あらすじだけを見るとホラー映画の様にも見えますが実はロマンスコメディー作品なんです。主人公は大金持ちと思われる家の一人息子で生きている実感がわかずに狂言自殺ばかりしているハロルドですが、あるきっかけで破天荒で何をするか分からないアナーキーな、でもとてもチャーミングな79歳のモードと出会います。
ハチャメチャなモードに振り回されながらハロルドは徐々にモードに惹かれていきます。その過程でハロルドの置かれた状況やモードがどうしてこのような振る舞いをするのかが分かってきます。
そして最後には……
是非、本編を観て結末を確認して頂ければと思います。
少し自分の話をしますと、12年前に新宿でリバイバル上映をしていてそのタイミングで劇場で初めて観てこの作品が好きになったのですが、その当時はソフト化もされておらず次はいつ観れるのかと思っておりました。しかし今ではサブスクで手軽に観れる様になり本当に便利な時代になったと実感しております。
それではここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。
主人公のハロルドはお金持ちなのでいつもきちんと上質な物を着ており、ほぼジャケットスタイルでたまにセットアップも着ています。そのジャケットは70年代の代表的な形でラペルが広く、腰に掛けてかなりシェイプの利いてる体にフィットするシルエットで、パンツはヒッピーファッションを代表する様なフレアパンツを合わせています。
シャツの襟は大き目なラペルに合わせてかロングポイントで60年代のシャツの襟に比べるとかなり大きいです。そしてネクタイもかなり幅の広くて短い特徴的な形をしています。
今回はビームス プラスの雰囲気とは違うので紹介出来る商品が無いのですが、時代によってディティールが変わるのを確認出来るのも映画の魅力の1つだと感じました。
自分がとても好きな映画なので、これがきっかけで他の人にも観て頂けると良いなと思っております。
それでは『ハロルドとモード / 少年は虹を渡る』お楽しみ下さい。
そして2022年もこのブログ読んで頂きありがとうございました。来年2023年も続けていければと思っておりますので、宜しくお願い致します。
皆様良いお年をお迎え下さい。
コヴ