この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。

こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第153回目はこちら

『アトランティスのこころ』(2001)
監督:スコット・ヒックス
出演:アンソニー・ホプキンス / アントン・イェルチン / デヴィット・モース / ホープ・デイヴィス / ミカ・ブーレム
あらすじ:
父親を早くに亡くし、母親と二人で暮らしているボビー。彼の住んでいるアパートの二階にテッド・ブローティガンという老人が引っ越してくる。紳士的で物静かなこの老人と交流する様になっていくが……
アンソニー・ホプキンスを見るとあまりにもレクター博士の印象が強くて、不穏なストーリーかと思うのですが、この作品はミステリーの要素もある青春映画でした。
原作者はミステリーの帝王ことスティーブン・キングで5作の連作中短編の1作だそうです。
父親を早くに亡くし、子供の事よりも自分の事が大事な母親と暮らしている主人公のボビーは老紳士であるテッドに父親の影を求め、テッドも色々な事を教えていきます。
ボビーはそんなテッドから不思議な仕事の依頼を受けると同時にテッドには不思議な力がある様に感じます。
その力というのは……
ここからはミステリーのネタバレになってしまうので、是非ご自身で確かめて頂きたいです。
そしてこの映画のもう一つの面が青春映画という所です。
近所に住んでいる幼馴染の女の子の事、母親との事、テッドとの事、子供と大人の間の時期の、劇中でテッドが言う「若い頃は幻の国にいるみたいだ。」という台詞の様に思い出の中の幻の国の記憶の様な瑞々しい映画でした。
原作と映画だとかなり脚色はされているようですが、原作も読んでみようと思います。
それではここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。
回想時の主人公のボビーは11歳でありまだまだ子供の部分が多い少年なので、前々から自分が推測、提唱している様に「少年」を象徴するボーダー柄のTシャツを着ています。しかし今回はこのTシャツではなく、ボビーや幼馴染のキャロルやサリーも履いているデニムパンツに注目したいと思います。
時代設定が1960年代でワークパンツであるデニムパンツも一般的に履かれる様になりこの3人ともほとんどの場面で履いています。
当時のシルエットですから今ほど細くなくとてもオーセンティックなシルエットなので、そこにも注目してみて下さい。
それでは今週のBEAMS PLUSのアイテムの紹介です。

こちらがブラックで

こちらがインディゴです。
ビームス プラス / デニム 5ポケット ワイド パンツ
カラー:ブラック、インディゴ
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-21-0040-791
形のベースは1950年代から1960年代のストアブランドのワークパンツをベースに、従来の5ポケットに比べてウエストとヒップにゆとりを持たせ裾にかけて緩く絞っています。
生地は縦糸と横糸の打ち込みのテンションを変える事で凹凸感のあるデニム生地で、防縮加工のみ施しています。
使用している縦糸はブラックは硫化、インディゴはピュアインディゴでのロープ染色という芯までは染まらない方法で染めている為、履き込んでいくと表面の染料が落ちてきて経年変化も楽しめるパンツです。
ここで注意して頂きたいのが、上記の様に染色をしている生地を使用しているので洗濯時や擦れによって移染する可能性がかなりあります。洗濯の際は出来れば単品で洗って頂きたいのと、汗や雨で濡れた際に他の物と擦れると移染しますので、その点に注意をお願い致します。
スリムでもバギーでもない定番のシルエットのデニムパンツをお探しの方にはお勧めのパンツなので、是非、お近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。
自分は一先ずブラックを購入し、インディゴも購入予定です。サイズは勿論、XLです。
それでは『アトランティスのこころ』お楽しみ下さい。
コヴ
 
			 
         
                   
   
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  