この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。

こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第155回目はこちら

『ライ麦畑の反逆者 ひとりぼっちのサリンジャー』(2017)
監督:ダニー・ストロング
出演:ニコラス・ホルト / ケヴィン・スペイシー / サラ・ポールソン / ゾーイ・ドゥイッチ / ヴィクター・ガーバー
あらすじ:
1939年のニューヨーク。作家を志すサリンジャーはコロンビア大学の受講生となり教授であり編集者のバーネットと出会い、短編を書き始める。徐々に短編が雑誌に載り始めたが第二次世界大戦が始まり……
「ライ麦畑でつかまえて」、「J・D・サリンジャー」の名前はもちろん知っているのですが正直、恥ずかしい話ですが読んだことがなかったですし、作者がどの様な方なのかも知りませんでした。
よくよく考えてみると「J・D・サリンジャー」という名前も人生のある一人の作家の名前としてではなく、記号というか固有名詞の一つとして感じていた事に気が付きました。
この映画で描かれている様に物語を書けなかったり、書き上げた作品を編集部に持ち込んでも不採用だったりと苦労や悩みがあった事を知るとどんどん血の通った「J・D・サリンジャー」という人物になっていきましたし、作品も読んでみようと思いました。
そしてやはり戦争というものは色々な人に本当に深刻な影響を与えてしまうものだという事を感じます。
この映画は伝記映画なので派手な見せ場みたいなものはないのですが、今まで「J・D・サリンジャー」がどの様な人物かという事を知らなかったので、一先ず「ライ麦畑でつかまえて」と読んでみようと思いましたし、作品を読む際の良い補助線になったと思います。
それではここからは衣装を見ていきましょう。
主人公のサリンジャーは特に派手な特別な格好をする事はなくいわゆる普通の格好をしているのですが、最後に近いシーンで多分、軍物のタンカースジャケットを着ている場面があります。
もちろん今、古着好きからするとタンカースジャケットの状態の良いものは結構な値段が付いているので普通の格好とは言えないかもしれませんが、この様にショートブルゾンをサラッと着ている格好に自分はとても憧れてしまいます。
それでは今週のBEAMS PLUSの商品の紹介です。

ビームス プラス / チェックプリント ハリントン ジャケット
カラー:チャコールグレー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥39,600(税込)
商品番号:38-18-0055-803
アイテム名にもある「ハリントン」とはショート丈で裾と袖がリブになっているジャケットの総称で、1960年代のドラマの登場人物の名前が由来だそうです。一番有名なのは「Baracuta<バラクータ>」の「G9ジャケット」ではないでしょうか?余談ですがビームス プラスではこの「G9ジャケット」も取り扱っています。
こちらのハリントンジャケットはコットンライクに見えますが、ポリエステルの糸を使い不均一に織り上げる事で化学繊維の光沢を抑えています。しかし化学繊維の特性を活かし、横方向にストレッチ性を持たせ吸水性・速乾性もあります。
裏地も付けているので袖通りも滑らかで、シルエットもゆとりを持たせているので、肌寒い時期には薄いセーターを着たり出来ますし、暖かくなってきたら半袖のアイテムと合わせても着やすいと思います。
インナーはボタンダウンシャツでもシャンブレーのワークシャツでも相性良いですし、パンツもデニムの5ポケットからチノパン、ウールのトラウザーとどんなパンツでも良いと思います。
いつかはこの様なショートブルゾンをさらりと着こなせる様になりたいと思っています。
こちらも既に入荷していますので、気になった方はお近くの店舗にお問い合わせ頂ければと思います。
自分はまず「ライ麦畑でつかまえて」を読もうと思います。
それでは『ライ麦畑の反逆者 ひとりぼっちのサリンジャー』をお楽しみ下さい。
コヴ