[チェック神本のAll Night BEAMS PLUS]

皆様こんばんは、いつもBEAMS PLUSのレーベルブログをご覧頂き誠に有難う御座います。
ビームス ライフ 横浜 のチェック神本です。
9月も終わりに差し掛かっておりますが日中はまだ暑さの残る日々が続きますね、日本の良さといえば「四季」でありそれぞれに風情がある点が好きなところでもありますが、今年も秋が短くなりそうですね。
秋といえば金木犀、子供の頃から近所に金木犀があり自室から窓を開けて夜風と共にその香りを堪能していますが今年はいかがなものか。
それでは今回ご紹介させていただくアイテムはこちら!!

BEAMS PLUS 2プリーツリラックス ネルパッチワーク
カラー:パッチワーク
サイズ:S M L XL
価格:¥28,600(税込)
商品番号:38-23-0330-874
25SSシーズンより新たに登場した2P Relax型、パッチワークマドラスとリネンソリッドの2型で展開しておりましたが秋冬シーズンはフランネルパッチワークで登場。
ようやく「チェック神本」の本領を発揮することが出来そうです。
まずはこちらの新型2P Relax 型の特徴として、横から見た時のシルエット テーパードを控えめにしてストレートに近い太めのシルエット。

昨今のトレンド感のあるシルエット感という捉え方も出来ますが、私個人的にはパンツが太くて合わせずらいなと思った経験が少ないです。
トップスをジャスト目に合わせてパンツにゆとりを持たせてトータルバランスを取るも良し、ゆとりを持たせたトップスを合わせてゆったり目な印象で合わせても良し。
BEAMS PLUSが提案するボックスシルエットのジャケットとのトータルバランスも取りやすく非常に扱いやすいシルエット、パンツなのではないかと実際に着用していて感じております。

ベルトループもありますがドローコードでウエストを調節出来るので大きめのサイズで着用しても問題なく着用いただけます。

私のウエスト実寸値74cmですが着用サイズはLサイズ、オンラインサイトにて推奨している最小サイズは83cmからとなっておりますがドローコードをキツめに締めることで着用が可能になっております。
シルエットに太さを求める為にあえて大きく着用しているわけですが、平尻(お尻があまり出ていない)わたくしでも、パンツの作り上股上が長めに設定されていてハイウエストぎみに着用する事で、サイズを上げて着用する事で生まれるお尻部分のもたつき・あまりが気にならないと私は思っております。
9/8にBEAMS PLUS の公式インスタグラムにて投稿されている9/12リリースアイテムの紹介、5枚目の投稿にローファーで合わせているコーディネートがありますが、私もルームシューズで合わせるコーディネートを組みたいなと考えております。
ローファーの語源は「怠けもの」 ルームシューズもその名の通りに元はパジャマ・ルームウェアを着る際の室内履きのシューズです。

どちらにも共通している点はリラックステイストとカテゴライズできるという点。
このパンツにもリラックスと名前が付いている点とフランネル生地の柔らかい起毛した生地感がどこかルームウェアの雰囲気を漂わせていると私には感じ取れ、あえてルームシューズとゆったりとしたシルエットのジャケットで合わせた点が私なりのこだわりであります。
最後にそれぞれの「チェック柄」のご説明を、
まずはご存知の方も多いであろう「ブラックウォッチ柄」
タータンチェックと一括りにして呼ばれることが多いですよね。

イギリスはスコットランド地方で生まれ、柄によって種類別がされているのが特徴的です。
クランタータン・ミリタリータータン・ロイヤルタータンとタータンチェック内で3つに区分分けされており、ブラックウォッチはミリタリータータンに属しています。
それぞれ簡潔にご説明すると、クランタータンは氏族、日本でいうところの「家紋」にあたります。
〜家に古くから伝わる柄として位置しており認知度が高い柄だとドレスゴードンがそのひとつです。
特にクランタータンはスコットランドの自然・景観に合わせたダークトーンのチェック柄が主流とされているようです。

ロイヤルタータンは貴族や王室で使われていた柄、ハリントンジャケットの申し子、BARACUTA G9の裏地に使われているチェック柄、別名フレイザータータンと呼ばれておりますがこれはラヴァト卿から許可を得てその名前がついております。
ミリタリータータンは軍隊で使用されていた背景を持つタータンチェックであり、目視でどこの分隊なのか敵か味方か判断する為に使われていました。
今日のイギリス国内でもパレードが行われる際に伝統的な衣装である「キルト」に落とし込まれているのをよく目にします。
ブラックウォッチ(Black Watch)はミリタリータータンに属しています。
「Watch」には警戒のための、見張り・監視という意味があり
黒い見張り番という通称が正式名称となったとされています。
タータンチェックは1000種類以上のパターンがあり、明言出来る確証がない為、以下2つの柄は私が調べた近しいパターン・モチーフとしてご紹介致します。

ロイヤルスチュワートモチーフ
スチュワート家に伝わり王室御用達のパターンである為、クランタータンに属されるでしょう。

パッファローチェックモチーフ
アメリカはウールリッチ社で生まれたチェック柄であり、タータンチェックには分類されないものの、猟師・ハンター間での誤射を防ぐために生まれたチェック柄であり、人と動物を識別する為に生まれたという点では近い出自があると考えられます。
チェック熱が出てしまい少し長い文章になってしまいました。
25秋冬ベストバイにノミネートされる事はマチガイナイ。
それではまた来週、
チェック神本