この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。

こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第311回目はこちら

『ボーイズ・イン・ザ・バンド』(2020)
監督:ジョー・マンテロ
出演:ジム・パーソンズ / ザカリー・クイント / マット・ボマー / アンドリュー・ラネルズ / ロビン・デ・ヘスス / ブライアン・ハッチソン / マイケル・ベンジャミン・ワシントン / チャーリー・カーヴァ―
あらすじ:
1968年のニューヨーク。同性愛者の誕生日パーティーの中に呼ばれていない人物が来てしまったことで、少しづつ歯車がずれていく。そしてあるゲームを行う事になるのだが……
この作品は映画の設定と同じ、1968年初演の『真夜中のパーティ」という舞台劇の二度めの映画化だそうです。
パーティーに集まるメンバーのキャラクターが分かるオープニングから、怒涛の会話劇が始まります。この作品は上記したように舞台劇の映画化なのでワンシチュエーションの会話劇です。
それぞれの会話の中で悪口や皮肉が相当な早口で繰り広げられるため、少しでも画面から目を離すと何を言っているのか分からなくなってしまうのですが(所々、戻りながら観ました)、逆に言葉の応酬が気持ちの良い場面もあります。しかしダーティワードがかなり出てくるので勉強?にはなりますが実際には使えないですし、ダーティワードが気になる方は鑑賞には気を付けて下さい。
本来は誕生日パーティーに呼ばれていない人物のせいで徐々に歯車が狂っていき、あるゲームのせいでそれぞれが普段思っていても口に出せない想いや思い出を話す事になっていきます。
それによって他人を傷つけてしまったり、知らなくてよい事まで知ってしまったりと前半の楽しいムードとは全く違った雰囲気になっていきます。そして最後もかなりビターな終わり方だと思います。
この作品に出ている俳優はオープンリーゲイの方々で、当事者キャスティングをすることでよりリアルな表現になっているのではないでしょうか?
なにより元になった演劇が今よりも差別や偏見の強かった1960年代に上演されたことが本当に素晴らしい事だと思います。
誰かを好きになって嫉妬したり、嫉妬している気持ちを持て余して誰かを傷つけてしまったり、自分が許せなくて周りにつらく当たってしまって、その事でまた自分が許せなくなったりと性別も性的嗜好も関係ない普遍的な感情の物語だったと思います。もちろん世間の偏見や差別を内面化してしまっているからこそ抱く感情だったりすることもありますが……
観終わって他の人とこの映画について話をしたくなりましたし、先週も書きましたが誰かとその映画について話したくなる映画はとても豊かな作品なんだと改めて思いました。
それでは衣装を見ていきましょう。
今回は特定の誰かではなく、登場人物全員の格好に注目してたいと思います。時代設定の1960年代の格好をしっかり再現しているのですが、衣装によってその人物の性格もしっかり表現されていたと思います。しかもそれぞれの格好がとても良いので是非、そこにも注目して頂ければと思います。
それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。

ビームス プラス / ワーク パッチワーク マドラス
カラー:ピンク
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥26,400(税込)
商品番号:38-11-1909-139
毎シーズン使用しているマドラスチェックを数柄組み合わせたパッチワーク生地で作ったワークシャツです。
デザインの元にしているのは1950年代のストアブランドのワークシャツでかなりゆったりしたサイズバランスにしていて、体格の良い方でもゆったりと着ていただけると思います。自分でこのワークシャツはMサイズを着ているのでサイズバランスはかなり大きいです。
色はピンクをベースにしているのですが、グレーの生地も入っているので可愛くなり過ぎず様々なコーディネートに使っていただけるのではないでしょうか?
ワークシャツとしてチョアジャケットやデニムジャケットのインナーとして、またマドラスチェックのシャツとしてブレザーの中にも良いと思います。何より通気性も良いので暑くなっていくこれからの季節に活躍する一枚です。
こちらも既に店頭にございますので、気になる方は近くの店舗に問い合わせていただければと思います。
それでは『ボーイ・イン・ザ・バンド』お楽しみ下さい。
コヴ