「ゆっくり」を着る

大崎 優輝 2026.09.02

みなさんこんばんは。


ビームス プラス 大阪の大崎です。

夏のお買い物はもうお済みでしょうか?

これから秋冬のアイテムたちが続々と入荷してくる中で、早く次のシーズンの洋服を楽しみたいとソワソワしている方もいれば、まだまだ気温が高く、今の時期からすぐに使えるアイテムをお探しの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな今回は、夏から秋にかけて長く楽しんでいただけるアイテムをピックアップして、ご紹介させていただきます。

今回ご紹介するのは、〈BEAMS PLUS〉のスウェット達を。



洋服を選ぶとき、シルエットや色、素材、ディテールなど、目に見える部分に目が行きがちですが、今回は少し違った角度から。

このスウェットが「どのように作られているのか」、そして「どのように着ていくのか」。

そちらについて少し掘り下げてみたいと思います。


今回使用しているのは、「アズマ裏毛」。


この生地を語るうえで外せないのが、「アズマ編み機」という旧式の編み機です。

現在の生地作りでは、より速く、より効率的に生産することが求められることが多い。

そんな中で、アズマ編み機はとても「ゆっくり」と生地を編み立てます。

一日に編める生地の量も決して多くありません。

効率だけを考えれば、決して優れた機械とは言えないかもしれません。

それでも、この編み機を使い続ける理由があります。

ゆっくりと編み立てることで、糸に余計な負荷をかけず、ふっくらとした膨らみのある生地が生まれる。


触ったときの柔らかさだけではなく、程よい肉感とコシがあり、どこか素朴で、昔ながらのスウェットを思わせるような表情があります。

つまり、このスウェットは、

「早く作る」こととは少し違う価値観から生まれている。

そこが面白いところです。

一日着て、洗って、また着る。

そうやって時間を重ねることで、少しずつ自分の身体に馴染んでいく。

新品の状態が完成ではなく、着る人それぞれの時間が加わることで、少しずつ表情が変わっていく。

デニムを「育てる」という感覚がありますが、スウェットにも同じような面白さがあると思っています。

特に今回のカットオフスウェットは、袖口の仕様も含めて、着込んでいくことで少しずつラフな表情が生まれていきます。




BEAMS PLUS/Sweat Short Sleeve Cut-Off
カラー:OATMEAL,ASH,GREY,BLACK,PINK,D.GRN,SAX,NAVY,PURPLE
サイズ:S,M,L,XL,XXL
価格:¥13,200-(税込)
商品番号:38-03-0010-103


まずは「Sweat Short Sleeve Cut-Off」。

スウェット生地を使用した半袖のカットオフ仕様。

見た目だけで言えばTシャツに近いアイテムですが、袖を通してみると、その違いはしっかりと感じられます。

Tシャツよりも肉感があり、身体のラインを拾いすぎない。

一枚で着たときにも、生地そのものの存在感があります。

袖口はカットオフ仕様。


この少し無造作なディテールが、スウェットの持つラフさと非常に相性が良い。

「Tシャツでは少し物足りないけど、長袖のスウェットを着るにはまだ暑い。」

そんな今の時期に、ちょうどいい一枚です。


カラーバリエーションも豊富でどれも悩ましい。




BEAMS PLUS/Sweat Shorts
カラー:OATMEAL,ASH,GREY,BLACK,PINK,D.GRN,SAX,NAVY,PURPLE
サイズ:S,M,L,XL,XXL
価格:¥18,700-(税込)
商品番号:38-25-0155-103

そして、もう一つが「Sweat Shorts」。

こちらもアズマ裏毛を使用したスウェットショーツです。

スウェットショーツの魅力は、何と言ってもリラックスした穿き心地。


程よく肉感のある生地によって、穿いたときのシルエットにも立体感が生まれます。

Tシャツと合わせてシンプルに。

シャツを合わせて少しトラッドに。

あるいはジャケットやスポーツコートのようなアイテムと合わせて、スタイリングの中にスウェットショーツを取り入れてみる。


ラフなアイテムだからこそ、合わせるものによって表情が大きく変わります。


ゆっくりを、楽しむ。

着て、洗って、また着て。

少しずつ身体に馴染み、自分の生活の中に溶け込んでいく。

今回のスウェットは、そんな洋服との付き合い方を改めて感じさせてくれるアイテムだと思います。

速さや効率が当たり前になった今だからこそ、

「ゆっくり作られたものを、ゆっくり着る。」

そんな時間を楽しんでみるのも良いのではないでしょうか。

まだまだ暑い夏。


まずは一枚で。

そして季節が進めばシャツやジャケットと合わせて。

夏から秋へ。

長い時間をかけて、ぜひ自分だけの一着に育ててみてください。

それでは、また次回。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。



大﨑