この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。

こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第339回目はこちら

『第十七捕虜収容所』(1953)
監督:ビリー・ワイルダー
出演:ウィリアム・ホールデン / ドン・テイラー / オットー・プレミンジャー / ロバート・ストラウス / ハーヴェイ・レンベック / ピーター・グレイブス
あらすじ:
第二次世界大戦の末期、ドイツの第十七捕虜収容所の下士官ばかりを収容している兵舎から二人の兵士が脱走を試みるが、ドイツ兵に待ち伏せされて射殺されてしまう。兵士の中で脱走が失敗すると最初に言ったセフトンは浮いた存在になってしまうのだった。また自分が持っている物を交換してドイツ兵との取引に使ったりしていた為に他の兵士からスパイの容疑をかけられてしまう……
脚本家出身のビリー・ワイルダー監督の作品で、上記のあらすじを読むとシリアスなサスペンス作品の様に見えますが、かなり軽い感じのコメディ部分の多いサスペンスコメディ作品です。
捕虜収容所内の事を描いていますがそこまで悲壮感のある話ではなく、結構自由に過ごしている事がわかります。みんなでバレーボールしたりタバコ吸ったり、クリスマスには即席の楽器を弾いて踊ったりもしています。
しかし脱走を企てると待ち伏せされて失敗したり、戦況を知るための隠していたラジオを発見されてしまったりとこちら側の情報が洩れているのではないかと皆が思い始めます。そしてその疑いの目が向けられるのが色々と上手くドイツ兵とも取引をしていた主人公のセフトンです。
そしてある事が切っ掛けでリンチされてしまい、味方がいなくなってしまいます。そんな状況でセフトンは本当のスパイを探し始めるのですが……
シリアスとコメディのバランスがとても上手く、物語に緩急があるので最後まで飽きずに観る事が出来ました。セフトンがどの様な些細な事からスパイを見つけどの様に復讐をするのかは是非、ご自身で確かめていただきたいと思います。
ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。
舞台になる兵舎にいる兵士達は飛行機乗りが多いのか、結構「B3ジャケット」と思われる物と「A2ジャケット」と思われる物を着ている兵士が多いです。白黒作品なので詳細が分からないので多分、そうじゃないかと思われるというレベルの話にはなってしまいますが……
しかもボロボロで袖口なんかは破れていたり、生地が裂けている物を着ていたりと捕虜感がしっかりありました。あとコメディリリーフの2人のキャラクターがいるのですが、この2人はほとんどつなぎの下に着るウールと思われるつなぎ上のインナーでウロウロしていて、たまにPコートを羽織っているのもかなり印象的でした。白黒作品で分かりずらい所はかなりありますが、それぞれの兵士が着ている物にも注目して頂くとより面白いのではないでしょうか?
それでは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / ミルシャツ スーピマヘリンボーン ビッグカモフラージュ
カラー:ベージュ、オリーブ
サイズ:S,M,L,XL,
価格:¥69,300(税込)
商品番号:38-11-2049-139
ヴィンテージのアーミーユーティリティシャツをベースにしたミリタリーシャツで袖口のカフ部分をイッテコイ仕様にしたり、裾を直線的なスクエアカッティングに変更しボックスシルエットに仕上げています。シルエットはゆったりとしたリラックスパターンを採用し、シャツとのレイヤードをしやすい形です。
スーピマコットンを使用した杉綾柄のしっかり出たヘリンボーン生地をベースに、手捺染(てなっせん)という技法を使い顔料を一色づつ手でプリントしていく手法を採用しており、元の生地自体もかなり滑らかな良い生地な上に職人が手でプリントを施している為にかなり存在感のあるシャツに仕上がっております。
自分は初めて見たときから絶対に買おうと決めていたシャツで、着続けていった時の経年変化が楽しみな一枚です。上記した様に一枚でも着れるのですがもう少し気温が下がってきたら、シャツを中に着たりタートルネックのカットソーやハイゲージのニットとのレイヤードもしてみたいと思っております。
なんにせよ相当派手なシャツなので、この秋冬の主役になること間違いないと思います。こちらのシャツも既に店頭に入荷しておりますので、気になる方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。
それでは『第十七捕虜収容所』お楽しみ下さい。
コヴ